みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
99.随分テイストが変わったけど、仲間がいるといいな。 【TERU】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2024-11-14 22:02:31) 98.個人的に初めて観た「バットマン」の映画は、本作の直接的な続編である「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」だった。1997年に映画館で鑑賞したあの映画は、イロイロな意味でどうかしている作品で、当時高校一年生だった僕に、偏ったバットマンのイメージを植え付けてしまった。 その結果、前作であった本作はおろか、ティム・バートン版の2作品も観ることなく、2005年のクリストファー・ノーラン監督作「バットマン ビギンズ」が公開されるまでバットマンに触れることは無かった。 そして更に時が経ち、ティム・バートン版に触れつつ、ノーラン監督の三部作を終え、ベン・アフレックがバットマンとなった「ジャスティス・リーグ」を経て、今年また新たなバットマン映画が公開される矢先に、ようやくこの「フォーエバー」の鑑賞に至った。“Mr.フリーズ”から実に25年、無駄に感慨深い。 僕の中では“残された”バットマン映画だったが、率直な感想としては、今まで鑑賞に至らなかったことを少し後悔するくらいに、魅力的な娯楽映画だったと思う。 クリストファー・ノーランが描いたバットマンや、サム・ライミが描いたスパイダーマン以降のアメコミ映画ファンとしては、良い意味でも悪い意味でも極めて“マンガ的”な本作のテイストは、一周回ってフレッシュで、ヒーロー映画の原点を観たような感覚さえ覚える。 監督こそ異なるが、一応はティム・バートン版からの流れを汲むシリーズ3作目という位置づけもあり、余計な説明描写は差っ引いて、冒頭からいきなりメインのヴィランとの攻防を描く展開が、アクセル全開という感じで小気味いい。 各アクションシーンを彩るケレン味たっぷりの美術や装飾も90年代のヒーロー映画の味わいを象徴しており、シンプルに観ていて楽しい。 そしてなんと言っても、キャスト陣がみな良かったと思う。 先ずは、トミー・リー・ジョーンズ&ジム・キャリーが演じるヴィランズのイカれっぷりがサイアクでサイコー。それぞれのキャラクターがヴィランに落ちた経緯やバックグラウンドなんてそこそこにして、名優二人が嬉々として狂人を演じるさまが素晴らしかった。 ヒロインを演じるのは、こちらも大女優ニコール・キッドマン。当時既にスター俳優だったとは思うが、その風貌はまだまだ瑞々しく、麗しいヒロイン像を体現していたと思う。 そして、個人的に最も不安視していたのは、バットマン役に抜擢されたヴァル・キルマーだったけれど、想像以上にバットマン=ブルース・ウェインというキャラクターにマッチしていたと思う。 本作では、ヒーローとヒロインのキスシーンが繰り返し映し出されるけれど、それも納得のセクシーな口元が印象的だった。何故次作の「Mr.フリーズの逆襲」ではバットマン役が交代になったのか、少々疑問が残る。 と、想定外の満足感と共に鑑賞。この流れで「Mr.フリーズの逆襲」も25年ぶりに観てみようかな。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-13 01:07:03) 97.ティム・バートンの世界観の劣化普及版という感じ。本物のカニに対するカニカマ的な。 主役級5人はそれぞれがんばっていたと思いますが、勝手に盛り上がってカラ回りしている印象。可もなく不可もなく、定番のアクションがあって定番の結末に至りましたというだけのお話です。何が「フォーエバー」なのかもよくわかりません。 なお「ロビン」というキャラは原作に登場するらしいですが、個人的には、ずっとバットマン1人で孤独を噛み締めつつ戦い続けてほしかったかなと。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-11-25 03:18:46) 96.前作には強烈な作家性を感じたが、本作は良くも悪くも普通の映画になってしまったという感じ。個人的にはイビツで悪臭を放つ前作の方に惹かれてしまいます。ニコール・キッドマンの美しさとジム・キャリーの芸達者さが際立つ。あと老執事も良かった。それ以外はあんまり印象に残らなかったなあ。あと前作まで音楽を担当したダニー・エルフマンの偉大さを思い知らされました。 【すらりん】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-08-30 00:55:42) 95.《ネタバレ》 なぜだか、すっと頭に入ってこない。ごちゃごちゃしてるイメージ。詰め込みすぎてるのかも知れません。そして、バットマンが似合ってないような気がします。ニコール・キッドマンさんはこの世の物とは思えない美しさ。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-12-01 22:35:04) 94.ジム・キャリーとトミー・リー・ジョーンズの印象が強すぎて、バットマンのかっこよさは全く伝わりません・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 5点(2020-04-29 23:59:09) 93.アートっぽいティム・バートン版とリアルなダークナイトシリーズに挟まれ、知名度が低く地味な印象のあるジョエル・シューマカー版。個人的にはエンタテイメント性は一番だと思うので、良い意味で一番子供向けで家族で楽しめる内容になっているかと思います。 バットマンはマイケル・キートンからヴァル・キルマーに代わり、トゥー・フェイスを演じるトミー・リー・ジョーンズ、リドラーを演じるジム・キャリー、バットマンのサイドキックのロビンを演じるクリス・オドネル、若くてかわいいニコール・キッドマン、実はいたんだドリュー・バリモア(?)と豪華キャストで楽しめます。 バットマンに興味がない人は本作が一番軽くて取っつきやすいのではないかなと思います。 【映画の夢】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-06-08 17:18:40) 92.《ネタバレ》 ○監督・主演入れ替えの続編だが、新バットマンのヴァル・キルマーは割といい感じだった。○しかし、今作は良くも悪くもジム・キャリーの映画だった。トミー・リー・ジョーンズもなんか違うなという違和感が先行。○そして何より初期シリーズはどうも話自体がチープなんだな。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-12-21 22:34:21) 91.《ネタバレ》 ジム・キャリーファンにはおすすめ。 さすがジム、こういうのぴったりですね。 見ててほんとおもしろかったです。 まあそこ以外おもしろくなかったということなのですが。 【らんまる】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-06-24 23:05:03) 90.《ネタバレ》 バートン版の色彩の少ないゴシックな世界観から一転、極彩色に彩られた怪しげで乱痴気騒ぎといった様相のゴッサムシティ。これはこれで結講好きな世界観です。冒頭でパトランプなどの照明がギラギラ輝く光景は、前作までは無かったものです。同じシーン内でも、状況が変われば照明の色味も変化させていて芸が細かいですね。陰の強調から光の強調をする演出になっています(どちらも同じことか?)。その影響からか、エロチックなシーンも増えました。ニコールキッドマンが、バットマンのスーツを指先で撫でるところなんてドキドキします。そもそもスーツのデザイン自体が無駄にエロチック。 しかし、敵キャラクターは少々魅力不足でした。トゥーフェイスは、せっかく「二面性」のあるデザインなのにそれを活かしきれていないし、エニグマも、単に頭のいいバカって感じでした。役者がそれぞれ熱演している分もったいなかったです。 クライマックスの救出シーンは、ヒロインよりも相棒を助ける時のほうがドラマチックに描かれていたのは笑えました。これも監督の性癖なのでせうか・・・。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-04-05 09:58:09) 89.《ネタバレ》 いつもオープニングだけはわくわくするんだけどなあ。うーん今回はヴァル・キルマーになったのかあ。前任と同じくマジメだなあ。マジメなだけだなあ。N・キッドマンは添え物程度の扱いだし、two facesのT・L・ジョーンズは健闘するもニコルソンの二番煎じの感は払拭できず。しかもなんか強敵というより邪魔者といった感じだな。そして“バットマンに出たぞー!”とやる気まんまん、一人ノリノリなのがJ・キャリー。顔も身体もよくああいう動きできるよなあ、と感心します。サイコな変態を熱演してみせました。ハリウッド広しといえど、この人の席に取って代わる奴は今のとこいないでしょうね。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-10-22 00:38:35) 88.《ネタバレ》 悪役のジムキャリーは相変わらず、もう一方のあんなにはっちゃけてるトミーリージョーンズは見る価値あり!?ニコールキッドマンはいちいちセクシーでしたね。間接的にウェインが大好きとわかった時のバットマンのにやりが印象的なシーンでした。終盤ちゃんとロビンになってからはなんにもしてないような・・・もっと活躍が観たかったですね。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-08-26 01:25:31) 87.《ネタバレ》 これは…ジム・キャリーのワンマンショーね。 彼が好きな人にとってはいいんでしょうけど、アタシは…あまりにジム・キャリー色が強すぎて若干食傷気味よ。 新生バットマンのヴァル・キルマーは、アタシは良かったと思うわ。 耳元であの渋い声で囁かれたらイチコロよ。 アタシ的にはお顔もマイケル・キートンより好きだし。 ニコール・キッドマンはちょっと残念だったかしら。 ビックリするほどキレイなんだけど、なんか影が薄いのよね…。 ブロンド美女ってのが一作目のキム・ベイシンガーとかぶってるし。 クリス・オドネル演じるロビンもそれなりにかわいかったんだけど、ラストなんてどう見ても足手纏いにしかなってないわよね?? ちゃんとトレーニングしてから相棒デビューしなさいよっ!!ってちょっとイライラしちゃったわ。 ホホ。 …なにげにドリュー・バリモアが出てたりもするし、とっても豪華な映画なんだけど…ジム・キャリーのせいでアタシ的にはどうもイマイチな仕上がりだわ。 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-24 14:55:34)(笑:2票) 86.先日『バットマン』をウチの子供たちと観たらなかなか好評で、以降何かにつけ「バットマン、バットマン」と言うもんで、ではもう一作。ただし『リターンズ』はさすがに子供が楽しむには厳しいかと思われるのでこれはパスし、『フォーエヴァー』へ。敵の怪人は2人出てくるし、味方も増えるし、かなりオコサマ向けだからイケルかと思ったんですが、まあ、それなり、ほどほどに楽しんでましたかね(バットマン役が代わっている点、説明を要するところではある)。今回の敵はまず、ナゾナゾ大好きのナゾラー(←という名前だったと思うのだが・・・)。体中がハテナマークの衣装、しかもこれがピカピカ光ったりするあたり、さすがは衣装担当出身のジョエル・シュマッカー監督(←全然感心してないくせに・・・)。この安直なキャラ、ゴレンジャーの「○○仮面」を彷彿とさせるものがありますね。そしてもう一人の怪人はトゥーフェイス。これを演じられるのはトミーリーではなくて、やっぱしトム・クルーズじゃないですかねえ(アイスマンと奥さんがイチャイチャしてりゃ、そりゃトゥーフェイスにもなろうってもの)。それはともかくとしまして、この第3作。常識範囲内のバカバカしさ、きらびやかさで、4作の中では一番マトモだと、(少なくとも今回見直すまでは)思ってたんですが、その分やっぱりちょっと「弱い」のかな、と。一通り物語を追ってみました、ゴテゴテでハデハデな感じも一通り盛り込んでみました、みんなが観て喜ぶような楽しい作品にもしてみました。でも、それだけ、という印象。前2作からの「それなりに踏襲、それなりに路線変更」だけで終わってしまって、張り合いの無い作品になっちゃってる。緊張感の欠如。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-09 11:02:05) 85.《ネタバレ》 ロビンは顔(頭部)だけが無防備で素敵だった。女博士は中途半端で、もっとこの映画に合った存在感のある人がやれば良かったと思う。ヴァル・キルマーの良いところは、口元がバットマンのマスクに向いていたところ。この映画で良かったのはジム・キャリー。素晴らしいです。ステッキさばきも相当練習したんでしょうね。リドラーあっての映画。その他は1、2作目の方がいいです。 【大谷イレブン】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-06-26 13:32:26) 84.悪役2人の切れっぷりが清々しい。ひたすら生真面目なバットマンとの組合せが漫才の名人トリオみたい。漫画の見事な映像化。 【番茶】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-26 08:50:28) ★83.《ネタバレ》 二代目バットマンはヴァル・キルマー。バットマンと相棒ロビン、ハテナ衣装の科学者・リドラーと二面相・トゥーフェイス、二対二のタッグバトルが今作の見所ですね。チェイス博士への淡い恋心や自らの宿命に対する苦悩などバットマンの内面を掘り下げていました。ヒーロー物ストーリーの退屈さは相変わらず。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-10 19:42:10) 82.《ネタバレ》 「バットマン映画」というのはひとつのジャンルらしい。しかし「バットマンとはこういうもの」という視点を持たずに観たらこれはかなりのバカ映画だ。バカキャラにバカ台詞にバカプロットにバカアクションにバカストーリー。それでも金かけたセットに豪華俳優を熱演させればなんとかなる。声が渋いヴァル・キルマーはしょうもない台詞でもなんとなくキマる。背景はセット臭いがとにかくカラフルだし、終始全部がセット臭いのでかえって気にならない。これはきっとセット星での物語なんだろう。この監督についてよく知らないのだが、「開始10分の間に一大スペクタクルを見せる」という技法の信奉者であるようだ。冒頭から始まって海に落ちたシーンのところで経過時間を見ると驚くぞ。とにかくあらゆる分かりやすいネタを仕込むのが好きなようで、観てるうちにだんだん思考能力が奪われてゆく。ビッチ心理学者とロビンを同時に助けるシーンは何が何だかわからないが、分かろうとする気が起きないので問題ない。かようにバカバカ言ってけなしているがけっこう楽しく観てしまったので5点。 【tubird】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-04-21 23:09:15) 81.リドラーのめがねかっこいい 【くまさん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2010-03-19 21:50:43) 80.一作ごとに悪役の魅力が減じていた。あるいはゴッサムの市民の恐れおののいている気配が薄れてきてしまっている、ということ。躁病的な悪漢という一線は守っているが。ジム・キャリーに凶々しさを見る目のつけどころは悪くなかったが、「狂った馬鹿」の怖さには至っていない。トミー・リー・ジョーンズは、善悪二面、コインの裏表いうキャラクターがあまり生きていない。全体この作品で敵に必要なのは「悪」よりも「狂気」の魅力なので。正義の味方ってのは、見知らぬ他人のために働くわけで、だからマスクをして個性を隠し抽象的な存在にならなければならないのか。そして抽象的な賞賛を受け、本人は孤独ってところに、かっこよさがあるのかも知れない。でもスーパーマンは素顔だったなあ、素顔なのに気づかれないことになっていたなあ。眼鏡掛けただけでクラーク・ケントになってた、ってのも考えればすごい。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-03-01 11:58:52)
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