みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
8.《ネタバレ》 公開順とは別に、先にBeginingから見て、その後こちらを鑑賞。 知り合いからはこの順番の方が良いという話を聞いて。まあ原作では回想シーンの所を細かくやってるだけなので、順番は構わないかなという感じで。 結論としては、やっぱり公開順で見た方が良かったかなぁという気持ちはありました。 なんせBeginingの出来が良い。あちらが漫画漫画したキャラや演出が少なめで、真剣での物語展開というのもあり映像的にもお話的ににもあちらの方が良かった。 なのでまあ順番は間違えたなぁとは思ったけど、これはこれで。 原作は一通り読んだつもりだったんだけど、人誅編の話はほぼ何も覚えていなかったので、半分ぐらいは初見の気持ちで見れました。 原作であった剣心が負ける場面とかは無かったけど。あと薫(偽)が斬られるところとか。 まあこれまでのるろ剣映画同様、うまくまとめ切ったんじゃないでしょうかね。 原作を読みたくなりましたね。 音楽があざといとかそういうのはあんま気にならなかったかなぁ。邦画って所詮そんなもんでしょ?という偏見があるので、補正がかかって気にしないようにしてたのかもしれませんが。 るろ剣はとにかくアクションのスピード感を見せられればよいので、そこは成功していた気がしますね。 これで終わりかーって寂しい気持ちを持ちながらの退館。後日談的な話もやってると思うんですが、そういうのもいずれは映画化するのかな?さすがに厳しいのかな? 邦画でも派手なアクションはがんばれるんだという事を十分見せられたと思います。ファブルとかは見てないけど、最近の邦画は頑張ってると思うので、「邦画だから」という枠にとらわれず、どんどん派手なアクションも撮っていってほしいですね。 ただ漫画原作の実写化で、特にジャンプコミックス的なものはるろ剣ぐらいが漫画と実写の差異で許容できる範疇なのかなぁとも思ってます。漫画漫画した演出・キャラの要素が強くなると、実写とのミスマッチ感が強くなってしまうので。 実写版るろ剣も必殺技の名前を叫んで戦うシーンはほぼ無いので、この辺を入れてしまうと漫画感が強くなりすぎるという配慮なんでしょうね。 なのでるろ剣が良い題材なだけに、今後はこのような漫画実写に耐えうるバトル漫画のネタが切れないかが心配ですかね。もちろん、設定的に現代のものは実写化は問題ないけど(それこそファブルだとかクローズだとか)、それこそマーベル映画のような明らかにリアリティのないものを邦画でもうまく実写化するための元ネタってのが中々思い浮かばない(鋼の錬金術師のトラウマが強いだけかもだが)。 もちろんそんなに漫画を読みまくった人間ではないので俺の知らない良い題材が他にもいっぱいあるのかもしれませんが。そういう、予想を超えた新たな邦画実写映画にも期待しております。 【みーちゃん】さん [映画館(邦画)] 6点(2021-08-02 10:20:14)(良:1票) 7.原作のマンガから約20年ぶり 映画1作目(2012年)から約10年ぶり 長い歳月をかけたからこそ、キャスト共に磨き上げられた作品 たどり着いた最終章はその名に恥じない出来栄え (おそれながら「志々雄編」の2作は未見) 話としては「志々雄編」が一番長くそして盛り上がるが、 本作の「人誅編」は剣心自身の物語を締め括る最終章の話。 過去の贖罪と、そこから未来へ歩む最大級のエピソード。 るろうに剣心の原作ファンとしては外せない内容です。 アクションシーンがとにかく豪華。 1作目と比べ、アクションの見応えが段違い。 幕末最強(という設定)を存分に感じさせるアクション。 これも10年という時間で進歩したおかげかな、と。 一部の配役には相変わらず苦い思いもしますが、 今回の雪代巴・縁に関してはカンペキにハマり役。 有村架純(巴)が観たくて鑑賞したと言っても嘘ではない。 この配役も既存役も10年の熟成があったからこそでは。 原作には無いスペシャルゲストもあります。 逆に、原作とは少し改変されて、なくなった部分もあり。 左之助なんかは見せ場なくなってもうた…。 【愛野弾丸】さん [映画館(邦画)] 8点(2021-07-25 19:13:19)(良:1票) 6.《ネタバレ》 どこで物語が終わって次作に繋がるのかと思って観ていましたが最期まで走り続けました。「The Final」と「The Beginning」。なるほどね。次が全ての始まりで最後の作品ですね。邦画も派手なアクション大作が作れるのを証明してくれたシリーズ大好きです。 【いっちぃ】さん [映画館(邦画)] 7点(2021-07-17 21:31:25) 5.《ネタバレ》 冒頭の縁の列車のシーンはかなり良かった(コレ、原作には無いシーンですよね?原作の漫画を読んだことがあるのですがこんなシーンなかったような気がしています)、これで期待値がグーンと上がったのですが、残念ながらここが個人的ピークでした。あとは代わり映えのしない同じようなシーンばかりで…。あっ、操の殺陣は良かったです。原作に忠実な感じがして太鳳ちゃんはまり役だったと思います。 全体的には暗いシーンが多く(内容的に仕方ないのですが)、そして悲しいシーンに悲しい音楽が大音量で流れる…、、、この辺りの見せ方をもう少し工夫して欲しかったというのが正直な感想です。あまりにもテンプレすぎるかと。 2部作と聞いていたのに、ラストまで駆け抜けたので、順番を間違えて見たのかと焦りました。色々書きましたが、アクションシーンは本当に頑張ってるなと思います。 【はりねずみ】さん [映画館(邦画)] 6点(2021-06-27 00:20:54) ★4.《ネタバレ》 シリーズ第4弾、最終章の前編。原作の「雪代縁編」を実写化。復讐に燃える姉コンの縁率いる上海マフィアに対して、剣心一派総出で迎え撃つ東京市街地戦。終盤は筋骨隆々の縁と剣心の「私闘」。主要キャラ総出演でシリーズ集大成の様相。アクション重視で見応えがあった。「ビギニング」の後にこちらを観ちゃったが不具合なく良作。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 7点(2021-06-19 23:13:59)(良:1票) 3.《ネタバレ》 とにかくワイヤーアクションで見栄えが素晴らしいです。言わば快感映像。 ただ・・ 刀の一振りで、人が何人も飛ぶし、東屋も破壊してしまいます。 もはや、チャンバラではなく、サイコバトルの領域です。 敵もダースベイダーみたいなのいるし、江戸時代から12年後とは思えない武器などが 次々出て来て、変です・・。バズーカ砲とマシンガンのワンボディとか無理です。 刀で串刺しにされて、死人が出ないって、どんな先進医療体制なのか疑問符だらけ。 大量殺人で死刑が当たり前の悪人たちに、「生きて償え」とかも、変です。 その根拠は、刺されても、火傷負っても、爆弾に吹き飛ばされても、被害者たちや 警察官たちは、「怪我人」だったという事になってるからなんですよ・・ ストーリーが破綻してるのに、そのまま映画にしてしまう、この監督は、 エヌエチケーのドラマ「ハゲタカ」が有名でして、期待してたんですがねえ。 ただ、そんなお花畑アクション映画ですが、勢いがありまして、結果面白いです。 プラスマイナスありますが、日本の娯楽映画の牽引作品として評価致しまして 点数は大甘かも。 追伸・・ 新田真剣佑君の、極小のサングラスの存在意義が謎でした (笑 【グルコサミンS】さん [映画館(邦画)] 8点(2021-06-12 21:41:24) 2.《ネタバレ》 原作者の和月伸宏が自他共に求めるアメコミファンであるが故に、今作は原作の段階からアメコミ色が強い。 僕自身は、アメリカン・コミックスそのものへの造詣が深いわけではないが、アメコミ映画は大好き。その自分の根本的な趣向が週刊ジャンプ連載当時からの「るろうに剣心」ファンに至らしめているのだろうと、今となっては思う。 そして、この実写映画化シリーズも、原作漫画が持つ趣向をビジュアル的にはきっちりと再現しているからこそ、MCUをはじめとするアメコミ映画に最も近い日本映画になり得ていると思える。 原作ファンとしても、アメコミ映画ファンとしても、それはとても嬉しいことではあるが、だからこそ口惜しい部分も大いに感じるシリーズであり、この最新作においてもその惜しさは拭いきれなかった。 公開を心待ちにしていた、というわけではないけれど、実は密かに期待はしていた。 原作ファンとしては、今作で描かれる“人誅編”も無論実写で観てみたかったし、このエピソードを「二部作」で描くことは、映画の連なりとして効果的に作用すると思えたからだ。 原作のストーリー展開を正確に映し出すとしたら、「前編」となるであろう二部作のうちの一作目は、見紛うことなき「悲劇」で幕を閉じるであろうことが一原作ファンとしては想定できた。 そして、圧倒的「絶望」によって文字通りのどん底に叩き落されたヒーローが、再び立ち上がることができるのか、否か。 それは「後編」として控える次作に向けての極上の前フリであり、それこそアメコミ映画の最高峰「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」から「エンドゲーム」に向けての連なりを彷彿とさせるに違いなかった。 が、しかし、実際に映し出されたこの二部作“前篇”のストーリーテリングは、その想定から大きく外れていた。 そもそも、今作においては一言も「前編」という表記はなく、「The Final」と銘打たれていたわけだから、当たり前といえば当たり前なんだが、今作は原作漫画で言うところの“人誅編”の「前編」という位置づけではなく、あくまでもシリーズの「完結編」として、この一作のみで物語の終幕まで描ききってしまった。 ヒロインの○○シーンを今か今かと身構えながら、クライマックスに臨んでいた者としては、「アレッ?」と肩透かしを食らったことは否めない。 原作の“あの展開”をすっ飛ばしてしまったことは、敵役である雪代縁のキャラクター性や、彼の動機・目的を踏まえても、整合性と説得力に欠けた。 また、ストーリー展開が性急に感じてしまうと同時に、ドラマ的にあまりにも味気ないものになってしまっているとも感じた。 ヒロインの「悲劇」に伴うヒーローの「絶望」の様は、このエピソードのみならず、「るろうに剣心」という物語の根幹に関わる部分だけに絶対に描くべきだったと思う。 ただその一方で、現在の日本映画きってのエンターテイメントシリーズとしてしっかりと楽しめたことも確かだ。 “チャンバラ”というよりは“ワイヤーアクション”のテイストが強い縦横無尽のアクションシーンは、これまでのシリーズ作同様にケレン味に溢れ、素直に楽しい。 日本の時代劇というよりも、亜細亜全体の異国情緒や文化をミックスしたような世界観も、原作漫画の副題にもある“明治剣客浪漫譚”に合致していると思える。 そして、これも今映画シリーズを大ヒットに至らしめた大きな要素であるが、キャスト陣のキャラクターへのマッチング抜群だったと思う。 今作においては、やはり雪代縁に扮した新田真剣佑がちゃんとハマっていた。 父親(千葉真一)譲りの体躯の素晴らしさと美貌は、大いに心をこじらせたシスコン武闘派キャラクターを見事に体現していた。 また、神木隆之介演じる瀬田宗次郎を再登場させて、剣心(佐藤健)と背中合わせて戦わせる映画オリジナルシーンは、同じくジャンプ漫画の映画化作品「バクマン。」の主演コンビでもあり、そういうメタ的要素も含めて胸熱だった。 というように、なんだかんだ言いつつも娯楽映画として堪能している。 そして、「The Beginning」と銘打たれた次作は、言わずもがな、アニメファンのみならず、時代劇ファンからも評価の高いOVA「追憶編」の実写化という位置づけなのだろう。 そういうことならば、この「完結編」を無理くりにでも一つにまとめて、敢えて先に公開したことも理解はできる。 おそらくは、「The Beginning」の撮れ高が想定よりもずっと良かったものだから、公開順を逆にしたんじゃないかとすら思えてくる。 未見のOVAも鑑賞してみつつ、ひとまず次作を楽しみにしておこう。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 7点(2021-05-08 17:37:04) 1.原作未読、ただし「追憶編」だけは予備知識として観ておいた方がいいかなーと思って事前鑑賞。何度か回想という形で「Beginning」の映像も出てきたけど、有村架純の巴がなかなか良さそうで期待は高まるばかり。で、こちら「Final」はアクションに比重を置いていて、1作目から続くキレキレの殺陣で魅せてくれた。佐藤健の運動神経と真剣佑のムキムキボディは凄い。その他派手な爆破等、かなりお金がかかっていると見受けられるが、どうも最悪のタイミングでの公開になってしまい哀しい。こればかりはどうしようもないが…。期待を裏切るものではないので宣言が明けたら是非どうぞ。 【リーム555】さん [映画館(邦画)] 7点(2021-04-23 23:13:07)
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