みんなのシネマレビュー

マエストロ:その音楽と愛と

Maestro
2023年【米】 上映時間:129分
ドラマ音楽もの伝記もの配信もの
[マエストロソノオンガクトアイト]
新規登録(2023-12-18)【TOSHI】さん
タイトル情報更新(2024-01-24)【Cinecdocke】さん
公開開始日(2023-12-08)


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監督ブラッドリー・クーパー
キャストキャリー・マリガン(女優)フェリシア・モンテアレグレ
ブラッドリー・クーパー(男優)レナード・バーンスタイン
マット・ボマー(男優)デヴィッド・オッペンハイム
サラ・シルヴァーマン(女優)シャーリー・バーンスタイン
ケヴィン・トンプソン[美術](男優)監督
水樹奈々フェリシア・モンテアレグレ(日本語吹き替え版)
桐本拓哉レナード・バーンスタイン(日本語吹き替え版)
脚本ブラッドリー・クーパー
ジョシュ・シンガー
音楽レナード・バーンスタイン
撮影マシュー・リバティーク
製作ブラッドリー・クーパー
マーティン・スコセッシ
スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮ジョシュ・シンガー
配給ネットフリックス
特殊メイクカズ・ヒロ
美術アンドリュー・アックランド=スノウ
ケヴィン・トンプソン[美術](プロダクション・デザイン)
衣装マーク・ブリッジス[衣装]
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 『ウェストサイド・ストーリー』の音楽などで有名な、世界的作曲家で指揮者でもあるレナード・バーンスタイン。彼の波乱に満ちた生涯を実話を基に描いた伝記映画。監督と主演を務めるのは、俳優として長年第一線で活躍してきたブラッドリー・クーパー。観終わってすぐの率直な感想を述べさせてもらうと、「ザ・普通」。決してつまらなくはないんだけど、さして面白くもないという。バイセクシャルでもあった彼と、長年彼の浮気に悩まされてきた妻との愛憎渦巻く関係を軸に描かれるんだけど、これがすんごく浅い。なんだかどちらの思いにも表面的なアプローチしかされてないので、自分は全く感情移入できませんでした。よく分からない理由で喧嘩していつの間にか仲直りしてまた喧嘩して、最後はガンになった妻に愛情を取り戻して大団円……。子供たちもこの親に怒ってんだか許してんだかもよく分からないし。うーん、これ、なんか内容薄すぎじゃないですか?もっとドラマティックに描くことも出来ただろうに。まぁ、前半2人がラブラブだった時代を白黒のノスタルジックな映像で描いて、後半夫婦の関係がギクシャクしてゆく過程はカラーで生々しく描くというのは対比が効いていて良かったのと画面が次々と切り替わってゆくミュージカルタッチの前半部は普通に見応えあったので、5点。 かたゆきさん [インターネット(字幕)] 5点(2024-06-07 11:40:52)


2.《ネタバレ》 音楽家レナード・バーンスタインと愛妻のラブストーリー。モノクロの過去から色づいたカラーの未来へと映像が移行する。夫婦ともに老け役を名演。病により衰弱していく妻、とても30代の女優が演じているようには見えません。点数では表せない渋みを醸し出す作品。 獅子-平常心さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-03-05 05:15:31)

1.《ネタバレ》 偉大な指揮者で作曲家、『ウエスト・サイド・ストーリー』の音楽でも知られるレナード・バーンスタインとその妻フェリシアの関係を描いた伝記作品。バーンスタインの音楽での創造性や軌跡を描いた作品として見ると期待外れかも。基本的には夫婦ものとして見た方がいいのだろう。予備知識がないと驚くのは、バーンスタインは「バイセクシャル」らしく、フェリシアのほかに男性の恋人もいること。ただ、「三角関係」的な描き方でもなく、あくまで焦点は夫婦の関係にある。この夫婦を演じたブラッドリー・クーパーとキャリー・マリガンが見事な演技を披露している。「マエストロ」と称される音楽家で奔放かつ身勝手なバーンスタインも、ブラッドリー・クーパーのおかげで、嫌みにならないチャーミングな人として描かれていたし、フェリシアが俳優としてのキャリアと家族とそして何よりも夫との関係に振り回されるなかで見せる、一本芯が通った美しさはさすがのキャリー・マリガン。

映画は二人のやりとりが中心ですが、音楽映画としてもバーンスタインが5分あまり髪を振り乱し汗まみれで指揮棒を振るマーラーの演奏シーンは圧巻。これだけでも見る価値があるし、エンドクレジットのおまけで二度美味しい。ぜひよい音響の環境で楽しんでください。

一方でいくつか疑問点も。一つは、画面のアスペクト比。4:3くらいで昔のテレビ画面みたいなのはなぜ。演奏シーンなどはスクリーンいっぱいで見たいと思うのだけど、人物ドラマが中心だよというメッセージなのかな。それから、バーンスタインの男性の恋人との関係性。フェリシア視線のバーンスタイン像であるからしかたがないのだけれど、男性の恋人たちは存在感もなく、人間性もよくわからない。そのため、とくに後半はすでに有力者であるレナードが、気に入った若者に「手を出している」感じになってしまうのがなんとも。これ、異性だったら間違いなく感じ悪いし、同性だったらいいというわけでもない。この作品はバイセクシャルとしてのセクシュアリティに焦点を当てたわけではないのだろうけど、それにしても、恋人たちの考えてることとか(最初のデヴィッドくらいかな、丁寧だったのは)全然見えてこないのはちょっと・・・。最後に、バーンスタインの鼻のメイク。あれはやりすぎでは。本物に似せてるのだろうけど、ああいう特殊メイクなしでも、十分に「レナード・バーンスタイン」を表現できていたと思うのだけれど。 ころりさんさん [インターネット(字幕)] 6点(2024-01-27 23:29:10)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 5.67点
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5133.33% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

2023年 96回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ブラッドリー・クーパー候補(ノミネート) 
主演女優賞キャリー・マリガン候補(ノミネート) 
脚本賞ジョシュ・シンガー候補(ノミネート) 
脚本賞ブラッドリー・クーパー候補(ノミネート) 
撮影賞マシュー・リバティーク候補(ノミネート) 
音響賞 候補(ノミネート) 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞カズ・ヒロ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2023年 81回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)キャリー・マリガン候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ブラッドリー・クーパー候補(ノミネート) 
監督賞ブラッドリー・クーパー候補(ノミネート) 

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