みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
48.菅原文太演じる広能が主役に復帰し、複雑な抗争劇をみせる。無駄が一切ない脚本と目まぐるしく展開していくストーリーには引き込まれるが、個人的に1・2作目ほどの衝撃と面白さではなかった。 【eureka】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-12-11 16:56:29) 47.シリーズ中イチオシの作品。 前作をしのぐ暴れっぷりにノックアウト。 成田三樹夫氏も登場! このシリーズは1作目をみると、依存症の如くシリーズ全部を一気に見たくなる。 しかし、一気に見るとキャスティングによって混乱を招くのが最大の難点。 死んでも死んでも出てくるゾンビ松方に乾杯! 【円軌道の幅】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-09-27 23:26:31) 46.現在(2010.9)放映されている某ビール会社のCMで、御年77歳の菅原文太が、物凄い風格を携えて立ち飲み屋でビールを飲んでいる。 ただのCMだが、菅原文太という大俳優のスター性を改めて感じた。それと同時に、昭和の日本映画史を彩ったスター俳優も、自然の摂理の中で徐々に少なくなってしまったことに一抹の淋しさを覚える。 そんな思いもあって、菅原文太の映画を観たくなった。彼の代表作と言えば、一にも二にも「仁義なき戦い」だろう。数年前に第一作目を観て、その溢れ出る映画のエネルギーに圧倒された。 番外編と評される第二作目を飛ばして、深作監督作品のシリーズ中、最も評価の高い第三作目の今作を観た。 「代理戦争」という副題が表す通り、やくざの組織対組織の思惑がぶつかり合う”かけひき”の様が色濃く描かれた作品だった。 菅原文太演じる広能昌三も、やくざ組織の中の愚かしい欲望の乱立の中で鬱積する場面が多く、一作目のような強大なエネルギーとインパクトは得られなかった。 やくざ映画らしい抗争シーンは何度か挟み込まれるが、トータルすると、どこの世界でもあり得る“政治劇”を観ているような印象を持った。 菅原文太の憤りが溢れる苦悩の表情で映画は終わってしまうので、観ている方もカタルシスが満たされぬまま苦悶してしまう。 どうしてこの作品がシリーズ中、最高評価を得ているのかは理解出来なかったが、シリーズを転換させていくための作品としては重要な人間模様を描いていると思う。 そして、単純に血で血を洗いのし上がっていく様だけを描かず、今作で描き出されたようなやくざ社会の中での“政治”の様や、盃の取り交わしと裏切りが表裏一体であるこの世界の異様なまでの愚かしさまでを、徹底して描き連ねたことが、この映画の孤高の価値に繋がっていると思った。 飛ばしてしまった第二作目も含め、この際、全シリーズ作品を観てみようと思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-09-10 16:25:37) 45.ちょっと目を離したら、もうついていけなくなる、複雑に入り乱れる組織抗争の回。 人十倍はメンツを重んじるヤクザたちがそれぞれに、屈辱の苦汁を飲み、復讐の笑みを浮かべ、野望と保身とに翻弄されながら右往左往する人間模様が、実に面白かった! 広能のようにカッコよくありたいと思いながらも、それぞれに逃避や保身や駆け引きや利害にせこせこと立ち回る面々に、他人とは言い切れないものを感じて、何とも言えない。 そんな中で、「男になりたい」という野望に命を散らす下っ端の儚さよ。遺骨を握りしめるシーン、原爆ドームの情景に、ほんとに「戦後映画」の生々しさが息づいている。 前フリ的な作品かもしれないが、戦後の目まぐるしい時代のうつろいと相も変わらぬ悲劇を活写した、ホントに面白い良作。 【せい】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-08-22 23:34:28) 44.《ネタバレ》 何といってもこの三作目の面白味は、ヤクザの抗争劇を冷戦の状況に照らし合わせた脚本の妙ですね。代理戦争が進み様々な策謀が行き交う中、その真っ只中に佇む仁義と理を兼ね備えた広能の何とカッコいいこと!その広能を立たせる為の脇役がまた魅力的です。 本編は「全面抗争はこれから」といった半端な所で終わりますが、映画の尺とスタンスを考えるとこれくらいが妥当なのかな。それでも少し物足りない気がしました。 【民朗】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-06-21 23:47:41) 43.山守組長みたいなやつはどの世界にもいるわな。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-01-20 23:15:30) 42.僕にとって広島のイメージを決定付けるシリーズとなってしまった「仁義なき戦い」。ヤクザ映画自体初見でしたが、これにはやられました。「昨日の敵は今日の友」という言葉がぴったりの乱世を生きる男たちの熱い戦い、そして権謀術数の数々。菅原文太の演技がうますぎで怖いこと怖いこと。他のヤクザ映画とは出来が違うと評されるのも頷けました。 それにしても深作欣二監督は昔はこんなに面白い映画を作っていたんですね。「バトル・ロワイアル」で騒いでいる若人たちにはこちらを観てほしい。かと言って僕は「ピストル・オペラ」で懲りているので、他の作品に手が伸びるかと聞かれれば伸びませんが。このシリーズをもっと観るかどうかは迷いどころです。 【枕流】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-01-10 16:39:02) 41.広島極道の新リーダー・武田明と『仁義』史上最もヘタレな親分・打本昇が登場する第三作。神戸の二大勢力が絡んでくる関係から、主要人物がみな盃外交を中心とする「静」の動きに徹しているため、他作品に比べるとちょっとドンパチが少ないようにも感じますが、逆にその駆け引き部分のドラマが非常に面白い。外に目をやれば打本組と明石組、討ちに目をやれば内紛、密告、寝返り、そして絶縁(松永の去り方がカッコ良過ぎる!)。そうやって右往左往する幹部連中に巻き込まれて次々倒れていく若者たち…。本作ほど下っ端の兵隊たちの悲哀が伝わってくる作品はないでしょう。 【とかげ12号】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-09-08 21:17:27) 40.《ネタバレ》 ここらあたりから、人間関係や組織の力関係が複雑になっていき一度観ただけでは良く分からなくなってきている。 ただこの複雑さがまた魅力! 人間一人々の描写もおろそかにしない。 ラストの葬式のシーンは無念のうちに死んだ者(渡瀬恒彦)とその無念を受け止める者(菅原文太)ただ悲嘆に暮れるもの(オカン)の構図が丁寧に描かれている。 「闘いが始まる時、まず失われるのが若い者の命である。そしてその死が報われたためしは一度もない。こうした死を積み重ねながら、広島ヤクザの抗争は拡大の一途に向うのであった」 【CBパークビュー】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2009-07-24 22:43:28) 39.シリーズを3本観てきて感じたことは、本シリーズが言われているほどには任侠映画の最高峰ではないということだ。 梅宮辰夫と渡瀬恒彦が使いまわしで別の役をこなしている時点で、何か違う。 それに、それぞれの作品の継ぎはぎ感が強く、シリーズ全体としてのつながりが甘い。 特に第三作目にあたる本作では、複雑な組織間抗争ばかり描いていて、任侠映画というより政治モノを観ているかのような錯覚をおぼえてしまったほどだ。 大体、ボンクラ頭という設定とはいえ、金子信雄をここまで重宝に扱うところに、役者不足の台所事情が見えてならない。 それに、田中邦衛などを脇役に使うのは、ヤクザ映画として考えると、少し違和感を感じる。 そんな中、小林旭だけは強い個性と迫力を発揮していた。 仁義なき戦いシリーズと聞けば、日本映画史上最高の任侠映画という先入観を持っていたが、沢山のヤクザ映画を観ていれば、本シリーズが最高峰でないことは薄々分かってくるのではないだろうか。 本シリーズに対して期待が大きかっただけに、失望感でいっぱいだ。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-04-05 00:02:07) 38.《ネタバレ》 いよいよ第三作、今まで以上に複雑にこんがらがりまくる人間関係と、不義理と優柔不断の数々。ホントにヤクザってのはロクな奴がいないな。この権力闘争はまるで政治家。今作は流石にシリーズを意識してか、次回作への布石に徹し、重要人物がバッタバッタと死ぬわけではなく、ジワジワと迫りくるでかい戦争の前触れをグダグダと描いていて、しまいにはいよいよって所で終わるという複雑なばっかりでロクでもない内容。なのにこの熱中っぷりはなんだ!この面白さはなんなんだ! 今作のMVPは一作目ではただのヘタレだったが、見事な腰ぎんちゃくっぷりで出世をはたした田中邦衛で。さっさと次行きましょ。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-09-01 13:16:42) 37.《ネタバレ》 今作は1作目に比べ駆け引き重視だが、なかなか見物で脚本も上手くまとめてあり、各組の攻防はかなり面白い。そして当然、文太さんは相変わらずカッコいい。初登場の小林旭はカッコいいが少し凄みに欠けた感がある。強烈なインパクトを残したエンディングも次回作を期待させ、かっこいい締めだった。 【TOSHI】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-03-21 12:43:23) 36.登場人物も増えて、目まぐるしく変わる組織図に、胸が熱くなりました。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-16 01:58:54) 35.《ネタバレ》 ストーリー上、最も盛り上がりを見せる本作。下っ端の渡瀬が、ゴミみたいに使い捨てされるのが見ていて可哀相。遺骨を握り締める文太さんに痺れまくり。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-11-29 16:49:15) 34.観たのはずいぶん前だが、何回も観た。出ている面々が昭和してていいな。文太最高や! 【ジダン】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-08-30 20:58:20) 33.菅原文太が渋かった! 【Dr.Tea】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-08-24 19:12:47) ★32.…日本のやくざはなんか入り込めない 【12times】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-08-18 23:23:56) 31.平均点ベストランキングがすごい高得点で期待して観て見ましたが、この点数はなんかの陰謀では??? ひたすらガラの悪い男達がひたすら凄んで、しかしやってることは神戸のコワモテ組織のカサを着て相手を支配しようとしたり、顔役にとりいることで破門に追い込んだりで全然たいした事をしてないし、権謀術数ちっとも面白くない。メインの抗争(?)ストーリーとさしてかかわりの無いところで、作り物っぽい血の出入りシーンがあるだけでそれも強烈な音楽で煽ってるだけで特に工夫があるわけでもない。小林旭かっこいいけど何もしないし。陰謀が渦巻いて二転三転しながらものすごくリアル、強烈な銃撃シーンのギャング映画ミラーズクロッシングの足元にも及ばない。 【マンフロント】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-08-18 00:42:35) 30.順を追って見なくても別に難しい話ではないと思います。平凡な社会人の私には、何が面白いのかさっぱり判りませんでした。しかも最後があれで終ってしまっては、どう考えても詐欺としか言いようがありません。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-08-13 10:44:16) 29.映像で、見ているものの心を動かす手法が本当にうまいと思う。 3作目となり、すでに誰が何の役を演じているか、キャラの立ち位置がわかっているので、組内での抗争で、人物の複雑な関係が描かれているにしろ、すんなりストーリーが入ってくる(私は順を追ってみているので、ここからシリーズに入った人の見方はわかりませんが)。これも前作に続き、テンポよいストーリー展開とによるものだと思う。しかし、前作までの殺しによる、やったやり返したということではなく、上層部も関り、作戦を立てて裏をかき、騙し騙されといった、迫力だけに任せない、深みの出た作品に仕上がっている。 後続編への前章で、基礎となる部分を描いているが、この代理戦争だけで、すでに満足できるものだと思う。 【SAKURA】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-05-06 15:57:34)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS