みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
220.テレビで2回ドラマのはだしのゲンを観た後なので、ぜんぜん笑えなかった。でも、最後までしっかりとキューブリックの世界を楽しめたつもりだ。将軍の秘書さんが特にいい。 【オドリー南の島】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-12 14:44:43) 219.現在の戦争について考えさせられました。核を抑止するために核を作り続けたり、平和を求めるために戦争をする、なんていう矛盾というか皮肉を感じました。それをあのブラックジョークにのせて表現しようとするキューブリックには恐怖さえ感じた。 【垢抜け戦隊】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-05 19:04:38) 218.題名は最高ですね。とってもユニークな映画でした。1人3役は見てる最中は全くわからなかった。 【ネネ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-02 00:14:57) 217.1964年に、こんなことを、こんな形で笑い飛ばしちゃうの?という驚きがありました。きっと皆が口をそろえて核戦争反対だとかラブアンドピースだとか言ってた時代なんだと思いますが(おそらく)、キューブリックは一人で違う次元に行っちゃって変な角度からバッサリ切って、その切り口の形の滑稽さをみんなに見せ付けて、真面目な顔でにやけてる。いつもキューブリック映画では善悪や道徳ではなく別次元目線で冷静に見つめている感覚を覚えます。 【ClocheRose】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-07-25 23:56:28) 216.多分私が精神的にまだ未熟だからだと思うのですが,コメディとして笑ってやり過ごすにしては,センスが悪すぎる感じがしました.時計じかけの・・・もそうですが,私には合わないみたいです.誰に向かって何を伝えたいのかがよく判りません.モノクロなので,ダサダサな特撮を気にせずに済んだのは良かったと思うのですが,タイトルにある博士さんにも特に焦点が当たっていたわけでもないし・・・ 【マー君】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-07-17 00:45:48) 215.考えさせられる映画であったが、私はブラックコメディがそれほど好きではないため、あまり笑えなかった。期待しすぎた私も悪いのだが。ただ、「この題材自体が馬鹿馬鹿しい」ということで、コメディに持っていったキューブリックの姿勢は評価したい。ラストの唐突な終わり方や、特徴的な登場人物は、この映画が風刺映画としての良さを充分持っている証拠である。 【ドラりん】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-12 23:39:02) 214.ちょっとシニカル過ぎてついていけなかったです・・・。そういえば2001年にも点数低くつけてた。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2007-06-28 12:33:19) 213.《ネタバレ》 とにかく最初から最後までブラックジョーク満載の作品でしたね。特にラストは悪趣味極まりないんですが、その禁忌的な美しさに心を動かされたのも事実です。 ピーター・セラーズが1人で3役を演じているんですが、その中でもストレンジラブ博士のマッドサイエンティスト振りが強く印象に残る作品でした。大統領を総統と呼んだり、自然にナチス式敬礼をしようとする右手を押さえこんだりと、ナチス崇拝の過去が出てきてしまうところに、結局のところユダヤ人を敵視して根絶やしにしようとしたナチスも、共産主義を敵視してソ連に核攻撃をしかけようとするアメリカも大きな違いは無い(もちろんソ連も)という皮肉が感じられました。 しかし、コンピューター社会の今の方が、この映画のような事が現実に起こりそうでちょっと怖いですね・・・・・・。 【TM】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-23 19:04:52)(良:1票) 212.《ネタバレ》 うーん、キューブリックファンを自称している私としてはかなり期待していたのですが、残念ながら私の好きなキューブリックではありませんでした。ブラックテイストの利いたシニカルな描写は相変わらずでしたが、いつもの圧倒的な映像美が観られずがっかりでした。飛行機の飛ぶシーンは元より、とりわけ爆弾と共に少佐が落ちていくシーンは映像までもがコメディタッチになっていて、当時の技術ではしょうがなかったのかもしれませんが納得いかなかったです。せいぜい会議室での独特なアングルからのカメラワークが少し見所があったくらいでしょうか。しかしこの時代にこういった世界情勢を食いモノにしたような作品が作られていたとは驚きです。英空軍大佐が公衆電話から大統領に連絡をしようとするシーンや、会議室でのソ連の大使とアメリカ首脳とのやり取りも傑作でした。特に最後の「歩けます!」はツボです。 【Thankyou】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2007-04-10 01:05:51) 211.《ネタバレ》 全てがうまくいかない。悪い方向に向かっていく。そんな映画です。前半は見ていて、「この映画のは何が面白いんだ?」と思いましたが、後半やってくれました。もう笑いっぱなし。特に、空気読めない将軍、ミサイルに乗って逝った少佐(まさか、またがったまま行くとわ)、右手と格闘する博士。そして、おかしな人たちによって世界は滅亡します。しかもサラリと。核で世界が滅亡してしまうという、かなり深刻な話なのに、それをブラックジョークとともに進めていくというセンスがたまりません。久々に傑作にめぐり合えました。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-21 21:51:11) 210.登場キャラクターが個性的で面白かった。そして考えさせられる映画でもあった。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-21 18:17:17) 209.《ネタバレ》 みなさんこのえいがはだいめいがとてもながいのでれびゅーをかくとれびゅーぺーじが とてもよこながになってかっこわるくなるのでかかないようにきをつけましょう … あ゛! 【デヘデヘ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-14 15:42:46) ★208.《ネタバレ》 数少ない場面設定とはめ絵のような航空シーン、僅かな屋外の戦闘シーンで構成されていてどこか舞台演劇を見ているような印象をもってしまう。それだけにこの場面設定で世界の運命が決まってしまう怖さを感じました。しかし皆さんご指摘のように映画の原題にもなっているストレンジラブ博士の出番が少ない。それでも彼のラストの喜びようを考えると酒池肉林ということの他に「第三帝国を滅ぼした米ソ自ら、そして少し英国がからんで(派遣将校)とうとう総統閣下の野望を達成しましたぞ」という意味があるかも。そう考えるとあと一役ピーターセラーズが演ずるとしたらソ連の大使かソ連首相だったかも知れませんね。 【rakitarou】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-13 13:37:57) 207.原作は「赤い警報」とかいうど真面目な本だそうですがそれをブラックコメディにしてしまうあたりにキューブリックの鬼才ぶりが伺える。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-24 00:31:48)(良:1票) 206.ブラックジョークが炸裂。一人三役であることは言われないと気づかない。核兵器を所有すること自体が核戦争を誘引しうる危険性を指摘している。核の抑止力の面のみを強調する政治家はこの映画を見るべきだろう。 【こまごま】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-31 10:41:37)(良:1票) 205.《ネタバレ》 むかし第一回の「ぴあテン・もあテン」に参加した。雑誌「ぴあ」で読者投票により一位となった作品を鑑賞するフェスティバルだ。しかし、もう一度見てみたい映画第一位の「2001年宇宙の旅」は当時日本で公開不可能な状況だった。当日、「2001年」を上映できない旨の説明があり、替わりの映画が、タイトル不明のまま上映開始された。それが「博士の異常な愛情」だった。脳天にがつんと一発、衝撃的だった。後年、渡米した最初の夜に、海江田四郎が原子力潜水艦やまとからニューヨークに向けて水爆を発射する夢を見てしまったではないか。映画上映後、予告編特集と称して、いろいろな映画の予告編をさらに3時間もぶっ続けで見せられた。企画した「ぴあ」もすごいが、耐えた俺も若かった。 追記;2011年8月4・18日号で「ぴあ」が廃刊となった。映画情報誌として、かけがえのない存在だった。ありがとう。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-12-29 20:33:54)(笑:3票) 204.《ネタバレ》 核の抑止力を痛烈に皮肉っています。計り知れない自国民の被害を容認できない出来ない事で成り立つ均衡。その均衡が崩れる事は起こり得ないのか? 本作では一狂人が破滅の引き金を引き、一握りの政府高官が回避にあたります。大小取り混ぜたギャグで笑い飛ばしながらも、容赦の無い視線で登場人物を描き、一度もブレーキを踏まず、アクセルを目一杯踏み込んだラストシーンに至る展開。1964年に世に送り出した監督の凄みと心意気に脱帽です。昨今の核にまつわるニュースに鬼才の名作の不滅さを感じてしまいます。ところで、事情を知らずに一人三役と分かる者はいないのではと思うピーター・セラーズのプロフェッショナルな仕事振りにも脱帽ですが、監督が三役(当初は四役を打診したそうです)をさせた理由が分かりません。引き続き考えます。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-10-18 02:26:55) 203.《ネタバレ》 白黒映画なんて観たのは何年ぶりなんでしょうか?冷戦を皮肉ったブラックユーモアがバシバシ炸裂するこの作品。好き嫌いは分かれるかもしれませんが、私は結構楽しめました。オチのキノコ雲連発に「また会いましょう」とかいうエンディングテーマ(?)のセンスにも脱帽。ちなみにピーター・セラーズの一人三役は観終わった後に知ってビックリ。言われなければ分からなかった・・・というレベルの高い演じ分けでした。 【ライヒマン】さん [地上波(字幕)] 7点(2006-10-02 21:13:57) 202.この映画も非常に切ない。そして、最高にロマンティックです。冒頭の音楽”なんとかリトルテンダネス”そしてラスト!さまざまな大爆発を背景に”またいつか会いましょう”なんて本当にせつないよ。このように、人類の終わる前に、早く恋人を探したい。といつも思う。(またかよ)わびしさよ。わたしの。 自販機を撃つシーンとカッチョイイ、ヘイドンと作戦会議室が好きだ。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-08-10 18:50:06) 201.《ネタバレ》 強烈なブラックユーモアですね。 「弾倉が開かない」「Hi there!(よう大将!)」で、機長コング少佐の運命が分かった気がしましたがロデオ気分で投下されるとは・・・ 少佐、完全にいちゃってましたね。 また、ラストでタイトルの意味が判りました。選ばれる男どもは心配しないでしょうね・・・ 博士の「総統、歩けました!」と言うセリフは、米ソ両国の覇権主義に対して所詮はお前らもヒトラーと同じだぞと言う強烈なメッセージを感じました。 冷戦下でこの映画を制作し、公開したS.キューブリックに対して敬意を表します。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-08-06 22:59:07)(良:1票)
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