みんなのシネマレビュー

幸福な食卓

2006年【日】 上映時間:108分
ドラマラブストーリーファミリー青春もの小説の映画化
[コウフクナショクタク]
新規登録(2007-01-29)【ボビー】さん
タイトル情報更新(2024-10-28)【イニシャルK】さん
公開開始日(2007-01-27)


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監督小松隆志
キャスト北乃きい(女優)中原佐和子
勝地涼(男優)大浦勉学
平岡祐太(男優)中原直
羽場裕一(男優)中原弘
石田ゆり子(女優)中原由里子
原作瀬尾まいこ「幸福な食卓」(講談社)
脚本長谷川康夫
音楽小林武史
作詞桜井和寿『くるみ -for the Film- 幸福な食卓』
作曲桜井和寿『くるみ -for the Film- 幸福な食卓』
編曲小林武史『くるみ -for the Film- 幸福な食卓』
Mr.Children『くるみ -for the Film- 幸福な食卓』
主題歌Mr.Children『くるみ -for the Film- 幸福な食卓』
撮影喜久村徳章
製作迫本淳一
島本雄二
松竹(「幸福な食卓」アソシエイツ)
ジェネオンエンタテインメント(「幸福な食卓」アソシエイツ)
電通(「幸福な食卓」アソシエイツ)
IMAGICA(「幸福な食卓」アソシエイツ)
テレビ朝日(「幸福な食卓」アソシエイツ)
プロデューサー遠谷信幸(エグゼクティブプロデューサー)
杉山登
配給松竹
特撮松本肇(視覚効果)
美術金田克美
編集阿部亙英
録音武進
小野寺修(整音)
その他テレビ朝日(宣伝協力)
あらすじ
「父さんは今日で父さんをやめようと思う」と言い出す父。別居しているが、たまに食事を作りに帰ってくる母。秀才だったが 大学をやめて、突然農業を始める兄。バラバラな家族に囲まれた中学生 佐和子は転校生の大浦君と近しくなっていく。

くろゆり】さん(2008-05-19)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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25.家族に属しているということが、大きな救いになっているんだと思いました。抑えめの演出も、とても良かったです。 よしふみさん [DVD(邦画)] 8点(2008-06-15 21:54:24)

24.《ネタバレ》 恋人が不慮の事故で亡くなるという悲劇を含みながら、なかなかうまくまとまった良い話だと思います。
恋人の死というものを事実として受け止めながら、過去を自分の中での綺麗な想い出として残し、その後の人生を生きていく。
出会いというものがそこにあれば、やがて別離というものが必ずやってきます。
その時、人は死というものにどう向き合っていけばいいのか。
そのヒントがこの作品には込められていると思います。
忘れるのではなく、心の奥底にかけがえのない記憶として残しながら、今の人生を精一杯生きて、前へ進んでいく。
ただ単に哀しい話で終わらせず、こういったメッセージを観る者に残した本作は、なかなかの作品なんじゃないでしょうか。 にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-06-08 23:16:51)(良:1票)

23.ゆっくりしたテンポでたんたんとストーリーを追っていけます、なんか疲れている時に「ボー」っと観るにはちょうど良いかも。でも映画は全くつまらなかったです。 紫電さん [DVD(邦画)] 3点(2008-06-02 21:35:13)

22.かなり重いテーマでありながら、大浦君の存在が重くなり過ぎるのを防ぐのに役立っていたと感じました。
かなり突拍子もないセリフも俳優陣がうまく こなせていたと思います。
久々に映画を見て、原作を読んでみたいと思えました。 くろゆりさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-05-12 07:22:43)

21.《ネタバレ》 家族を主軸とした一風変わった家族のコメディタッチのふわふわしたドラマかと思いきや、物語のもう一本の主軸にベタベタでクサく、その上にどうしようもない酷い結末をむかえる恋愛ドラマが割り込んでくることによって、完全に物語に興味を失いました。
結局家族の事はほとんど描かれず、セリフだけ(イチイチ説明的)で終わった気がします。こういう邦画は苦手です。 すべからさん [DVD(邦画)] 3点(2008-04-09 11:46:10)

20.《ネタバレ》 あの二人が爽やかすぎる。
「この映画とは別に、もう一本映画をつくってもいいのでは?」
と思えるほどの雰囲気を作っています。それだけに、あの後半の展開は…悪いとは言いませんが、僕的に望ましい展開ではありませんでした。まさに約束された幸福が悪夢への凄まじい転落。が、こうすることで家族についてのテーマを掘り下げて行く流れを作ったのは、見事だとは思います。 ふくちゃんさん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-06 20:03:42)(良:1票)

19.北乃きいさんの演技を初めて観るんですが、いい女優さんになりそうですね。 Yoshiさん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-15 03:02:29)

18.《ネタバレ》 原作読んでないんですけど、きっと原作の方が面白いんだろうな~と思いながら観ました。「お父さんを辞める」発言も、活字として読むと違和感ないと思うんだけど、生身の役者が声に出して言うと、かなり異様。彼氏が死ぬのもいささか唐突で、無理矢理な感じがした。無論、そこから物語が結末に向けて動いていくんだけど、何というか、彼は死ぬ必要がなかったような。物語的には必要なのかもしれないけど、作為的な臭いがしてちょっと受けつけなかった。ただ、ラスト、歩き続ける北乃きいの姿は良かったです。 フライボーイさん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-07 00:06:05)(良:1票)

17.《ネタバレ》  「恋人も友達も何とかなる。努力しだいでさ。」という小林ヨシコの台詞が、この映画の全てを物語っている。いや、確かにそれが堪えきれないほどつらい人もいるだろう。でも、それは長続きはしない。しかし、家族を失っては取り返しがつかない。この映画は、淡々とした描写の中にも、そのテーマを色濃く浮かび上がらせられた点が素晴らしい。
 ストーリー上、確かに大浦くんを死なせる必要は無い。それによって、何か劇的な変化がこの家族に起きたわけではない。彼の死と家族の再生はトレードオフの関係には無い。だが、周囲の優しさをあぶりだすためには、彼の死は非常に効果的に扱われている。冒頭に書いたヨシコの台詞も生まれないし、佐和子が父にぶつける叫びも出てこない。また、大浦くんは家族に恵まれない(?)佐和子にとって、大きな支えになっていた。大浦くんのちょっと場違いな台詞「君はみんなに守られている」は彼の死によって、皮肉にも大きなリアリティを持つこととなった。支えが一つ消えたときには、別の何かが支えになる。人生とはそういうものだし、そうでないとみんな自殺してしまうと思う。
 キャストの話になるが、何と言っても良かったのは大浦くん。ちょっと間違えるとすべりがちで難しいキャラクターだと思うが、嫌味無く演じきれていたと思う。佐和子も良かった。笑顔が特に良かった。
 最後に、ラストシーンの「くるみ」は、僕は要らないと思う。少し長いし、あの歌詞だけではこの映画が伝えたいことを表現しきれていない気がする。何度か振り返った後、前を向いて歩いていく佐和子。そして「幸福な食卓」。それで十分だったのではないか?
 8点か9点かでかなり迷ったけど、若手のこれからの活躍に期待して9点にします。いい映画でした。 枕流さん [DVD(邦画)] 9点(2008-02-05 00:25:48)(良:1票)

16.《ネタバレ》 「お父さんはお父さんを辞めようと思う。」予告編でもシンボル的に使われる、この衝撃的な台詞から物語は始まります。最初は違和感がありました。夫婦は辞められても、親子は辞められない。何言ってるんだろ?という感じ。さらに不思議だったのが家族の反応。怒るわけでも、悲しむわけでもない。かといって諦めてもいない。ただ受け入れています。その理由は後々明かされます。母の言葉が分かり易い。「父さんは父さんの立場に拘らず家族を見守り、私は家を離れたけれどみんなを愛している。」お父さんが辞めると言ったのは、一般的な父親キャラのことでした。それは長男や母親にも言えること。理想的な家族の姿では無いのかもしれません。でも居心地は悪くない。みんなが笑顔を見せることが出来ます。それで十分だと思いました。「君はみんなに守られている」と言った彼氏の言葉は正しい。誰もが支えられて生きている。見えるサポートもあれば、見えない助力もあるということ。それにしても、この家族はホントにいい人ばかり。それに真面目なのだと思う。だから追い込まれてしまうのでしょう。自己防衛の手段として、それぞれが身の振り方を考えた結果、お母さんは家を出て、お兄さんは進学ルートを離れ、お父さんはお父さんを辞めた。やがて主人公にも危機が訪れます。彼女史上、未曾有の大ピンチ。そんな時、彼女に避難場所を教えてくれたのが小林ヨシコでした。これはとっても有難いこと。他人の言葉だから素直に聞けることもあります。家族でも、恋人でも、趣味でもいい。自分の緊急避難場所を確保しておくことは重要です。それこそ生死にかかわる。いつも不機嫌そうで手先が不器用な女は、この家族にとっても救いの女神でした。ラスト、お父さんはやっぱりお父さんを続けると言います。お兄さんは真剣に彼女と向き合い、お母さんは家に戻ってきます。みんな避難場所から帰ってきました。歩く力を取り戻したら、また歩き出せばいい。主人公も前を向いて歩き出せました。もっとも、実際はこんなに上手くいかないと思います。キレイにまとめ過ぎです。でもそれは本作の優しさだと思いました。人生は長い。危機は必ずあります。そんな時、この映画はきっとヒントをくれる。 目隠シストさん [DVD(邦画)] 8点(2007-11-07 18:21:10)(良:2票)


15.あの二人、爽やかすぎて、すがすがしすぎた。 Michael.Kさん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-28 18:35:27)

14.ボーイフレンド役の男の子が良い縁起をしてましたねえ。手紙のシーンが一番グッときました。 ケンジさん [DVD(邦画)] 7点(2007-10-19 21:11:48)

13.《ネタバレ》 予告編にかなり惹かれるものがあったので、かなり期待感を持って鑑賞に望んだんだけど、それ以上のものをこの映画はくれた。「父さんを辞めようと思う」なんて荒唐無稽な台詞から始まる作品ではあるが、この作品に登場する人物は、果たして荒唐無稽なのだろうか?ひょっとしたら、どの家庭もこんなことになる危険性を孕んでいるのではないか?そんな不思議な親近感を感じさせる作品であった。だが、本作は一貫して暗いムードで満たされているわけではなく、時々クスッと笑えるシーンがあったりして、最終的に暖かい気持ちにさせてくれる。ラストの土手のシーンはその象徴で、北乃きいの自然な演技が自分の高校生時代を思い出させてくれて、ぼんやりと涙が出た。 ドラりんさん [DVD(邦画)] 10点(2007-08-14 22:20:36)

12.《ネタバレ》 ラスト少し泣きながら歩いて欲しかったかな。後ろを振り返りながら歩くのは良い演出ですね。それとMr.Childrenの曲を持ってくるなんて卑怯じゃないか。歌詞が映画の内容と直結しすぎて感動するか泣くかの2つの選択肢しか選ばせてくれないなんて何て罪な映画だ。 TRUST NO ONEさん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-05 05:34:40)

11.《ネタバレ》 父親として妻として優等生としてクラス委員として、家族はそれぞれの役割に真面目に取り組もうとする。そしてこの家族にとっての優しさとは踏み込むことではなく気遣い見守ること。彼らにはその知性と器用さがある。しかし歯車は狂い始めた。現れた兄の恋人はぶっきらぼうに、転校生は愚直なほどに、思いを口に出し行動する。家族にとってはその異質な思いやりの表現に兄も主人公も強く惹かれる。そして徐々にこの家族を再生させていく。つまるところ人の生き方とか価値観とかいうものは、もしかすると世間や相手との距離感のことかも知れない。「家族にはもっと甘えていい」「君は知らないところで誰かに守られている」主人公が彼らから教えられたこと。ラスト、「きっと背が高くなってこのマフラーが似合うようになる」亡き兄の為に編まれたマフラーをして追いかけてくる弟も愚直な思いやりを口にする。エンドロールに至る主人公の力強い歩みが希望に満ちていて、爽やかな思いが残る一本でした。
ParaPさん [映画館(邦画)] 9点(2007-08-02 00:34:30)(良:1票)

10.《ネタバレ》 さわやかな気分で高校生の頃ってあんなだっけかなあと思ってみていた。結局この映画は、見えないところで誰かが自分を支えているってことが主題なのだと思う。主役の女性もなかなか良かったと思う。 K2N2M2さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-30 16:24:13)

9.《ネタバレ》 父さんが父さんを辞める、という意味が最後までよくわからなかったし(辞めたのにずっと家にいるということが)、いきなり主要登場人物が死んでしまうのにも納得いかないところがあるが、最後はうまくまとまっていてよかった。『くるみ』の使われ方も意外ではあったが納得できた。 HKさん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-14 22:16:24)(良:1票)

8.この映画の全てはラストの北乃きいが歩くシーンにある。真摯。
さん [映画館(邦画)] 7点(2007-04-20 03:26:52)(良:1票)

7.《ネタバレ》 どの登場人物も好きですけど、原作ならダントツのお兄ちゃんが、イマイチ盛り上がりませんでした。もう少し影の部分を出しても良かったような…。逆にヨシコが良かったです。北乃きいちゃんはこれからに期待☆眠そうな演技なのに、芯があるように見える。あれは今回だけ!?ラストのミスチルも大好きな曲なので、改めて「くるみ」の歌詞が身にしみた。邦画としてはなかなかの高得点かな? 西川家さん [試写会(邦画)] 8点(2007-02-12 13:46:22)

6.《ネタバレ》 演出とカメラ、音楽が平凡でありきたりなのが残念ではありますが(また学校の体育館映画か運転免許センターの講習ビデオ風・・・)、役者と脚本はそれを充分に補っていたと思います。家族の崩壊を一歩引いたところから客観的に眺めていた主人公が、自分が悲劇の中心となった時、そこから家族の意味を感じてゆく、ひとりでは越えられない痛みについての映画でした。映画紹介なんかのイメージから家族の崩壊を描いてゆくのかな?と思ったらそれは冒頭2分ほどで全て説明されていて、映画は主にそこからの再生を描く感じで、なので映画が悲劇に寄らず重たくならずに見られました。だからこそ後半で巻き起こる悲劇が物語的にあまりに大きすぎて、映画は家族からも離れてゆき、なんだか違う映画になっちゃうんでないの?という感じになるのですが、その事がきっかけで自分と家族、他人との関係を見つめてゆく流れになるので、結果的にはアリなのでしょう。前記の平凡なカメラ、何故にシネスコ?みたいな違和感も、最後の歩きのシーンに映画の神様が降りてきたような一瞬があったので、終わり良ければ、というところですか。個人的には転校生で恋人になるカレがあまりに私の友人に似てるので笑えてきてしまって仕方ありませんでしたが、それゆえに後半の展開に普通以上に感情移入しちゃったかも。 あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 8点(2007-02-03 17:49:39)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 6.69点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
324.44% line
448.89% line
548.89% line
6715.56% line
71635.56% line
8511.11% line
9511.11% line
1024.44% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.83点 Review6人
4 音楽評価 7.00点 Review4人
5 感泣評価 6.60点 Review5人

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