みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 部活動の雰囲気が懐かしくてたまらんですねー。こーゆー普通の学校生活の様子が見られる映画って意外と少ないです。 部活動の風景見られただけでも、この作品を観た甲斐があったなー。 でも映画としてはどーかなー。 面白いかなー。 よくある女子高生の恋愛を普通に流しているだけだもんなー。 まさかのタイムリープがスパイスとして効いてはいるけど、今更タイムリープはもう新しくないしなー。 しかも、タイムリープがそんなに劇中効果的に使えているとも思えないしなー。 そして、超個人的な趣味志向ながら、吹石一恵があまり好きではないんですよね。 演技がちょっとオーバーでわざとらしくて、若干冷めちゃうんですよ。 あれだったら、脇の女子高生達のほうがよっぽど上手です。 それに、倉持先輩や、寺島裕司(佐藤隆太)の彼女のほうがずっとかわいいんですよね。 ストーリーはたいしたドラマではありません。最終的には、何事も中途半端だった主人公が、おばあちゃんの力を借りて、少しだけ人として成長する、というありきたりの着地点に落ち着きます。 でも悪くない。 わざわざ観るほどの作品ではありませんが、たまにはこんなのも悪くない。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-05-14 06:32:41) 4.《ネタバレ》 最初は葡萄畑だけ見て甲府盆地かと思ったが、実は大阪府羽曳野市のあたりだったらしく、そうして見れば「ブタのケツ」などという言葉も地域性を示しているように感じられる。実際の登場人物は全部大阪言葉(河内弁)でしゃべっているのを、映画では東京言葉に吹き替えたような形になっているのだろう。この「ブタのケツ」の場面では、女の子連中がとにかくやかましくてもう何を言っているのかわからなくなるのが可笑しい。 ところで、この映画を見る上で考慮に入れた方がいいと思うのは、この監督が原田知世のファンだ(と別映画のメイキングで言っていた)ということである。その原点は、ほぼ同世代の男ども(自分を含む)と同じように「時をかける少女」(1983)だっただろうから、この映画はそのリメイクのような感覚で作っていると考えれば、ストーリー中で時間が前後するのもそれほど奇異には感じられない。 ただし話の中身は1983年版とは全く似ていない。劇中では時間の繰返しが二度(範囲は異なる)行われていたが、そこで表現されていたのは自分にとって都合のいい結果のセットなどというのはありえず、現実にはいま自分の持てるもので一つひとつに立ち向かうしかないということなのだろう。ここには否応なしに変化を迫られるこの年代を暖かく見守ろうとする視線が感じられ、1983年版のように趣味的にひん曲げたようなストーリーよりはるかに素直に受け取れる。むしろ2006年アニメ版との類似性が強くなっており、あるいはその元ネタがこの映画だったのではないかとも思われる。時かけファンの立場としては、1983年から2010年に至る時かけ系列映画の関連作としてこの映画も位置づけておきたい気がする。 そのほか登場人物に関しては、主人公は個人的趣味の範囲内ではないが、ピュアでまっすぐな人物像がきれいに映像化されているとは思える。先輩への告白の場面(1)では、話の流れをぶった切って正面攻撃したもののあえなく撃破された(逃げ足も速い)のが印象深かった。また個人的には「葡萄畑の女の子」(役名)が個性的で可愛いと思ったが、これが若いのに何となくばあちゃんぽく見えるのも面白い。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-08-11 18:25:17)(良:1票) ★3.《ネタバレ》 時をかけた少女のお話である。時をかけた割にはたいした事件が起こるわけでもなく、何気ないどこにでもある女子高生の日常を淡々と描いているだけである。田舎な感じの風景は日本人の心に癒しをもたらします。 【いっちぃ】さん [地上波(邦画)] 5点(2013-05-26 03:07:10)(良:1票) 2.吹石一恵がいぶし銀の美しさで、正統派美少女の貫禄です。 この頃がピークだったなぁなんて感慨深いものを感じながらも甘ったるい青春ドラマが展開されて行きます。 中盤からファンタジー路線に突入するのだけど、オチが見え見えで驚きとか感動はなかったかな。 どうせやり直すなら、もっとドロ沼の修羅場とか、人が死ぬくらいの大事件が起きても良かったと思うんだけどね。 そんなぬるいファンタジー設定は抜きにしても、この甘ったるい青春ドラマは普通に面白い。 ピーク時の吹石一恵に告白されて断る男なんて存在するのか?という疑問も残るけど、女子高生の揺れる想いが上手く表現されていて良かったと思います。 あと、どうでもいいことだけど、鍵のない部屋での思春期の秘め事は自殺行為ですな。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-04-11 16:38:52) 1.《ネタバレ》 ウオオオオッス!ワシが「魁“さわやか青春モノ”討伐隊」隊長、江田島ぐる八であーる!くぉら、そこの貴様ー!ぬぁーにが「先輩に自分のタオル使われちゃった、キャ!」だあ!ぬぁーにが「先輩と自転車二人乗りしたいな・・・ポ(照)」だあ!こンの野郎ォ、そこに座れ~い!ワシがその軟弱な根性を叩き直してやるーっ!・・・・・・などと、この「吹石一恵主演青春ファンタジー映画」を観ながら思っていたのですが(思うなよ)、後半、「良い子」をやってる事に嫌気がさしたヒロインが「もぉこんなのヤダー!」となるあたりから良い感じになってきました。何か、音楽と広大なぶどう畑の映像がすごくマッチしてて良かったです。あと、ラストのおばあちゃんのカットと生まれたばかりの赤ん坊のカット、そして最初に出てきた空手部の先輩の姿と重なるようなヒロインの姿・・・つまり、時の移ろいの切なさと短い青春の美しさ、みたいなのをサラッと描写するシーンで、悔しいけれど感動してしまいました。基本的にキラキラ爽やか青春モノは苦手なんですけど、良いものは良いやね。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-03 19:52:15)(良:2票)
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