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Sweet Rain 死神の精度

ACCURACY OF DEATH
2007年【日】 上映時間:113分
ドラマファンタジー小説の映画化
[スウィートレインシニガミノセイド]
新規登録(2008-01-16)【カラバ侯爵】さん
タイトル情報更新(2023-07-05)【イニシャルK】さん
公開開始日(2008-03-22)


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監督筧昌也
キャスト金城武(男優)千葉(死神)
小西真奈美(女優)藤木一恵
富司純子(女優)かずえ
村上淳(男優)青山(死神)
光石研(男優)藤田敏之
石田卓也〔俳優〕(男優)阿久津伸二
吹越満(男優)大町健太郎
眞島秀和(男優)
原作伊坂幸太郎「死神の精度」(文藝春秋社)
脚本筧昌也
小林弘利
音楽ゲイリー芦屋
主題歌小西真奈美(クレジット「藤木一恵」)「Sunny Day」
撮影柴主高秀
製作日本テレビ(「Sweet Rain 死神の精度」製作委員会)
ROBOT(「Sweet Rain 死神の精度」製作委員会)
読売テレビ(「Sweet Rain 死神の精度」製作委員会)
プロデューサー堀部徹
奥田誠治(エグゼクティブプロデューサー)
阿部秀司〔製作〕(エグゼクティブプロデューサー)
制作ROBOT(制作プロダクション)
配給ワーナー・ブラザース
特撮石井教雄(VFXプロデューサー)
美術清水剛
衣装伊賀大介(スタイリスト)
編集伊藤伸行
照明蒔苗友一郎
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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12


33.《ネタバレ》 こにたんと金城武を目当てで見たのに、思いのほか、内容も悪くはなかった。
「生きていたら良い事もあるんだ」
「自分を信じろ、自分に期待しろ」
心に残る深い言葉がじんわりきた。

こにたんの歌、とっても良い!
うまいし声も綺麗だし、曲も良い。
でも一番良いのはこにたんの美しさ!

金城武もかっこよかったし、こにたんも美しかったです。 にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-11-12 23:19:30)


32.《ネタバレ》 原作を読んだ時に感心したくらいの原作ファンです。内容はあまり覚えてませんが、本作を観て少し雰囲気は蘇ってきました。世界観を巧く表現できてるのではないでしょうか。あっと驚くような仕掛けはないけど、キレイにまとめたなって感じです。地味で静かですけど、美しい作品です。 いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-02-11 23:24:56)

31.《ネタバレ》 原作は未読です。空の上を延々と続く長い道を行く、死神 (金城武) と黒い犬。このシュールな世界観はわりと好き。個別ではエピソード1、3はよかったですが、ヤクザ編がダメでした。なんか安っぽいと言うか、迫力がない、怖くない。北野映画とか、やっぱり凄いんだな、と改めて思いました。雨がモチーフですが、このストーリーに絶対に必要? と言われるとそうでもなくて。降り続く長い雨、そして最後にあっと驚く展開が待っています、という狙いは理解できます。でも最後にようやく晴れ間がのぞくことはバレバレなので (笑) 、そこまでの解放感はなかったかな。 タケノコさん [DVD(邦画)] 5点(2019-08-30 12:18:29)

30.金城武の死神がカッコいい。あと映像も良かった。けどストーリーは印象薄い。 movie海馬さん [地上波(邦画)] 5点(2012-07-01 23:31:43)

29.前日に原作小説を読み終えたばかりだった。
原作を読み終えた直後に映画作品を観るのは、ハードルがあまりに上がってしまってアンフェアかなとも思ったけれど、タイミング良く朝から冷たい雨が降り続いていたので、鑑賞に至った。

結論から言おうと、非常に良い映画に仕上がっていると思う。予想外に良い出来映えだった。
まず何よりもキャスティングが良かったと思う。
主人公の死神「千葉」役に金城武を起用したことは、間違いなかった。
原作者の伊坂幸太郎の「指名」だったらしいが、ほんの少し“片言”な感じに聞こえる台詞回しや、他の日本人俳優にはない浮世離れした存在感が、死神役に相応しく、「千葉」そのものだった。
ちょっとした風貌の変化で、様々な年代の異なったキャラクターを表現する様には、単純な演技力ではないアジアを代表する俳優としての表現力が見られたと思う。
物語を締める老女を演じた富司純子も素晴らしく、根本的な美しさと芯の強さを兼ね備えた老女役において、今、彼女以上に映画の画面に映える女優は居ないと思う。

このキャスティングの妙だけでも、充分に観る価値のある映画だったと思うが、更に映画化にあたり脚色の巧さも光っていた。
原作小説は6編の短編からなる連作小説だが、その内の3編を選択し、とても巧く一つの映画作品の脚本として繋ぎ合わせていた。
映像化にあたって改修が不可欠な台詞回しも、物語の本質を損なうことなくユニークに繰り広げられており、それぞれのキャラクター像がある部分においては深まっていたと思う。
各話の連なり方だけを見れば、この脚色の方が映画的には相応しかったとさえ感じた。

良い小説の映像化においては、どうしても必要不可欠な脚色行為によって、大いにその世界観が損なわれることは多々ある。
でも、今作においては、明らかな変更点を目の当たりにしつつも、すんなりと受け入れられ、原作とは違う映画ならではの感動を生んでいた。
稀ではあるが、とても幸福な小説の映画化だったと思う。

犬の安っぽい字幕演出がなければもっと良かったのだけれど……。 鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 8点(2011-12-08 12:53:23)

28.《ネタバレ》 私は犬がいらないなあと思いました。犬の演技はすばらしいけど・・・。それから髪を切るのを小学生にしたことと、自分の孫が何となく分かっちゃうのは原作通りの方が良かったと思うのだけどなあ。「恋愛で死神」をうまく入れてくれた方がいいなと思ったりもする。恋愛で死神で一本映画が作れそうですね。 蝉丸さん [DVD(邦画)] 6点(2011-08-12 15:41:19)

27.金城さんの死神役が合っていて魅力的です。途中までは良かったのに、ロボットが出てがっかりです。 ベルガーさん [DVD(邦画)] 5点(2011-07-18 20:58:36)

26.《ネタバレ》 原作既読の伊坂信者です。だいたい原作ファンだと映像化に落胆したり首を傾げるんですけど、これは上手くまとめたなー、素晴らしいです。

まず金城さん演じる千葉がいい。日本語セリフがちょっと棒読みな所とか感情を入れずに飄々と話す部分など、人間の世界のレトリックやシャレなどを理解しきれてない死神の役にピッタリです。髪型や衣装で若者やヤクザになりきれてしまうあたりもいい。伊坂さんが映画化の条件として彼を指名したのも頷けます。映像化にあたり少しだけ設定をドライにしたのも良かったし、連絡電話を犬に代えたのも◎。年齢設定を少しずつずらしたのも問題なし。

クレーマー対応の女性を演じた小西真奈美さんも歌声素晴らしいなあー。原作ではもう少し垢抜けない印象だけど声の可愛らしさ、歌声の素晴らしさ、まさに歌手の原石。彼女しかいなかっただろなーと思わせます。

光石研さんも富司純子さんも良かった。伊坂さんの作品は一見バラバラに展開する話がリンクする妙が持ち味の1つですけど、それが上手い事絡んだと思う。原作の1・2・6話目をなるほど上手く映像化の際に繋げたなって嬉しくなりました。終始雨で暗い映像でも悲壮感がなく、これだけ上手に映像化したのは久しぶりに見ました。

藤田の死体を前に阿久津が泣くシーンと、3つ目の話のお掃除ロボットの設定だけは不要だったけど、それを抜いても軽く8点は献上します。エンディングの小西さんの歌声にふわーって気持ちよくなれました。原作の映画化作品、どれもこの作品位のクオリティを保って欲しいなあ…。 まさかずきゅーぶりっくさん [DVD(邦画)] 8点(2010-12-05 03:06:40)(良:1票)

25.原作未読。私はいつも金城武の声聞きたさに主演作品の鑑賞に臨むのだが、中国語+字幕では言い回しのニュアンスが伝わらないし、かといって日本語だと棒読みバレバレに聞こえて若干興醒めし作品に入り込めない。いっそ犬にしゃべらせて死神の台詞を字幕にしてくれた方が良かったかも(笑) lady wolfさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-21 16:29:26)

24.《ネタバレ》 細かいところにいくつか目に付く所があったけどすっきり最後まで鑑賞できました。ただこの話って死神にとっては別にたんたんと仕事をしているだけですよね。人間サイドは死んだり、いろいろ事件がありますが、死神にとってなんか特別な事件みたいなものは、あったんでしょうか? なんで急に彼に青空が見えるようになったのか良くわかりませんでした。 紫電さん [DVD(邦画)] 6点(2010-03-18 21:11:57)

23.《ネタバレ》 映像やキャストはとてもファッショナブルで、死神というどちらかと言えばネガティブなテーマを用いながらしかしおしゃれに作られていると思います。原作は未読なのですが、少し読んでみようかと思わせる映画でした。

キャストは役柄によく合っていたと思います。特に金城武さんは浮世離れした感じの死神の感じが良くマッチしていました。他の方のレビューにもありましたが「ジョーブラックをよろしく」のブラッド・ピットさんを想起させるような演技でした。ただ、彼はおそらく他の多くの死神と比べてもだいぶ異質な感じの死神だと思うので、そんなイレギュラーな立ち位置の役割なら、レギュラーな死神がどのようなものなのかということをもっと説明した方が死神千葉のキャラはもっと立っていたのではと思います。ちょっとだけそんな描写もありましたが、担当の女性と恋愛関係になるという若干怪しい死神でしたので。。。
あとはキャスト??と言えばいいのか、犬の存在はだいぶ微笑ましい。あくまで個人的にですが、ああいう描写は嫌いじゃないです。

ストーリーも興味深い。最初は一人の死神にスポットを当てた、それぞれ別の人間のストーリーかと思いきや、「あれ、つながってるぞ」と気づいたあたりから面白くなってきます。そこは原作未読で良かった点。ようやく観てる人がそれに気づいてきたら最終的にちゃんとネタばらしをしてくれるあたりが丁寧に作られているなと思いました。最近の映画ならそういったところを鑑賞者に丸投げするような作品が増えてきてるので。

インパクトに欠けるところはあったかもしれませんが、その丁寧さに○を付けたいと思います。 TANTOさん [DVD(邦画)] 7点(2010-02-15 11:45:00)

22.《ネタバレ》 原作は未読。伊坂作品のいかなる作品の1ページも読んだことはない。
原作未読のためか、終始ズレを感じてしまった。
47年近い時間のズレを製作者は懸命に表現しようとしたのかもしれないが、それが上手くマッチしてないという印象。
難しいところだが、時間のズレなどは思い切って無視して演出してもよかったのではないか。
詰まらないことに監督はコダワリを持ったようであり、観客からするともっと他の事をきちんとして欲しいと言いたくなる。
また、ステレオタイプ型の表現が多く、それが違和感を与えているばかりか、全体的に表面の部分をすくったようにしか思えないために深みを感じられない。
さらに“死”を問い切れていないように思えたので、高く評価することはしにくい。
死神の立ち位置も曖昧のような気がした。
死神よりも、ある意味で藤木さんの方が達観しているのには違和感を覚える。
ラストでは成長しているようには感じられるものの、死神としての成長を描くということも重要なことではないか。
死神は全てのことは知っているが、人間の感情を理解していないということといった設定を付加するとよかったかもしれない。
そういう意図は込められていたようだったが、雨が止まないのは、死神としての途中の状態であり、人間の感情を理解して初めて一人前の死神になれるというようなことでもよかったか。
一人の女性を描くのならば、『なぜあの時に殺さなかったのか』ということをもう少し問うてもよかっただろう。
生き続けることによって、不幸で苦しい思いをしたことは間違いないが、生き続けることによって、素晴らしい経験もできたということを藤木さんに伝えてもよい。
映画内では、藤木さんの方で自己解決してしまっており、死神をただの使い走りにしているのはちょっと違うのではないかという印象。 六本木ソルジャーさん [DVD(邦画)] 5点(2010-02-05 23:31:21)

21.《ネタバレ》 オープニングでの「設定説明」のまとめが上手だった事もあり、素直にこの映画にノレました(原作既読)。それにしても金城武はトボケた死神のキャラにドンピシャで(さすが原作者の御墨付き)他の映画やドラマなんかでやってるスカシた役より全然OK。また、最初は「いや~その表現は違うだろ~」と思った犬上司(?)の字幕も、ストーリーのシミジミ具合と微妙にマッチしていて「コレはコレでアリだな」と。原作で一番好きなエピソードだった「死神と藤田」を両端のストーリーに絡ませちゃったのはちょっと無理矢理感を感じましたが、第3話の後半、少年を迎えに来た車を見た瞬間、涙腺がドバッと緩んだ俺には無問題(あえてクドイ説明をしなかったのも良かった)。とまぁベタ褒めで終わりたいンですが…、やはりロボ子さんが…ねぇ?(苦笑)。やっぱ「未来」を見せるってのは難しいっすね。千葉がレコード屋さんで聴くミュージックに時代感を出す意味でも、第3話を現代にして、2話、1話を「過去バナ」にすれば良かったのかなぁ?とか言いつつ…原作の雰囲気を壊さずポップな雰囲気が心地よかったので結果オーライと言うコトで。 幻覚@蛇プニョさん [DVD(邦画)] 6点(2009-10-25 06:41:01)

20.金城武はこういう人智を超えた役が非常によく似合う。3つのエピソードが繋がっていることはこれまでの伊坂作品からも分かるので、要はどのようにその「繋がり」をうまく機能させるか。オムニバス形式の映画というのは概して、こちらが感情移入する前に話が終わってしまうので、やや物足りなさを感じてしまうものだが、本作もその壁は越えられなかった。CGがチープといったマイナス点はあるものの、決して悪い出来ではなく、楽しく観ることができた。 フライボーイさん [DVD(邦画)] 5点(2009-10-17 07:33:33)

19.ジョー・ブラックをよろしくを思い出しました。金城武の死神役は適任ですね。 pokobunさん [地上波(邦画)] 5点(2009-09-20 15:58:56)

18.個人的には原作との比較なんてどうでもよく、
映画として、いい映画だったと思います。
ちょっと暗い世界観にほんのりとした素敵が混ざってる。こうゆうの好きです。
あと金城武をはじめていいなと思いました。
bokugatobuさん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-20 23:11:57)

17.《ネタバレ》 生を受けたものは、いつか必ず死ぬ。小学生の頃に自分もいずれ死ぬことに気付いて、もの凄く怯えた。今もまだ自分が死ぬことに、正確な意味での実感はない。命とは「特別じゃないもの。でも、大切なもの」と富司純子が言う。生活の中に喜怒哀楽を積み重ねた末に、あの頼りなかった小西真奈美が富司純子のような骨太でいい顔をしたバアちゃんになるのなら、長生きするのも悪くないし、それこそが命の意味だろう。死を見つめるのではなく、とことん生を見つめて生きた末にある死は、命のなかに包含された概念になる。そう考えられれば、死ぬことへの恐怖が少し減る。これまでの、そしてこれからの自分の道程に、愛しさがプラスされた気がする人生賛歌ファンタジー。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-08-15 16:16:11)

16.《ネタバレ》 原作を読んでいる以上、酷評しないわけにはいきません。
まあ、原作未読だったら、どうでもいいレベルの映画ですが。
とにかく言いたいことは色々とありますが、この映画の全てを物語っているものは、犬とロボットと字幕。
私にはそれが全て。


タックスマン4さん [映画館(邦画)] 4点(2009-05-05 19:04:15)

15.原作未読、予備知識一切無しで観ましたが、結構楽しめた。金城の飄々とスッ呆けた死神がイイ味を出してます。皆さん書かれてますが、途中で「オムニバスなのかな?」と思いきや、3話構成の一本のお話。テンポも良く、それぞれの話が重すぎることなく、かと言って軽過ぎもせず、良いバランスだったと思う。ただ、残念なのは1988~2028に掛けての話らしいが、その時代感が全く伝わってこないこと。第3話で一恵が70才という事は、1話目の一恵は30才だったんだな……。それにしちゃ若いな。w ともあれ、最近酷い映画ばかり観てたせいか、自分的には結構ヒットでした。7点くらいあげちゃいましょう! TERRAさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-04-27 00:29:27)

14.映画作りとしては、時間経過の描写が不十分だったり、音楽の使い方がもう一つだったりと、ずいぶん注文がつきます。死神が登場するストーリーも、もはや使い古されたようなネタで、新鮮味に欠けます(原作未読)。けれど、金城武のほんわかした魅力に助けられ、まずまず楽しめました。 ジャッカルの目さん [DVD(邦画)] 6点(2009-03-16 00:57:30)

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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 6.00点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
439.09% line
5721.21% line
61339.39% line
7721.21% line
839.09% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review4人
2 ストーリー評価 7.20点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.40点 Review5人
4 音楽評価 6.20点 Review5人
5 感泣評価 6.00点 Review3人

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