みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★6.《ネタバレ》 頭の中がお花畑になりそうだ。今どきの教師はあんな感じなんですかね?高校教師と言えば真田広之さんの世代の私は「そんなやつおらんやろ」と終始つぶやき続けてました。小松菜奈さんは笑顔がなくてもとても魅力的でした。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2017-01-19 20:46:33) 5.あまりに狙いすぎなベタ過ぎるシチュエーションのつるべ打ちに茫然。さすが少女漫画の映画化だ。終始ニヤニヤして観てました。 教師が女生徒をどや顔でお姫様抱っこするシーンには笑った。なんでスローモーションなんだよ(笑) 途中までは格好良かった山ピーだったが、終盤ちょっと気持ち悪く感じてしまったので減点。 いくら小松菜々が可愛くても、リアリティ無視のかなり恥ずかしい展開が止まらないのでこんな点数を付けざるを得ない。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 3点(2016-11-24 02:53:04) 4.中年毒男から見たら、くだらなすぎて速攻全否定対象となりそうな映画。実際、この手の映画で使用されてきたであろういくつかの要素を方程式のように当てはめているだけで、その一つ一つはなんだかコントのようにさえ見える。原作を読んでいるはずもなく、比較したり、補完したりすることもできない。 ただ、最終的に結果として出てきた方程式の解は、思っていたほど酷くなかった。 私の中の「理屈じゃない何か」にほんのちょっとだけ作用したのかも知れません。そういうことってあるでしょ? あえて自己分析すると、留学先から帰ってきたヒロインの外見的印象の変化に、年がいもなくキュンとなってしまったのかも。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-04-09 11:30:02)(良:1票) 3.《ネタバレ》 原作は読んでいないので映画限りの感想である。 まずオープニング部分の「本気にすんなよ」の辺は普通に可笑しい。これに続けて基本的にはラブコメだろうと思って見ていると実際はあまり笑えないわけだが、お約束の胸キュン場面がわざとらしくちりばめてあるのでまだしもおおらかな気分で見ていられる。 しかし後半に入ると変に真面目なラブストーリーになってしまい、前半では雰囲気で見過ごしにしていたものが常識人として許せなくなる。受験前という大事な時期に、これまでヒロインが頑なに守っていた精神的安定をぶち壊して大混乱に陥れ、将来の夢さえ奪う形で自分のものにしようというのでは人間としての最低条件を満たしていない。ストーリー的にはやむを得ずこうなった経過を作り込んだようではあるが、そもそも大人の男として、また教員として当然に予見すべきことをしないでこうなったのだから言い訳にはならないだろう。さらに最後まで結婚にこだわっていたのはもう頭が変としか思えないが、ただしこれは「耳をすませば」(1995)の聖司君と同じ心境と思えば納得もいく。まるで中学生の役を30前の役者が演じているような映画だったということである。 一方で個別の登場人物に関していえば、主役の男には当然ながら全く関心がない。それはいいとして、ヒロイン役は注目されている女優というのはわかるが、この映画ではあまりに無表情なのが不気味に見えて、キャスティングとして本当にこれでよかったのか怪しい。劇中人物としても、いちいち細かい仕草で心理を表現するのが煩わしく、また妙な理屈をこねてコミュニケーションを拒絶し自分を守ろうとする態度は病的で痛々しいとさえ感じられた。ヒロイン/主演女優の魅力の面でも評価できなかったことは、個人的にはこの映画の致命的欠陥である。 劇中の女子で最も好印象だったのは、キャーキャー騒いでいた3人組(邪悪な勢力でない方)だった。陽気で後腐れのない感じのこの連中なら、その後に歳を取ってから再会した時などに普通に懐かしがってくれそうな気がする。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 1点(2015-05-06 01:28:40)(良:1票) 2.《ネタバレ》 原作のタイトルとキャラクター名を借りた全く別物の映画。 個性の強い登場人物は映画に登場させず、かろうじて登場したナミと咲も普通の生徒と化し、挙句の果てにはゆにとハルカのキャラを逆転(しかも映画のハルカもツンデレというよりただのドSというまさかの宣伝詐欺)…ここまで原作を無視した映画は見たことない。 内容も、様々な人と接する事でゆにやハルカが成長していく原作とは全く異なり、最初から最後まで2人の世界に浸りっぱなし。終盤の空港の見送りのシーンで明智とナミしか見送りに来ていないところからも明らかである。 それなのにナミとの友情、父親の死のせいで自分は嘘が嫌いだと告白するハルカ、と申し訳程度の友情描写、親の死がトラウマ展開があるからなおさら腹が立つ(原作のハルカの父は普通に生きている)。 宣伝されていた壁ドンもドアに対してやっているから音がうるさすぎる、しかもそれを3連発とかウケ狙いとしか思えない。あれを他の映画の壁ドンと一緒にするのは失礼。 意識があってしかも、歩くことはできる程度のけがをしたゆにをハルカがお姫さま抱っこするなんてゆにの事が好きでやっているとしか思えない、その後の場面で「仕事だから優しくしただけ」って言われても、だったらあんなことするなよと思う。(原作では意識を失った美麗に対してやっている) 映画オリジナルのゆにが耳たぶやスカートをいじる癖も、始めはいいがあれを2時間の間で何回も、しかもそのたびにわざわざアップするからはっきり言ってくどい、そしてイライラする。 的場も、ゆにがハルカと別れたってだけでハルカを呼び止めて事情も聞かずにいきなり殴る、しかも殴った後は的場は一切登場しないのでモヤモヤした終わり方になる。 終盤では留学したゆにが大学をサボって帰国し、学校で仕事中のハルカを海に連れ出すというぶっ飛んだ展開で、なんだかんだで原作とやっている事は変わらない。ここまで原作の現実味のなさを否定した意味はなんだったのか。 ラストは青い夕日に照らされながらお約束のキスシーンで終わりかと思いきや、その青い夕日が合成した感丸出し、その後のカメラの動きもおかしすぎて客席がざわつくレベルという衝撃的な終わり方だった。 こんな出来なのに近キョリ恋愛を名乗らないでほしい、始めから原作なしでやってくれよ、と思う山Pの長編PV、決して映画ではない。 【もっふる】さん [映画館(邦画)] 0点(2015-04-05 22:39:40) 1.《ネタバレ》 「女子生徒に手を出す高校教師のお話」という、もう基本中の基本が絶対的にダメダメな物語なのですが、その基本が腐ってるような設定を元にして、いかにちゃんとした恋愛映画に昇華してみせるか、というところに腐心している感じで。結果的には意外と良かったという印象。 これもまたマンガが原作のシネスコサイズ恋愛映画ですが、こちらはフレームの切り取り方、ライティング、色彩、どれもキレイにまとまっています。タイトルが出てくる画面の構成なんか、上手いなぁ、って。 物語は少女マンガらしいおなじみ「すれ違いの物語」。でも、本音をぶつけ合うのではなく、各キャラクターがお互い常に相手の事を思って本音を現さない、行動に出ないゆえのすれ違いという点で共感を得やすい感じがします。 映画は表情の無い、感情を表さない主人公ゆにの心の揺らぎに寄り添い、その内面の大きな変化の波をすくい取ってゆきます。ゆにの無意識な仕草による感情表現の多くは初期にセリフによって説明されているので判りやすい、単純な記号と化しているようにも思えます。だけど言葉や表情ではない、その仕草がゆにというキャラクターに魅力を与えているように思えます。 全編に渡って繰り返される、ぎゅっとスカートを握りしめるゆにの手のアップ、これがラストシーンで解き放たれた時、それがベタであると判っていながら感動してしまう、それは仕草の描写の積み重ねがあればこそ。あの描写こそは他のどのキャラクターでもない、ゆにのみに与えられた独自の解放の表現であるのです。 櫻井は教師という大前提がある以上、ダメな大人。嫉妬する幼なじみの教師も、ゆにを預かり腫れ物のように扱う教師も、同様にダメな大人。そのダメさ弱さをダメなりに見つめているように感じました。 肝心のクライマックスで大学生になったゆにの微妙なメイクや服装、そして不自然さ丸出しの夕陽の合成によってハリボテ感が出てしまったのが残念ですが、小松菜奈の魅力を上手く捉えた、爽やかな一編になっていました。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-11-14 22:44:20)
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