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孤狼の血

2018年【日】 上映時間:126分
アクションドラマサスペンスシリーズもの犯罪もの刑事ものヤクザ・マフィア小説の映画化バイオレンス
[コロウノチ]
新規登録(2018-02-12)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-11-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(2018-05-12)
公開終了日(2018-11-02)


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監督白石和彌
キャスト役所広司(男優)大上章吾
松坂桃李(男優)日岡秀一
真木よう子(女優)高木里佳子
滝藤賢一(男優)嵯峨大輔
音尾琢真(男優)吉田滋
駿河太郎(男優)上早稲二郎
中村倫也(男優)永川恭二
中村獅童(男優)高坂隆文
田口トモロヲ(男優)土井秀雄
ピエール瀧(男優)瀧井銀次
石橋蓮司(男優)五十子正平
江口洋介(男優)一之瀬守孝
竹野内豊(男優)野崎康介
嶋田久作(男優)加古村猛
伊吹吾郎(男優)尾谷憲次
九十九一(男優)善田新輔
MEGUMI(女優)上早稲潤子
さいねい龍二(男優)菊地
矢島健一(男優)友竹啓二
阿部純子(女優)岡田桃子
岩永丞威(男優)善田大輝
井上肇(男優)岩本恒夫
二又一成ナレーター
原作柚月裕子「孤狼の血」(角川文庫刊)
脚本池上純哉
音楽安川午朗
津島玄一(音楽プロデューサー)
製作木下直哉
東映(「孤狼の血」製作委員会)
木下グループ(「孤狼の血」製作委員会)
KADOKAWA(「孤狼の血」製作委員会)
日活(「孤狼の血」製作委員会)
電通(「孤狼の血」製作委員会)
朝日新聞社(「孤狼の血」製作委員会)
WOWOW(「孤狼の血」製作委員会)
東映ビデオ(「孤狼の血」製作委員会)
企画KADOKAWA(企画協力)
配給東映
特殊メイク藤原カクセイ(特殊メイクデザイン)
特撮納富貴久男(ガンエフェクト)
美術今村力
藤原カクセイ(特殊造形)
編集加藤ひとみ
録音柴崎憲治(音響効果)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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24.《ネタバレ》 やくざ映画だと思ってみていた。、血量や暴力は多いがどうにも内容が軽い。 結局本題は警察の内幕ドラマだったので、それで任侠部分が薄味だったのか。 映画自体は丁寧に作られているので、なにも硬派任侠映画に擬態しなくてもよかったのでは? 紫電さん [DVD(邦画)] 5点(2020-02-24 15:02:03)


23.《ネタバレ》 ヤクザ映画ではあるのですが、刑事側から描かれているので、刑事映画といえなくもないです。広島弁は迫力があり、怖いですが、女性がしゃべる広島弁は魅力的ですね。 いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-01-13 04:31:55)

22.《ネタバレ》 なかなかオモロイやんけ!!、、、、の! 男ザンパノさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2019-10-18 20:59:05)

21.《ネタバレ》 6点か7点で迷ったが、6点評価とする。東映実録シリーズへの愛に溢れた娯楽作だった。役所さんの演技も絶好調。また、やくざ役の役者たちの演技が非常に活き活きとしていて、今時珍しい昭和テイストな作品に俳優陣も気合が入っていたのだろう。

ただ、脚本及び作風はどう考えても「県警対組織暴力」と「トレーニング・デイ」を足して二で割ったような作品である。薬剤師の女を使った伏線など、多少工夫は凝らしているが、モデルとした作品以上のオリジナリティを本作は発揮できていないため、あまり高く評価することができなかった。背景・美術も含めたヴィジュアルデザイン、それから撮影スタイルも昭和を意識して作られているが、これが実にチープで噓臭い(笑)。東映実録ものへの愛は伝わるが、こちらが感嘆するくらいの時代の再現性や拘りは感じられない。そもそも論をいえば、昭和の雰囲気から程遠い松坂桃李が、コテコテの昭和な空間に存在している時点で、違和感が凄まじい。しかも設定が昭和63年、つまり1988年のくせにスーツや髪形は今風。メイク担当は仕事をしていたのか?とツッコミを入れたくなった。役所、音尾、中村、阿部の演技は素晴らしかったが、松坂、竹ノ内、滝藤は明らかにキャスティングミスないし本人の技量不足だろう。

結論すると、悪くない出来の娯楽作だが、オリジナリティという点ではやや不満があり、またキャスティングミスも目立つ。ヴィジュアルデザインも雑な仕上がり。7点評価をつけたかったが、粗が多すぎるため6点とする。 nakashiさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2019-07-31 16:58:33)

20.知人の御親族がエキストラ出演という事が鑑賞理由。なかなか良いシーンのご登場が羨ましい! 反目するヤクザ2組と剛腕刑事三つ巴の闘いは、けたたましさとグロシーンのオンパレードで欠伸連発。頭痛・胃痛に難儀する。これは知人に何と申し上げるべきかの思案が原因か? 自分に正直には申し上げられない。ア痛タタタ。 The Grey Heronさん [DVD(邦画)] 3点(2019-05-20 23:35:00)

19.《ネタバレ》 日本で一番・・ていう映画観たのなら、こちらも観るべきとの事で・・消極的に試聴。
で、暴力団と警察のバランスは、どうあるべきですかね。締め過ぎると地下に潜って見えなくなる。
だから、適当に泳がせて置いた方が・・。という大上の持論。
大上が握っている警察上層部の弱みも、大上のワナだった可能性も否定できない灰色。
どこを見ても、真っ白は居ない世界。それでも大上はカタギから被害者が出たら許さないという
ボーダーラインを確立していた。
どうなのかな? カタギに被害が出ないようにヤクザが生きていける世の中が正解なのだろうか?
で、対照的な存在として日岡が相棒になる。ただの新米かと思ったら、実はグレーの警察幹部によって
送り込まれた内偵という展開。
話は面白いです。グロイ描写が多すぎて疲れますが、仕方ないのかも。昔のヤクザ映画は温かったけど
今時のそれらは、エログロばかりだし。
ただ、途中から極悪大上の印象が、急にいい人に変り過ぎて、置いてけぼりになってしまった。
一之瀬を裏切る日岡の動き方も、どーも不自然だし、いろいろと適当な流れが気になる。
いずれ背後から襲われる危険があるトコへ一人で捜査に行くとか、感情だけで話が進んでて違和感が残る。
まあ、大上亡き後を、日岡が完全に引き継ぐのか、改革を始めるのか気になるとこでエンディングへ。
ヤクザの仁義とか勝ち負けとかどうでもいい側からしたら、もっと豪快に暴れて欲しかったかなあ。
ヤッパリこの手の映画は苦手です。アクション映画と違って、苦痛ばかりの印象。
嫌いなので低評価にしようと思ってましたが、見る角度によっては光るモノがあると感じたのでこの点数で
逃避します。エロは並みですが、グロは耐性必要です。 グルコサミンSさん [DVD(邦画)] 7点(2019-03-03 12:44:36)

18.《ネタバレ》 面白かった。
「アウトレイジ」より後に残るものがあった。

それにしても役所広司の演じるヤクザな役って残念な結末が多いね。
「タンポポ」も「絆」も最後、殺されちゃうし・・ トントさん [DVD(邦画)] 7点(2019-03-02 23:30:08)

17.《ネタバレ》 いや、面白かった。
ヤクザ映画してたしてた。
役所さんはご自身の演技力を『役所広司』が邪魔しちゃってる感じがしましたね。あそこまで分かりやすくイイ人にせんでも。。。
まぁ周りが許さないのでしょう。
そーゆー意味では最近は悪役もこなしてる松坂さんはバランス良く前半後半で味わいを出してましたね。
この作品のキャストはなんら問題なく、それなりに魅力を放っていたんですが、やっぱり『仁義』はエグいですね。
改めて見返したくなりました。
そしてまた本作を見直してみたい。
この時代、これを撮るのはしんどかったと思います。
ちゃんと面白かったし、なんか感謝、ですね。 ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-02-07 17:39:21)(良:1票)

16.《ネタバレ》 なかなかよかった。原作未読。
役所さんの迫力がすごかった。役者は声が大事だね。
松坂くんもかっこよかったと思います。この二人と、阿部純子さんが光ってた。まあでも役所さんに尽きる。
滝藤さんはミスキャストのような気がする。あの役柄なら、もっと年上でしょ。
獅童さんの記者もまったく記者に見えないし。記者のネタに脅されて謹慎処分とかありえないけどな。
まあ、死体などリアルに作りこんであって、「日本で一番~」よりは断然こっちがいいです。 MARTEL1906さん [DVD(邦画)] 7点(2019-01-23 21:10:40)

15.原作既読。
原作者が女性とは思えないと言うのが映画を見た感想ですね。
スプラッターが嫌いな私には苦手です。 あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 4点(2018-12-26 23:50:47)

14.《ネタバレ》 今、なぜ、マッチョ的な(男性身勝手的な)バイオレンス映画なのだ。時代錯誤じゃないのか。役所の演技は力演。でも、それだけ。仁義なき戦いにあった、偽善をエネルギッシュに笑い飛ばすものがない。時代のせいとも思うが、今これはないと思う。 にけさん [映画館(邦画)] 3点(2018-12-23 23:15:12)

13.細かいツッコミどころは置いといて、(酷評を聞いていたので)思ってたほど、ひどくなかった..むしろ、物語として、それなりに堪能できたかも..さすがに、メジャーな役者を使い、話題作なだけに..白石監督にしては、ソフトな演出だったかな..「凶悪」なんて、もっと〇〇だったからね~ 笑.. コナンが一番さん [DVD(邦画)] 7点(2018-11-07 21:35:38)

12.《ネタバレ》 途中までは漫画チック過ぎるところがあり、ヤクザ映画としてはありきたり。
私が愛してやまない県警対組織暴力の焼き直しのようなネタも散見された。
しかし最後の畳みかけで、この映画はある若い刑事の成長譚やったことがわかる展開は素晴らしい。
めちゃくちゃよくできた新人社員向け自己啓発ビデオのよう。
ヤクザ映画によくある社会派要素を抜いたのも今回に限っては大正解。
ただウケを狙ったであろうギャクパートや台詞まわしがすべっているのがやや難。 CBパークビューさん [映画館(邦画)] 8点(2018-09-20 05:13:52)

11.大上さんの存在が大きかった。 Yoshiさん [映画館(邦画)] 5点(2018-06-13 02:48:08)

10.《ネタバレ》 とても余韻の残る作品だった。こんなに力のある日本映画は久々に観た気がする。所謂 銀残しなのだろうか、プライベートライアンのようなザラついた画像がこの映画の「昭和感」を表現するのにぴったり合っていたと思うし、その画面から溢れ出るような暑苦しさがとにかく素晴らしい。公式HPなどにも記されている「この国には牙のない男が増えすぎた。」という宣伝文句が表すように、これはもう明らかに製作者側が意識してやっていることである。つまり「牙のない男」を「映画」に置き換えて、「最近の日本映画、おかしくないか?」という作り手が感じているフラストレーションをそのまま叩きつけたような迫力があるのだ。それが画面から溢れ出てくるのだから本物の力となって観客に伝わる。要は、痛いものはちゃんと痛く、エロいものはちゃんとエロく、酷いものはちゃんと酷く見せなくてはいけないという、ある意味至極当然の事が、最近の日本映画は全然できてないんじゃないの?という、現代映画界に対する見事なカウンターである。(まあこれは日本映画に限ったことではないのかもしれないが・・)一点、最後の方に、日本人が大好きなお涙頂戴の、殆ど演歌的とも取れる演出があって、そこは流石にやりすぎというか、捻くれた私からするとさーっと一瞬引いてしまうシーンがあるのだが、まあ気になったのはそこくらいで、後はとにかく色んな意味で痛快に観れた。テレビ放映は難しいと思うので、やっているうちに劇場での鑑賞をお勧めする。 rain on meさん [映画館(邦画)] 8点(2018-06-12 22:05:37)(良:2票)

9.《ネタバレ》 法が整備されていない時代とは言え凄まじい広島呉(架空)の夏だった。
二大勢力暴力団の抗争の狭間でマル暴の躍動が存在する。
俳優はなんと言っても輝きを放つ役所広司。
正直、アウトロー刑事はツボなんですよ。違法捜査を厭わないが正義はしっかり持っていてヤクザを手懐ける。
暴力団からすれば脅威の存在。一言「ガミさんかっこよすぎる」。
松坂はラブコメ俳優の印象が強かったがギャップで凌駕する。こんな演技もしてくれるのだと。
真面目なインテリ優男の成長を見事に演じきりラストにハイライト吸うあたりなんてのは立派なガミさんの相棒になったもんだとグッと熱くさせてくれた。
過激さはアウトレイジ1より若干マイルドにおもう。抵抗がある人もスルーせず是非観て頂きたい。
男臭いドラマの中で個々の生き様が胸を熱くしてくれる。
意外にも劇場で女性客が多かったのは松坂桃李ファンなのだろうか?この作品の魅力なのだろうか?
後者でしょ。
次作も決定したので引けをとらないパワーみなぎる作品を期待してます。 mighty guardさん [映画館(邦画)] 9点(2018-06-01 13:11:16)(良:2票)

8.呉でロケを行ったということを聞いたのと、王様のブランチで予告を観て、面白そうだなと思い映画館まで足を運びました。
「グロいよ?」と警告されましたが、R15だし余裕でしょ!と観ましたが、
思っていた以上に刺激が強すぎて、気持ち悪くなり、下半身がサワサワしました・・・。
なんでもありの刑事”役所浩司“と、新米刑事”松坂桃李“。。。
なんかベタな展開が予想されましたが、やはりベタな展開に・・・
役所浩司の迫力は凄く見応えありました、松坂桃李も最初はハマっていましたが、
マウントシーンは、迫力なさすぎ。。。空手習ってる設定が一応ありましたが、気迫とか重みがまったく伝わってこない。残念です。
真珠グロシーンは、何のことか私にはわからなかったのですが、会社で60を過ぎた先輩に聞いて見ると、
当時流行っていたそうです。。。真珠は高いから、ハブラシを入れたりって聞きました。。。すげぇ・・・逝っちゃってます。

続編決定したそうですが、また同じキャストかな。。。
松坂桃李 もっと演技に重みをつけてね。(NHK朝ドラ”梅ちゃん先生“、”わろてんか“ 観てますが、ペラペラです) へまちさん [映画館(邦画)] 5点(2018-05-26 20:13:17)

7.《ネタバレ》 仁義なき戦いの流れを汲む久々のヤクザ映画。 物語そのものはベタだけど、いい役者が揃ってたし、画面から溢れ出す暑苦しい雰囲気など、見所があってなかなか良かった。
役所広司や石橋蓮司はもちろん、松坂桃李も悪くなかったよ。 ヘタレ(空手やってました設定の割に最初の描き方はヘタレ過ぎでリアリティがなくなっちゃった感があるけど)が、最終的に半人前程度にまで成長する物語をうまく演じてた。 逆に、竹野内豊と江口洋介の二人。 頑張ってたんだろうけど、あのギラギラした人たちの中じゃ、何かペラペラ?してて、もったいなかった…。
表現で言えば、最後の「豚小屋」のシーン。 松坂桃李の成長を表現する最大のカタルシスってことは観てるこっちは分かってるんだから、「うぉーー!」なんていう叫びは要らんよ。 ああいうのは逆に安っぽくなっちゃうからね。 ついでに、九十九一にシャベルで殴られてバタンキューも…、ありゃコントだって。 殴られても殴り続ける、けど、体がいうことをきかなくなる…的な表現にならんかったもんかなぁ。 それに例の「真珠」のシーンも。 変に画角で誤魔化さず、ボカシが跳ね回るくらい思い切った方が良かったんじゃない? どうせ地上波放送、無理だろうし。 
まぁ、気になる点がチョイチョイあり、100点満点ではないものの、(出るかどうかは分からんが、竹野内豊、江口洋介を含め)続編が楽しみな作品だった。 チャップリ君さん [映画館(邦画)] 7点(2018-05-25 15:51:59)

6.《ネタバレ》 原作を読んでから観ました。設定の違いは作者も納得してお任せしているようですが、プロローグとエピローグの仕掛けは原作に軍配ありと見ました。でも原作未見でも問題無しです。主役は刑事なので警察視点ですがこれは絶対ヤクザ映画です。とにかく粗暴で過激(褒めている)。この映画、色んな役者さんが振り切ってると言うか、今までのイメージをかなぐり捨ててるのが凄い。例えば日岡役の松坂桃李、空手経験者なのに最初はヘタレで何かっつーと役所広司演じるダーティーな先輩刑事・大上に駄目ですよとかこんなこと許されませんとか一々文句言ってたのがだんだん感化されていく過程。クライマックス近く、養豚場で容疑者をフルボッコにする時にはもう顔つきも変わって、馬乗りで2分近く(計ってない、そのぐらいの感覚)殴り続けるものだから、あっこいつ犯人殺しちゃうかもと思ったもの。もうここで観てるこっちも振り切れました。それと中村倫也演じる尾谷組のヤクザ・永川のキレっぷりが凄まじい。この中村氏がダイワハウスのCMで上野樹里演じる男勝りな奥さんに比べてビビりで頼りない夫と同一人と知った時にはさすがに驚いた。松坂桃李も中村倫也も朝ドラではまるっきり正反対の役を演じているのだから、その意味ではこの映画は色んな役者さんのギャップに驚きに行く作品と言えるかも。一方で石橋蓮司さんの組長は予想通りのこれでもかと言わんばかりのワルぶり、その末路もご本人、冥利と思ったのではないでしょうか。阿部純子さんは昨年NHKで放送されてた「4号警備」から気になってた女優さんで、今回は映画オリジナルの役で日岡と親しくなる薬剤師を演じてるのだけれど、ラストで大上との関わりが明らかになり、挙げ句猥語三文字を言ってのけるものだから「うわぁっ嘘だ嘘だ嘘だぁ!」と身悶えしてしまいました。絶対地上波では放送しないなと確信しましたよ。原作者も製作者も続編に前向きのようだけど、これだけでもいいんじゃないですか。シン・ゴジラじゃないけど相当ハードル上げてしまったから下手な第2作ではVシネマ並みと揶揄されてしまいそうです。 rinzouさん [映画館(邦画)] 8点(2018-05-19 22:23:03)(良:1票)

5.「今」の日本映画において、ぶっちぎりに「熱量」が多い作品であることは間違いないし、こういう日本映画をもっと観たい。
が、しかし、熱量が高騰したことは認める反面、それが沸騰するまでに達したかというと、正直なところ疑問符が残る。
触れ込みの通り、往年の大傑作「仁義なき戦い」を彷彿とさせる作品ではあるが、その系譜の娯楽映画、即ちジャンル映画として、あらゆるしがらみから「脱却」しきれていないと、敢えて言いたい。

言い換えれば、色々な意味で、「丸裸」になり切れていないとも言える。
必ずしも、もっとエロく!もっとグロく!ということではなくて、ジャンル映画としての本質的な部分で、もっと脱ぎきってほしかった。脱がしきってほしかった。

敢えて表面的な部分を指摘するならば、そのままの意味合いに聞こえるかもしれないが、もっと「裸」を見せるべきだったと思うのだ。
傍若無人のマル暴刑事を演じた主演の役所広司にしても、妖艶さを振りまく真木よう子にしても、“こういう映画”で「裸」にならないのは如何なものか。
ましてやせっかくの“濡れ場”にも関わらず、松坂桃李を脱がさずに、おぼこいラブシーンに終始した演出には、「一体、どういうワケだ?」と監督を問いただしたくなる。

「暴力映画」として随所に振り切れているのだからそんなことは些末なことだと言う人もいるのかもしれないが、バイオレントシーンやグロテスクシーンにおいて白眉なものを見せてくれているからこそ、そういうあるべき娯楽要素の欠落に、何だか遠慮めいたものを感じてしまい、非常に勿体無く思えた。
それは、この映画が、「俺たちが観たい日本映画」を表現してくれているからこそ、発さずにはいられない“物言いだ”。

封切りから間もないが、どうやら日本映画としては異例の続編製作が既に確定しているらしい。
白石和彌監督が、これからの日本映画界を牽引していくべき中堅監督の一人であることは疑わない。
是非とも、「仁義なき戦い」の第二弾である「広島死闘編」並に遠慮なくブチ切れた続編を期待したい。 鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 7点(2018-05-19 17:34:35)

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【点数情報】

Review人数 44人
平均点数 6.86点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
324.55% line
412.27% line
5511.36% line
649.09% line
71738.64% line
81125.00% line
949.09% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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