みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
16.《ネタバレ》 物語的には特に目新しさや意外性はないものの、全編通じて緊迫感が途切れることはなく、仮令筋書きが先読み容易であっても十分に楽しめる作品でした。 とは言え、タイトルにまでなっている「21ブリッジ」の封鎖の困難さや市民の混乱が前面に押し出される訳でもなく、タイムリミットが迫り来る中、捜査の難航により主人公が悩み苦しむ姿が描かれることもありませんでした。サラっと流れ過ぎているという感は否めません。 クライムサスペンスとしては掴みが大雑把であり、ヒューマンドラマとしての掘り下げ方も今ひとつ、なんとなく中途半端に終わってしまった作品。勿体ないな、というのが正直な印象です。 行き場のない感情に苦しむ刑事を演じ切った今は亡きチャドウィック・ボーズマンさんに+1点の7点献上します。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-10-01 21:30:20) 15.《ネタバレ》 パターン通り。警察+麻薬にありがちな素直なストーリー。思った通り。全部見通せる。深みがない。 【ほとはら】さん [インターネット(吹替)] 3点(2023-04-28 18:28:06) 14.《ネタバレ》 自分的には結構楽しめました。 マンハッタンを封鎖した限られた空間で、明け方までと いうタイムリミットのある中で進行した展開はスピーディ で飽きることがありませんでした。 NYCの麻薬がらみ、悪徳警官がらみで、新奇さは全くなく しかもおねえちゃん警官がグルなのも早いタイミングで 分かってしまうので、どんでん返しやあっという展開を 期待すると完全に裏切られてしまいますね。 もしBウィリスあたりが主演だとドンパチやってハイおし まい、であほらしさだけが残るのでしょうけど、この映画 はデイビス刑事のヒューマンドラマという視点で観るべき だと思いました(それ以外には見るべきものがない)。 父親が警官として殉職し、正義のためなら犯罪者を撃ち殺す ことも躊躇しないデイビスが、今回の事件ではマイケルを 最後まで撃たずあくまで真相究明にこだわる一方、85分署の 悪徳警官たちはとにかく口封じと敵討ちで犯人を撃ち殺そう と必死になるという対比がミソで、単なるバイオレンス映画 ではない微妙な余韻を残してくれました。 【キムリン】さん [地上波(吹替)] 6点(2023-03-10 23:19:25)(良:1票) 13.《ネタバレ》 主人公を勘違いしてたので、この状況下でどうやって逃げ切るんだろうってハラハラしました。 犯罪者ではあるけど、騙されてたわけだし、計画を中止しようともしてたので、ちょっと気の毒でした。 麻薬組織の方が約束を守ってて、信用できそうだったのが皮肉だね。 ラストは自宅に乗り込まなくても普通に逮捕すれば良かったのにね。 殺さなきゃ気が済まなかったんだろうか。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 6点(2023-01-17 15:07:22) 12.《ネタバレ》 ストーリーに橋がほとんど絡んでいない。そして、前半でストーリー展開が読めてしまった。意外な点が一つもなかった。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-12-18 22:21:50)(良:1票) 11.《ネタバレ》 全体的にはちょっと淡々とした印象。主演のチャドウィック・ボーズマンが終始抑えた演技をしているせいもあるけれど、意図的にそういった演出なんでしょうね。とくにこれといった見せ場があるわけでもなく、汚職警官の話てだけ。乾いた銃の発泡音がやたらと生々しかった。 【Dream kerokero】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-12-12 23:02:35) 10.《ネタバレ》 これ原題も21ブリッジなんですが、21ブリッジほとんど関係ありません。 このストーリーでも撮り方とかを工夫すればもっと面白くなったと思うんですけど、なんか微妙にダメです。 今どきのクライムムービーらしく90分程度のコンパクトな尺の映画なんですが、随所に冗長なシーンがあるんですよ。 それは劇中のただ歩くシーンとか逃走のシーンとかなんですが「え、そこそんなに尺いる?」ってシーンがちょいちょい冗長なんです。 そのおかげで特に後半、非常にテンポが悪くなっています。尺が短いんだから、もっと有効な時間の使い方しろや、と。 例えばこの手の警察腐敗ものに定番の「誰が味方で信用できるのか」とかそういう要素が劇中で皆無なわけで、この設定でその要素を無くすのは面白さという意味で致命的なんじゃないですかね?と思ったり。 あと意味深に出るくせにまったく意味がない自己満演出もちょいちょいあって、例えば劇中でタイムスタンプが表示されますけど、これもタイトルの21ブリッジ同様まったく意味がないんですよね。ただ雰囲気だけ。 全体にそんな感じの「惜しい」ポイントが散見されて、なんだろうなぁ…監督の自己満足感が高い映画かな、と思いました。 多分もっと職人気質の監督が撮ればもうちょっと面白い映画になったんじゃないかな、とそう思わせる映画です。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-11-23 18:06:39)(良:1票) ★9.《ネタバレ》 レインボーブリッジを閉鎖した時の方が緊迫感はあったと思います。内容はありきたりな警察の汚職が絡んだクライムサスペンスですが、最後のオチまで意外性がなく平々凡々な作品でしょう。ただ、汚職の理由が少し考えさせられるものではありました。警察も公務員。そんな高級とりではないものね。ニューヨークの一等地では生活できない。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-08-21 14:13:03) 8.《ネタバレ》 マンハッタン摩天楼を舞台にしたクライムアクション。 いや、21本のブリッジ封鎖と名乗るほどワイドではない。というか橋一本すら出てこない。 そこは重要ではないだろう。 至って王道な展開で四方八方汚職だらけ、敵を見失うほどだが、デイビス孤軍奮闘。 あっと驚くようなスリリングさはやや欠けるもののそれが分かり易く良かったりする。 J・K・シモンズの汚職警官ははまり役ですが、 チャドウィック・ボーズマン力強い演技でしたが、がんで亡くなったんですね… 相棒シエナ・ミラーとの絡みも要注目で、キャストも見どころです。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-06-23 16:44:23) 7.予告編に釣られ 鑑賞..期待はしてなかったけど、シリアスに創ってはいるけど、B級臭はしないけど、イマイチだったかな..ストーリーが 安直すぎて 物足りない..暇つぶしにも ならなかった..残念... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2022-06-19 10:39:46) 6.タイトルのそれがあまり重要でないという。 【TERU】さん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2022-05-15 21:51:52) 5.《ネタバレ》 単純に麻薬絡みの事件を正義の警官がFBIより有能さを見せつけ、悪をやっつけるという映画ではないと思うんですよ。 それはマイケルのキャラからもわかると思うんです。 市警の警察官や除隊した元兵士の待遇はどうなんだ、酷いもんですよというのを告発しているのかなとも感じるんですが、 それを語るならこれでは弱いんですよね。 射殺しまくって一夜で解決しました、でも虚しい主人公の表情で終わってる。 最初の銃撃戦の前に「ん?あれ?」と感じてしまいまして、ああやっぱりねとなりました。 スピーディで退屈はしませんが、射殺し過ぎです。これも問題提起のひとつなんですかね。 というか、映画の内容よりも主演のチャドウィック・ボーズマンが43歳で病死という現実が観ている間ずっと頭にあって、 無念だっただろうなあ残念だなあという思いの方が先にきてしまいました。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-06 15:37:59) 4.何となく先が読めてしまったあたり(結構初めのあたり)から裏切られる事なく進んでしまった。 それも良い読み(と思わせて)ではなく悪い読み(それじゃ普通)が当たり続けて、、、。 タイトルの「21ブリッジ」の封鎖ぶりも緊迫感なくそこまでだったし。 最後もあっさり終わってしまった。 尺も短いから集中できてそこそこ楽しめたけれど、内容は目新しい感じはなく焼き直しな作りだった。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-02-01 01:34:31) 3.《ネタバレ》 ストーリー的には想像していたとおりに進んでいくんですが、演技力なのかカメラワークなのかアクションなのか分からないけど、全然飽きさせない。アクションものの王道といった感じ。 主演の人ってブラックパンサーの人ですね。亡くなってたんですね。残念です。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-01-30 11:46:42) 2.《ネタバレ》 ある夜、マンハッタン島で凶悪な強盗事件が発生。密売組織が隠していた大量のコカインを二人組の男が強奪しようとしたのだ。連絡を受けた警察がすぐに駆け付けたものの、自動小銃で武装した犯人と激しい銃撃戦となり、瞬く間に8人もの警察官が犠牲となるのだった――。捜査に乗り出したのは、正義感の強さからこれまで何人もの犯人を射殺して当局から目をつけられているデイビス刑事。明らかにプロの仕業だと判断した彼は、すぐさま前代未聞の処置を講ずるのだった。なんと夜明けまでの5時間、マンハッタン島を全面封鎖しようというのだ。島と外部を繋ぐ21の橋全てに検問所を設け、蟻一匹逃げ出せないような厳戒態勢を敷くデイビス刑事。執拗に犯人の行方を追う彼だったが、事件を予想だにしない展開を見せ始める。果たして事件の真相とは?急逝した実力派俳優チャドウィック・ボーズマンが制作・主演を務めたという本作を今回鑑賞してみました。たった一晩の出来事をほぼリアルタイムで追うことで、なかなか緊迫感に満ちた作品に仕上がっていたと思います。正義感に燃える熱血刑事と常に冷静沈着な女性麻薬捜査官というコンビも対照的で大変グッド。彼らともはや後がない犯人たちとの息詰まるような攻防は、多少ベタではあるけれどなかなか見応えありました。と、全体的には普通に良かったと思うのですが、僕としては何だか物足りないものを感じたのも事実。面白いっちゃ面白いんですけど、全てがあまりにも優等生的でこちらの想定したものを一切越えてこないんですよね、これ。事件の真相も途中で「あぁ、きっとこういうことで、この人がたぶん事件の黒幕なんだろうなぁ。でも、それだとベタすぎひん?」と思ったら、まさかのそのまんまでちょっと肩透かし。もう少しこの作品ならではと言った一捻りが欲しかったところですね。とはいえ、肩の凝らないサスペンス・アクションとしてはぼちぼち楽しめると思います。 【かたゆき】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-11-16 02:34:19) 1.2020年8月に43歳の若さでこの世を去ったチャドウィック・ボーズマンの“遺された”主演最新作は、80年代〜90年代の良い意味で雑多な娯楽性に溢れたポリスアクションであり、今この瞬間の時代性を根底に敷いた骨太なサスペンスでもあった。 幼き頃に殉職した父親の面影と無念を追うように警察官となった主人公は、「正義」の名の下に、凶悪犯を射殺し続ける職務経歴を問題視されていた。そんな折、真夜中のコカイン強奪に絡み警察官8人が殺害される凶悪事件が発生する。 殉職した父親への想いと、自らが掲げる「正義」の正当性を信じて、犯人を追う主人公だったが、次第にくっきりとあらわになっていく陰謀の輪郭に反するかのように、信じ続けた「正義」に対する焦点がぼやけていく様が印象的。現代社会の「闇」を描くドラマとして面白かったと思う。 劇中で登場するホテルの名前が「パララックスホテル」となっていることからも明らかなように、この映画が伝えるテーマは、この社会における「視差(parallax)」であり、異なる視点で見ると浮き上がってくる社会の「真実」そのものであろう。 浮き上がった真相に失望し、絶望しながらも、主人公は己の正義を貫き通す。 しかし、事件解決という“夜明け”と共に帰路につく彼の表情は暗く沈み、その虚ろな瞳に光は無かった。 自分が幾人もの犯人の射殺も厭わず貫いてきた「正義」とは一体何だったのか? 殺害された8人の警察官たちや、欺き陰謀に巻き込んだ地元の警察官たちと同様に、もしかすると、殉職した父親にも表沙汰にならなかった“真実”が存在するのかもしれない。 そんな主人公の思い疑念に包み込まれるように、映画は幕を閉じる。 「正義」とは何か? 視点や立場によってその形は都度様変わりしてきた。 今この瞬間も、異なる正義と正義がいがみ合い、傷つけ合い、悲劇を生み出し続けている。 主人公と同じ虚しさを感じると共に、その主演俳優がもうこの世に居ないことに、喪失感が深まる。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-08-30 23:47:38)(良:1票)
【点数情報】
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