みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★19.《ネタバレ》 スパイダーマンのスパイダーマンによるスパイダーマンのための映画。サム・ライミ版が良いとか、アメイジング版はイマイチとか今まで色々あったけど、それらも含めて全てスパイダーマンという一つのコンテンツなんだなぁと。仮面ライダーとかウルトラマンが勢揃いする感覚に似てます。一言で言えば最高に楽しめます。ただ最高に楽しむためには、サム・ライミ版とアメイジング版に加え、アベンジャーズも追い続けてこないといけないのはいかんせんハードルが高いのと新たなヴィランが出てこなかったのが少しだけ残念です。 【いっちぃ】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-01-27 16:47:53) 18.《ネタバレ》 スパイダーマンである事はピーターを救い、どこまでも苦しめる。勝っても晴れやかな気分には慣れない苦い戦いに明け暮れる彼の戦いはいつだって変わらない。 ヴィランたちはいつだって気の毒だ。なりたくてなった訳じゃない人々が力を制御出来ずに人を傷つけていく。 そんなスパイダーマン映画の最新作はサム・ライミシリーズ、アメイジングシリーズを総括した凄い内容でビックリ。あのヴィラン達を一人ずつ救っていくのだ。にしてもマックスは随分イケメンになりましたね。 あのスパイダーマンの気の毒なアイツが、やっと救われると思うと涙腺が結構来る。 そして見せ場はやはりスパイダーバース 。 ついに集合してしまった三人のスパイダーマンは凄いテンションが上がる。そしてアンドリュー・ガーフィールドがMJを救うシーンがまたなんとも泣ける。 スパイダーマンに喪失はつきものであり、運命だ。彼が全てを乗り越えまた会える日を俺は待ってるぜ! 【えすえふ】さん [映画館(吹替)] 8点(2022-01-20 14:43:40) 17.《ネタバレ》 ピーター・パーカーとドクター・ストレンジが、のび太とドラえもんかよ!と突っ込みたくなりました(笑)。 で、のび太の浅知恵と慌てるドラえもんの組み合わせではロクな秘密道具が出ることもなく…というお約束の展開になりますが…。 そこから日本のヒーローの原点たる月光仮面の“悪を憎まず、赦しましょう”思想を、マルチバース設定を生かして見事に描くとは! スパイダーマンの物語が、ここに完結した印象です。面白かった!! 【こんさん99】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-01-16 11:37:19) 16.あなたに向けて書いています。『まだ本作を鑑賞しておらず、「このサイトでの評判はどんなもんだろう?」って思って訪れた』、そんなあなたに。ずばり言います。今すぐこのサイトから去りなさい。また、本作についてネットで調べる事を一切やめなさい。ただし、マーベルに関する映画・ドラマは新旧共にできるだけ多く観なさい。そしてなるべく早く映画館に行きなさい。情報が溢れかえるこの時代、これは難しい事かもしれません。ただし、約束しましょう。私の言う事を守ったらあなたは、全くもって大げさでなく『映画史上最高の瞬間』に遭遇します。どうか、映画の歴史を変える程のこのお祭りに参加してほしい。10点です。 【HIRABAYASHI】さん [映画館(吹替)] 10点(2022-01-14 19:28:56) 15.《ネタバレ》 アニメからアイディアをもらって作ったとしか思えません。折角新作を作るのに、新しい敵を作り出すことができなかったのでしょうか?過去シリーズの出演者たちを、あんなにたくさんそろえたことには感動を覚えましたが、ただそれだけ。新作を見に行ったはずなのに。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 4点(2022-01-14 19:00:47) 14.《ネタバレ》 ホランド版は前シリーズと比べても少し若年層向け・ごくコミカルに楽しく観れるという質感かと感じており、ソコは今作も概ね踏襲してると思うのですが、一方で今作は結末含め全体としてしっとりする場面も多くて中でややシリアスめではあるのです。ところが、今作での騒ぎの元凶はとゆーと(マーベルでもチョイ珍しく)完全に主人公側に存在するのであって、彼らの若さ・バカさ・茶目っ気が為せる業、という点を考慮すると、雰囲気+成り行きからの全体の纏まりとゆーのはやや微妙かな…とも思ったのですね。オーラスも、私個人としてはも~ただ素直で完ペキなハッピー・エンドの方が観たかった…とも思いました(エンドロールなんかは最後の最後までほのかに期待してしまいました)。まあ権利関係がややっこしいスパイダーマンはMCUからはいったん御役御免…というコトなのかも知れませんが(→一転、ココぞという場面でまたブチ込まれる方により期待したいトコロではありますケド)。 しかし、いったんの完結編としてはその豪華さ(何と言っても出演者)はあの『エンドゲーム』にすら匹敵するとゆーか、この20年のスパイダーマン映画の集大成とでも言うべきゴージャスなモノでした。トビー・マグワイア、最近見なかったなあ~とも思っていたのですが実に素晴らしい仕事でしたね!私もサム・ライミ版は大好きで(ナンなら『アベンジャーズ』より好きなぐらい)、グリーンゴブリンを殺そうとするホランドを押し留めるシーン、年齢を経た今の彼だからこそ出来る真のヒーローの姿を垣間見たとでも言いますか、その無言のメッセージに感じ入って自分を取り戻すホランドも含めて今作ではココが一番グッときましたですね。他、アンドリュー・ガーフィールドも相変わらず爽やかでしたし、ウィレム・デフォーの迫力・凄みも際立ってました。贅沢ですね。 評点は少しだけ迷ったのですが、素直に楽しめたので高めに寄せておきます。 【Yuki2Invy】さん [映画館(字幕)] 8点(2022-01-14 18:04:40) 13.《ネタバレ》 自分がMCU版のスパイダーマンに持ってる感情はほかの方同様、微妙なもので、スパイダーマン単体としてではなく、やはりアイアンマンの付属品、ないしはほかの映画のゲスト的な感じがとても感じていて前作、前々作ともに乗り切れなかったのが正直なところでした。 ただし、今回はちゃんと、MCUスパイダーマンとしての個性が出ていたと思います。 ネット上では必要以上にネタバレに敏感でしたが、正直過去作のスパイダーマンが終結することなんて端から予想できたこと。そこはいいとして、過去作(これを書いている時点ではアメスパは未鑑賞ですが)のヴィランも、ゲロ以下の臭いがプンプンするような生まれてからの悪、というよりは環境がそうさせてしまった哀れな犠牲者、という感じだったので、それぞれのヴィランの救済があってよかったですし、過去のスパイダーマンが経験した大切な人を失うということを通して、作品内で大きく成長し、これまでの作品は「認められたい」という子どもの背伸びだったのに対し今回はしっかりと「大いなる力」に対する責任を取る姿勢が描かれており、作品としても深みが増したと思います。 散々今回の騒動は「やらかし」のドクター・ストレンジのせいとか公開前には言われていたのに、いざ見てみれば原因はわがままを言いだしたピーター自身。しかし最後は「個の願い」ではなく「他者の幸せ」のための自己犠牲を払う・なんて、ヒーロー映画の大好きな要素。最後はちょっと悲しいながらも、これからもたくましく生きていくであろう彼に少なからず勇気をもらえるのではないでしょうか。 そんなわけで、個人的にはエンドゲーム以降のフェーズはあまりおパッとしなかったというのが個人的な意見ですが、今回は文句なく面白かったです。 【クリムゾン・キング】さん [映画館(字幕)] 8点(2022-01-13 21:40:41) 12.《ネタバレ》 個人的には、今まで見てきたマーベル映画で一番楽しんだなと思います。 なんだか、いろんな思いが湧いてきて感慨深いものがありました。 最初から最後まで、とてもテンポ良くかつアクションも豊富で全く飽きさせない。 それでいて感情のジェットコースターに乗っているような、喜怒哀楽全てが詰まってる。 マルチバースという設定を、こういう使い方でもって活かしてくるというのが天才的です。 そりゃファンは泣いちゃいますって。マーベルの中でのスパイダーマンというキャラクターの良さ、 ヒーローのパーパスがこれ以上ないほど伝わりました。 個人的に、そのヒーローの存在意義と同時に、映画館の存在意義もまた再認識した次第です。 本作は21年の映画作品で世界興収ダントツ1位となりましたが、コロナで人々がストリーミングに移行する中、 映画館はどうなってしまうのだろうと映画ファンとしては複雑な思いを持っていました。 でも海外の劇場での人々の反応見ると、ピーターたちの登場シーンやラストの展開なんかでみんな物凄い大歓声で、 みんなで一体となって楽しんでる様子が見て取れたんですね。 その様子を見てると、あぁこういう作品があれば、まだ映画館大丈夫だなって思った次第です。 とにかくスパイダーマンありがとう、制作してくれた人たちありがとう、と言いたいです。 【あろえりーな】さん [試写会(吹替)] 8点(2022-01-13 15:18:53) 11.《ネタバレ》 この映画を見終わった時の素直な感想は「ズルいなぁ・・・」でした。 スパイダーマンのシリーズ物としてみず、映画単体評価としてみると正直微妙なんですよね。5~6点が妥当な評価。 薄っぺらい幼稚な正義感で事態を混乱に陥れるピーター・パーカーの序盤の行動は、「馬鹿が騒ぎを起こして事態が混乱する展開」そのもの。俺の嫌いなタイプの展開なんですよね。まじ、序盤は「あー辛い、はやく終わんねーかな」ぐらいの気分で見てました。つくづく馬鹿の出る映画が嫌いなんだな(最終絶叫計画のような、おバカムービーは除く)。 しかもそれに加担するストレンジもアホである。ノリノリで魔術に加担するわ、制約条件をあらかじめピーターに伝えておかないのもアホ丸出しである。追加でピーターが条件を追加していくやりとりも割とイラっとしながら見てましたね。ピーターも適当だけど、そりゃ慌ててしまってそうなっちゃうもんだから、ストレンジも悪い。ていうか、マルチバースをやりたいという事が先行しすぎてて、それありきで物語が展開するのでそれまでの展開があまりも雑すぎてみててしんどい。 とはいえ、その後のマルチバース開始により過去敵が出てきた際、「即返すのが正しい」というストレンジの主張は真っ当すぎて、ピーターの偽善的な救済の行動にはな~んにもノレなかったんですわ。 ということで前半は特にイライラしながら見てましたが、中盤になると手のひら返し状態でテンションが上がってしまう。 やはりオクトパスとのハイウェイでのバトルも良い。スパイダーマンらしい「一般人を助けながらの戦闘」もきちっと入っている。ヒーロー物はこういうシーンがなきゃいけませんからね。 中盤にはグリーンゴブリンが本性を発揮。デフォーはやっぱり良い役者だなぁ。ノリノリの演技が見ていて楽しかった。 そして「ズルい」という思いで映画にのめりこみ始めるのが、後半のマルチバースからきたスパイダーマン集合。これはほんとテンションが上がった。思わず声が出たよ。 その後はスパイダーマンシリーズを見てきたファン向けの激熱展開が出まくり。 過去にできず悔やんでいた事を達成していく昔のスパイダーマン達(MJ助けられて良かったね)、ウェブシューターの有無のやり取り、3人での「お前はどういう状況なの?」という近況報告会など、とにかくソニースパイダーマン視聴者の胸を熱くする演出・展開が目白押し。 こりゃズルいぞ。 ヴィランもヴィランで過去シリーズのヴィランが同じ俳優で出てくるのでとにかく熱い。ジェイミーフォックスもよく来たなぁ。てかこんなに自信満々キャラだったっけ? 同窓会といえば同窓会なんだけど、とても熱い同窓会なんだよね。その点はマトリックスより大分良い同窓会でしたね。 そしてピーターパーカーの記憶が消された後のやり取りの切なさ。これはグッときましたね。MJとの別れ、一人暮らしを始めるくだり等、お祭り騒ぎの終わりの余韻がとても良い。 とにかく導入部のあまりの雑さで無理やりマルチバース展開にした本作ですが、中盤から非常に見ごたえありになってきたのでなんだかんだいって良かったです。 作品単体としては微妙でも、スパイダーマンシリーズの力で+2点加算で8点となります。 劇中では盲目の弁護士(デアデビルだよね?)も出てくるし、今後マイルス・モラレスが出てくるのではと予感させるようなセリフも出てくるし、わかる人にはわかるネタがたんまりと盛り込まれてましたね。 あとエンドクレジットの前半に差し込まれるヴェノムも良かったかな。結局スパイディとは会わずかいw ただエンドクレジット最後に入ったドクターストレンジの実質的な予告編は、「良いんだけど長いな」と思いました。 さて、このシリーズは一旦終わるのか、どうなのか。ピーター・パーカーの正体を知ってしまったらまたマルチバース時空が出てきてしまうのでピーター・パーカーはMCUには出せないものの、スパイダーマンはマイルス・モラレスで出せるから権利関係さえなんとかなればなんとかなるのか・・・?とか。MCUファンには今後のスパイダーマンの動向をやきもきさせる状況ですね。 特に最後出てくる文字が、やきもきさせますね・・・トム・ホランドはもう出てこないのかな・・・ 「ドクターストレンジ”は”帰ってくる」 【みーちゃん】さん [映画館(字幕)] 8点(2022-01-13 09:29:53) 10.《ネタバレ》 劇場公開最初の週末を経た今の段階で本サイトにレビューを挙げている方は、 やはり筋金入りのファンの方が多いのだなと思いました。 表現の仕方に違いは有れど、心の琴線に触れる名シーンは皆さん同じな様です。 私が言いたい事は先達の皆さんが殆ど書かれています。 繰り返しになってしまうのが大変心苦しいのですが、幾つか箇条書きにて・・・ ・「倒す」では無く「赦す」と言う事。素晴らしい。 ・本作は旧々三部作、旧二部作の忘れ物を取りに行く作品。 私は途中からずっとウルウルしてましたが、二代目が三代目MJを救うシーン、 そして一代目が三代目を自らの行動を以って諭すシーンで完全に涙腺崩壊しました。 ・"The Great Power has Great Responsibility" その代償として三代目は叔母の庇護の下では無く、 一代目・二代目と同様に一人で悪と戦う道を選ぶ。 完全なHappy Endでは無くほろ苦い幕の引き方がとにかく良い。 高校卒業資格検定の参考書の描写でまたしても涙腺崩壊。 私は、絶対にもう一度、より逞しくなった三代目の姿を観る事が出来ると信じています。 蛇足 そして、近い将来一体誰が実写版マイルス・モラレスを演じるのか・・・ あ~楽しみだ! 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-01-10 10:37:42) 9.《ネタバレ》 映画を観る時はなるべくネタバレを回避し見るのは予告編程度に留めてますが、MCU関係は特にそこら中でバラされるからイヤですね。ましてや日本は公開遅かったですしネット記事のタイトルも怖くてスルーしてたので疲れました。コレで心置きなく読めますわ。 予告であの高笑いとともに飛んで転がってくるパンプキンボム、あの触手型金属アームが伸びてきてドヤ顔で現れ挨拶するドクター・オクトパス、そして「全ての運命が集結する」と出てましたので「コレは大集合あるな」とは思ってましたが、本当に出てきた時は(マスクをしてますが)口開けてポカーンとしてしまいました。相変わらず合間合間に挟むギャグや小ネタが上手く3人ピーターのやり取りはニヤニヤものでしたね。それぞれのシリーズのヴィラン救済をしつつ、それぞれのスパイダーマン=ピーター・パーカー救済の物語にもなっていて、落ちていくMJをキャッチしたアンドリューには感涙モノでしたし、グリーンゴブリンをフルボッコにしたトムがトドメとばかりに振り下ろしたグラインダーを止めに入るトビーにもシビれました。オリジナルで演じていたウィレム・デフォー、アルフレッド・モリーナ、ジェイミー・フォックスが続投したのも大きかったのですが、トビー・マグワイア版とアンドリュー・ガーフィールド版を追ってきた人は特に満足できる内容だった気がします。おそよ20年間に渡ったスパイダーマン・シリーズの集大成としてよくぞ補完してくれたと思いました。 事の発端は子供じみた発想だったモノの、ほぼ全てを失ったトムは「大いなる力には大いなる責任が伴う」ことを理解し大きな成長を遂げた感がありました。逆にやらかし属性だった社長を次ぐストレンジはやらかしの後始末に苦労しそうですね。盲目の弁護士の彼も今後どうやって現れるのか気になります。マルチバースは嫌な予感しかしませんでしたがスパイダーマンの世界は素晴らしかったです。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-01-09 23:09:27) 8.《ネタバレ》 1回目は初日(1月7日)にIMAXで鑑賞。その時は凄くノリがいい観客(たぶん外国人)が多く、日本では珍しい「上映中の拍手」が数回起こったりしたせいか、始めから終わりまで気持ちがアガった状態で観ることができました。しかし、2度目を吹き替え版で観たところ、「あれ、意外と会話シーンばかりでモタついてる?」と感じ、終盤のあの展開を見せたいためだけに2時間引っ張ってんのかよ、と少々白けました。ギャグも滑ってるのが多いし。ということで、1回目は10点満点を付ける勢いでしたが、2回目を観たあとではせいぜい6点。少なくとも「早くも今年の公開作品のベスト3確実!」というようなものではありません。 【ebcdic_ascii】さん [映画館(吹替)] 6点(2022-01-09 15:38:57) 7.《ネタバレ》 なんか、これまでスパイダーマンシリーズを観てた人のご褒美作品みたいな感じで、メチャメチャ熱くて良かったです。 正直、トム・ホランド:スパイダーマンは対象年齢が若くなったせいで、どうせ大人向け作品ではないんでしょうと侮ってたところはあるんですが(その分気楽に観られる、いい話と安心して観られるところはあったのですが)、むしろ若年向けかつ、正義とは何かを問い続ける苦悩のスパイダーマンシリーズだからこそ、今度の赦しと慈悲の物語を描けたところがあって、ちょっと感動してしまいました。こういう話が観たかったんだよ! 話のオチというかネタとしては、エンドゲーム以来、こういう安直なちゃぶ台返しをあまり使うのはいかにも安直だろうとは思うのですが、まあ、1回はこういうネタも許されるかなということで、キャラ設定のコミカルな面とも合ってるし良かったと思います。 そんなところです。 【sim】さん [映画館(吹替)] 9点(2022-01-09 03:48:14) 6.《ネタバレ》 今年1本目の映画館観賞で1700本レビュー到達、まだ通過点! 約11か月ぶり2度目観賞。「ホーム」シリーズ第3弾、最終章。ドクター・ストレンジの魔術によって、過去2シリーズのスパイダーマンとその敵が登場。偉大な先輩方と共にゴブリンたちと迫力バトル。蜘蛛スーツを脱げば大学進学を考える高校生の青春ドラマが展開。濃ゆい顔のMJ、忘れられぬ恋。決して完璧ではない悩めるヒーロー像を映し出したシリーズ、完結。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2022-01-09 03:39:04) 5.関わってくれた全ての監督、スタッフ、演者に感謝。ユニバースからマルチバースから3次元まで越えた極上の映像体験に痺れました。 会場の息を呑む空気とざわつきはヨーダがライトセーバーを抜いた時以来でしょうか。 いい加減くどさを感じていたエンドロール後のアレまで今回は目が離せないものとなっています。 映画の、マーベルの新たな可能性を感じる作品でしたね。おっさんは大満足です。泣いてしまいました。 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-01-08 23:39:26) 4.《ネタバレ》 大変豪華な一作でした。特に出演俳優がね。 ドック・オクは劇場予告でバンバン出ていたから出るのは知っていたけど、あの人もあの人も、って感じで、オリジナルキャストが続々登場。そして、再登場してくるのはヴィランに限らず・・・ 年齢的に大変な人もいただろうに。ウィレム・デフォーなんて、彼を代表する役がノーマン・オズボーン=グリーン・ゴブリンになってしまいそうだ。 スパイディー1・2・3の絡みのシーンはかなり笑えました。 ストーリーは、マルチバース設定を使うためだけのかなり強引なものであり、それほどのもんではありませんでした。東映仮面ライダーの○○周年記念作品みたいなもんです。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 7点(2022-01-08 22:36:50)(良:1票) 3.《ネタバレ》 “この”「スパイダーマン」シリーズのタイトルに、3作続けて用いられてきた「Home」というワードの意図。 それは即ち、この物語の主人公の“少年”には、帰るべき“Home”があり、“Home”に守られていたということ。 そして、彼はついに自身の運命に課せられた「力」の大きさと、それに伴う「責任」の大きさを痛感し、受け入れ、一人“Home”を旅立つ。 或る一人の“少年”が、力を得て、偉大なヒーローたちと共に世界を幾度も救った後に、“大人”になる。それが、トム・ホランドが演じた“ピーター・パーカー”の物語であり、“スパイダーマン”だった。 「キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー」で、アベンジャーズに“ルーキー”として初参戦したスパイダーマンは、まさしくフレッシュで、決裂の重々しい空気感に包まれたヒーローたちの中で確固たる重要な“娯楽性”だった。それを演じるトム・ホランドの若々しいスター性も魅力的だった。 だがその一方で、トム・ホランド版スパイダーマンとしての新シリーズ化に対しては、個人的に“モヤモヤ”した気持ちが拭えなかった。 その理由は明確だ。僕は、2000年代に誕生した“2人のスパイディ”が大好きだったからだ。そしてその各シリーズにおける消化不良な結末(打ち切り)に対して、ずっと“満たされない”ままだったからだ。 特に、マーク・ウェブ監督、アンドリュー・ガーフィールド主演の「アメインジング・スパイダーマン」シリーズは、「2」におけるあまりにも悲痛で衝撃的な顛末も含めて、今なおアメコミ映画史に残る傑作だったと確信している。 がしかし、あの「悲劇」の後に製作される予定だった完結編が日の目を見なかったことは、それこそが「悲劇」だったと思う。 ただそれでも、MCUにおけるトム・ホランド版スパイディは、その立ち位置の価値と魅力を放ち続け、ジョン・ワッツ監督による単独のシリーズ作も快作続きだった。 アンドリュー・ガーフィールド版、そして現在のアメコミヒーロー映画ブームの礎ともなったサム・ライミ監督によるトビー・マグワイア版の“2人のスパイディ”に負けず劣らずの愛着を深められていたと思う。 そういうわけで、故・トニー・スタークの後継者としても、トム・ホランド版スパイディの成長を見届けようと本作に臨んだ。 ドクター・ストレンジと共に“マルチバース”の世界観に突入し、“次元”を超えた過去のスパイダーマンシリーズのヴィランたちが大集合するという“事前情報”は、それだけで高揚感が極まった。 そう、それだけで、この映画は「最高」だったのだ。 しかし、それ以上の“スペシャル”が本作には用意されていた。 “2人のスパイディ”がワープゲートをくぐり抜けてやってくる。 まさか、まさか、まさかの「最高」の3乗。映画館のシートで、思わず「やば…!」「すご…!」と連続で呟いてしまい、感嘆が止まらなかった。 トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドの両俳優が、それぞれ現在の姿で、時を経た“ピーター・パーカー”を再演する。 彼らが、自身のスパイダーマンとしての経験と悲しみを踏まえて、かつての自分たちと同様に悲痛と絶望に沈む若きスパイディを導き、救う。 そして、その“スパイダーマンズ”による「共闘」の中で、先輩スパイディたち自身も、それぞれの運命(シリーズ)の中で、我々映画ファンと同様に消化しきれていなかった“思い”に禊をつけていく。 何というドラマティック、そして何という映画的奇跡。 まさに次元と時間を超えた、ストーリーの収束とカタルシスに、涙が止まらなかった。 3本の強靭な蜘蛛の糸が縦横無尽に交錯し、多層的な幾何学模様形成していく。そのさまは、複雑で果てしない“マルチバース”の世界観の深淵を描き始めるに当たって、あまりに相応しい。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-01-08 00:18:04) 2.《ネタバレ》 過去シリーズのヴィラン大集結という危機にどう立ち向かうのかと思いきや、まさかのグリゴブとドクオクが味方に...かと思いきや、やっぱり敵に... メイおばさん、安らかに(涙)、満を持してここでヴェノム登場かと思いきや、まさかのまさかのアンドリュスパイディが、そしてトビースパイディも...。 もう鳥肌超えて涙。スパイダーマンが好きで良かった、マーベルを観続けて良かった、マルチバース万歳。 前半のMIT入学の件が長いとか、アクションの少なさとか、吹っ飛ばすというか、そこまで計算ずく?と思うほどの、蜘蛛男×3の連携カタルシス。 つーか、トビーとアンドリューの背中伸ばしって、シュール過ぎる、まぁ二人ともいい歳だものね。 アンドリュー、今度こそ救えて良かったね(涙)。 敵を殺して救うのではなく、治して救う。そりゃヴェノムが来ないワケだ、治されちゃったら映画続かないし。 そう、すべては救えない、だけど、救えた人がまた誰かを救う可能性が生まれる。 トムが言っていたね、おばさんの墓の前で、支えられた人がその意志を継ぐと。 MCUで一番感動した、仕事サボって初日に見て良かった、年明け早々今年一番の映画来ちゃいました。 【ノン】さん [映画館(字幕)] 10点(2022-01-07 23:11:34) 1.《ネタバレ》 ■超ウルトラスーパーネタバレがあります。ご注意ください! まず初めにこの映画を作ってくれたすべての関係者の方々に、感謝と称賛の念を送ります。本当に、なんて夢のような映画を作ってくれたんでしょう。大人の事情や様々な確執によって、ファンが望むもの見たいものが実現しづらい映画業界において、この作品は一つの歴史的な金字塔作品とも言えるでしょトビー・マグワイアう。それほどまでにこの映画には「夢」があった。私は鑑賞前はできるだけ情報をシャットアウトするようにしているので、まさかトビー・マグワイアさんとアンドリュー・ガーフィールドさんが登場するなんて、ぶったげちゃいましたよ。アンドリューさんに関しては何となく出演が決まったぽいことをチッらと知ってしまったんですが、でも確定事項でなかったからご本人登場の時はキター!って素直に嬉しかったです。で、心臓止まるほど驚いたのがトビーさん。何となくの風の噂では出演を断ったぽいっていうことだったから、完全にないものだと思ってました。それが出てきちゃったか、えーーーー!!!!ってマジで心臓飛び出しそうになりました。いや~その瞬間、自然と拍手しちゃってました。ありがとうトビー。 ここからは箇条書き形式で、思い出し出しコメントしていきます。 ●スパイダーマン1、2、3、とかアンドリューくんへのアメージングいじりとか、クスクスってなるシーンがいくつかあったのも良かった。あ!そうそう、きっとどこかに黒人のスパイダーマンもいるだろうも最高でした(*^ー゚)b ●アンドリューくんが今回MJを助けることができて感動した。てかあのシーンでウルッときちゃいました。 ●御大ウィレム・デフォー様にオイシイ役どころを演じさせてるところが憎らしかった。 ●トム・ホランドのスパイダーマンは他の二人と比べて、大切な人を自分のせいで失っていなかったことに、メイおばさんが亡くなって気付かされた。そのことを二人のピーター・パーカーが話すシーンはグッときた。 ●この作品の話の流れって、ピーターの「善意」で動いてるんですよね。恋人と友人が自分のせいで大学に行けないから、二人のためにストレンジを訪ねたわけで、そしてヴィランたちのことも救ってあげたいっていう気持ちから、彼らを自由にしてしまった。全てピーターの善意なんですよね。なのにメイおばさんを失ってしまうという、何とも皮肉なことか。しっかりと練りこまれた脚本ですよね。それぞれのユニバースからやって来たピーターたちも単なるお祭り的ゲストでなく、しっかりと役どころがあるのに感心しました。 ●どうやら「ヴェノム」だけは、トム・ハーディ版の登場はなさそうですね。代わりに置き土産、ありましたから。 いや~それにしても久々に感動しまくりました。てか次にトムくんのスパイディに会えるのはいつになるんだろう・・・? 彼、アンチャーテッド始めたからな・・・。あ~まだまだ長生きしなきゃ! 【Dream kerokero】さん [映画館(字幕)] 8点(2022-01-07 15:29:43)
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