みんなのシネマレビュー

明日、君がいない

2:37
2006年【豪】 上映時間:99分
ドラマ
[アシタキミガイナイ]
新規登録(2007-05-01)【TM】さん
タイトル情報更新(2009-04-18)【+】さん
公開開始日(2007-04-21)


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監督ムラーリ・K・タルリ
キャストテリーサ・パーマー(女優)メロディ
脚本ムラーリ・K・タルリ
製作ムラーリ・K・タルリ
製作総指揮ムラーリ・K・タルリ
配給シネカノン
編集ムラーリ・K・タルリ
その他マイケル・ジャクソン(special thanks)
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【クチコミ・感想】

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6.監督のメッセージというか想いが伝わってきました。 Yoshiさん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-28 23:14:34)


5.《ネタバレ》 てっきり各々の秘密が連鎖して自殺の引き金を引くこととなる内容なのかと思い、そうだとすれば確かに結構な芸当だな、と興味津々で観ていると・・・

ある意味でそういった内容であったものの、蚊帳の外にいたというのが引き金では生徒達の諸々は何だってよかったわけですから、大した芸当ではない。
これでは、単なる自殺する人物探しの趣向しか持ち合わせていない。しかも、その方向で観ていても報われない内容ですし(ミステリーで本編に関わりなく、人物紹介さえされなかった人物が犯人でした、と言うようなもの)。
19歳が書いたというのがマイナスの意味で納得する結果になってしまい、残念。
しかし、テーマ(無関心への警鐘)は伝えられていると思います。こんなにも堂々と反則技を利用して表現している気になれるのは若さのおかげでしょうね。
とりあえず、脚本としては明らかな失敗作。若さに3点献上。

でも、自分がこの人はわかっていると一目置くような巨匠が同じ内容をやったならば、「敢えて」なのだろうと評価して、もう1、2点プラスしてしまうかもしれない・・・(恥)。
カラバ侯爵さん [DVD(吹替)] 3点(2008-01-28 00:55:38)(良:1票)

4.《ネタバレ》 いやぁ~★
なんてこったいK・タルリ。
恐るべしnineteen。
いや、19だから作れたんだよね。
   
好きです。
痛くて、しみてたまらんかったケド。
   
そうなんだよ。
思春期って、発情期って、どんなちっぽけな理由でも死ねるんだよね。
ガッコって。高校までは、それが世界のすべてだと思い込んじゃったりするんだよね。
   
だから苦しい。
だから眩しい。 
だれもが「死」へのハードルをいとも簡単に越えてしまう危うさ。

だれが死んでもおかしくない中で、最も死にそうにない&出番の少ない端役のケリーが死ぬことで、なおさらそれが強調されたね。
白黒&独白シーンがないけん、すぐ「ピン!!」ときたケド。

静のガス・ヴァン
動のK・タルリ
       
    
それぞれの感情があからさまに言動に表される中、
ケリーの「大丈夫?」と声をかける場面、首が座らないカンヂで最期に校舎を歩き回る「世を捨てた」演技。
ゾクッときました。

自分が傷ついてる時、つらい時って…
他人に優しくしたくなるんだよね。

ってことで、“永遠の思春期”のあたしから9点ゲト!!
★K★さん [映画館(字幕)] 9点(2007-08-17 00:32:34)(良:1票)

3.《ネタバレ》 監督が19歳のときに製作はじめた映画ってことで
やっぱりすごかったっす・・こりゃカンヌでスタンディングオベーションも・・・・わかるな。


つくりは、みなさんいうように「エレファント」にそっくりだね。こうゆう撮りかたはすき。


でも
お も い 。


ひたすら重かったです。
ひとりでみたからなんかもう・・
ダンサーインザダークぶりかなこの暗さは。笑

まったく救いないじゃん!
自殺するとことか、、
目そむけたかったよもう。
つらすぎるよ。

でもね、、なんか、なんか
うまくいえないけど
すごく大事なことを訴えてる映画だとおもう。

で も

重い重い重い重い。
ほんと重い 。
でもなぜか号泣。
でも しばらく観たくない。自殺したひとりの心の闇はまったくわからないままだけど、
ひとによって痛みをかんじる度合いも、それに耐えられるちからの大きさも、事情も、ぜんぶ違うから、それを理解することはできないとおもう。

いじめ、障害、同性愛、恋愛、、とか差別、とかそういうテーマはもちろんだけど、


人間の社会の、、構造っていうのかな。
そうゆう深いとこまで考えさせられました。

学校だけじゃなくていろんなばしょでいろんなひとをみるけど
表面ではみえないとこでみんなそれぞれ孤独、葛藤をかかえててそれでも生きていかなきゃいけない辛さ、、というか

一番自殺なんてしなそうにみえたひとが、、でも悩みの大きい小さいは、他人にきめられることじゃないしね。
最後は死とゆうものがあまりにもあっけなくて
本当哀しいというか虚無感が・・・
でも、必見だよ、この映画。
けっこう、展開よめた部分はあったけどねぇツライっす


ギニュー隊長★さん [映画館(字幕)] 9点(2007-05-28 22:29:39)(良:1票)

2.《ネタバレ》 子どもと大人との隔たりを主張しているためか型にはまった大人たちの描写は希薄で、ドキュメンタリー調でインタビュー形式の告白を聞かせてしまうのは映画としてはどうかと思いますが…最後まで緊張感を保ち若者特有のヒリヒリを感じさせてくれます。学校を舞台に肩越しから覗くように撮られた日常風景、人物と時間の交錯はガス・ヴァン・サントの「エレファント」と似た手法ですが、本作はあれよりずっと劇的であり感情的です。サスペンスタッチで冒頭から誰かの死を予見させる命の重みで訴える構成は、その後始まる一人一人の声に真剣に耳を傾けざるを得なくさせます。そして大き過ぎる問題を抱えた生徒たちはドラマチックですし、それでいて唐突に核心を衝くあの結末はヘビーな問題ではなく無関心による孤独という日常的な悩みがいかに重いかを気づかせてくれます。さらに〝予想外の自殺者〟は観客にも無関心への荷担を強いているのです。衝撃的なリストカットのシーンは画面から目を背けたくなるほど鮮明で痛々しく〝生〟への証として描いているように思えます。  監督が自らの体験をもとに本作にとりかかったのは弱冠19歳の時というのですから驚きですが、言われてみればで良い意味でも悪い意味でも若さを感じますし、若者らしい心の叫びが伝わってきます。 ミスター・グレイさん [映画館(字幕)] 7点(2007-05-07 18:03:09)

1.《ネタバレ》 観終わった後、「やられた・・・」と思いました。恐るべき19歳ですね・・・この監督は。まず、誰かの自殺を思わせる結末を最初に提示することによって、観客である我々はまるで探偵小説の犯人探しをするかのように、自殺者(自殺とは限らないが)探しに最後まで没頭してしまいます。そして、最後に結果が提示されると同時に、まるで営利なナイフのように監督の伝えたいテーマが我々の胸に刺さって来て、これが本当にハッとさせられます。
 
 人間誰しも心の闇を抱えています、特に多感な10代ならば尚更です。その中で、そのプレッシャーに耐え切れず死を選んでしまう人もいる訳ですが、その人は決して特別ではなく「彼(彼女)は○○だから死を選んだ」といった公式は無いというような事をこの作品を観て感じました。

 まあ、いろいろ目を塞いでしまいたくなるような生々しい場面もありますが、いろいろと考えさせられる良い映画でした。
TMさん [映画館(字幕)] 8点(2007-05-01 16:50:59)

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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 6.12点
000.00% line
100.00% line
213.85% line
327.69% line
427.69% line
5623.08% line
627.69% line
7726.92% line
827.69% line
9415.38% line
1000.00% line

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