みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
88.鑑賞してからしばらく(2週間程度)経っているが,あまり記憶に残っていない. 記憶に残っているのは,草刈正雄がイケメンなことと,本物の潜水艦と南極で撮影したってことを知って驚いたことだけです. 原作の問題なのかもしれませんが,もう少し科学的な思考で対応する姿を描いた方が良かったのではないか. 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 5点(2022-09-21 21:38:48) 87.《ネタバレ》 ウイルスにやられてしまった世界そして東京の描写は圧巻。多岐川裕美演じる看護師と子供のシーンも映画らしい手法で私は好きだ。 まあ男どもは殴り合ってばかりでそういうシーンはぐだぐだ。 後半になるに従い段々とよくなる。もはや人類が訪れなくなった教会での骸骨との会話もまた映画らしいシーンであり全編の中でずば抜けて素晴らしい。正に詩のようなシーンだ。 エンディングの歌も良い。 【ほとはら】さん [映画館(邦画)] 9点(2022-04-23 21:02:28) 86.《ネタバレ》 幸か不幸か、現実が物語を追い越してしまい誰でもリアリティ考証できてしまう荒さは抜きにして、一部の演出が大根なのと、終盤のアラウンド・ザ・ワールドの現実味のなさで点をマイナスですが、ちゃんと全部国際言語である英語でやり取りされているし、その内容も違和感なく、なによりこの大掛かりな舞台をきちんとロケしている点がとてもよかったです。ちゃんとお金をかけた映画はいいですね。 そして、草刈正雄の英語が見事。 深作欣二にSF撮らせたらこうなるだろう、という予想を悪い意味で裏切らない空気感がありました。 【よこやまゆうき】さん [インターネット(邦画)] 5点(2021-10-08 23:00:20) 85.南極ロケと、南極チームのギャラが高くて、前半の各国の外人俳優が大根になってしまったのがイタい。つかみがしょぼかったせいで話がちゃっちくなってしまった。それにしても小松左京はすごい。 。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2021-09-03 16:41:01) 84.ツッコミどころは沢山あるが、大作であることは間違いないですね。草刈正雄はイケメン 【アキラ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2020-11-19 14:43:28) ★83.《ネタバレ》 コロナ禍の現在、やっと観ました。 莫大な金のかかっているバブリー時代の日本映画ですね。 単純な感想を言えば、草刈正雄さんとオリビア・ハッセーさんの美男美女鑑賞。 前半はなかなか緊迫していたのですが、最後の最後でワクチンは効いたとして 放射能問題やガソリンスタンド生きてるから車使えば良くね? アメリカ大陸を徒歩で縦断して、皆と巡り会える確率とか考えちゃったので 萎えてしまいました。 今後も強力な菌が出来れば確かに有り得る世界なので、原作をちゃんと読みたいと思いました。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-09-13 18:29:15) 82.《ネタバレ》 コロナ禍で話題になったこともあり観賞。なるほど人工的に開発された生物兵器との噂もあるコロナのことを予見したような映画で興味深く観賞した。 ただ80年代の角川映画で監督が深作欣二なのでかなり大味なのは否めない。 現実に未知のウイルスが蔓延ってしまった現在の目で見ると、いくら感染後すぐに死に至らしめる凶悪なウイルスだとしてもマスクや除菌消毒の概念が無くノーガードで診察し医師看護師がバッタバッタと倒れていくのは頭悪すぎるし、政治や科学的視点が限りなく薄っぺらでリアリティが感じられなかった。 多岐川裕美演じる看護師が、死んだ友人の子を保護するまでは良いのだが、その後ボートに乗って海を渡るシーンは、そのボートはどこから!?てか船舶免許持ってるのはなんで!?とそっちが気になってしまった。 ウイルスで南極にいた人間以外は死滅し、さらに対ソ連対アメリカの核ミサイルを止めに行くも間に合わず作動し南極の人間まで死ぬという展開は意外性があり期待したが、放射線を当てたらワクチンができたり、大地震からも核攻撃からも生き延びる草刈正雄にはさすがに辟易とさせられた。その後作戦に失敗したときのために避難した集団と合流するため大陸を南下し始めるのだが、マチュピチュなどの観光をしたり、朽ち果てた協会で自主制作映画のような何の工夫もない謎の対話シーン、髪も髭もボーボーでボロ布を纏い変わり果てた草刈を遠方から瞬時に認識するオリビアハッセーなど、終盤にかけて引っ掛かる点が多すぎてだんだんと萎えてしまった。 【eureka】さん [DVD(邦画)] 6点(2020-08-14 22:49:14)(良:1票) 81.コロナ禍に観て、この映画がとっても無邪気に人類滅亡を扱ってしまったものだったと思い知る。ホワイトハウスのハリウッドスターたちがマスクを拒否しているのは許せても、多岐川裕美と緒形拳には「おい!マスク、マスク!」と突っ込んでしまった。 お約束的な描写をただ並べただけでは臨場感は上がらない。こういう映画を作るなら、人類に、どんな警鐘を聞かせたいのかはっきり決めないとダメだと思うが、常識的な範囲内で詰め合わせたようで、手抜きを感じる。プリプロは、話題性を上げるためのアイデア出しに費やされてしまったと見える。 当時、毎月角川のバラエティ誌を読んで、凄い映画が出来上がるんだと信じて待った。観た後は、なんだかぽかんとしてしまい、「いや、面白かったはずだ。」と自分に言い聞かせていた。映画って、こんなもんなんだと思ってしまった。そういう罪深い角川映画は少なくなかった。 まだ映画の観方が未熟だったが大好きだった、少年時代の自分を慈しむには最適。 【smith】さん [インターネット(邦画)] 4点(2020-08-08 12:45:36) 80.今見るとなかなかいい作品だなと感じますが、平時だったらめっちゃ叩きそうです。 【Yoshi】さん [インターネット(邦画)] 5点(2020-06-05 08:41:43) 79.《ネタバレ》 マチュピチュが突然出てきて、こんなときになに意味不明な観光してんだよ、と突っ込みたくなったが、「まあ、こんなに長いこと歩いてんだ、少しの観光くらい許してくれよ」と草刈氏の心の声が聞こえてきた。 本物の南極と潜水艦が出てきたこと以上に、感染予防しない人々以上に、ホワイトハウス地下の安っぽいセット以上に、意味不明な殴り合い以上に、印象に残ったシーンでした。 【woo】さん [インターネット(邦画)] 5点(2020-05-24 12:45:50) 78.《ネタバレ》 こんな時期に、こんな時期だからこそ(?)復活の日・Virusですわ。 人類が細菌兵器をうっかり漏らしてしまっての厄災・滅亡の物語で、唯一南極で生き残りがいたという話。昔見たときには、オリビア・ハッセー綺麗!とか、草刈正雄よくこの美人と何もなかったな(実生活的にね)、などと思っていた。そしても一つ、昔は「死者と話をするの、斬新な演出だな」なんて思っていた。 この映画はそんなことではなく、人の希望を描いていたんだと、この時に及んで深くそう思う。それと同時に理性的・科学的に行動する人々の凄さを描いてもいる。いくらこんな状況とはいえ、システム的に子を作るなんて、今の我々には考えもできない。まあ考えたの小松左京だけど。 物語中、何人ものぞみを失って自死していく人がいるなか、主人公は僅かな望みにかけて潜水艦に乗る。ワシントンから南極まで、普通は歩いてはいけないと思うよね(品川区から台東区まで歩いてイッパイだった自分が情けない)。でも彼は歩いた。多分愛する人に会うために。(食べ物は汚染されていなかったのね) 冷静に考えれば、草刈が歩いて南極を目指した根源とかもっと描いてほしかった気もするが、今のままで十分長い。この話はそんなに簡単に描けるもんじゃないということか・・・、 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-05-05 21:11:31) 77.驚いた。何という圧倒的なスペクタクルだろうか。 2020年、“コロナ禍”の真っ只中。1980年公開のこの国産超大作を、今このタイミングで鑑賞したことは、極めて稀有な映画体験だと言えよう。 新型コロナウイルス感染症の蔓延とそれに伴う悲劇が、全世界的に収束しない今の時世において、このSF映画が描き出したパニックと世界の“終末”は、決して大袈裟ではない「予言」であり、恐怖であった。 序盤のパンデミック描写はまさに今現在の社会の有様そのものだったし、そこから展開される人類死滅の地獄絵図は、とことん絶望的で遠慮がなかった。 そして、世界の人口が南極に取り残された数百人のみとなっても、さらなる破滅の進行を余儀なくされる人類の行く末には、恐怖や憤りを遥かに超えて、只々虚無感を覚えた。 その“虚無感”は、今作同様に明確な滅亡の最中を生きる人類の顛末を描いた「渚にて(1959・米)」や、冷戦下における核戦争の危機を真摯に描ききった「未知なる飛行/フェイルセイフ(1964・米)」を彷彿とさせる。 両作とも、冷戦時代のアメリカで切実な危機感と共に製作された作品であり、傑作だった。 ソリッドに研ぎ澄まされたこれらの作品と比べると、今作は大味だし、稚拙なウェットさがあることは否めない。 ただし、冒頭に記したとおり、超大なスペクタクルを伴った映画的な圧力が、また別の魅力と価値を生み出していると思った。 地球全体を舞台にしたSF的なパニックと恐怖、それに伴う残酷と慈悲の釣瓶打ちが凄まじい。 それはやはり当時隆盛を極めた「角川映画」だからこそ仕掛けることができ、実現し得た映画企画であったろうし、監督を務めた深作欣二による絶対的な支配力がなし得た結果だと思う。 ロケーション、キャスティング、バジェット、そして映画人たちのエネルギー、映画製作におけるあらゆる規模が今現在の日本映画界の比ではなく、その“スケール感”に圧倒される。 更には、小松左京のSF小説を原作にしたストーリーテリングが、SFパニック映画としての物語性を深め、映画世界を芳醇にしている。 世界の人口が数百人になった時、それまでの人間社会の倫理観や価値観などは、一旦無に帰す。 そこには、“感情”を抑制し、生物として存続することの残酷な真意が明確に映し出されていたと思う。 「戦争」と「疫病」、それはいつの時代においても、人類の最大の“敵”であり、“弱点”そのものであろう。 むしろ人類史自体が、戦争と疫病の繰り返しによって形成されていると言っても過言ではないのかもしれない。 そうであるのならば、非力で愚かな人類には、打ち勝つすべも可能性もそもそも存在しないのではないか……。 燃え盛る巨大な落日を目の当たりにして、“男”は一人、立ち尽くす。 それでも……それでもだ。我々人類が最後の最後まで手繰るべきものは、「希望」であり、「愛」であるという帰着。 落日の絶望感に殆ど押し潰されながら、それでも男は歩み出す。 その様は、巨大な絶望に対してあまりにも無力で、脆弱に映るけれど、どこまでいってもその先に「明日」があるのだと、今この世界に生きる人類の一人として、信じたい。 「Life is wonderful (人生はいいものだ)」と言い続けることが、唯一にして最大の抗いなのかもしれない。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(邦画)] 10点(2020-04-26 00:06:47)(良:3票) (笑:1票) 76.新型コロナウイルスの世界的流行を予見したかのような映画ということで鑑賞。日本映画にしては国内外の有名俳優を揃えて金かかってるなあと。あと日本映画なのに殆ど字幕を読むことになるとはビックリ。ツッコミどころは多過ぎるのであえて無視と(笑)。しかし、日本映画のBGMってダサい。 【毒林檎】さん [インターネット(字幕)] 4点(2020-04-20 17:39:30) 75.《ネタバレ》 新型コロナウイルスのパンデミックで世界中がパニックになっている今、まるで予言のような映画があったと聞き、見てみました。 公開当時、自分は子供でした。角川映画として話題になったのは覚えています。たぶんテレビ放映したときに見たと思いますが、内容は全然覚えていませんでした。全然身につまされなかったのだと思います。今見ると、すごくこわいですね。特に前半のウイルスのシーンが。 内容はツッコミどころ満載ですので、あえて書きません。でも、公開当時、自分は商業主義の角川映画に良い印象を持っていなかったけれど、今では考えられない内容とキャストを見て、このチャレンジ精神は称賛に値すると思いました。 【チョコレクター】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-03-16 18:08:02) 74.3回目くらいの観賞。コロナウィルスが暴れ回ってるこの時期、リアリティが増してめっちゃ怖い。医師と看護師が折り重なって死んでるシーンが、武漢の病院の映像と重なった。めっちゃ怖い。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2020-02-29 19:20:36) 73.《ネタバレ》 「カーター」 2013/01/03鑑賞 以前は、ヨシズミがワシントンから南米の果てまで 歩いていくあたりが好きだったのですが、 ヨシズミとカーターが雪原で殴り合うシーンもいいですね。 カーターは祖国が犯した罪を一人で背負うつもりだったのでしょう。 原作の小松左京さんの語り口が大好きで何度も読み返しています。 細かな部分の省略やBGMのチープさなどいろいろつっこみどころはあるでしょうが、 主題歌と配役のすばらしさでOKです。 【pige】さん [DVD(邦画)] 8点(2020-01-12 21:57:34) 72.《ネタバレ》 何度も鑑賞してきましたが、相変わらず面白い映画です。 前半のウイルスが全世界に広がっていく光景はリアルかつパニック映画の王道ですね。 日米の豪華キャスト出演なので、当時の角川映画の最盛期のパワーを感じさせてくれます。 地震、自動報復システムなどの次から次への展開も強引ながらも興奮が持続します。 南極基地内でのひとつの社会の女性問題は考えさせられました。 「女性ひとり守れない社会なんてあっても意味が無い」という訴えはかなりグサッときました。 また、個人的にこの映画での名場面は、最後の方の古びた教会での死者との無言の会話のシーンです。 ここまで来るともう声も出ない、という感じがひしひしと伝わって来るいい場面でした。 今の世の中、こういう細菌テロなども絵空事では無いかもしれないと考えると、観終わったあと妙に怖い気分に なりました。 【金田一耕助】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-01-11 21:39:19)(良:1票) 71.《ネタバレ》 いやーーーースゴイ! もうぅいろいろ凄い!! おそらく今じゃ考えられないこの内容・構成・キャスト・・・このころの角川さんのパワーを感じますね(感心) もう序盤から突っ込みどころの嵐で(苦笑) あんましどころか全くの素人の私でもこの監督さんにこのてのものは向かないような気が・・・、でも原作もかなりのぶっ飛びっぷりなようなので逆に相殺ゼロ?かな(なんじゃそりゃw)。おいおいな場面の連続でしたが(超タイムリーな地震スゲーwww)とても楽しめました、ありがとうございました。 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-12-31 12:16:23) 70.《ネタバレ》 自分は80年代の邦画の質が下落したのは角川映画と、「とりあえず監督は深作欣二」という安易な風潮が映画界に蔓延したことが原因だと思っています。たしかに70年代後半から80年代にかけての深作欣二のフィルモグラフィは、アクション時代劇からSFまでないのは恋愛映画ぐらいのなんでもあり状態、まるで60年代のロバート・ワイズみたいな感じでしょう。でもワイズと違ってSFに関しては惨憺たる出来で、このジャンルを彼は根本的に理解していなかったとしか言いようがないです。 原作は小松左京で、彼のSF長編第一作目になります。もちろん『日本沈没』より前の作品で、分量としては『日本沈没』の半分もいかない小説ですが比べ物にならないほど雑な作品です。原作の九割は謎のウィルスによって人類がほぼ滅亡するまでのお話しで、映画で半分を占める南極に残った人々のストーリーはほとんどエピローグのような語り口になています。映像としては人類が滅亡するまでの過程を丹念に見せるのが醍醐味なのに、やたらテロップとニュース映像を多用していて、深作欣二はそこから完全に逃げたって感が強いです。当然のことですが映画の後半部分の脚本はかなり書き込まれたものとなっています。草刈正雄たちがワシントンに到着した途端に地震が起きたり、相互確証破壊システムによって発射された核兵器の放射能がウィルスを無力化させたり、なんかご都合主義が鼻白みますがこれは原作通りなので大目に見てやって下さい(原作では、発射されたのは中性子爆弾が多数を占めていたので、放出された中性子がウィルスを変化させたが地球の大気には放射能と違って残存しなかった、という映画以上のご都合主義です)。南極の人々の関心はいかにして人類を存続させるのかということに集中しているようになっていますが、男女比が百対一では鼠じゃないのだからもうアウトでしょ。南極社会は完全に一妻多夫制になってしまうわけですが、この「産めよ増やせよ」状態は現在の世相では炎上間違いなしでしょう。 カネを積んだことが判るのはオリビア・ハッセ―を始めとする渋いハリウッド俳優たちで、まあ彼らもプロですから最低限の仕事はしましたって感じですかね。もっと凄いのは実際にチリの潜水艦をチャーターしたり南極でロケしたりしているところでしょう。マチュピチュにまで足を運んでロケしたりここまで来ると木村大作カメラマンの単なる暴走と言えなくもない。雄大な風景を「どうだ、凄いだろう」とドヤ顔で見せることに費用をかけるなら、もうちょっと脚本をしっかりさせて欲しかったですね。 【S&S】さん [映画館(邦画)] 4点(2019-12-13 23:54:28)(良:1票) 69.子供の時にこの映画をどうしても見たくて、父に連れて行ってもらいました。壮大なストーリーに感動しました。人類は愚かな人間によって二度も滅びます。そして何とか生き残った草刈正雄が最愛の女性に会うためにワシントンDCから南米チリの最先端まで何年もかけて徒歩で向かいます。究極の愛です。ジャニス・イアンの主題歌も完璧です。何度見ても感動します。映画のメッセージの受けとめ方は人それぞれです。たくさんの人に見て色々と感じてほしい作品です。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕)] 10点(2019-09-21 17:09:37)(良:1票)
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