みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 世間知らずの若殿様が、花嫁を探しに江戸に来た! もうこの設定だけで、ワクワクしてしまう。 金も持たずに江戸に旅立つところで、もう話が一本できてしまう。 道中何があったか?などの興味で出来たのが、「国士無双」じゃないかなぁ・・ 話は、勧善懲悪。 お殿さまは徹底して、恋に間抜けな善人王子さま。 敵は、完全に悪人で、話が分かりやすい。 さて、未来のお嫁さまを、どうやって助ける? ラストは、ほっこり笑顔の出てしまう展開。 いいよね。現実に疲れたら、こんな話の方がありがたい。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2022-10-23 18:41:44) 2.中学生時代に日本映画・初のシネマスコープとのキャッチで鑑賞した記憶あり。 大友柳太朗がかっこよかった。その割りに長谷川裕見子がもう一つだった。 【ご自由さん】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-01-30 17:23:56) ★1.《ネタバレ》 日本初のワイド画面映画に、こういうユーモラスな時代劇を選んだということが嬉しい。あんまりカメラを動かさないですむからなのかもしれないけど。日本の時代小説には、中里介山・大菩薩峠系の暗いニヒルな主人公の流れと、白井喬二・富士に立つ影系の明朗な主人公の流れがあり、時代劇映画もそれを踏襲した。でも大きな流れとしてはニヒルなほうがやや優勢で評価も高め。はぐれものや股旅もの、さらにやくざものと、主流はニヒルになった。明朗派の傑作といわれる山中貞雄の「盤嶽の一生」はフィルムが失われてしまった。こうなれば明朗派を応援したくなる。大友柳太朗の若殿さまが江戸へ出て花嫁探しする、ってだけでもう明朗でしょ。主人公の天真爛漫さが常に映画を明るいほうへと運び、ラストでいいもんも悪もんも走る走る。爽快感がワイドのスクリーンに満ちてくる。横長の画面は、向かい合う二人をその距離ごと横から捉えられる、ってことで生き、それは後の仁侠映画で最も効果をあげることになるわけだ。仁侠映画といえば、田崎潤の役どころ、まず主人公と出会い・次に敵味方に分かれ・でも最後には一緒に悪を倒す、ってのは、やがて昭和残侠伝シリーズでの池部良につながっていく型。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-01-22 12:29:00)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS