みんなのシネマレビュー

赤ひげ

Red Beard
1965年【日】 上映時間:185分
ドラマ医学もの時代劇モノクロ映画小説の映画化
[アカヒゲ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-06-22)【イニシャルK】さん
公開開始日(1965-04-03)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督黒澤明
助監督森谷司郎
松江陽一
出目昌伸
大森健次郎
演出久世竜(擬闘)
キャスト三船敏郎(男優)新出去定(赤ひげ)
加山雄三(男優)保本登
二木てるみ(女優)おとよ
頭師佳孝(男優)長坊
香川京子(女優)狂女
山崎努(男優)佐八
桑野みゆき(女優)おなか
土屋嘉男(男優)森半太夫
江原達怡(男優)津川玄三
志村喬(男優)和泉屋徳兵衛
藤原釜足(男優)六助
杉村春子(女優)娼家の女主人
笠智衆(男優)登の父
田中絹代(女優)登の母
菅井きん(女優)長次の母
団令子(女優)お杉
内藤洋子(女優)まさえ
藤山陽子(女優)ちぐさ
根岸明美(女優)おくに
七尾伶子(女優)おとく
千葉信男(男優)松平壱岐
柳永二郎(男優)利兵衛
荒木保夫(男優)
三井弘次(男優)平吉
小川安三(男優)竹造
西村晃(男優)家老
大木正司(男優)地廻り
常田富士男(男優)地廻り
広瀬正一(男優)地廻り
荒木道子(女優)娼家の女主人
三津田健(男優)まさえの父
風見章子(女優)まさえの母
沢村いき雄(男優)むじな長屋の住人
小林十九二(男優)むじな長屋の住人
本間文子(女優)むじな長屋の住人
佐田豊(男優)むじな長屋の住人
出雲八重子(女優)むじな長屋の住人
左卜全(男優)入所患者
野村昭子(女優)おふく
久世竜(男優)地廻り
堤康久(男優)むじな長屋の住人
東野英治郎(男優)五平次
三戸部スエ(女優)おたけ
田中浩(男優)
木村博人(男優)
鈴木和夫(男優)
石川進(男優)
原作山本周五郎「赤ひげ診療譚」
脚本黒澤明
井手雅人
菊島隆三
小国英雄
音楽佐藤勝
撮影中井朝一
斎藤孝雄
原一民(撮影助手)
製作田中友幸
菊島隆三
東宝
配給東宝
美術村木与四郎
録音下永尚(整音)
渡会伸
照明森弘充
その他野上照代(記録)
キヌタ・ラボラトリー(現像)
あらすじ
保本登は、長崎でオランダ医学を学び、江戸に帰ってきた。立身出世をめざす意気盛んな若者である。父親に命じられ顔を出した先は、小石川療養所。そこでは、赤ひげを含め3名の医者が、貧しく行く当ても希望もない多数の人々を治療していた。そして、保本の意志とは裏腹に、彼は、小石川療養所で住み込み医師として働くことを決められていたのだ。最初は反発する保本であるが、次第に赤ひげの患者に向かう姿勢に共鳴していき、婚約者の裏切りの心の傷も癒えていく…。山本周五郎に「原作よりもいい」と言わせしめた黒沢中期の傑作。

みんな嫌い】さん(2004-10-30)
全てのをあらすじ参照する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞 エピソード・小ネタ情報 心に残る名シーン
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
12345678


122.《ネタバレ》 日本人が共感できそうな心情の機微を丁寧に表現した作品で、黒澤映画の中でもかなり好きな作品。
前半はオムニバス的に個々の患者の背景を通じて保本の気持ちの移り変わりが表現されていて、彼が入所当初の自分を悔いるシーンなどはホロリとさせられ、後半はおとよを中心に彼女の回復と周囲との交流があり、ユーモアもあって心温まる思いになりました。
好きな場面として、患者で山崎努演じる皆から好かれている佐八の過去の回想シーンで、周りの患者のように私も泣いてしまいました。特に再会後に階段で別れるシーンは印象的で、お互いに背を向けた後に両者が幾度か振り向くも顔を見合わせることが出来なかった。思いは十分にもかかわらず、上手く表現できないですれ違ってしまった不器用な二人を象徴しているようで、何とも言えない切なさが胸に刺さりました。

全体としては後半が柔らかさもあって気に入っていますが、それも前半の息苦しさみたいなものがある故と思うので、3時間と長いですが、刀を使ってのチャンバラは無くとも黒澤明の神髄を見られる作品だと思います。 さわきさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-04-26 17:27:29)

121.《ネタバレ》 よく出来てましたねぇ。当然ながら、ヴィジュアル的に完璧。見事なカメラワーク、動き。
赤ひげ先生は、医者として超一流だけど、単に体を治すだけじゃない。患者の心まで治す。
そして終いには村の治安まで治す(笑)。ロクでもない奴らには天誅食らわす。
それでいて「やりすぎちゃった。医者がこんなことをしてはいけない」だなんて言いながらロクでもない奴らを介抱する。
ええ人でんな。そんなわけでよく出来た人情物語なんですが、
前半の狂人女に殺されかけるシーンとか裸の女の手術シーンとか、なんか妙にエロチックなんですよね。
エロスありそれでいて怖さもあり。んで終盤は活劇あり。
なんとまぁ、見事なエンターテインメントに昇華されている。 あろえりーなさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-04-11 22:03:04)

120.どちらかというと私は以前からこの作品、やや苦手・・・。
3時間、やっぱり長いのです。そりゃあ気合いの入った、入りまくった作品ですけれども、ちょっと入り過ぎかと。ワンカットで撮影されたであろうシーンの、役者さんの異常なテンションの高さ。ついていくのがちょいと大変ですが、それで我々を引っ張るには、この(原作がそうだからとは言え)「連作短編集」のような構成は、不釣り合いでやや弱いような気が。同じく黒澤作品の『夢』ではワンカット10分を超えてしまいましたが(演技をいったん止めてフィルム交換したらしい。ってこれでワンカットの意味あるんだろうか?)、一方でハイビジョン使ったりと、作品自体に実験色があって、構成も完全にオムニバス形式で割り切ってましたよね。この『赤ひげ』の方は、もっと普遍的なヒューマニズムに裏打ちされた(されるべきであろう)作品にしては、ちょっと形式じみててギクシャクしてしまってる感じがします。山崎努のエピソードなど、延々と回想が語られるだけでなく、一部「回想の回想」まで入ってきて、この末期の緊張感の中、そんな演出までしなくても、と。
で、3時間、長い。長いのですが、一方でこれは意味のある長さでもあるのでしょう。反発していた若大将がいとも簡単に赤ひげになびいても嘘くさいし、なびかせんがために赤ひげが無駄にしゃべったり「いい人ぶり」を見せまくってもつまらない。エピソードを連ねるうちに徐々に心変わりしていく、それを自然に描くためには、この長さも一役を買ってるだろうし、そこを違和感なく見せたからこそ、終盤が近づくにつれての盛り上がりにもつながってます。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-04-02 22:31:29)

119.《ネタバレ》 黒澤映画の中で正直意識のほぼ無い作品でした。が。とーっても良かった! なんといっても3時間の長尺なのに全く飽きない! これすごいことだと思うよ。まさにノーマークな一本(苦笑) 三船さんがすごいのは言うまでもないんだけど、加山さんが素晴らしく良いね。正直俳優さん的にそこまでと思ってたけど見直した(上から目線、スミマセン) 。しかしそれに加え出てくる全ての人の素晴らしさ(ちょう坊泣けたね!) いやー参ったお見事でゴザイマシタ。10点!! Kanameさん [DVD(邦画)] 10点(2017-03-12 20:34:09)

118.予備知識無く鑑賞。
恥ずかしながら時代劇かとおもったwある製薬会社に赤ひげのポスター貼ってあったのを思い出す。なるほどね。
現代の医療も問題だらけ。医者の不祥事、隠蔽、医療事故等大いに問題題もつきまとう。虐待や精神病だって今も尚社会問題。
だからこそリンクする部分が多く赤ひげの威厳さをダイレクトに感じる。こんな医者がいつの時代でも親身に救ってくれればなと思うし願いたい。 mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2017-01-13 14:48:02)

117.《ネタバレ》 初見。赤ひげが仕切る小石川養生所を舞台にした新米医師保本登の成長物語。弱き者には慈悲深く強き者からは金を巻き上げる三船敏郎の重厚さに対する加山雄三は清々しくて凛々しくて引けをとらない存在に驚く。赤ひげが語るところの「病気の陰には恐ろしい不幸が隠れている」が、各エピソードによって示される。狂女の帯使い、蒔絵師の娘の絞り出すような一言一句、佐八とおなかが再会した時の風鈴の音、床を磨くおとよ、また盗みをしてしまった乞食にしときゃよかったと謝る長次。言葉通りの恐ろしさとやるせなさでとにかく息苦しい。そんな中にあって賄の4人が見せる人情が殊更胸に沁み、この世も捨てたものではないと思わされる。井戸に向かって長次の名を叫ぶおとよの回復した姿は保本にとって医者の務めを果たしたと言えるのでしょう。赤ひげが枯れ木を折るように手足をへし折る立ち回りシーンがマイナス0.1。製作に携わった全員の渾身の思いが感じられる傑出した作品。感服しました。 The Grey Heronさん [DVD(邦画)] 9点(2016-05-31 01:51:11)(良:1票)

116.《ネタバレ》 基本的にエピソードの連続なので、時間が長くても長さを感じません。また、各エピソードにそれぞれ凄みのようなものがあり、引き込まれて飽きているヒマなどありません。前半は科白回しや場面設定、語りを中心とした物語ということで、ちょっと舞台劇っぽい印象を受けました。黒澤明の映画としては意外です。もちろん、映像的な演出にも見るべきところは多いと思います。しかし、全体としては語りのうまさ・巧みさが光り、そのあたりが私の好みに合っているように思います。

物語としては、まあ文句のつけようがないですし、たいへん感動的でありました。難を言えば、赤ひげ先生があまりにも完璧すぎるところでしょうか。とはいえ、ユーモアもあって面白いキャラクターになっていました。あと、冒頭で江原達怡が加山雄三を案内するというのは、当時の観客はニヤニヤしながら観てたんでしょうねぇ。こういう遊び心が、余裕を感じさせます。終始オーケストラで攻めた佐藤勝の音楽もマル。 アングロファイルさん [映画館(邦画)] 10点(2015-10-20 20:39:27)

115.《ネタバレ》 非常に濃厚な人間ドラマ。前半は暗く重苦しい印象。後半は前半で蒔いた種を一気に刈り取って行くような爽快感があった。見終わった後も様々印象的なシーンが余韻とともに残る名作。 rain on meさん [映画館(邦画)] 9点(2015-10-17 14:24:42)

114.《ネタバレ》 ものすごく感動しました。保本、おとよの変化と療養所のまかないのおばさん4人組と森半太夫に10点満点です。今のお医者さんは1年に1回はこの映画を見るべきだと思います。 yanasanさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2015-06-15 00:12:19)

113.《ネタバレ》 語りがメインのヒューマン医療時代劇「赤ひげ」。
「生きる」は重すぎてダメだったけど、この作品は嫌いじゃない。
俺としては「椿三十郎」や「七人の侍」みたいに刃を抜いて戦って戦いまくる映画こそ黒澤だと思うけど、こういう心と心をぶつけて“闘う”ヒューマンドラマも好きだぜ。ヒューマニズムこそ映画だ。
当時の医療や人々の交流を通じて、人間の本質に迫ろうとする。
かなり長いし、全体的に淡々とした語りで退屈してしまうかも知れないが、この映画は見れば見るほどじんわり染み込む類の作品だと思う。
しかもこの作品は前・後篇に別れている上にオムニバス風味。無理をせず少しずつ消化していくのも良いし、好きな人は一気に見てその積み重ねを味わうのも良い。
時に冷たく、時に辛辣に、時に暖かく見守るような描写は見応えがある。
加山雄三演じる若い医者。最初生意気だったけど、幾つもの修羅場を潜って徐々に成長していく。王道だが、こういうのは良いもんだね。
アクションシーンは全然無いけど・・・え?
何処ぞの用心棒そっくりなオッサンがゴロツキぶちのめしまくって暴れてる?
恐ろしい表情の香川京子が加山雄三を殺そうとしてる?
やだなあ~。そんなエグイシーン出てくるわけ無いじゃないですか~(棒読み)
あれだけ痛めつけておいて自分で治療をはじめるんだから面白い。でも骨が飛び出てるのはやりすぎ(笑)
地震の被害を地震後の惨状だけで語る、まっ裸の女の治療も傷口を見せない(乳首は見えた)、生死をさ迷う子供がどうにか一命を取り留める様子を見せない“演出”。もどかしさも黒澤映画随一。
でも井戸に向かって全員で一斉に叫び続けるシーンは胸に響くぜ。
体も病めば心も病む。
内も外も健全でこそ健康と言える。
ラストの二人の会話も印象的。
情の厚い人間ドラマだ。 すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-19 19:13:08)

112.天国と地獄、生きるのほうが好き。 aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 6点(2014-08-24 01:26:27)

111.《ネタバレ》 黒澤作品は「天国と地獄」しか見たことがありませんでした。何気なくレンタルしたのですが、面白かったです。特にみなさん仰るように二木てるみさんの演技が素晴らしく、おとよのエピソードが一番好きです。昔の子役って凄かったんですね。大女優杉村春子を大根で殴る。素晴らしい。役名のない(?)香川京子さんの芝居も引き込まれました。しかし、ああ言う凶暴な患者なんだから、簪なんか抜いておきなよと思いましたが。気になったのはセリフがやたら現代的だったことかな。岡場所で育ち、教育も受けていない(はずの)おとよがあんな利発そうに話すのは違和感がありました。あと、動脈とかガンとか。江戸時代にあったのかな? MILAさん [DVD(邦画)] 7点(2013-10-18 17:40:45)

110.久しぶりに観賞。やはりいいものはいいですね。加山雄三演じる保本登という若い医師が赤ひげに共鳴していく過程は、心の病を持つ患者、おとよを始め、様々な群像劇の中で自然に進んで、とても心地よいです。
2時間半でも短すぎるくらいです。いっそ、大河ドラマにしてもらいたいところです。
白黒ですが画質も綺麗だし若い人に是非観賞してもらいたい作品です。 クロエさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2013-01-04 00:18:23)

109.《ネタバレ》 古き素場らしい映画。最近の、人情ドラマを見慣れてしまっていると、ちょっと違和感を感じるかもしれないが、この時代でこれはいい。
小さなエピソードまとめてあるが、前半と後半とやや趣が違っており、あとになっていく方が、好みかも。
いずれにすれ、観る度に色々なことを受け取れ、長いが何度も観てしまう秀作。 minさん [DVD(邦画)] 8点(2012-12-02 20:33:04)

108.《ネタバレ》 「貧困+病気=不幸」だが、不幸の様子は人によって様々。ここで描かれる不幸模様は通り一遍のものではなく、大不幸と呼ぶべきもの。底辺に生きる人々の姿を描く事で人間の真の姿、エゴ、死の荘厳さ、人と人の絆、人間愛等を浮き彫りにする。不幸だから可哀相という皮相的な描き方はしていない。人間が自分の力ではどうすることもできない運命や不幸にみまわれた時、それをどう受容するか、どう考えるか、どう行動するか、いくつかの切り口で見せてくれる。不幸には多面性がある。不幸を背負った者にしかわからない事、味わえないものがある。不幸になって初めて幸福だった自分を知る事もある。もしかしたら不幸は、人間らしくあれと神様がお授けになったものかも知れない。不幸があってこそ偉大な人生が歩める。そんな感傷的な考えが思い浮かぶほど、考えさせられる映画。名作です。何より無駄が無いのが心地よい。例えば、おとよの着物の使い方。まさえがおとよに着物を贈る。心を病むおとよは着物を溝に捨ててしまうが、やりて婆が迎えに来て「着物がうちにいたときのぼろのまま」となじると、「私はこんな佳い着物を持っている」と服を見せる。着物一つでまさえの優しさ、おとよの病気、その回復ぶりが顕かとなる。巧いです。いちいちおとよ目元にライトが当る職人芸も満喫。気になる点もある。それは赤ひげが遊郭の用心棒を叩きのめすところ。赤ひげをスーパーマンする必要はない。人間味ある医者としての赤ひげに弟子の保本が心酔し、成長する姿を描くのが主軸。他の要素を入れず、医者物語で終始してよいと思う。他にも気になる点がある。保本が手術に立ち会い失神するが、これはまずない。保本は長崎で蘭医学を3年以上修行している。蘭方医と漢方医が覇を競いあっている時代で、蘭方医が出来て漢方医が出来ないものが外科、内科手術。手術は念入りに実施研修する。左八とおなかの挿話だが、おなかは佐八との生活を「幸せすぎて怖い」と感じていたところに地震が起きて、罪意識から佐八の許を去る。ミステリアスな展開だが、再会後おなかは自責の念にかられ「強く抱いて」と佐八に短刀を突かせて自死する。乳呑児を持つ母が自殺するとは思えないし、最愛の男に殺人をさせるのも疑問。相手を苦しめるだけ。看病日記だが当時は全て候文で、「おとよははっきり意識を回復した」等と口語では書かない。これは完全なミス。 よしのぶさん [DVD(字幕)] 9点(2012-07-12 01:44:40)

107.《ネタバレ》 はぁはぁはぁ。。。やっべぇぇぇぇ。。。クロサワ映画で萌え死ぬところだった。。。
とっすぃさん [DVD(字幕)] 9点(2012-03-25 07:23:10)

106.《ネタバレ》 若い頃に一度観ていて、いい映画だと記憶していたので、久々にレンタルして鑑賞しました。すっかり忘れていたのは山崎勉のエピソードのみで他は全て鮮明に記憶された映像の通りでした。それほどに記憶された物語であるにもかかわらず、若い頃にはなかったホロリと涙を流してしまう反応を何度か。歳をとったということもあるでしょうが、最近の映画でなかなかそういうリアクション起きない自分としては「貴重な映画だな」と感じざるを得ませんでした。加山雄三はこの作品でとてもいい役を与えてもらっていると初見時から思っています。これを機にもっと伸びる役者さんにもなり得た気がして、どうして若大将イメージで終わってしまったのか勿体無く思ってしまいます。三船敏郎は再見してみると意外と出番が控えめなのに気づきました。なのに、どっしりガッシリ安定感のある存在感を放ち映画の軸になっていることに感心。AKBの新作プロモ映像の参考にされたという、カンザシ女のシーンは、BGMなしでヒッチコックの『引き裂かれたカーテン』の台所格闘シーンを思い出す緊迫感で、今見ても見応えあり。物語が持つ雰囲気はなんとなくサマセット・モームの『人間の絆』(映画の方は未見)を思い出すなぁ。老人の死の瞬間の映像に、『人間の絆』での「この人の人生に敬意を払いなさい」のセリフがダブるんです。 だみおさん [DVD(邦画)] 8点(2012-02-17 00:46:22)

105.《ネタバレ》 児童虐待やら、サイコパスやら、「幸せになってはいけない」という思いこみなど、今日的なモチーフがふんだんに使われており、古くささを感じさせません。好きなシーンもたくさん。ただ幾度となくおとよに薬を飲ませようとする赤ひげ先生。布団干し場での内緒話。お別れを告げにくる長坊。左八とおなかが再会を果たす風鈴の場面など。香川京子の狂女っぷりも忘れられません。清濁あわせ飲み、しかも変人で、なおかつ腕も立ち、そこはかとなくかわいげのある赤ひげ先生は魅力的。あと、加山雄三氏を初めて、「男前じゃん」と思えたのも収穫でした。って、どんな収穫だ。 なたねさん [DVD(邦画)] 8点(2011-12-03 09:40:05)

104.御存知、小石川養生所・赤ひげ先生のお話。
見習い役の加山雄三に不安を感じたものの、そつなくこなしていて普通に見れた。
赤ひげ先生の三船は、もう文句なしにハマリ役。
ストーリー展開での妙味というものはないけど、
今の時代だからこそ逆に内容に深みを感じてしまう質のいい作品。
お医者さんを目指す人は特に、そうでない人もぜひ観てほしい。 MAHITOさん [DVD(邦画)] 7点(2011-07-16 00:41:33)


103.《ネタバレ》 少女が心を解きほぐして行く様や老人が息絶えるシーンが非常に印象に残りました。あと骨折した腕がとてもリアルでした。 osamuraiさん [DVD(邦画)] 6点(2011-02-13 20:47:26)

別のページへ
12345678


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 142人
平均点数 8.01点
010.70% line
100.00% line
200.00% line
310.70% line
421.41% line
564.23% line
61611.27% line
72416.90% line
83021.13% line
92719.01% line
103524.65% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.58点 Review12人
2 ストーリー評価 8.25点 Review16人
3 鑑賞後の後味 8.63点 Review19人
4 音楽評価 7.66点 Review12人
5 感泣評価 7.77点 Review18人

【ゴールデングローブ賞 情報】

1965年 23回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS