みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
111.《ネタバレ》 主人公が探偵で、フラッシュバックがあり、悪夢的で、暗い世界で夜の舗道が雨に濡れている…これはフィルム・ノワールなんだと思って見ていたら、最後にお茶目な格好のデ・ニーロが登場し、そんなオチかよっ!と思わずツッコみたくなるような結末ではあったのですが・・・最初からオカルトと知って見ていれば落胆することもなかったでしょう。というのも謎に向かって行く過程はなかなか巧みで面白くできています。何度も反復し出てくる格子の影や、ゆるやかに回転する換気扇のプロペラなどが不安感をこれでもかと煽っていますし、ミッキー・ロークは男の色気があり魅力的ですし、女たちもエロティック(わざわざ露出する必要はどこにもないと思いますが)でドキドキさせてくれます。 心臓オチと分かってみれば、鼓動音やミッキー・ロークがしばしば鏡を見るといった仕草も伏線として活きていますし、怪しげでスリルいっぱいの世界が確立されていると思います。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-11-04 18:07:10) 110.《ネタバレ》 犯人をずっとだらだら追いかけ続けて、一体この映画は何がしたいんだろうと飽きかけていると…何ともはや、やりきれないどんでん返し。びっくりしたけど、後味は宜しくない。 【にしきの】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-09-24 10:51:24) 109.《ネタバレ》 この作品の陰影の深い映像は、後の映画に随分影響を与えていますね。たとえば「セブン」とか。デ・ニーロのルシファーは、初見のとき強烈な印象を残してくれまして、その後地上にやって来たルシファー(悪魔)と言えばこの映画のデ・ニーロというイメージがいまだにあります。疑問なのは、このルシファーさんは結局何がしたかったのかということで、ハリーが自分は本当は誰なのかを思い出さないと魂がおいしく食べられないのかなどと考えてしまいました。最近復活してきましたが、この頃のミッキー・ロークは本当にいいですねえ。不精ひげ生やして汗まみれというのがこれほど似合う俳優は珍しいのでは。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-06-28 23:52:20) 108.この作品は宗教観があった方が多分解り易いんだと思うが、無くても何かが滞留してるような、なのに追い詰められていくような、何とも言えない世界観が体現できた。大量の血液とか、取り出された心臓とか、エグ系ホラーの道具立てはあるのだが、その個々の部分より、全体の雰囲気に神経をなぞられるような・・・。とにかく暗い。それにエレベーターが下降を繰り返す映像など、追い詰められてどん底に落ちていくようなイヤーな感触。どんでん返し系のミステリー要素もあるんだが、それより世界観を楽しむ(ってのは変かなあ、浸るというか)映画と思った。物語の進行と共に気が滅入っていくんだが、それでいてなぜか結構好きな作品。ミッキー・ロークとデ・ニーロも、この世界の住人として、しっかりはまっている。 【あっかっか】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-03-07 13:46:41)(良:1票) 107.少し私には難しく、理解の範囲を超えており良く判らない。正直言って付いて行けません。感覚では引き込まれるがストーリーとして納得出来ないのでオカルト的作品はもやもやしたままです。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-14 23:11:36) 106.原作も読みました。久しぶりに観て、この監督の湿度の高い表現は改めて上手いと思いました。デジタル技術を使わないオカルトサスペンスの王道という感じです。ミッキー・ロークもいい味出してると思うんだけど、この後は主演が減って行くんですね。それってやっぱり猫パンチの影響? 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-11-25 22:16:21) 105.緩慢なテンポ、平坦な展開、電波的なラスト……褒められる要素が何一つ見当たりません。 【K】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-04-17 22:42:54) 104.《ネタバレ》 オカルトサスペンスとでもいうべき作品ですかね。ミッキー・ロークはかっこいいですねえ。無精髭の似合う俳優トップ3に入るでしょう。善と悪を違和感無く演じているのは彼のカリスマ性によるところではないでしょうか。内容もいいですね。無情のラストでは血生臭いシーンにあえてほのぼのとした曲をレコードを通じて挿入する演出など独特の悲壮感を与えてくれます。良い作品です。 【デッカード】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-03-27 02:05:47) 103.《ネタバレ》 う~~ん…公開当時(1987年)に観てたらもっと楽しめたのかもしれないけど、今観ても…う~~~ん…(汗)。中だるみもあり、見所はラストのみ。途中途中のシーンもどうもつながりが弱く、ぶつ切れに見えてしまいました。最後の目が光るところに関しては、あまりの安っぽさに絶句しましたw全体の雰囲気はよく、出演者も好演していただけに作りの甘さに残念と言わざるを得ません。それなりに楽しんで観ましたが、また観たいとは思わないのでこの点数です。 【グングニル】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-20 18:18:12) ★102.子供の当時に観て、映画にハマっていくきっかけになった作品。正直、最初見たときは話の展開が良く分かりませんでしたが、陰影の濃い暗い映像と、説明過多にならない演出にそれまで観てきた映画に無い魅力を感じて、非常に新鮮でした。これ以降、アラン・パーカーはお気に入りの監督の一人です。後で見直すとそこまでの作品ではない気もしましたが、最初の印象でこの評価です。 【チャン太】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-07-29 19:15:50) 101.《ネタバレ》 ミッキー・ロークはこの作品がベストではないだろうか?年齢的にもキャリア的にも脂が乗り切っている時期だし、1950年代の私立探偵という役柄がぴたりとハマっている。さりげなく挿入されるトレヴァー・ジョーンズの旋律、鏡に映る自分、「あなたは誰?」と繰り返される質問、降下するエレヴェーター、全てがラストへの伏線となっており、今でこそありきたりのオチかもしれないが、公開当時はさぞ衝撃的だっただろう。脇役ながらピリッと画面を引き締めるロバート・デ・ニーロも良い。ゆで卵の剥き方が斬新だった(笑) 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-26 21:44:33) 100.予告編が良かったですね。それにひっかかって封切りを見に行ったクチです。しかし、陰影をうまく使ったエレベーターのシーンが秀逸なわりに、話のオチがもうひとつといった印象でした。まずまず楽しめましたが、爽快感に欠けるというか、顧客満足度100パーセントという訳にはいきませんね。バリバリのディテクティブムービーを期待していたので、少々肩すかしを食らいました。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-07-25 00:53:13) 99.《ネタバレ》 なかなか面白かったです。日本人であり、無宗教、無神論者の僕から見ると、「悪魔に魂を売る」いうのがどういうことなのか、さっぱりわかりません。西洋人にとっては当たり前の感覚なのかなあ? と考えさせられるきっかけにもなって、想い出深い映画です。 【コウモリ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-05-02 14:50:42) 98.《ネタバレ》 サスペンスというよりはオカルトミステリーといった感じの映画。 ちょっと中盤中だるみなのと、仕事を依頼するシーンの時点で「まさか」と思ってしまったのとで、う~ん、な点もあるけど、まあまあ。 宗教観が違うから、アメリカではまた違った風に受け止められるんでしょうね。 あと、デニーロもっと出番与えればいいのに。フィンチャーがリメイクしたら面白そう。「セブン」系列だね。「オールドボーイ」かなと途中まで思ったけど違った。 【θ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-20 22:30:14) 97.《ネタバレ》 昔「バックアップ」という深夜番組で、おすぎがオススメ映画として挙げていたのを思い出します。その時、この人も評論家としてちゃんと映画を観てるんだな~と感心しました。 映画を観始めてから20年以上経ちますが、未だに自分の中で燦然と輝く傑作中の大傑作。 全体を覆う退廃的な雰囲気、それを濃厚なモノに押し上げるトレヴァー・ジョーンズの音楽、そして何よりもミッキー・ロークの脱力した名演。 ボサボサ頭、無精髭、たるんだ体型、だらしない服装と決してスマートさはないけれど、あそこまで色気を発散できるミッキー・ロークに脱帽! 探していた人物が実は自分自身だったというオチは今でこそ斬新さはないが、改めて観返しても戦慄を覚える程独特の雰囲気を持った映画です。 最後、エレベーターに乗って墜ちて行くシーンは、まさしくハリーの絶望を象徴しているようで、ズッシリと心に響きます。 【クオーレディアンジェロ】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-27 09:30:47)(良:2票) 96.《ネタバレ》 爪が綺麗で長く、長髪。最高にデニーロに似合ってない、コレは壊滅的に。 悪魔的な雰囲気を初っ端からムンムン出してたりする。 サスペンスだよね?という予想は大きく裏切られた。 カルトな宗教話が絡み、じっとり陰湿なムードのまま話が進む。 最終的にあのようなオチに帰結したがスッキリしなかった。 怖くはなかったし、途中途中の中だるみが気になってしょうがなかった。 終盤、悪魔だの魔王だのという単語が出てきて少々腰砕け。 ミッキーロークが悪魔的な力で支えている作品。 【HIGEニズム】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-24 00:15:26) 95.ミッキー・ロークが予想以上にかましてくれたのが嬉しい誤算の今作。これに限って言えば完全にデニーロを食ったと言っても過言ではないだろう。特に後半以降の泣きっ面顔はネコパンチを吹き飛ばすインパクト。巨匠アラン・パーカーもミッキーの前ではただの監督だ! 【カイル・枕クラン】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-30 17:25:37) 94.《ネタバレ》 アラン・パーカーの絵という感じですねぇ・・ ブラック・ファンタジーの世界です。 久しぶりに観ましたがこの作品って・・こんなに難解だったんですね。 まさに観る時期観る作品の関連性ということもあり、 最近ではサスペンスをよく観ているので犯人さえわかればよいみたいな感じで、 このジャンルはサスペンスでもホラーでも可能(ホラーの棚にありました) だから観方を変えなければ理解不能なところがあります。 犯人がわかりやすく作られているのに意味がわからない作品。 オカルトに意味を求めても難解になるだけなのです。 「エクソシスト」よりは「オーメン」に近いかもしれません。 しかしこのジャンルで致命的なミスは配役だと思います。 私はロバート・デ・ニーロは合っていないと思いますが・・ 恰幅がよすぎるし全く怖くはないから(苦笑) 同じ役では別の作品のアル・パチーノのほうがはまっていました。 その作品の題名も忘れたのですが確かキアヌ・リーブスも出ていました。 ソレも前に観ていて今回の作品とごっちゃになって記憶しています。 あとミッキー・ロークの「ジョニー・ハンサム」という作品。 これも観た記憶があるのに忘れています。 また見直してみよう・・ ジョニーはエンゼル・ハートでも出てきます。 このミッキー・ロークが依頼を受け探しているジョニーは、 整形手術を受けて顔がわからないということがややこしくさせています。 まさに・・ジョニー・ハンサムと同じ(爆) 見えないジョニーを追う探偵、 ジョニーの過去を調べるうちに次々とジョニーの記憶を消すかのように、 殺人事件がおきてゆきます。 主役のミッキーにふりかかる殺人事件の疑惑、 操られているのかはめられているのか・・? 新しい犯人がわかるころにはこの探偵の素性も明らかになります。 よくできた話ではあるものの、 やはり2度目の観賞ということもあるし、 よーく考えたらおかしい説明不足なところもあったりします。 ミッキー・ロークはこの頃が一番ではなかろうか・・ このあたりの時期では好きですね。 こんなヨレヨレの役をやっててかっこいい人はあまりいないと思う。 汚い役で生える人って最近いませんから・・ 【アルメイダ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-04-02 12:54:47) 93.《ネタバレ》 「悪魔に魂を売った男」てのは映画としてはめずらしくないが。さらに日本人が見ても、心の底から「なんてことをするだー」とは思いづらいが。これは「穢れ」に対して欧米人が「So what」と思うのと同じなんでしょうね。ともあれミッキーロークは総入れ歯で2枚目を演じるとはご苦労なことだ。ヒラヒラパンツでボクシングも。それとデニーロが何個卵をむかされたのかが気になる。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-31 22:42:40) 92.サスペンスかと思ってみていたら・・・。ミッキー・ロークかっこいいですね、だらしなくて。 【サイレン】さん [地上波(吹替)] 6点(2005-11-27 04:04:49)
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