みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★6.《ネタバレ》 またしてもジョン・ウェイン。 こんな太り気味のおっさんに、早撃ちができるはずがない。 とにかく本作でも無敵でモテまくりのジョン・ウェイン。 話としては普通に楽しめ、奇をてらったところがないのが好印象。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2016-05-12 09:20:31) 5.《ネタバレ》 フレッド・ジンネマン「真昼の決闘」の原型になった作品。ジンネマンはジョン・ウェイン×ジョン・フォードの「駅馬車」も好きだったし、本作もかなり手本にしたらしい。 黒い装束は後の「赤い河」や「捜索者」を思い出すけど、後作品のような憎しみや独善的なものは感じない。 一介の流れ者として、淡い恋にも興じる優しき伊達男だ。癒し系ウェインと言ってもいいかも知れない(なんじゃそりゃ)。 いきなり発砲から逃走に及ぶまでのシークエンスは中々凝ってる。 ドラマがメインで一目ぼれした娘やその家族、彼を追う保安官など交流を軸に描く。 追っ手を交わすための“ハッタリ”や酒場での乱闘、「赤い河」に繋がる中盤の牛追い、終盤のクライマックス等見所も結構多い。 主人公に極力人を殺させないって展開が良い。真のヒロインは保安官のオッチャンだったりする。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-14 20:20:01) 4.《ネタバレ》 8割まったりシーンな西部劇。銃の撃たなさでいえば9割5分平和。こういうキャラのジョン・ウェインは初めて観ましたが、こちらの方が好みまである。作品の流れとしてはベタですが、ベタなの好きです。 この映画を貫くテーマはなんといってもトーマス家の教えである暴力の否定、隣人を愛せの心・・・なんですかね?名の通った無法者のウェインがトーマス家で生活を共にするにつれ人の暖かさや銃を持たない暮らしの良さに気付いていく。水を通したことで人から感謝されたり、それによって人の輪が広がったり、それによって教会で聖書をもらったり・・・。お馴染みの一目惚れ恋愛も当然大きな意味を持っていますが、私はそれよりもあったか系シーンの方が好きでした。 また、こんなの俺じゃねえ!といわんばかりに飛び出すも結局銃を使わず女にものめり込めない揺れる描写も良かった。というか、そういうキャラをジョン・ウェインが演じてるというのが良かった。 ただひとつ、最後のシーンがあれじゃペニーとの愛がこの作品のメインテーマになってしまうのでは・・・いやそれで全然良いんだけど、前半の暖かい生活に触れるシーンの意味が単に「農夫の暮らしもいいなぁ」になっちゃうのでは・・・。ペニーが生きてるとわかったから銃を渡すのではなく、ペニーが生きてなくても「責任は自分にある」「暴力の否定」の教えを思い出し、銃を抜かないとかのほうが納得できた(というかそのほうが自分の好み)気がしました。 あ、でもペニーを見たから復讐心が消え、大切なものを思い出したっていうのも綺麗ですね・・・うーむ・・・ 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-15 00:53:39) 3.《ネタバレ》 昔の西部劇は、非常におとなしい。この作品で人が殺されるのは、悪役3人組が、牛の群れを横取りする場面だけだ。 物語は、無法者としてその名を知られ恐れられていた男が、クエーカー教徒の女と知り合い、トラブルを起こし起こされつつ、その女と添い遂げる話。 その悪名ゆえと言うよりは、自分の起こした悪事による自業自得によって、命の危険に陥れてしまった女の復讐の場面。うっかり丸腰になった男の大ピンチに対する解決が、ちょっと安易な気もするが、その後の展開が良い。最後のカットの二人のやり取りも粋だ。 ところで、トゥームストンでクラントン一家をやっつけた、カート・エバンスって誰? 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-10-30 23:32:43) 2.無骨なタイトルとは裏腹に、非常に牧歌的でノンビリしたタッチのウエスタン。ジョン・ウェインは例によって例のごとしだが、相手役のゲイル・ラッセルという女優さんがすごく綺麗。あまり有名じゃないけれど、終戦直後に日本人に人気のあった女優さんみたいですね~、自分は初めて動いてる姿を拝見しました。黒髪、清楚で控え目だけど、主張すべき所はちゃんと自己主張をするという、いかにも日本人好みの女性像。ただつい最近観たばかりなのに、早くも結末がどうなったのかを既に思い出せないや(汗)まあ彼女の美しさ以外、それほど印象に残らない作品だったという事で。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-11-16 10:21:22) 1.名前を聞いただけで人々を震え上がらせるガンマンと、あまりにも善人すぎて唯一彼を恐れない家族が、行き倒れになった彼を助けたことからから一緒に住むようになるお話。敬虔なクェーカー教徒である家族とその娘に、ジョン・ウェインがほだされて、次第にメロメロになっていく様子がとても面白いのです。ジョン・ウェインの中には、このまま彼女と一緒になって農夫の暮らしも悪くないかなと思う反面、「こんなの俺の姿じゃねぇ!」と反発する気持ちもあって、その心の中の葛藤も、自分の行動に驚く姿もなかなか笑えます(笑)。登場人物一人ひとりのキャラが、とても特徴的でその世界の中で、彼らがうまく噛み合っていく。どれをピックアップしたらいいのかわからないほどの細かなエピソードがいっぱいちりばめられているんですよね。そんな御伽の国(映画の国)のちょっとしたお話、そういうストーリーに私はやられてしまいます。映画って楽しいですね。 【元みかん】さん 7点(2004-12-25 12:24:21)(良:1票)
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