みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★2.《ネタバレ》 サイレントが苦手で、しかも時代劇が苦手なわたしでも楽しめた(活弁が良かったと思われる)。 なんと言っても阪妻の存在感とかっこよさ。 田村正和のかっこよさは父親譲りなのがよく分かる。 姉の仇はともかく、恋人でもない女性を取られたからって殺すのはさすがにやりすぎだろよ。 だけどそこに至るまでの展開が面白かった。 仇を討ち恨みを晴らしたけど虚しさが残ったとの結びは、復讐することの無意味さを物語っていて興味深い。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 8点(2025-01-02 22:47:42) 1.《ネタバレ》 「思ひ出」(1927)との二本立てで、澤登翠さんの活弁&生演奏付きで鑑賞することができました。 上映時間も短く、見るべき箇所があまりないようにも思えますが、一つ挙げるとすると、やはり主人公役の阪東妻三郎の格好良さでしょう。この映画の作られた当時は若干23歳。大正13年の作品ながら今の平成の時代の美男子のような風貌です。きっと、その当時としてはかなり宇宙人的なイメージを博していた事と思われます。 その妻三郎ですが、こんな短い作品でもさまざまな表情を見ることが出来、早くから大物ぶりを感じさせています。 序盤の、操(剣術の師匠の娘)に見せる明るい表情で好青年な一面を見せたと思えば、母が亡くなったときや姉との会話のシーンで見せる悲しみや怒りの表情。そして、ラストの鬼の形相といい、若き千両役者って感じが漂っています。 ラストでの“殺戮の虚しさ”を前面に押し出した無常観が何とも言えず、ストーリーもあっという間だったということもあり、ちょっと控えめに6点とさせて頂きます。 【もっつぁれら】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-01-06 22:18:19)
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