みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★4.《ネタバレ》 ジョン・ウェインはデブったオッサンのイメージしかなかったので驚いた。 なんと、とても若いではないか! しかもカッコいいぞ。 いくつかのエピソードが次々と出てきて、まるで連続ドラマの様な構成。 話としては特別面白くもなく、かといって極端につまらない訳でもなく、いたって平凡な内容だった。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 4点(2024-10-19 23:33:04) 3.《ネタバレ》 出港するまでが長い。沖に出てからの激しい嵐は確かに迫力があって目を見張るものがありますが、そのすぐ後の病人を看病するシーンもこれまたやたらと長い。 停泊している時は船上からの主観ショットなどで状況を提示するなどといった工夫もなく、ただ街からの喧騒を聞かせるのみという安易な方法に逃げていた感があり、話に面白味がないばかりか、話が一向に進まず、全体を通して退屈極まりない印象のみの映画だったと思いました。 また、空から襲われるのはいいとして、敵機を画面上に一度も見せないのは不自然極まりないですし、受けた銃弾の間隔が狭すぎるのも空から撃ってきたようにはとても見えずリアリティを欠いているために当然迫力なんぞは皆無であり、船が爆破されるかもしれないというスリルは海中のプランクトンほども感じられなかったのが痛い。何のために爆薬を積んでいるのか?? 上陸しても、ローポジションを多用するカメラワークや濡れた石畳ばかりが前面に出るのみで、酒場でもジョン・ウェイン扮するオルセンを陥れようとする意図は場の雰囲気から察してあげられることは出来るものの、脚本の拙さ故なのか、その場に張り詰めるはずの緊張感も限りなくゼロに近い弛緩した雰囲気のみが記憶に残ってしまいます。 何故、ジョン・ウェインの見せ場を後半にしか出さなかったのか?何故、ジョン・フォードがこんな駄作を作ったのか? いくら考えても自分にはわかりません。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 4点(2014-07-20 13:03:39) 2.《ネタバレ》 ジョン・ウェインとジョン・フォードのコンビ作なのに、全くジョン・ウェインの映画らしくない乗船員たちの「果てなき船路」を追った素晴らしい作品。モノクロが船員たちの心の闇を表現してたり背景とかセットだったりから低予算な感じがプンプンするけど撮影アングルが上手すぎるお陰でそれが返って陸に降りれない船員たちの残酷さを上手く表現できてるように思えます。一見地味ではあるものの戦時中いつ自分たちが国に帰れるかいつ自分が死ぬか全く分からない戦争に動かされまくってる船もあったということを考えるとホント怖いです。 【M・R・サイケデリコン】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-08-23 15:40:46) 1.辛く苦しく終わりのない船上労働者たちの、暗くて救いのない物語ではありますが、室内(船内)に斜めに差し込む光が、観る者の心にどこか「救い」を感じさせてくれます。 本作では、「映画の神様」ジョン・フォードならではの、ドイツ表現主義とは一線を画した光と影の妙、いわば"一条の光"(どん底の中に生まれ出でる微かな希望)をスクリーンに映し出して秀逸かつ心憎い演出が存分に堪能できますです、ハイ。 【なるせたろう】さん 10点(2003-06-20 23:30:35)
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