みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 とにかく、空襲シーンは圧巻、それを描いただけで充分価値がある映画。 また、その悲惨さを、爆弾を落とす側のイギリス人の爆撃機パイロットの目を通して描いたのも秀逸。 ただ、無理やり恋愛映画にする必要があったのか?かえって興がそがれた気がした。 60年も昔の、ドイツの上流階級の婚約者を持つ娘が、その日初めてであったイギリス人と……ってのは、あまりに現代風(もっと悪く言えば携帯小説風w)で、物語全体のリアリティを傷つけてると思う。 それから、この悲惨な出来事をまるで、民族同士の誤解、対立が招いた自然災害みたいに描くのはどうよ? まず戦争を引き起こしたのはドイツであり、この映画では全く無辜の被害者のように描かれてるドイツ人達が、当時世界で最も民主的な憲法であるワイマール憲法のもとで、熱狂的に支持し政権の座につけたナチス・ヒトラーであること。 全然そういう内省が見られないのは…… それから爆撃する側も、あくまで軍事的な目標を対象にしての爆撃であったように描かれてるのは大嘘で、実はどれだけ多くの一般市民を殺傷するか入念に計画されて実施された明確な国際法違反の無差別爆撃であること。 こういった視点抜きにしては、この事件を本当の意味で考察することはできないと思われ。 【rhforever】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-04-21 23:06:02) 3.《ネタバレ》 もう、長くて長くて辛かったです。丁寧に描いているのは判るのですが、もう少しテンポってのを考えてくれても良かったのでは?アレだけ奔放な行動をしながら、父親に命ずるままに車に乗ってしまうってのはどうかって思いましたが・・・。確かにドレスデンの街が粉々に破壊され、復興の為市民が瓦礫の1欠片ずつ持ち寄って、積み立てていったという歴史を認識してますが、ですが、残念乍ら、長くてツライという感想を消し去る程の感動はありませんでした。 【さら】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-24 10:30:30) ★2.《ネタバレ》 大作ですね。 最近はドイツを含めヨーロッパの映画が元気ですね。 長いかな~と思って見始めたのですが、見切ってしまいました。 ドラマ部分の骨格はまさに「ドイツ版タイタニック」ですが、こういうのは飽きないですね(女性は)。 後半の空襲部分は東京や広島・長崎にも想いが向く、殺戮の現実と悲劇がドイツらしい正確さで描かれていました。 これを言葉で表現するのは非常に難しいので、「興味を持ったら観て見てください・心に何かが突き刺さるから」としか言えないです。 「それが何か」はその人によって様々だと思います。 製作した人たちは「観て下さい、あの日、地上ではこういだったんですよ」ということを訴えたかったんだと思います。 その点では、成功していると思います。 【グレース】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-11-13 01:55:18) 1.前作の「トンネル」もそうだけど、無闇に長い。色々な人を描きたいのはわかるけど、もう少しシンプルに作っても良いのでは?ドレスデン爆撃シーンは圧巻で良いのですが。戦争は政治家や軍だけにあらず、一番の被害者はそれに翻弄され、無駄に命を散らす一般市民。数年前からドイツ自身が描くドイツの歴史物映画が結構入ってきてますけど、その辺と同じく意義深さは感じます。 【ぽーち”GMN”ありしあ】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-09-25 20:01:36)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS