みんなのシネマレビュー

津軽じょんがら節

1973年【日】 上映時間:103分
ドラマ
[ツガルジョンガラブシ]
新規登録(2004-06-07)【亜流派 十五郎】さん
タイトル情報更新(2017-11-26)【イニシャルK】さん
公開開始日(1973-12-20)


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監督斎藤耕一
キャスト江波杏子(女優)中里イサ子
織田あきら(男優)岩城徹男
西村晃(男優)塚本為造
佐藤英夫(男優)金山
寺田農(男優)赤塚豊
東恵美子(女優)ユキの母
上村一夫(男優)(特別出演)
田中筆子(女優)イタコ
脚本斎藤耕一
中島丈博
撮影坂本典隆
製作多賀祥介
ATG
配給ATG
編集大島ともよ
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【クチコミ・感想】

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7.《ネタバレ》 津軽海峡の荒波と、三味線と、目の見えない女性。
もうこれだけでドラマチックな絵ができる。

瞽女(ごぜ)といえば「はなれ瞽女おりん」も名作です。
是非!

ベンベン♪
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2024-12-04 23:46:11)★《新規》★

6.《ネタバレ》 全体的にはまとまって、良い印象もあるが、ところどころの荒さが多い。
情婦はなぜ、故郷を捨てたくなった、あれほど墓を作るって言っていたのに。情婦より目の見えない女をへの慕情が深くなる説明不足?
最後の場面、目の見えない子がヤクザを港まで案内するってありえない、何で?(くだらない日本サスペンスドラマの影響?) cogitoさん [DVD(字幕)] 6点(2016-08-07 00:40:15)

5.津軽の風の音、景色から伝わってくる北国の匂い、そこには常に厳しい生活というものを覚えずにはいられなくなるほどこの映画の雰囲気もどこか厳しさというものを感じさせる。斎藤耕一監督作品には常に冬の香りを感じる。何かに対して怯えるような少女がここでもまた登場するように少女の眼から見た大人社会に対する眼差しの向こうに別の世界があるように、この映画の中で語られる少ない台詞、無駄な台詞をなるべく使わずに映像だけで語るということに関してこの監督のセンスには毎度ながら感心させられる。一方で今作に関しては物語としての面白さがあまりないのが難点である。そういう意味で同じような雰囲気を感じさせる映像の「約束」や「旅の重さ」に比べると低い点数を付けなくてはならないが、日本の景色、美しい音と匂いを映画で感じてみたいと思う人は一度は見て損のない映画でもある。但し、大作志向の方にはお薦めできない映画ですので、そういう方は見ない方が良いかもしれません。 青観さん [DVD(邦画)] 6点(2010-11-23 22:23:13)

4.今は映画館でなかなか上映されないので、DVDで観ることになると思うが、そのために多少評価が下がるハンディがありそう。斉藤耕一ならではの、美しく圧倒するような映像を十分に堪能するためにも、映画館での鑑賞がお勧め。この映画を映画館で観られた世代なので、得をした気分です。 ダルコダヒルコさん [映画館(邦画)] 6点(2009-09-20 23:48:07)

3.津軽の寒々しさと暗さがビシビシと伝わってくる。
全面ロケならではの臨場感があった。

西村晃が漁師役を演じているが、これがまた味があって良かった。
西村晃って、あまりカッコいいイメージなかったけど、本作ではその良さが十分出ていた気がする。

土着な香りのする作品なので、あまり好みではなかったが、それでも最後まで楽しむことができた。

それにしても、江波杏子って昔から老けてたのね・・・
にじばぶさん [DVD(邦画)] 7点(2008-10-25 16:59:04)

2.びょおびょおと吹きすさぶ寒風にしぶきを上げ、次々と打ち寄せる小山のような波。強風に煽られ貝のようにへばりつく村。そんな圧倒的な自然が支配する津軽の風景を、見事なまでに美しい映像で表現しています。だがその反面、ストーリーが少し弱かったように思いました。東京を追われ郷里津軽に逃げ帰った女と男。そんな二人に土地に住む盲目の少女ユキが絡んで物語は進行するのですが、せっかくの気合の入ったタイトルも男と女の情事に終始し、この作品の肝となるはずユキの存在が中途半端になっているように感じました。斎藤真一の唸るような絵。津軽の荒々しくも美しい映像の数々。厳しい自然に対峙する生き方を表したような叩きつける三味線の音。これだけの素晴らしい背景を生かすためにも瞽女(ごぜ)になるとまで宣言したユキの生き様を、津軽三味線を支えた視覚障がい者たちの物語を見せてほしかった気がします。 カリプソさん [DVD(邦画)] 6点(2008-01-23 00:12:28)

1.北へ逃げるヤクザな男とその情婦、メクラの少女、イタコ、寂れた漁村、吹きすさぶ風に叩きつけられる波、津軽三味線、これぞ津軽だと思わせる暗さと重たさ。所々で見せられる絵が見事で、波や風の音が直に感じられる迫力ある構図に参る、ラストシーンも飲み込まれそうな感覚になる。 亜流派 十五郎さん 5点(2004-06-10 16:12:35)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.14点
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5114.29% line
6457.14% line
7228.57% line
800.00% line
900.00% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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