みんなのシネマレビュー

共喰い

Backwater
2013年【日】 上映時間:102分
ドラマ小説の映画化
[トモグイ]
新規登録(2013-07-18)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-06-27)【Сакурай Тосио】さん
公開開始日(2013-09-07)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督青山真治
キャスト菅田将暉(男優)篠垣遠馬
木下美咲(女優)千種
篠原ゆき子(女優)琴子
光石研(男優)遠馬の父
田中裕子(女優)仁子
岸部一徳(男優)刑事
脚本荒井晴彦
製作ビターズ・エンド
プロデューサー甲斐真樹
美術清水剛
録音菊池信之(音響)
あらすじ
父とその愛人と暮らす17歳の遠馬。父にはセックスの時に相手を殴りつける性癖があり、実母は耐えきれず家を出たのだった。ある日、遠馬は恋人の千種とセックスをするうちに、父と同じように彼女を痛めつけようとしてしまう。父の忌まわしい血が自分にも流れていることを感じた彼は、彼女と距離を置くようになっていくが、ある日父親が暴挙に及び…。第146回芥川賞の田中慎弥の同名小説を青山真治監督が映画化。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2014-06-07)
全てのをあらすじ参照する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
1


16.《ネタバレ》 神話的意味付けがありそうですね。

ただの色欲話ではない。
前に観た寺山修司の「さらば箱舟」を思い出しました。
手足を縛って、子供が生まれて、平成になるとこなんか・・ トントさん [DVD(邦画)] 7点(2023-07-24 23:56:14)

15.《ネタバレ》 父親は確かにクズだけど、妊娠したら殴らないとか息子を大事にしてるとか、多少良いとこもありますよね。
だからって殺さなくて良かったのに、とまでは思いませんが、もっと極悪人かと思ってたので拍子抜けしました。
性癖とただのDVとは違うと思うのですが、その辺も混同されてるような気がします。

息子の、あんな奴の血が自分にも流れてるという忌まわしさや、同じようになるんじゃないかという怯えは理解できますが、
それを拒絶しきれない弱さがあるから、結局父親に似るんだろうなと思いました。
後妻とセックスする妄想を実現しちゃったし。

そんな親子や男女の因縁の話かと思っていたら、母が獄中で語る「あの人」や「恩赦」という話が出てきて、
何か違う話のようになったので、一体何の話だったのだろうかと思いました。

田中裕子の存在感は良かったけど、人に薦める作品ではないなという感想です。 nanapinoさん [インターネット(邦画)] 5点(2018-06-10 13:53:20)

14.《ネタバレ》 テーマがテーマなだけに、ちょっと辛いものがありますが、光石さん良かったですね。
ありゃ、もーどーしよーもないですわ。
だけど、なんだか憎めないというか、なんというか。
田中裕子さんもいわずもがな。
菅田さんは流れ流され、ま、年齢的にもあんなもんか。
猿のごとくヘコヘコ腰は振っても、暴力は振るうな。
ただそれだけの事なのに、なぜそんなに思い悩む?
だからビョーキなのか?
ともあれ演出や脚本はよかったかな。 ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-09-02 23:40:35)

13.《ネタバレ》 タイトル「共喰い」より「あなおやこ」のほうがほっこりできる 虎尾さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-10-04 21:23:12)

12.《ネタバレ》 「ごちそうさん」以来、注目している若手俳優の菅田将暉が主役を張る作品として期待して鑑賞したが、観ていて辛すぎた。
女性を蔑ろにする生々しい描写も有り、一回観ればもう充分。 たくわんさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-05-26 13:25:03)

11.救いようがなくて、しょうもない映画。
このな映画を公開する気が知れない・・・ あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 2点(2015-10-20 00:24:57)

10.《ネタバレ》 父の暴力的な血を引く主人公の葛藤を描いていたが、結局最後まで、父を越える、血の宿命を断ち切るという大事な場面では女性に助けられっぱなしで、常に受動的で女性に甘え通しの主人公自身に苛立ちを覚えた。また最後は女性の強さ、包容力、母性に帰結するという点では北九州3部作を矮小化した焼き増しに感じた。 ちゃじじさん [DVD(邦画)] 4点(2015-06-29 03:43:42)

9.《ネタバレ》 なんか不気味なタイトルなので、観てみたが、役者の演技、緊張感のある演出で、最後までそれなりに観れたが、お話が面白くなかった。変態オヤジの息子がダラダラ過ごす日々が映画のほとんどで、深いものがあるのかもしれないけど、僕にはそれを理解したいと思う気さえおきず、最後も一応怖い事件が起きるのだけど、これまた、なんの感情も動かされずにそのまま終わった。変態を見るのは嫌いじゃないんだけど、なんでしょう、この映画には、まるで、興味のない工場をずっと眺めてる気分しかわいてこなかった。食物を食べるシーンがいくつかあるが、オエッてなるほどまずそうだし、風呂場で精子がタイルを流れるシーンもキモいだけだし。エッチをやるシーンも結構あり、女優も脱いでがんばってるけど、なんか見たくないってゆーか、むしろ、はよ次のシーンにいってくれと、思っただけでした。原作もこんな感じなんだろうか。話自体が退屈なんで、多分、僕は原作もダメなタイプなんだろうな。すんません。 なにわ君さん [DVD(邦画)] 3点(2015-06-04 14:30:50)

8.《ネタバレ》 これ 光石研の持ち込み企画じゃないの?とか思ってしまった。だって彼のほぼ地元的な場所でロケだし、やりたい放題に性欲発散してるし、息子の分のナレーションまでやってるし。
でもやることはきちんとやってるんですよね 川うなぎを食するシーンに勝負かけてましたね まさかあんな嬉しそうに美味しそうにうなぎを食べるとは。でもそれについては自分は息子のほうに同感 自分もあんな生活水の流れこむような川で釣れたうなぎとか食べたくないなあとか いやだなあとかと。そしてタイトルの共喰いについて考えみたりする・・・  アパートの女、千種、琴子と親子で穴を共有、普通はないパターンだなと。
しかし、女相手に凶暴性を発揮する父親もひどいちゃひどいが ありゃ母親のほうもかなりひどいな 自分の生んだ子に面と向かってかなり言いたい放題 ありゃさすがにかわいそうだよ 遠馬くんが 性癖というもんに関しちゃ血筋全く関係ナイと思うぞ アタクシは。 3737さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-05-28 18:46:23)

7.《ネタバレ》 青山真治は、いたって真面目だ。同様の性的テーマでも、今村昌平だとどこか滑稽さ、おかしみをふくんでいたけれども、青山真治ではいたって真面目だ。(そういえば、今村昌平に『うなぎ』という一作がありましたな。)また、猟奇的な性行為と快感というテーマからは、大島渚の『愛のコリーダ』が思い出される。『愛のコリーダ』には、頽廃的性愛にどっぷりつかった主人公の男が、これから出陣してゆく兵士たちの行進を横目に、伏し目がちに道を通り過ぎるという、忘れがたい傑作シーンがあったけれども、こちらでは、戦争で片手をなくした中年女の述懐による、「あの人」と呼ぶ天皇批判がつけ加えられている。これは原作未読なのではっきりわからないが、なにやら取ってつけたようで、あざとい感じがした。 goroさん [DVD(邦画)] 6点(2014-06-25 11:09:30)

6.《ネタバレ》 原作未読につき物語そのものにコメントしてよいかどうか迷うところですが、どうも如何にも芥川賞的な人間ドラマは不得手です。心理描写、人間描写を理解できそうな気はしても、いまひとつ感情移入出来ない。そういう前提でのレビューです。
ひとことで表現すると「女性の強さ」を感じました。主人公の母親、主人公の恋人、主人公の父の愛人…(アパートの女も入るかな?) それぞれに異なる強さを持っています。三人三様に主人公の父親に踏みにじられているようでいて、実は踏み台にして逞しく生きている。母親に至っては、自らの価値観のもとに前夫の命を奪ってしまう。一般的に見れば正義感に基づいた行為のようでいて、決してそんなことはない。
さて、そんな女性たちに囲まれ、主人公はどんな形で成長したんだろう。一般的な青春ドラマのノリで理解してはいけないのでしょうね。やはり、父として見て来た父親の道を辿るのだろうか。それとも恋人が求める姿になっていくのだろうか。はたまた母の影響のもと、母にとっての父の道を歩んでいくのだろうか。
ちなみに、ラストシーンにかけて昭和天皇の崩御を取り上げつつ、昭和の時代の終わっていく経過を物語に取り込んでいる部分は、ワタシ的には完全NG。昭和の時代を生きた者として違和感、無理矢理感を感じます。 タコ太(ぺいぺい)さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2014-06-07 18:40:23)

5.《ネタバレ》 演技が、皆さんとてもナチュラルで、その上癖のない撮り方でとても良かったと思います。性交や射精のシーンも、生々しくかつアート的で印象深い。プレイ中に首締めて楽しむ人はごく稀にいますが(自分は違います)、そういうのって遺伝なんでしょうか?どこまでが遺伝で、どこまでが環境なのか、人の形成過程というものを考えながら鑑賞しておりました。 あろえりーなさん [DVD(邦画)] 6点(2014-04-17 14:51:04)

4.《ネタバレ》 私は未読ですが、恐らく第一に原作が素晴らしいのでしょうね。ドブ河、驟雨、風呂場で流れる遠馬の精液、それらがテーマを雄弁に物語っている。話は最低のロクデナシの種子から産まれた主人公がその血筋、呪縛から抜け出せるのかというもの。それらは目では見えないものだから、前述した無形物で表現されている。この表現が美しかった。
原作も素晴らしいのでしょうが、その文芸作品を映画に上手く落とし込めているのは青山監督の力量なのでしょう。下手な監督が撮ると主人公の痛みはあれ程鮮やかに表現できなかったであろうし、田舎(北九州の人には悪いが)の閉じた世界観も出せなかっただろうと思います。 民朗さん [映画館(邦画)] 8点(2013-11-23 15:19:19)

3.《ネタバレ》 青山真治にしては、1. 台詞がちゃんと耳に入ってくる、2. 部屋のディテールがわかるほどに明るい、3. 我慢できる範囲の尺に収めている、と画期的な作品です。ただね、私、ロケ地の地元民だし、下関から岡山までの山陽道の言葉をかなり細かく聞き分けられるのですが、方言に関してはまったく「ダメ」。山陽道は「独特」の抑揚があります。あくまで海峡のこっち側のイントネーションなのね、青山、光石両君はこっち側の人だし。女子2名の一人称代名詞「うち」は、下関なら平板に発音していただかないと。高→低は関西圏のイントネーションです。それから↓1番の方に賛同、バンドのヴォーカリスト→ソロ歌手の妻と、彼を支えてたベーシストの共演は2度目だと思いますが、とてもとてもうれしかった。 shintaxさん [映画館(邦画)] 8点(2013-09-21 10:44:19)

2.《ネタバレ》 性交中、女を殴る事が性癖の男の息子・・
そんな父に普段は反発しながらも、女性と行為に及ぶと血は争えない所が出てしまう・・。
拭えない『何か』に途方に暮れてしまう、主人公演ずる菅田将暉が実に素晴らしいです。
一見、穏やかに感じますが、何かどんよりとして深みにハマったら抜け出せない粘着性が
ある映像、雰囲気が自分にハマったのか片時も飽きる事無く観れました。
前半は男との関係に翻弄、引きずられたまま生きている女性キャラ達が
後半は『殴られた』女性がみんなさらに逞しくなっていき
男が置いてけぼりを食らわされてる感じが妙に滑稽・・
ラスト前のセックスの光景は、もう吹いてしまいました。
女優陣も見事としか言えない存在感!田中裕子の母親はより映画に厚みと説得力を持たしてました。
もちろん、どうしようもない男だし、すべての『元凶』なのにどこか憎めない父親役の光石研も素晴らしかった。
最後に・・いくつかある食事シーンが、どれもこれも、すごく印象的でした。
いい食事シーンがあると個人的に『いい映画』の確率が多いです。 まりんさん [映画館(邦画)] 8点(2013-09-08 14:30:38)


1.ほとんどHelplessのような感じで(光石研も出てるし、ロケ地は北九州だし)、その意味では原点回帰ともいえる作品かもしれない。しかし最後にはかすかな希望も見える点が違うところで、崩壊や絶望で終わっているわけではない。私は原作を読んでから観たが、原作の雰囲気を余すところなく、ごまかすことなく表現しているように思った。特に川、ウナギの辺りの描写は非常に上手い。昭和後期という意外と見られない時代設定と、ああした家屋の感じは、小津や成瀬の時代とも、平成以降のマンションの時代とも違ったまた不思議な雰囲気を醸し出している(そしてラストの新解釈にもつながる)。画面両側に開け放たれたふすまの間に背の低いちゃぶ台があり、主人公が坐っている。カメラは妙に低い位置で、まるで「寝そべっている人の視点のようだ」と思うと、光石研が右側のふすまから滑り込んできて「寝そべる」。この計算しつくされた1ショットに鳥肌が立った。木下の髪を振り乱してきっと睨むシーンも忘れられないだろう。
そして原作を読んだからこそあの後半に驚愕するわけだが、一つの体系的なまとまった原作の解釈というものが出来ていたからこそあれが出来るわけである。そしてそれには妙に納得できるものがある。子供は父親を選べない。生まれてくる子供に罪はない。しかしだからこそ逆説的にこのような悲劇が起こるのであろう。ラストは生々しい光が見えるが、喜んでばかりもいられまい。映画は冒頭から主人公が大人になってからの回想の形で描かれるが、主人公の声をナレーションしているのは光石研ではあるまいか?(確証はないが…) 狂気と愛憎を文字通り孕んでいる。 (蛇足だが、田中裕子を任意同行する警官が岸辺一徳とは、明らかに「いつか読書する日」を意識しているのだろう、と思いにやにやしてしまう)
Balrogさん [映画館(邦画)] 7点(2013-09-08 12:12:13)(良:2票)

別のページへ
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 5.88点
000.00% line
100.00% line
216.25% line
316.25% line
4212.50% line
5212.50% line
6318.75% line
7318.75% line
8425.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 2.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS