みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
104.《ネタバレ》 韓国映画はあまり観ないので友人に勧められなければ観ることはなかったこの作品、完全に食わず嫌いでした。冒頭で未解決事件と分かってしまい「なんだどうせ犯人捕まらないのか」と思って観ていましたが、重厚なトーンと、リアルな描写、ソン・ガンホの演技力にあっという間に引き込まれ、夢中になっていました。食べる芝居ががうまい役者は大好きで、ソン・ガンホもその一人に加わりました。脚本も絶妙で、シロということでノーマークだったグァンホが実は目撃者だった、というラストへの展開は見事で唸らされました。ラストはものすごく雨をうまく使っていて、雨に滲む血や、列車に裂かれぐちゃぐちゃになる容疑者シロというDNA鑑定書など、やりきれない刑事達の思いを表現していると思う。すべてにおいて表現の巧みな作品。 【ポテサラ頂戴】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-07 12:24:36) 103.評価高いですね。緊張感を持って展開するストーリーは悪くなかったですが、自分は韓国の田舎の風情や文化の違いを味わっていた感がありました。登場人物はニッポン人と似たような顔をしてますが、やっぱり外国ですね。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-06 01:15:30) 102.《ネタバレ》 犯人が一向に捕まらない刑事のもどかしさ、人間の心理をうまく描いていたと思います、韓国映画らしいリアルなグロテクスさがある描写もよかった。ラストシーン、昔ここでよくやったという間接的な犯人の言葉。これも実話なのでしょうか?だとしたら寒気しますね。 【mighty guard】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-20 11:09:30) 101.《ネタバレ》 実際に起こった未解決の事件を、映画化した作品。私自身、そのことは観る前から分かっていたので、未解決の事件をいったいどういう風に作品に仕上げるのだろう、と思いながら見ていたのですが、いやはやこれは上手いですね。まず、主演男優のソン・ガンホがいい。いかにも田舎の刑事と言った風貌が、作品全体に漂う泥臭い雰囲気と非常によく合っています。いや、ソン・ガンホがいたからこそ、この雰囲気が出せたのでしょう。本当にいい意味で、スタイリッシュなどという言葉とは縁遠い作品に仕上がっていると思います。物語の展開も非常にテンポよく、"犯人は捕まっていない"という事実が分かっていながらも、「もしかしてこいつが…?」と思わせる演出の仕方も、本当にうまいと思います。ラストのまとめ方もいいですね。あれも実際に即したエピソードなのかどうかは知りませんが、他のサスペンス映画の事件解決シーンと同じくらいのカタルシスを覚えたほどでした。見応え十分、こってり濃厚サスペンスの傑作です。 【hum7en-j%:?#?】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-07-29 16:27:09) 100.《ネタバレ》 いかつい。つくりは重厚、演技は迫真。久しぶりにこんなにいかつい映画を観た。2人の刑事の関係性の変化、事件の展開、どちらも濃厚で見ごたえは十分。筋は忘れたけど、ジャック・ニコルソンの「プレッジ」を思い出した。派手な映画を好きな僕としては、点数を低めに抑えがちなジャンルなんだけど、ここまで骨太な感じで押してこられると、あっさり寄り切られて高評価になっちゃいます。刑事映画が好きなら外せない一作であることは間違いないでしょう。 7点か8点かで迷ったけど、ソン・ガンホのラストにやられたので8点。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-21 23:30:15)(良:1票) 99.韓国発ミステリー映画でまた騙されるのを思いつつ鑑賞いたしましたが、脚本がしっかりしている為、最後のエンドロールまで飽きずに鑑賞できました。特殊効果無しに人間の心理に迫る作品でした。 【SAT】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-04 18:32:07) ★98.韓国映画は普段全く観ません。でも「本当に面白いから!!」という友人に勧められて暇つぶしのつもりで鑑賞。・・・納得。本当に面白かった。犯人らしき人物を見つける度に「コイツが犯人に違いない!」と思わせるところにグイグイ引きこまれました。アメリカではDNA鑑定が20年も前からあったんですね、それにも驚きました。 【二矢PUNK】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-23 22:39:29) 97.《ネタバレ》 暗そうな映画と思いきや、コメディっぽさも出しつつ良いテンポで進んでいって飽きる事はありませんし、ひきつけられます。 後半は重厚になっていき、話も加速していくのですが、実在の未解決猟奇事件をテーマにしたと知らずに見たので、オチのなさには不満が残りました。実話らしいから仕方ないのかもしれないけども。飛び蹴りがスゴイです。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-18 18:47:02)(良:1票) 96.《ネタバレ》 極上のサスペンス。でっちあげてでも犯人を挙げようとする田舎刑事がギラギラしていてよい。そして証拠の積み重ねで犯人を捕らえようとする都会の刑事がよい。カメラの視点が実にすばらしく、ときに客観的に、ときに登場人物の感情に沿って映像を見せてくれる。戦慄を覚えながら鑑賞した。 【ジャッカルの目】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-04-11 22:20:33) 95.なかなか。ぐいぐい引き込まれました。映画としても実際問題としても犯人が捕まらないってのは遣る瀬無い。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-22 18:27:33) 94.かなり確信までいきますね。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-15 19:30:54) 93.《ネタバレ》 えええ、このレビューを書くまで、鑑賞後でもまだ二度目の視聴だと気づいてなかった。13年前とはいえ、これほどきれいサッパリ忘れ去るとは怖くなる。で、点数を1点上げます。ここまでエグく、エゲツない描写には一定の価値があるのではということが理由。 (2008年鑑賞時のレビュー) ミステリ作品だと、ああこいつが犯人だったのかーというカタルシスを得られるのですが、これは実際の未解決事件をモデルにしているということで最後まで犯人が分からないんですが、未解決事件なんてザラにある訳で、現実にはこういう嫌ーな 粘っこい やりきれない感じになるんでしょうね。それをうまく表現出来ているとは思います。でもこんな捜査絶対ダメでしょ... 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-03-01 01:05:36) 92.当時の警察のいい加減さを容赦なく描いていていいですね。同じアジアの国だけど日本と韓国は似ているようでぜんぜん似ていない。文化の違いを感じられるのも面白いです。未解決事件ということで後味は悪いですが、映像の迫力が凄くていろいろな場面が強烈に頭に残りました。 【Carrot Rope】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-01-20 00:53:19) 91.ありえないほど杜撰な手がかりの与え方、ありえないほどの捜査の手際の悪さが鼻につきますが、「実話を元にしたフィクション」の故なのでしょうかね。 【K】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-12-10 22:13:46) 90.迫真に迫っている。 【ジダン】さん [地上波(字幕)] 7点(2007-11-15 19:17:06) 89.《ネタバレ》 おぉ、、、なんという飛び蹴り、、、、、。あんなにも見事な飛び蹴りを見るのは初めてだ、、、。いや、見事なのは飛び蹴りだけじゃありません。俳優陣たちの渾身の演技、そして、映像を盛り上げ、ダイナミズムと表情を与える「付随音楽」という本来の意味に徹した映画音楽の完成度の高さ、最初から最後まで中弛みを許さないエンターテイメントに特化したユーモア溢れるシナリオ、印象的長回しから切れ味のよい短めのショットまで、緩急に富んだ映像、全ての要素が本当に素晴らしいの一言です。ポン・ジュノ監督の作品は、笑いから緊張感まで、とにかくどんな具材でもポンポン放り込んでパワフルな一品に仕立て上げる、まるで韓国料理そのものみたいな作風です。映画の面白さがなにかをよく知っている人物、これからが大いに楽しみです。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-12 00:29:15) 88.ど~せ蛭子さん似の刑事がチンタポンタラやる映画だろ?って思って観たら、そ~でもなかった! 【Dr.Tea】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-31 22:17:58) 87.ネットの映画評でもけなしてあるのは見たことないくらい評判のよい映画だが、いやー、やっぱりすごかった。これは映画館で見ないともったいない。CGとかスペクタクル映像がどうのじゃなくて、画面いっぱいに広がるソン・ガンホのアップが見ものなのである。あと、パク・へイルがすごく印象的だった。 【yhlee】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-07-27 18:09:37) 86.《ネタバレ》 見る順番が間違っているが、「グエムル」に比べたらものすごく完成度の高い作品だ。 「殺人の追憶」という金字塔を打ちたてながら、「グエムル」になってしまうのか(ポン・ジュノは)…というちょっと悲しい気持ちすらしてくる。というほど、「追憶」はすばらしかった。 なんといってもソン・ガンホである。 この映画は、脚本の巧みさもさることながら、ソン・ガンホの魅力を満喫するに最適だ。 ソン・ガンホ。別に美男ではなく、スタイルとてずんぐりむっくりだ。いったいどこがどうなのかと言われても困る俳優さんだ。 「グエムル」でも感じたが、ポン・ジュノは作品づくりにあたって、徹底して「世界を美化する」ことを拒む作り手だ。そういう意味では彼の作品は、日本でも大流行の韓国ドラマから最も遠い位置にある。そして「美化」を拒むボン・ジュノの映像に、ソン・ガンホの煎餅顔ほどぴったりなものはない。その煎餅顔が強力に主張してくるものは、「庶民」とか「雑草」とか「ある種の諦観」のようなものだ。 私は、ソン・ガンホを見ていてこんなに役柄にしっくりきたのは「追憶」が始めてだ。 脚本、これがまたすばらしい。1986年のプロローグの同じ場所に2003年に終わる、という循環性を持たせたことも、犯人不明のままエンディングを迎えたことも、作品の質を損なわない絶妙の構成である。パクの恋人の存在や、女性刑事が一役買うところ、同僚刑事の足切断、DNA鑑定の不一致など、ドラマ性も充分だ。 なおかつ、ポン・ジュノは笑いのセンスもある。土手から次々転げ落ちるのをパクが突っ込むとかいう、何気ないシーンにも…。こういうのをセンスというのだ。 そして、ラストの少女の言葉がこれまたすばらしい。「普通の顔だった」…。 少女の言葉を聞いたパクの慄然とした表情が何を物語るのか。これも観客に任されているのだが、おそらく犯人は、パクたちが取り調べた人間の中に居た、のであろう。しかし、その手がかりは「柔らかい手を持ち、普通の顔をしている男性」しかないなんて。パクの頭には、あのとき千切って捨てた容疑者ファイルの中の一人一人の顔が浮かんだのであろう。 日本人による音楽も、ピアノを中心としたクラシカルな感じがよい。 洋の東西問わず私が見た刑事物サスペンスの中では、いまのところ第1位に挙げたいと思う。「羊たちの沈黙」以上の出来と思う。これは文句なしにすばらしい。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-06-27 12:43:15)(良:6票) 85.未解決事件を扱うのなら、真っ当な作家はこうするだろうというアプローチ。 ただ、いち刑事が連続殺人という派手な事件だからといって、ラスト付近の描写に至るほど執着していく過程がわからない。 真相に迫っているような内容であれば、固執していく心理も理解できるのだが、どうにも間の抜けた証拠ばかりで、説得力を欠く。 展開自体も間抜けが目立つ。 捏造や半端な確信で尋問している容疑者の扱いは、尋問中に新たな殺人が発生して容疑が晴れる、という展開の方が納得し易いと思うのですが(現実にあった展開に即したのかな)。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-06-19 18:42:22)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS