みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
14.《ネタバレ》 特に大きな山場もなければオチもない短編小説が原作。 それを無理やり2時間弱の映画にすれば・・・・まあ、こうなりますよね。 淡々・・・。だらだら・・・。 オチがないってのは言い過ぎかもしれませんが、ホオズキのオチはオチとしては弱い。 主演のノボル役の人は良い味出していました。だから、映画自体、そんなに悪い出来ではありません。 じゃあ面白かったかと尋ねられると、う~ん・・・。 人に勧めますかと尋ねられると、う~ん・・・。 退屈でしたかと聞かれたら、YES。 この青春映画独特の雰囲気が好きなひとは、はまれる映画だと思います。 あと、ノボルの友人田辺君は良いやつでしたね~。劇中一番好きなキャラかもしんないです。 ちなみにラストの終わり方は原作のほうが好き。 結構原作に忠実に作ってあるのに、なぜラストだけ大きく変えてしまったのか。 『百瀬とノボルの気持ちは通じ合っていたのかもしれない』そんな幸福感を味わえる小説のラストが好きです。 映画はノボルが報われなさすぎでしょ。 ついでに個人的な好みの問題を言わせてもらうと、早見あかりはヒロインにしてはちょっとがっしりしすぎ。 よく言えば健康美なんだろうけど・・・。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2024-03-21 15:15:13) 13.なんとも盛り上がりに欠ける映画です。まあ制作者も盛り上げようとは思っていなさそうなのでこれでOKですか。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 4点(2022-07-16 21:28:03) 12.ラスト、切ないにもほどがある。 【ケンジ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2020-06-03 22:45:42) 11.《ネタバレ》 自分をゲームのレベル2だと称する主人公。スクールカーストの底辺に位置する男子。それがたとえ嘘とはいえ、女の子とつきあうことになればどんな気持ちになるか、同じようにカースト最低の身の上だった私には痛いほどわかります。彼女と手を繋ぎ、髪に触れられ、顔を近づけられる。そのたびに揺れ動く彼の気持ちがちょっとした視線の動きでよく表現されていました。 嘘の関係を止めることになったとき、百瀬に冷たく拒絶されても「こっちを向いて」と懇願する主人公に、どうしようもなくせつない気持ちになりました。映画だからハッピーエンドになるかと少し期待しましたが、そんなオチはありませんでした。(まあ、そうですよね。) ただ、15年も時を経たのに、すれ違う女性にはっとして振り向こうとするあたり、百瀬のことを忘れられないんだなぁと思います。そして一生その面影を捜し続けるのでしょうね。 【駆けてゆく雲】さん [インターネット(邦画)] 7点(2020-05-10 22:24:42) 10.作中で本人たちも言ってるけど、こんなことして何の意味があるのかさっぱりわからない。 理解不能だけど、役得ではあるので受け入れることにした。 パンツも見えそうだったし、損はしてない。 あと、石橋杏奈と中村優子に違和感が無くて感心した。 メイクや服装や話し方で上手く寄せたね。 【もとや】さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-02-22 14:19:19) 9.振り向くというラブコメには必須な動きを禁じられる、すなわち、それは、ひとえにショットが切り替えされないということ。壊滅的に面白くはないけど。 【うー】さん [インターネット(字幕)] 3点(2016-04-25 02:14:51) 8.《ネタバレ》 原作は未読だが、いかにもライトノベルの恋愛小説テイスト。悪い意味でのアイドル青春映画っぽく、薄っぺらくて青臭い。なんだか気恥ずかしくなってくる。元ももクロの早見あかりの演技に惹かれないなら厳しいか。主演にハマるかどうかというのは大きいが、主演の二人に入り込めず。 原作者の中田永一が、乙一の別名義と知ってビックリ。この映画からは片鱗も感じられなかったが、原作を読んで確かめたい気もする。乙一原作の『暗いところで待ち合わせ』は、純愛ストーリーと相まって主演の田中麗奈の魅力が発揮されていた。その魅力が本作には感じられなかったので、もしかしたら原作と映画が違っているのかもしれないし。 【飛鳥】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-08-26 20:46:39)(良:1票) 7.非常に良かったと思います。 【黒ネコ】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-01-06 18:57:02) 6.《ネタバレ》 シンプルでベタな青春映画。良くも悪くも王道な青春映画、そのものです。ですので、あ~青春を懐かしみたいな~とか、青春ってやっぱいいな~とか、素朴な感覚で変に斜に構えずに観て下さい。そうすれば「青春」を堪能できます。監督も演者も新人や経験不足者ばかりですが、それが作品そのものに、いい意味で新鮮味を醸し出してます。だからこそ「青春」らしさが滲み出たのかも。ただ気になったのは劇中に出てくる映画「刑事ジョンブック」。それと携帯電話。この物語の時代設定、過去の設定がちょっと気になりました。「刑事ジョンブック」の公開は1985年。携帯電話が世に出始めたのが1993年。さらにショートメールサービス開始は1997年です。誤差が生じます。なのでダブルデートで行った劇場は恐らく、二番館ということになる。入場料金も1000円だったしね。ただ1997年頃はこの二番館が閉館になっているケースが多く、特に地方都市は厳しい状況だったようです。他に「マーシャルロー」のタイトルも見られます。この映画、日本公開は2000年です。あれ?あれれ?では劇中の過去の時代設定は2000~2001年頃ってこと?現代パートで15年振りとか言ってるし・・・でもそうすると余計に地方都市の二番館の存在自体が危ぶまれます。なんか探偵じみたことをしてしまいましたが、それも劇中にスマフォでなく古風なガラケーが出てきたせいです。あぁ、ちゃんと小道具にまで気を使っているんだな~て思ったからです。だからこそ余計に、他の些細なことにまで注意して観賞しちゃったわけなんですよ。機会があれば監督にそこんところを、突っ込んでみたいですけど。(笑)最後に、ホオズキの花言葉からの一連の流れを見て、女ってやっぱコワ~、て思っちゃいました。あのボートも、ね~・・・。コワ! 【Dream kerokero】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-11-30 18:11:48)(良:1票) 5.《ネタバレ》 早見あかりって初めて見たけど、凄く存在感があって良かったと思う。 あんな子が「恋人の振りをして」なんて言いながら手を繋いできたら絶対惚れてまうやろ~(笑) 恋人の振りをするというびっくりするくらいベタな展開なんだけど、段々と百瀬に惹かれて行く主人公には凄く共感できた。本気で好きになっちゃってどうしようもなく苦しいのに百瀬は先輩の事が好きなので全く振り向いてくれないという。青春における"痛み"をうまく描き出していたと思う。 ただし、蛇足だったのが、主人公が作家になって故郷に帰ってくるという現代部分のくだり。なんか浮いているし、先輩の付き合ってた女性との再会とか、あまり面白味のない展開だったかなあと。しかも処女作のタイトルが『初恋』って…どんだけ引きずってるんだよ!(笑) 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-11-27 04:25:08) 4.《ネタバレ》 なかなか良かったと思います。瞬の気持ちをつなぎとめるために、偽装恋人の計画を提案、というなんじゃそりゃなシチュエーションなんですが、このシチュエーションを設定することにより、百瀬の瞬への思い、ノボルの百瀬への思い、ノボルの瞬への思いという、見事な三角関係、そして思春期特有の感覚が表現されていて、すごく共感しちゃいました。なにより、早見あかりちゃん。彼女の魅力がぎゅっと詰まってる。あかりちゃんの魅力果汁100%の映画です。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-11-23 23:23:25) ★3.《ネタバレ》 一言で言えば、正直、ベタな青春恋愛グラフティといった感じです。 田舎を出て一旗揚げた(詳細は映画で見てねw)主人公(相原ノボル(向井理、竹内太郎))が、故郷に錦を飾って(ま、決して積極的にではないですが) 過去を思い出すという設定も ノボルは尊敬する、百瀬は愛する先輩のために、恋人同士のふりをするという設定も 加えて、その偽りの恋人であった百瀬に本当に恋してしまう設定も で、結局、ノボルも百瀬も失恋しちゃうという設定も そうして、これらのストーリーが淡々と進んでいくという雰囲気も 正直、この手の映画では どこかで見たような 使い古されたような あまりひねりのない わくわくも、どきどきもあまりない映画です。 ですが、自分はこういった映画は大好きです。 安心してみることができる映画、 安心して心を預けられる映画、 安心して涙することができる映画です。 特にこれといった、特徴あるストーリーである訳ではない 特にこれといった、奇抜な映像手法が使われている訳でもない それだけに、正直評価は分かれるでしょう。 好みでない人には、おそらく何も引っかからない退屈な映画に 逆に、大好きになった人は、たぶん一生忘れられない映画になると思います。 自分は、好みの映画だったことに加えて、「早見あかり」というバイアスがかかっていますので あまり、客観的評価はできてないかもしれませんが(笑) それにしても、初めて大スクリーンで見る「早見あかり」さんは、本当に儚げで綺麗だった。 それだけで、この映画の評価決まってしまった感じです(〃'▽'〃)←おい! 【りけい】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-08-12 19:35:58)(良:1票) 2.向井理と中村優子が喫茶店で向かい合いつつ過去に遡るわけだが、 そこで語られるエピソードの大半は向井だけが知るものだ。 接点の少ないこの二人の回想物語という形式が、まずチグハグである。 おまけに、現在と過去を幾度も無意味に往還させる、回想の回想まで採り入れる、と ドラマの停滞感が半端ではない。 自転車もキャッチボールも、なかなか映画として機能しない。 ようやく後半、夜明け前の土手のロケーションが現れて、映画の体裁となる。 風に草が靡く中、ショートヘアの早見あかりの後ろ姿が強く印象付けられる。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 4点(2014-05-25 21:36:35) 1.好きな人に、自分に振り向いてもらいたいと願っても、叶わない時がある。 既視感はあるものの、すれ違う恋の切なさを、王道・素朴でありながら瑞々しく描き、誰にでも共感し易い恋愛青春モノに仕上がっています。 要の物語は、大人になった主人公の回顧から始まります。この手のジャンルではよく見かける手法ですが、当方30代のおじさんでして程よく主人公世代と重なるんです。リアル世代でない分、昔の自分と比較して見てしまうから、高校生活ってこんなだったなぁとか、そういう懐かしさも呼び覚ましてくれる。 キャスティングも中々良かった。 百瀬役の早見さんは本作で初めて知りましたが、疑似恋愛を続けるサバサバした言動の中でも、時折みせる寂しげな表情が胸をついたし、等身大の女子高生を自然体で演じきれていたと思う。 また、主人公ノボル役のイケテナイ高校生っぷりもハマってた。クラスメートの田辺君はニヤっと笑う表情が気色悪いけど、ああいうタイプ、クラスに一人はいましたよね。 監督さんは本作が長編デビュー?のようですが、岩井俊二に似た透明感溢れる映像も、初夏を思わせるロケーションを選んだ事も、この作品に一番重要なリアリティを出す上では見事な演出・構成だった思います。 ただ、ホオズキの種明かし(特に花言葉の本のシーン)は蛇足だったと思うかな。神林先輩との会話だけあれば、花言葉を知らない方でも察しがつくはずですし、そういう憶測、ボカシ要素があった方が流れ的には良いと思う。 それでも、4人4様の繊細な心情を見せた手腕は侮れません。 そして、タイトルにもなってる“あのシーン"。 劇中では、百瀬が振られたその後について多くは語られておらず、原作とは一味違った着地となってる様子。 あのシーンで百瀬が発した言葉の真意についは、色々解釈できると思うので、ここではあえて明言しません。 ラストのすれ違った女性・・その「もしや?!」に想像を膨らませるのも悪くありませんね。 【シネマブルク】さん [映画館(邦画)] 9点(2014-05-15 10:36:52)
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