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クライマーズ・ハイ(2008)

The Climbers High
2008年【日】 上映時間:145分
ドラマサスペンス小説の映画化
[クライマーズハイ]
新規登録(2008-05-26)【尻軽娘♪】さん
タイトル情報更新(2024-07-10)【イニシャルK】さん
公開開始日(2008-07-05)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督原田眞人
キャスト堤真一(男優)悠木和雄(遊軍・日航機事故担当全権デスク)
堺雅人(男優)佐山達哉(社会部・県警キャップ)
高嶋政宏(男優)安西耿一郎(販売部)
山崎努(男優)白川頼三(北関東新聞社社長)
尾野真千子(女優)玉置千鶴子(地域報道班)
でんでん(男優)亀嶋正雄(整理部長)
遠藤憲一(男優)等々力傭平(社会部長)
マギー(男優)(男優)吉井弁次郎(整理部)
滝藤賢一(男優)神沢周作(地域報道班)
田口トモロヲ(男優)岸円治(政経部デスク)
矢島健一(男優)守屋政志(政経部長)
蛍雪次朗(男優)追村穣(編集局次長)
中村育二(男優)粕谷隆明(編集局長)
堀部圭亮(男優)田沢善吉(政経部デスク)
小澤征悦(男優)安西燐太郎(安西耿一郎の息子・成人)
野波麻帆(女優)黒田美波(元・社長秘書)
西田尚美(女優)安西小百合(安西耿一郎の妻)
皆川猿時(男優)伊東康男(販売局長)
矢柴俊博(男優)
原田遊人(男優)テレビレポーター
神尾佑(男優)
山田明郷(男優)稲岡信也
田村泰二郎(男優)
露木茂テレビニュースのナレーション
原作横山秀夫「クライマーズ・ハイ」(文藝春秋社)
脚本原田眞人
加藤正人
成島出
音楽村松崇継
佐々木次彦(音楽プロデューサー)
主題歌元ちとせ「蛍星」(イメージソング)
挿入曲ナット・キング・コール「モナ・リザ」
撮影小林元
製作ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(「クライマーズ・ハイ」フィルムパートナーズ)
配給東映
ギャガ・コミュニケーションズ
特殊メイク中田彰輝
特撮オダイッセイ(VFXスーパーバイザー)
美術福澤勝広
大庭信正(装飾)
衣装宮本まさ江(スタイリスト)
編集原田遊人
録音柴崎憲治(音響効果)
その他NHK(映像協力)
朝日新聞社(特別協力)
毎日新聞社(特別協力)
読売新聞社(特別協力)
あらすじ
御巣鷹山に日航機が墜落した! 北関東新聞の記者である悠木和雄は、この事故記事の全権デスクに任命されるが・・・。実際にあった墜落事故をもとに、地方新聞社で奮闘する人間たちの姿を描く。

コウモリ】さん(2009-08-17)
全てのをあらすじ参照する

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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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12.《ネタバレ》 終始緊張感が持続し、見ごたえのある映画でした。
フィクションといいながら、実際にあった飛行機事故の生々しい記憶があるので、それに負うところが大だと思います。
記者の仕事っぷりはたっぷり堪能できますね。
他社とのスクープ合戦をしながら、毎日締め切りが夜12時とか1時ですから、大変です。
実際の事故のときは、遺体確認場所である体育館が修羅場となったのですが、その場面はカットされています。
事故現場は再現されていても、遺体は見せません。
また遺族はおろか、泣く人の姿も描かれていません。
そこがちょっと肩透かしです。
事故を知らない人にとっては悲惨さが伝わりません。
それで、精神的におかしくなり、事故で死んだ記者に感情移入できないのです。
主人公堤の家庭問題がサブストーリーですが、よくわかりませんでした。
最初はてっきり堤の子供が飛行機に載っていたのかと思いました。
そうではないけど、子供は仲たがいをして親には会いにこない関係になっている。
母親はかつてパンパンをしていて、新聞社社長の愛人だという。
それらがうまく消化されていない印象です。
監督は何をいいたかったのか?
そもそもあんな独善的なセクハラ社長はいないでしょ。
現代の話は一切カットしてもよかったと思います。 よしのぶさん [映画館(邦画)] 7点(2008-07-12 21:51:45)(良:2票)


11.《ネタバレ》 すでにNHKでドラマ化されているため、それを意識しすぎてしまっている。
NHKで改変・削除されていた日航の謝罪広告の件と幻の特ダネの日にちなどが正しい一方、主題は大幅に変わってしまった。キャラクターが存在を抹消されたり死んだことにされたりした。まあ新聞社の雰囲気がリアルに感じられたので自分としては満足。

でも「共同ピーコ」という共同通信社の送稿スピーカーは寡黙すぎ。

堺さんは電話の掛け方から何から辣腕記者っぽいと思った。一方原作になかったフジらしきテレビクルーの存在意義が謎。
シオサイさん [映画館(邦画)] 6点(2008-07-09 03:23:36)

10.《ネタバレ》 原作と比べて「あそこが違う、ここが違う」と騒ぐほど子供ではない。でも作品のテーマにかか割ってくるとなると話は別。主人公の出自を私生児にしたり、家族と別居状態に描いたり、長女の存在をなくしたり、と原田脚本の改変は「改悪」と断じていいほど物語の価値を損ねている。個人的には、安西の息子との登山シーンを挿入する以上は、悠木の長女にまつわる告白まで描かないと意味がない。映画は息子との葛藤を匂わせながらも、こまやかな描写を怠っているために意味不明になっている。
逆に「大事故で失われた大きい命と日常の交通事故で失われた小さな命」は、新聞報道をめぐる問題意識として重要なポイントなのに置き去りにされたまま。全体として、映画が「大事故に遭遇して狂躁状態の新聞社」という風景の切り取りでしかなくなっている。
あまりに後味が悪かったので、鑑賞後、数年前に放送されたNHKドラマを見て口直しをしました。 satoshiさん [映画館(邦画)] 2点(2008-07-08 12:32:51)(良:1票)

9.《ネタバレ》 テレビ版をチラ、と観た覚えがある。すごく惹き付けられた。しかし全部は観てない。
なぜか、仕事の合間の飲み屋での喧嘩シーン。なぜか、と書いたのは、ここが、なんとなく、この作品のホンの(原作のという意)核だと思っていたからだ。めったにないほど惹き付けられた。映画を観た。思った通りだった。まるっきり同じなのだ。やはりイイ。ここだけでなく、事故発生からの新聞社内での場面は、演技は、それだけでも十分なほどイイ。気になって、シナリオ、キネマ旬報、そして原作を読んだ。真っ先に、”飲み屋でのケンカ”シーンを。事故発生からの新聞社内での場面を。これは、ホントウに原作者の勝利だ。12人の怒れる男と同じ。シナリオが、セリフがすぐれている、カッコイイから、おもしろいから、誰が演じてもサマになってしまう。すばらしいホンだなあ、とおもった。こういうのは演技者たち(俳優たち)も演じていて、さぞ快感であろう、面白くてしょうがないだろう。と思う。カッチョエエー!のだ。そして、事故の関係者の不幸は、もう、筆舌しがたいが、、、 、墜落の、あの日あのとき、新聞社、マスコミにいて、まさに事故の第一報に居合わせた人間達は、ほんと、被害者には言っちゃわるいが、最高に興奮したであろう!なんとかは蜜の味ではないが、私に限って言えば、常に、世の中の大事件を待っている!(自分は安全なとこにいるのが前提!)
ほんとは、安全なとこなんてないけどね。
男ザンパノさん [映画館(邦画)] 6点(2008-07-07 23:33:39)

8.《ネタバレ》 出演陣は申し分ない。
堤さんと堺さんファンにとってはこのうえない2ショット!

内容はというと、あくまでも飛行機事故の悲惨さという話ではなく新聞社の話。
しかもその話はフィクションであってノンフィクションというように宣伝しているがそれは嘘。
実話じゃないとすれば非常に滑稽な話だった。
堤、堺陣営の若手で生きの良い記者の行動は見ていて面白く熱くなるが、上司はいたって売り上げと自己利益・立場にしか興味がないので常に衝突を起こす。
極めつけは新聞社社長がただのセクハラ親父だということで見ていてなんの面白さもない。
飛行機事故のニュースを他社から抜く必至さ→上司との衝突→社長のセクハラという流れが何周かします。
そこに上乗せして同僚の事故、主人公の家族関係、社長のセクハラ問題、会社内の営業関係と側面が物凄い詰め込まれているので飛行機の話題は何処へやら・・・。
詰め込んでおいて結果どうなったかということもない中途半端さが目立つので正直無駄。
単に詰め込みすぎですね。
飛行機事故だけに焦点を絞ったほうが良かったと思う。 Sway N Linさん [映画館(邦画)] 5点(2008-07-07 14:49:55)(良:2票)

7.とある真夏の日、地方新聞社の編集局フロアが一本の電話を皮切りに、徐々に、確実に、ざわめき始める。
編集局内の人物の配役は、映画ファンにとっては「堅実」と「豪華」が相まみえるベストなキャスティングで、彼らが織り成すその序盤の緊張感を見るだけでも、総毛立ってくる。

昔、地元のTV放送局でカメラアシスタントのアルバイトをしていたことがある。
放送局と新聞社では、根本的にその性質は大きく異なるのかもしれないが、何か突発的な事件の報が飛び込んできた時の緊張感はやはり独特で、フロア内にピンと糸が張るような感覚をよく覚えている。
それが国内事件史に残る未曾有の航空機事故となれば、その糸の張りつめ方は半端なく、各人が努めて冷静であろうとすることで生じる異様な“静寂”と、そこから始まる“怒濤”の情報錯綜の様が見事に表現されていると思う。

1985年。御巣鷹山の日航機墜落事故を題材に、事故を追う地元新聞社での人間模様を、熱く、真摯に描き出した横山秀夫のベストセラーの原作小説も、この映画を初めて観た少し前に読んでいた。
個人的には、ベストセラー作品の映画化に「成功」した稀有な事例だと思っている。

何よりもこの映画の成功を決定づけた要素は、やはりそのキャスティングだ。
それは、それぞれにキャスティングされた俳優たちが、揃いも揃って素晴らしい演技を見せた事に他ならない。
自らの出自と会社との軋轢の間で板挟みになりながらも、信念を貫き、未曾有の事件に向き合う主人公を演じた堤真一をはじめとし、野心溢れる県警キャップを演じた堺雅人、紅一点の新米記者に尾野真千子(最高!)、辣腕上司役の遠藤憲一、新聞社社長に山崎努、田口トモロヲ、堀部圭亮、滝藤賢一、でんでん、マギー……決して流行のスター俳優を揃えたわけではない本当の意味での“オールスターキャスト”だと思う。

描き出されるストーリーは原作同様に、大事故に直面した人間たちの徹底的にリアルな心理描写を主題にしているので、安直な盛り上がりは許されない。
クライマックス、大スクープを手中にした主人公は、最後の最後まで「チェック、ダブルチェック!」の慎重な信条を貫き、ついにはそれを回避してしまう。
観客として「ええ~」と一寸思うが、見返す程にこれこそが真摯な人間描写だと思える。
安易な娯楽性に走らず、それを貫いた原作者も監督も脚本家も、それぞれが一様に技量が高く、巧い。

いまひとつ世間的な評価が低いことが気になるが、何度観ても、その当時の夏の熱さを伝えてくる紛れもない傑作だと思う。 鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 10点(2008-07-07 00:21:50)

6.原作から思い描いていたイメージそのままの見事なキャスティング。すべてそこに。 monteprinceさん [映画館(邦画)] 8点(2008-07-06 02:46:25)

5.《ネタバレ》 原作未見。ドラマ版も未見。
男たちの臨場感ある戦いにテンションは昂揚、純粋にわくわくした。
堤真一・堺雅人・エンケンの熱演に脱帽。
残念なのは冒頭、高嶋の長男の声が割れてまったく聞き取れなかったことかな。
さん [試写会(吹替)] 9点(2008-07-03 23:10:24)

4.《ネタバレ》 原作は読んでいません・・・試写会場の音響の悪さによってだと思うけど会話がすごく聞き取りにくい、大事なところのセリフがよく解からなかった。しかしそれを差し引いてもこれはダメな映画なのでは?わざとなのだろうがへんてこりんなカメラワーク(素人のビデオ撮影みたいなブレと急なズーム等)観ていて腹立たしくさえ思えた、話もエピソードの集まりでメリハリが無い、現在と過去のシーンの切り替えタイミングも意味不明。素材が重厚なわりに観終わった後何も残らない、時間も無駄に長い。試写会で良かったです、お金出して観ていたら相当凹んでたと思う。 カーヴさん [試写会(邦画)] 3点(2008-06-23 23:51:56)

3.『突入せよ!「あさま山荘」事件』や『金融腐蝕列島[呪縛]』と同様、起きた事に主眼があるのではなく、監督が描こうとしたのは組織の中での人間。完成度は高いと思いますし、キャスティングは最近の邦画の中ではピカ一。堺雅人は嫌いな俳優ナンバー1といってもいいほどでしたが、本昨の中ではジャストフィットでした。日航機事故は題材なのである、ということをふまえた上で見れば、見ごたえはあります。抑制がきいてるからこそ、私は事故の悲惨さや理不尽さに涙も出ました。センチメンタルやお涙ちょうだいがきらいに人にとっては、むしろこういう表現のほうがしっくりきます。
但し、私には2点ほど、どうしても納得のいかないとこがありました。主に、後半。最後にカタルシスが得られないとこが、かなり不満です。でも、そういうのって最近の映画の作り方の傾向なんですかねえ。米映画の「ノーカントリー」でも、同じようなことを感じましたから。それと、不満な点にも通じることなんですが、原田監督は観客の期待や思い込みを裏切ることに勢力を注ぎすぎてる?と思います。映画作家として「自分はこうだ」という主張は必要だとは思うのですが、度が過ぎると、こういうことになるんだなあと。そこにももっと抑制をもりこんだら、もっと大物監督と思えるんですけどねえ。これでは、観客がおいてけぼりになってしまいます。 おばちゃんさん [試写会(邦画)] 8点(2008-06-12 21:20:57)

2.日航機の墜落事故をスクープする地方新聞の記者の話ですが、回想部分と現在部分の混ぜ方がいまひとつなのか緊迫感がありません。日航機事故の話と仕事の話、どちらも中途半端だったので見終った後に残るものがありませんでした。もしかしたら演技がオーバーアクションの俳優が多かったので、逆に醒めた目で見てしまったのかもしれません。螢雪次朗がいい味を出しています。 omutさん [試写会(邦画)] 5点(2008-06-12 13:06:50)

1.横山秀夫の原作を読んでいないと分かりにくい部分もあるかもしれないが、北関東新聞社内の映像化はかなり良い。映画全体としての出来もかなり良い。2秒も経たないうちに目まぐるしく変わるアングルは、現場の臨場感をひしひしと伝えてくれた。編集技術だけでなく、俳優陣もすばらしかった。中でも座敷席での悠木と等々力のやりとりには脱帽だった。ただ、どうしても、ラストシーンの違和感だけは否めなかった。残念だが、2時間半の枠にはおさまり切らなかったのであろう。原作を読み切ったあとの爽快感が味わえなかったこと・安西の存在が原作と異なる扱いであることで-2点とさせて頂く。しかし、スクリーンに居た悠木はまぎれもなく私の頭の中にあった“悠木和雄”そのものだった。 SAEKOさん [試写会(字幕)] 8点(2008-05-27 22:59:54)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 112人
平均点数 5.55点
021.79% line
110.89% line
276.25% line
3108.93% line
4119.82% line
52118.75% line
61916.96% line
72219.64% line
81412.50% line
921.79% line
1032.68% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.42点 Review7人
2 ストーリー評価 3.90点 Review11人
3 鑑賞後の後味 4.16点 Review12人
4 音楽評価 4.16点 Review6人
5 感泣評価 3.85点 Review7人

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