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ガメラ3 邪神<イリス>覚醒

GAMERA 3: THE AWAKENING OF IRIS
(GAMERA 3: REVENGE OF IRIS)
1999年【日】 上映時間:103分
SFファンタジーシリーズものパニックもの特撮ものモンスター映画
[ガメラスリーイリスカクセイ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-09-01)【イニシャルK】さん


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監督金子修介
助監督山口晃二
演出佐藤敦紀(予告編)
キャスト中山忍(女優)長峰真弓
前田愛(女優)(女優)比良坂綾奈
藤谷文子(女優)草薙浅黄
山咲千里(女優)浅倉美都
手塚とおる(男優)倉田真也
安藤希(女優)守部美雪
前田亜季(女優)回想の綾奈
伊藤隆大(男優)比良坂悟
清川虹子(女優)守部の刀自
八嶋智人(男優)桜井
川津祐介(男優)野尻明雄
渡辺裕之(男優)戦闘指揮所・連隊長(大野)
本田博太郎(男優)斉藤審議官
螢雪次朗(男優)大迫力
かとうかずこ(女優)綾奈の母
三田村邦彦(男優)綾奈の父
根岸季衣(女優)日野原・妻
斉藤暁(男優)日野原・夫
堀江慶(男優)日野原繁樹
田口トモロヲ(男優)医師
仁科貴(男優)護衛の隊員
徳井優(男優)駐在
伊集院光(男優)警官
生瀬勝久(男優)八州海上保険・応対の社員
仲間由紀恵(女優)女性キャンパー
本田大輔(男優)男性キャンパー
三輪明日美(女優)渋谷・センター街の女子高生
広瀬斗史輝(男優)渋谷・子供
石橋保(男優)「かいれい」クルーA
鴻上尚史(男優)「かいれい」クルーC
小松みゆき(女優)レポーター
渡辺いっけい(男優)「ザ・ワイド」のプロデューサー
上川隆也(男優)航空総隊・コントローラーA
石丸謙二郎(男優)航空総隊・先任管制官
津川雅彦(男優)航空総隊・司令
上村典子(女優)
笠井信輔(男優)
おかやまはじめ(男優)
堀川亮(男優)
前田愛(女優)回想の綾奈
出演伊原剛志S#100,105/G1
長谷川初範S#60/G1
水野美紀S#202/G2
脚本伊藤和典
金子修介
音楽大谷幸
作詞金子修介「もう一度教えてほしい」
作曲大谷幸「もう一度教えてほしい」
撮影戸澤潤一
釘宮慎治(撮影助手)
製作大映
徳間書店
日本テレビ
博報堂
IMAGICA(ガメラ3製作委員会/製作協力)
山本洋(ガメラ3製作委員会)
製作総指揮徳間康快
プロデューサー奥田誠治(アソシエイトプロデューサー)
市川南〔製作〕(宣伝プロデューサー)
配給東宝
KADOKAWA(2021年リバイバル)
特撮樋口真嗣(特技監督)
村川聡(特殊技術 撮影)
古賀信明(マットペインター/P.S.F SYSTEM)
尾上克郎(操演/[別働隊]株式会社特撮研究所 東京保土ヶ谷 隊長)
松本肇(視覚効果)
神谷誠((特撮技術 助監督/ギニョリスト)
佐藤敦紀(CGディレクター)
三池敏夫(特撮技術 美術)
美術及川一
樋口真嗣(怪獣デザイン)
前田真宏(怪獣デザイン)
原口智生(怪獣造形)
編集冨田功
録音橋本泰夫
武進(応援スタッフ)
浅梨なおこ(サウンドエディター)
照明吉角荘介
スーツアクター大橋明イリス
その他片島章三(俳優担当)
メディアファクトリー(宣伝協力)
SEGA(宣伝協力)
IMAGICA(現像)
角川大映スタジオ(協力)
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【クチコミ・感想】

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93.《ネタバレ》 渋谷爆破、京都駅粉々に。
壊し方が最高ですね。
シーン戻して3回ずつ鑑賞。
ビル壁が落っこちたり、天井が吹っ飛んだり、ミニチュアのお仕事を堪能しました。
イリス対ガメラのガチの戦いも楽しんだ。

しかし2024年に鑑賞すると、VFXと実写の質感が合わない所や、子供のイリスのプラスチックっぽさが気になります。
それから、ご遺体を出す必要性はあったのか?
お笑いなのかシリアスなのか目指すものがブレてると感じた。

肝心のガメラの登場シーンが少なかった、そこは不満でした。 たんぽぽさん [インターネット(邦画)] 7点(2024-11-25 09:43:35)
《新規》


92.《ネタバレ》 1のレビューにも書きましたが、ココまで来るとかな~り「エヴァ」風味が増すな…とゆーか、まあ影響が無かったとゆーのは少々無理っぽい…みたいな感じではありますかね。ただ、それでもこの最終作は(私の感覚の中の怪獣映画としては)少しダケ「暗すぎる」とゆーのが言いたいコトの80%位になっちゃってますかね。取分け、前田愛ちゃんに係るナニもかもが暗くて辛くて湿っぽすぎると思うのですよ。あんなにカワイイのに⇒否、あんなに高度な「カワイイ系」のルックスだからこそ、ごくシンプルに暗い顔が似合わない・映えないのだよな~と、観てる間ソレばっかり考えてしまってました。マジでホントに、最後の最後で一瞬ダケしか「デレない」って始末なモノで…(コレも今回調べたら、例の「ツンデレ」って言葉が出始めたのは今作のちょっと後のコトらしーのですケドね…)

他、1作目と比べるとガメラの容貌自体もエラく凶悪になってるのとかだって、別に無理に気にしたりはしないですケド、でもちょっと「セコい」な…みたいな感覚でないコトもないかな~とは思ってしまいます。世界観自体は(個人的には一貫して)かなり好みな方のレベルのヤツではあるので、今回観直しても(三作目だって)全然面白く観れるジャン!とは再び思ったのですケドね⇒今作のみがやや突出して評価低いのは、コレもあくまで個人的なコトですが少~しアンフェアかな…という感覚では居ます。 Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 6点(2024-08-26 23:15:19)

91.《ネタバレ》 ・イリスの幼体の造形がかなり気持ち悪い。
・ギャオスボコボコで可哀想。
・説明過多でなんかしんどい。
・陰湿な展開でしんどい。
・やっぱりガメラの造形が普通の亀。
・モブ出の仲間由紀恵が可愛い。 はりねずみさん [インターネット(邦画)] 4点(2024-06-16 16:10:26)

90.「怪獣映画の怪獣の足元って、こうなってるにきまってるじゃんね」
これをやってしまったのが平成ガメラの3作目イリス。
まさしく屋根の下に屋根をかけるやつで、心あるクリエイターが「それはしちゃだめなやつですよ」と必ず言うことなんじゃないか。

おジャ魔女どれみが「人々の魔女への憎しみガー」を徹底的に突き詰めて、アニメになるわけないじゃないですか。
御巣鷹山で奮闘する自衛隊員にテレビカメラが「どけー!」とわめく時代に作られた84年版ゴジラのように、押井の劇場版パトレイバー2が911を境に過去の遺物になったように、この映画は阪神淡路の経験をなにも拾わず、後年の311になんの示唆も与えなかった。

そしてそんなガメラ3に映画界の皆が出たがった。これが悲しい。
戦後日本の実写映画につきものの、ヤマンバの人から、新時代のツキモノになったオタクの人から三谷のお友達からみんな出た。日テレのアナウンサーなんか全員出てる。もう出てないのは真田広之だけだ。
こんなにワッセワッセと人が押しかけると、仕切る人はしらける。

押しも押されもしない会心作となった平成ファースト、理系の美意識でクールに佇立したレギオン編、信頼あるコンテンツに育っていた平成ガメラを寄ってたかって叩き潰した、日本映画界の不健全の確認である。最後!しめて下さい!の津川さんでホントに〆た。これしか取り柄がないのが日本の映画産業なのだな。 watsonさん [地上波(邦画)] 1点(2023-09-03 14:13:52)(良:1票)

89.《ネタバレ》 GYAOの無料動画で視聴。
「柳星張」と呼ばれる南の「朱雀(イリス)」を北の「玄武(ガメラ)」が封じているという風水的な設定。それを代々守ってきた旧家が「守部」だったりするのは面白い。イリスの味方をする少女の姓が「比良坂」で、ガメラの味方をする少女の姓が「草薙」ってのは、さしずめ「出雲と大和」(ヤマタノオロチとスサノオ)の関係ですね。
しかし、手塚とおるの台詞によれば「ガメラもイリスも古代文明が作り出した生物兵器」とのことで…。どうりでガメラはUFOみたいに空を飛ぶと思ったし、イリスは造詣がロボットみたいで、ヱヴァンゲリヲンよろしくコックピットに少女を格納したりするし…。つまり、これは怪獣映画というよりもロボット映画なのですね。そういう意味では『シンゴジラ』より『ヱヴァンゲリヲン』の原型といったほうが正しいかもしれません。特撮も、やはり遠景の美しさに対して、近景で見る怪獣の造形があまりにメカニカルで嘘っぽい。唯一、渋谷駅構内でガメラとイリスが倒れ込むクローズアップのショットだけはリアリティがありました。 まいかさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-07-02 01:18:39)

88.《ネタバレ》 「お願い。ガメラを殺して」公開当時はまだ、日本の怪獣映画って子供を対象にしてるもんだと思ってたから、あの予告はショッキングだったなぁ。「倒して」じゃなく「殺して」だもの。パッパと切り替わるカメラワーク、被せ気味に入るセリフ。でも怪獣映画をこんなに格好良くして、どんな層がターゲット(本来は子供だろうけど)なんだ?って思ったっけ。

蝿がたかってリアルなギャオスの死骸。無数のガメラの骸。オープニングからかなり重たい。
そして渋谷破壊シーン。雲の上の火球の軌跡から燃え落ちるギャオス。人や建物との対比から想像される怪獣の巨大さ。甲羅がうねうね動き、生物感と兵器感が共生する禍々しいデザインのガメラ。これだけの巨体が歩けばガラスは割れるし地面は陥没するし建物は崩れる。瓦礫とともに吹き飛ぶ人。切断されるマルイをビルのガラスに映して観せるセンス。ガメラが火を吹けば人も舞い上がる。粉々に降り注ぐギャオスの肉片。
これこそ怪獣映画の疑問に対する回答。荒ぶる神と言える怪獣同士の戦いは、核爆弾にも匹敵する。人の被害なんて構ってられない。過去作では都合よく住民の避難が完了してたりしたけど、そんなの無理な話。まして無警戒の渋谷に突如現れたら…
死傷者15000人以上。生々しい死体を撮るのは避けて、そこは想像させる。たぶん今現在に至るも日本映画の中で最高品質の都市破壊映像だと思う。
そして後半のF-15との空戦。京都駅破壊も力が入っていて素晴らしい。絶望的なギャオスの大群に立ち向かう満身創痍のガメラも画になる。
1<<2<<3と特撮技術の進歩を観せた本シリーズ。マンネリになる前にピタッと幕を閉じたのは残念な気もするけど、クオリティの高い好作だと思う。

子供「ガメラが僕を助けてくれたよ」偶然自分を守ったように見えたのを、この子が都合よく解釈してるだけだと思うんだ。敢えて助ける風のシーンと、子供のセリフを入れることで、どっちでも解釈出来るようにして。だってガメラ、子供守った直後にサラリーマンの詰まったビルに火球放ってるしね。
綾奈「イリス、ごめんね、寂しかったんだね、私を探してたんだよね」これもイリスは餌の動物を捕りに行っただけで、綾奈は生体融合だかの素体としか思ってないしね。今回、意思疎通の出来ない怪獣の気持ちを、人間が自分に都合よく勝手に解釈してるだけって思えるシーンを敢えて入れている。
でも融合するのが綾奈でも朝倉(古代人の末裔)でも、ガメラは排除する対象だったんだな。綾奈がイリスを育てなくても、日本は襲われてたわけだ。
そしてイリスは人間と完全融合できなかったから、ガメラに負けた。ガメラが綾奈を助けたのも、そう観えるだけで別な理由があったのかもしれない。綾奈を殺すとイリスが完全体に進化復活するとか、実はギャオスの大群をおびき寄せるための囮とか。
浅黄はガメラを信じているけど、人間の理解なんて超えた存在だろうし。

当時の流行、エヴァっぽさが怪獣映画にも入ってた。主人公の少女が綾奈だし。ショートカットの少女が胸をはだけ、怪獣の触手が絡まり、ドロドロの体液にまみれるのは、エロい。帰国してきた浅黄がハーフなのは偶然だろうけど、でもセリフは棒のままでも表情は豊かになってたね。
長峰が缶ビール片手に仕事してるのとか、短いスカートで生足見せたりはサービスサービス。この辺、監督の趣味全開。
東西南北を守る四神獣のうち、本作は玄武と朱雀の物語。それに中央を守る麒麟を入れて、五霊って言うんだって。・・・だから長峰キリンビール飲んでたのか?このクオリティで残る二神獣(青龍と白虎)の戦いも観てみたかった。
大迫刑事の再々登場。ガメラ専門家の斉藤さんのデスクに亀の置物。渡辺裕之の自衛隊の現場隊長は3作フル出動。でも今回一番嬉しかった登場人物は、売れる前のTRICKメンバーの仲間由紀恵と生瀬勝久。 K&Kさん [ビデオ(邦画)] 7点(2022-06-19 14:21:34)

87.《ネタバレ》 ガメラじゃないんです。中山忍の鑑賞なんです。ごめんなさい。でもそれだけでは忍びないんで彼女の経歴を一つ二つ。
彼女の前で姉の美穂の話はなぜかNG、そのことが原因でアイドルを辞める→ そして女優→ そしてゴジラ映画とガメラ映画双方に出演してしまったという希少稀な女優。かわいい。ポニーテール最強。スベスベお肌で小顔。品のあるお顔。そして色白。おじさん、もしも生まれ変われるのならばこの顔になりたい。姉は稼ぎすぎてお金持ってそうだから奢ってもらう。 3737さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-04-22 21:08:52)(良:2票)

86.《ネタバレ》 舞台は東京、京都
冒頭からギャオスの死骸がグロい。ギャオスとの闘いもグロい。
特撮良い感じ。最近シン・ウルトラマンの予告映像とか見ると、モロCGっぽくて、好きじゃ無い。
この頃の方が色々工夫して見せていて好感が持てる。
敵怪獣のイリスは、印象が薄い。
なんで自衛隊は未だにガメラを攻撃するのか。
京都駅での戦闘シーンは素晴らしい。
イリスはちょっと印象が薄い。 ahiru3さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-03-06 22:08:05)


85.《ネタバレ》 ガメラという題材を扱った点で1点。あとはストーリー、脚本、設定、すべてにおいて0点です。逆にマイナス点をつけたいぐらいです。あれだけの殺戮のきっかけや支援をしたくせに、泣いて謝れば済むのか?おのれだけ死ななくて済むのか?ってラストも納得いきません。限りなく0点に近い1点です。 oifairさん [インターネット(邦画)] 1点(2020-01-12 15:33:38)

84.《ネタバレ》 2作目から続いた3作目。よりハードな闘いに身を投じるガメラ。どうやら人類などではなく地球そのものの守護が目的と推測されるガメラ。だからこそかストイックになってゆく佇まいと殺気立つ戦闘スタイル。最高です。残念な部分はオタクみたいなサングラス男の浅い解説が少々鬱陶しかった事。それと一つ解ったが、この監督さんは自分好みの可愛い子ちゃんをストーリーの中央に据えたがる癖がある。 役者の魂さん [DVD(邦画)] 9点(2019-07-02 14:47:49)

83.《ネタバレ》 怪獣の魅力は前作のレギオンの方が上だろうが、「戦闘に巻き込まれて被害者が出る」というガメラの存在の負の面にフォーカスを当てたシナリオは新鮮に感じた。ガメラが血を流しながら、ガメラに殺意を抱く少女を助けるシーンは胸に来る。
他に良かったのは特撮(CG)の進化。ガメラたちが京都駅に倒れ込んで来るシーンは見応えがあった。前田姉妹が可愛いのも良い。
残念だったのが終わり方。三部作の最後が「ガメラと人類の戦いはこれからだ!」はちょっと・・・ alianさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-08-25 15:33:13)

82.《ネタバレ》 なかなか深いですねぇ。たとえばこんな見方ができるかも。

前々作が封切られた1995年は、阪神・淡路大震災が起こった年でした。しかも震災発生から2ヶ月足らずという、まだまだ記憶に新しい時機での公開。製作側としてはそれに対して思うところがあり、それが本作に表れたような気がします。
もともと怪獣というのは、自然にたとえられることがあります。このシリーズでのガメラは人工的に作り出されたもののようですが、時として人間の味方となり、恵みをもたらすかと思えば、大きな災害を引き起こすこともあるというのは、自然そのものでしょう。そして人間は、荒ぶる自然に打たれたとしても、ふたたび立ち上がろうとする、生きることをあきらめない。龍成君がイリスに立ち向かったのも、その行為自体が重要なのであって、結果は二の次なのでしょう。怪獣映画といえば「破壊」がモチーフですが、その点本作では、逆に建設的な未来志向が根底に流れているようです。

というのはもちろんひとつの側面で、これ以外にも「怪獣よりも、それを作り出した人間の方が恐ろしい」という古典的なテーマや、心を閉ざした少女と「世界」との関わりなどが扱われ、それらを(かなり力業ながら)一応それらしくまとめてしまったところは評価できます。が、一方で浅倉・倉田の存在が完全に浮いてしまっていて(そもそもどういう人物なのか詳細不明という、このシリーズらしからぬ不明瞭さ)、ストーリー的には持って回ったような部分もあり、明快さに欠けます。ただし明快さに欠けるのが、狙いだとも思えますが……。あと、仲間由紀恵の場面は、申し訳ないけどギャグにしか見えません。というかあそこは、『ジョーズ』のパロディのつもりなんでしょうか。
ガメラとイリスの戦いは、空中戦はよいものの、地上に降りてからはちょっと地味。これも、怪獣の戦い自体が眼目ではないといえば言えるんですが。渋谷でのギャオスとの戦いは、非常によくできていました。(しかしこれ、どう考えても「冒頭」に出てこないでしょう。このシーンを「冒頭」と書いている人が多いようですが、「冒頭」の意味をわかって使ってるんでしょうか。)
そんなこんなで、全体の印象としては今一歩ですが、見終わってからあれこれ考えさせるという点では、シリーズ随一。いちばんの「問題作」かもしれません。 アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-12-29 18:11:28)

81.《ネタバレ》 未公開シーンは絶対見ろ-シリーズ最高傑作
日本が誇る「ゴジラ」に並ぶ最高の怪獣「ガメラ」。
ガキの頃のトラウマばっかりだが今見るとしょせん作り物。
だが、その作り込まれたメカニックや模型、破壊的なまでのストーリーは見応えしかない。
CGはチャちだが、月夜に舞うイリスの美しさ、ガメラとイリスの壮絶な死闘がそんなチャちさを感じさせない迫力!
仲間由紀恵もアボーンッ。
東宝はどんだけ東京と京都を火の海にすりゃ気が済むんだ!
ちったあ自重しろよ(褒めてる)!!

だのにあれだけ重要な伏線を全部未公開シーンにぶっ込むたぁ、一体どういう神経してやがる。
幼少イリスはキモカワイイ。頭部の可愛さだけは異常。
熊涙目。触手プレイまでしちゃって覚醒。夕陽をバックに触手を拡げるシーンの禍々しき美しさ。イリスも勃(ry
ギャオスの生々しさ、ガメラの容赦のなさ。
子供を守った“ように見える”だけなんだろうねえ。
いいかっ!「ゴジラ」の自衛隊が頭おかしいだけなんだよ(褒めてる)!
この「ガメラ」だって航空自衛隊の回避能力はおかしい(賛辞)。
毎度生き残る大迫さんも色々おかしいです。

腹の次は腕を吹き飛ばすラストバトル。

ガメラ「俺たちの戦いはこれからだ!」

すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-11-01 00:27:05)(良:1票)

80.ほとんどの登場人物が、状況に対し真剣に本気で危機感を持っているように見えないのです。なので、いくら特撮を頑張っても、まったく意味がありません。焦点が絞られていないだらけた脚本が、それに輪をかけています。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2014-09-21 01:55:23)

79.《ネタバレ》 怪獣映画っぽくない作品です。着ぐるみの中に人が入って暴れるって感じがやはり怪獣映画には必要だと思います。本作ではそれがなく、CGバリバリの感じですが、公開当初は「マトリックス」とかでCG技術が急速に発展したころですかね。怪獣映画を期待していると肩すかしです。 いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-09-17 22:04:59)

78.まず私はゴジラよりガメラ派です。まるでエ◯◯◯ゲリ◯ンみたいな、心理哲学チックアニメな内容でしたが、怪獣映画としての2とは全く違う意味で楽しめました。ただ山咲千里さんの位置付けがイマイチわからんかったな。あとイリスの赤ちゃん期が『REX 恐竜物語』を思い出してしまうアレでしたが、大人のイリスはなかなか。ガメラも段階を経てシャープなデザインに。再登場の中山忍さんも演技が上達していた(残念ながら藤谷文子さんは成長なし...)し、今回は前田愛さんの演技力に脱帽でした。梨園に入ってしまって勿体無い、復帰お待ちしています。あー、あと売れない頃の仲間由紀恵さんがあんな姿になるとは!笑ってしまいました。 movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-27 15:35:43)(良:1票)

77.《ネタバレ》 三部作として作られた映画の場合、大抵一作目、二作目が傑作・良作であることに対して、三作目が平板な作品に成り下がってしまう場合が散見されると私は思っています。多分ですが、それは完結編として無理にでも終わらせてしまわなければならない、シリーズで撒いた全ての種を全て回収しなければならないという脚本上の必然から来ていると思われます。
本シリーズも例に漏れず、そういうバランスの作品になっていて、無理矢理にでもガメラが発生するメカニズムとそれに呼応して目覚めるイリス、マナの不足によって大量発生するギャオスが描かれますが、メカニズムを明らかにしたことによりガメラの神秘性が薄まってしまっていることは否定できません。
最後の打ち切りみたいな終わらせ方も個人的には好きではありませんでした。 民朗さん [DVD(邦画)] 5点(2014-08-19 19:55:26)

76.《ネタバレ》 渋谷の破壊シーンとか、特撮は相変わらず凄いです。伝奇っぽい雰囲気もいい感じ。でも終始イリスよりギャオスの方が大ごとに思えてしまい、盛り上がりに欠けた印象。ラストは打ち切られたドラマみたいで肩すかしでした。冒頭に出てきた海底のガメラ(の抜け殻みたいなの)が総て飛び立ってギャオスの大群に立ち向かうのかと思ったら何もなく終了で残念。 クレイバードさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-02-24 19:39:50)

75.《ネタバレ》 前作が良すぎたせいかパワーダウン 一作目の登場人物が戻りマンガ的だった一作目に回帰している 本田博太郎と螢雪次朗が帰ってきている とくに螢雪次朗はゼイラム以降SF映画とかに欠かせない人だがこの人が出ると、とたんにギャグっぽくなるんだよな そう言う意味で前田愛もミスキャストだと思うステレオタイプなマンガ的ダークヒロインだ ボーイフレンドの少年の存在も意味不明 後生大事に持ち歩いていたお祓いの剣が最後に大活躍するとばかり思ってたのまったく役に立たなかった こいつは何の為にずっと剣を持っていたのか お話はガメラが戦いの中で人間の都合とかどうでもいい荒ぶる神として描かれている ハードな設定の割にディテールはシリアスさにかける 足下の人間のことなど考えない割には子供を踏まなかったり、最後にヒロインを助けたりとか、ははっきりいってつまらない中途半端な設定だ ガメラは徹底的に荒ぶる神であったほうが良い 数匹のギャオスを屠るために一万人の人間を犠牲にするガメラが人間の味方な訳ないじゃん 今回特撮も今一つだ 冒頭の渋谷パートはとてもいいが残念ながら維持できなかった 渋谷パートのレベルで全編を通して欲しかった まずイリスのパートにCG部分が多すぎる CGになるといきなりつまらなくなる 前回のように特撮部分にディテールとしてCGを加えるとかがほとんど無く CG部分と特撮部分が完全に別れて描かれている、途中途中にアニメが差し込まれる感じだ 特撮部分も今までの「美しい怪獣の居る風景」といえる部分がない むしろガメラとイリスのアップになっているシーンが多く 風景になる引きのカメラがほとんどなかった そこがすごく残念だ 京都パートは最後のガメラパンチ以外はイマイチだった エンディングは今までと違って日本の行く末に暗雲が立ちこめる終わり方なのはなかなかいいラストだ このままギャオスに席巻されぼろぼろになった日本から始まる続編を見たいと思った にょろぞうさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-24 12:32:37)

74.《ネタバレ》 この映画では前作の設定を引き継いで、ガメラの行動原理についてうまく整理をつけた印象がある。そしてガメラはやはり人間の味方だったことがわかるが、正確には、自分を助けてくれる人間がいるからガメラも人間を守るということらしい。
一般論として、仮にガメラが災害出動したとすれば(しないだろうが)、一方的な人助けなので万人に感謝されるだろう。しかしギャオスのような外敵と国内で戦闘すれば今回のように巻き添えが出たり、一般民を見殺しにせざるを得なくなる場面もある。それでも可能な限り個別の人助けもするだろうし、特に年少者を守ろうとするのは人情として当然のことである。たとえ被害者が出るとしても、ガメラがいない方がいいというのは本末転倒であり、いなければ外敵を利し、被害者は増えるばかりということになる(劇中では、ガメラがいるからギャオスが来るのだ、という屁理屈までは出なかった)。それが人々を守るということの現実だろう。そういう自分も、身内が死ねばガメラを恨み、怒りは一生消えないかも知れない。しかしガメラの立場がわからないほど理性に欠けてはいない。
劇中では、大人っぽくなった浅黄ちゃんがあくまでガメラを信じ、ガメラもそれに応えていたが、自分もこのガメラを信じる。彼は強い意志と力を持つだけでなく、人間同様の心を持った誠実な生き物であり、最後まで“ぼくらのガメラ”だった。これにより平成ガメラ(映画でなくキャラクターとしての)に対する個人的評価が確定できる。
上記のほか、女性鳥類学者の「生物は最後の瞬間まで生きようとします」という台詞には共感できた。人類はきっと生き延びるだろう。また元警部補がどこまでも逃げようとして逃げ切れず、最後に立ち向かう覚悟を決めた場面も好感が持てる。

評価できるのは以上である。映像面は、現代の映画ならこの程度で当然ともいえる。渋谷の場面は、破壊衝動を満足させたい観客のニーズに応えるためか徹底しすぎで、これをやるなら昭和ガメラの第一作に戻るか別映画ですべきだった。
また京都を火の海にした新キャラクターの面々は、こうなる前に全員死んでもらいたかった。というか映画が始まる前に死んでいろ。バカにしか見えない少年も一緒に死ねば本望だったろう。一体何を作っているつもりなのか。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 3点(2013-01-20 08:46:38)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 93人
平均点数 5.25点
022.15% line
166.45% line
244.30% line
399.68% line
41111.83% line
51313.98% line
61920.43% line
71617.20% line
888.60% line
922.15% line
1033.23% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.20点 Review5人
2 ストーリー評価 4.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review5人
4 音楽評価 6.20点 Review5人
5 感泣評価 3.60点 Review5人

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