みんなのシネマレビュー

チェ 28歳の革命

Che: Part One
(Che: The Argentine/The Argentine)
2008年【米・仏・スペイン】 上映時間:132分
ドラマ戦争ものシリーズもの歴史もの伝記もの
[チェニジュウハッサイノカクメイ]
新規登録(2009-01-08)【ポール婆宝勉(わいけー)】さん
タイトル情報更新(2024-08-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(2009-01-10)


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監督スティーヴン・ソダーバーグ
助監督グレゴリー・ジェイコブズ〔助監督〕
キャストベニチオ・デル・トロ(男優)エルネスト・チェ・ゲバラ
デミアン・ビチル(男優)フィデル・カストロ
ジュリア・オーモンド(女優)リサ・ハワード
ロドリゴ・サントロ(男優)ラウル・カストロ
カタリーナ・サンディノ・モレノ(女優)アレイダ・マルチ
ウラジミール・クルス(男優)ラミロ・ヴァルデス・メネンデス
エドガー・ラミレス(男優)シロ・レドンド
ホルヘ・ペルゴリア(男優)
小山力也エルネスト・チェ・ゲバラ(日本語吹き替え版)
大塚芳忠ラウル・カストロ(日本語吹き替え版)
檀臣幸カミロ・シエンフェゴス(日本語吹き替え版)
土師孝也レネ・バリエントス(日本語吹き替え版)
木下浩之マリオ・モンヘ(日本語吹き替え版)
林真里花タニア(日本語吹き替え版)
原作チェ・ゲバラ「革命戦争回顧録」(中央公論新社)
脚本ピーター・バックマン
音楽アルベルト・イグレシアス
撮影ピーター・アンドリュース
製作スティーヴン・ソダーバーグ
ベニチオ・デル・トロ
製作総指揮グレゴリー・ジェイコブズ〔助監督〕
配給ギャガ・コミュニケーションズ
日活
録音マーク・A・マンジーニ
スタントジミー・オルテガ(ベニチオ・デル・トロのスタント・ダブル)
その他鈴木敏夫(日本公開キャッチコピー)
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【クチコミ・感想】

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25.娯楽性を求めてはいけない内容だったのでしょうが、それにしても
引き込まれる要素が全くない作品にゲンナリ。
チェの魅力を世界中の人に紹介するには全くの失敗作で、
ドキュメンタリー風にしてもあまりにも魅力ない。
一部の人間だけを対象に作ったマスターベーション映画。
デルトロのカッコよさだけに3点進呈。 gyu_yanさん [DVD(字幕)] 3点(2009-10-07 13:21:15)

24.他に書いている方もいるとおり、熱演には申し訳ないがかなり退屈でした。私も、BSでのドキュメンタリやカストロのインタビュー、モーターサイクル~などから自分なりの英雄ゲバラがいたのですが、残念ながら本作はその思いに答えてくれるものではありませんでした。まず28の方ですが、いきなり話が始まるので、もしかしたら39のほうを見ているのかとDVDを取り出して確認してしましました(笑)それくらい説明不足で唐突に話が始まるので。もう少し、医学の道を志した20代前半あたりのこと、家族のこと、カストロとのことが描かれていれば、本作の「人間ゲバラ」にも思い入れができたと思います。それが延々とゲリラ戦ばかりで・・・。彼がどういう過程の中で思索を深めたのかもわからない。 たかちゃんさん [DVD(字幕)] 5点(2009-09-22 08:03:34)

23.《ネタバレ》 本当にドキュメンタリーを見てるようでした。顔の見分けがあんまりつかなかった。 osamuraiさん [DVD(字幕)] 4点(2009-06-03 01:58:16)

22.ちっとも面白くない映画でした。予備知識なしで観たのが失敗だったかも。同じようなシーンの連続、主人公に興味がわかない、登場人物の名前すら覚えられない展開でさすがに睡魔に襲われました。もう、ソダバーグの映画は観ないかも。 ぽじっこさん [DVD(吹替)] 2点(2009-05-31 09:26:08)

21.《ネタバレ》 まぁ確かに、ゲバラについての予備知識といいますか、ある程度知っていた方がより面白く観れることは事実だと思いますが、そうでなくても、彼の政治思想が度々、台詞で挿入されますよね。どうして共産主義なの、なんで闘いが必要なの、ていう質問に対する答え。そういう彼の考えを垣間みるだけでも、それなりに面白いとは思うんです。闘争中はカラーで、米国にいる時はモノクロで、それが交互に展開される形になってます。そして一貫してドキュメンタリー風。映画的な派手さというのを、意識的に避けてるような作り。なのでこの地味さは一般受けしないこと明々白々なんですけど、まぁ、ゲバラさんの面倒見のよさ、リーダーとしての判断力、そして理想に忠実なお人柄が知れて、それなりの収穫だったとしときましょう。 あろえりーなさん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-25 20:36:35)

20.ゲバラに興味があったので、迷わず映画館で観ました。
かなり楽しみにしていただけに、ちょっと残念。 これはこれで悪くない作り方だとは思うんだけど、あまりに淡々とし過ぎていて、途中、何度か寝てしまいました。 しかし、寝てしまったからといって差し支えないくらい同じようなシーンが続き、このまま同じ状態で話が進むなら、早く終わってくれないかなぁ…と、眠気との戦いが苦痛でした(笑) ゲバラが好きな私でさえこんなんだから、まったく予備知識なしで見に来てしまった人は、さぞや退屈だったんではないでしょうか。 かといって変にゲバラをヒーローとして、派手な商業主義的な内容にして欲しくもないんですが…。う~ん、難しい。 とりあえず、デルトロのハマリっぷりには感服しました。古谷一行の顔がチラついて、少し笑いそうになってしまいましたが(笑) 私は偶然、ゲバラの最期の地である、ボリビアのイゲラ村に行ったことがあり、それがきっかけで彼を知り、興味を持つようになった経緯があるため、この作品の続編こそ、すごく観たかったんです。…が、悩んだあげく、結局やめました。基本的に眠くなるような映画は苦手なので、続編はDVDか何かで家でゆっくり見たいと思います。今回の点数は、全てデルトロに献上! びくーにゃさん [映画館(字幕)] 4点(2009-04-05 03:17:43)

19.ハリウッドの商業映画に毒されてしまっている我々にとって、派手な演出も無くひたすら淡々と描かれる本作が賛否両論分かれるのは仕方ないのかも。とは言え、俺は面白かったです。従来のハリウッド流ではない描き方に最初は戸惑いましたが、見終わるとそれが「ゲバラがどんな人間だったのか?」「ゲバラはどんな行動を起こしたのか?」を描くのに効果的だったんだなと気付きました。ベニチオ・デル・トロの名演は言うに及ばず。彼は紛れも無く、映画の中で「ゲバラを演じる」のではなく「ゲバラとして生きていた」のだと思います。まだまだ書きたい事がありますが、それは『~39歳 別れの手紙』の方で。 ポール婆宝勉(わいけー)さん [映画館(字幕)] 8点(2009-02-11 22:22:14)

18.《ネタバレ》  基本的に説明の少ない作品なので、チェ・ゲバラやキューバ革命についてある程度知識が無いとついていけないかもしれませんね・・・。これから観ようとする方は、Wikipedia等で予習しておくことをお勧めします。

 それにしても革命の描写はイマイチでしたね。戦闘シーンばかりが印象に残り、ゲバラがどのように革命理論を構築し実践していったかが良くわかりませんでした。それよりも、革命後、国連総会出席のため訪れたニューヨークでのゲバラの行動・発言が非常に興味深かったですね。
TMさん [映画館(字幕)] 7点(2009-02-07 23:46:13)

17.チェ・ゲバラを題材にしてこの程度の映画しかできなかったのかと正直思いました。ゲバラを含めた誰の人間像も深く描かれておらず、当時のキューバ社会がえぐられている訳でもなく。。。。チェの映画に5点しかつけられないのは実に無念。 チェックメイト・キングIIさん [映画館(字幕)] 5点(2009-01-31 23:57:21)

16.英雄ゲバラを讃えている訳でもなければ、人間ゲバラを描いてるでもなし、革命による人間開放を表現してもいなければ、戦争の悲惨さを説いてる訳でもない。いい題材なのに今一つ中途半端さが漂う映画。何よりもゲバラ役の俳優が本物より不細工なのが気になって仕方なかった…。 pied-piperさん [映画館(字幕)] 5点(2009-01-31 21:47:02)

15.《ネタバレ》 デル・トロの演技には賞賛に値するものだったと思いますが、いかんせん他に褒めるべき点が見つかりません。確かにチェ・ゲバラの生涯を単々と丁寧に描いて行ったのは良い点だとは思いますが、最後のサンタクララでの市街戦も特に見せ場が無いまま終わってしまうので、ややエンターテイメント性に欠けるといった印象でした。
二章に期待という意味も込めて6点とさせていただきます。 民朗さん [映画館(字幕)] 6点(2009-01-30 01:45:14)

14.革命家たらんとした人物は過去、それなりにたくさんいたと思います。しかし、団塊シッポ世代の私のイメージの中でもチェ・ゲバラは特別な人。断片的な知識しかないのは、映画を見た今でも変わらないんですけどね。でも、なかなか本物に迫っていたのではないかな、デルトロちゃん。眠たいとこもありはしたものの、映画の中のゲバラは、カリスマではなく、一言で言うと「スジを通す人」。そこに現代の男にはない男っぽさ、セクシーさを感じました。華やかでも面白いわけでもないけど、「オレってこんなにカッコいいんだぜ」じゃない演技に、久々にいい男優を見た感じ。 おばちゃんさん [映画館(字幕)] 8点(2009-01-29 00:47:50)(良:1票)

13.1回目、何も情報無しで鑑賞したためさっぱりわかりませんでした。2回目、パンフレットで情報を得て鑑賞したため次回作も見てもいいかなと思いました。 アスモデウスさん [映画館(字幕)] 5点(2009-01-25 23:36:04)

12.《ネタバレ》 ゲバラについては詳しくは知らないが、ドキュメンタリーを見たことがあるので、「名前」を知っているというレベルではない。ある程度の全体像を掴んでいたので、それなりには楽しむことはできた。上映前の説明と本作の映像だけでは足りないので、“知識”で流れやキャラクターや時代背景などを補えないと少々苦しいか。
それにしても、ソダーバーグ監督の相変わらず訳の分からない演出が微妙だ(他の作品よりはマシなレベルか)。一貫としたストーリーはなく、イメージやエピソードをぶつ切り状態にしている。ドキュメンタリー風なタッチをメインにして、観客にも一人の兵士として参加してもらおうとしているのだろうか。
そういう趣旨は分かるが、“狙い”はやや空回りして、むしろ“逆効果”のような気もする。全体的にボヤボヤしすぎてしまい、全体像が掴みづらくなってしまう。
後編を見ないとなんとも言えないが、単に山中を行進して、市街戦を繰り広げて、国連で演説したり、インタビューを受けたりしているとしか描かれていない。
素直に撮りたくないというのは分かるが、“褒めること”も“貶すこと”もしにくい映画に仕上がっている。
確かに、ゲバラをヒーローに描くことはできないのだろう。
アメリカ人には敵国ともいえるキューバの革命を賞賛することもできない。
こういう場合には、ありのままの“事実”のみを描かざるを得ない。
一方のサイドに感情を込めて肩入れすることはできないので、ニュートラルのまま突っ走らざるを得ないのは分かる。
そうすると、彼の「革命」に対する想いが見えてこなくなってしまう。
『革命とは“愛”だ』という言葉はカッコいいが、その“愛”を感じさせるものが欲しいところだ。
戦うことだけではなく、食料を調達することも、仲間の怪我を治療することも“革命”というセリフがあった。
読み書きを教えることも当然“革命”なのだろう。
規律を厳しくしたり、仲間を処刑することも、兵士に革命を放棄させることも彼にとっては“革命”だ。
本作に描かれていることは、彼にとっての“革命”の総てなのかもしれないが、“革命に対するパッション”というギアをもう一段、深く入れて欲しかったところだ。
後編を見たところで、「ゲバラの生き様」「ゲバラがなぜ賞賛されるべき人物なのか」「革命とは何か」を感じることはできないだろう。
こういう部分は本で勉強するしかないようだ。 六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 5点(2009-01-24 23:45:07)(良:1票)

11.《ネタバレ》 もともと1本の作品だけあって今作だけでは評価はしづらい。革命を起こすゲバラの心理を描くわけでもなく、戦闘シーンも劇的な演出は一切せず、どのシーンも断片的でぼんやりとした演出。劇的なものを全て排して時折ゲバラが見せる優しさであったり、厳しさを第三者とも言える視点でひたすら淡々と進めていく演出にはどういった意図があるのかまだ掴めない。ゲバラが死が近付くにつれ、やや神格化され手の届かない存在のような彼も映画自体も感情的になっていき、ゲバラの内面に迫っていくのであれば前・後編で演出の落差が上手く効いてくるのかもとは思う。
しかし後編もこの調子でいくと、わざわざ「映画」を使って伝えるようなものではなくなってしまうのではないかなぁという心配は大いにある。
ゲバラを人々に知ってもらうきっかけにはなるが、作品的面白みで言えばドキュメンタリーで描いた方が質は高くなる気がする。 Sgt.Angelさん [映画館(字幕)] 5点(2009-01-24 12:30:26)


10.《ネタバレ》 続編を見なければ本当の評価は下せないと感じた。 従い、単体では厳しめの5点とさせて頂く。 極力説明を配した構成を、観る側がどの様に受け止めるかで評価は割れるだろう。 本編開始前に日本語の解説フィルムを上映する事は高く評価したい。 たくわんさん [映画館(字幕)] 5点(2009-01-23 12:44:40)

9.《ネタバレ》 観賞するかどうかさんざん悩んだ末に映画館へ足を運んだけど、やっぱり私には
この映画は合わなかったっすね。
まず第一にスペイン語。ハリウッド映画に冒された私の脳にはスペイン語のリズムが
どうもしっくりこない。英語の映画だからって耳で聞いて観賞してる訳でなく、
しっかり字幕に頼りっぱなしなのに不思議なもんだ。

あと、南米系の名前も誰が誰なのか理解する前に終わってしまった感じ。
私の勉強不足もあるのだろうけど、カストロの事をフィデルって字幕に入れられると
即座にカストロの事だって理解出来ないレベルですから。
ここは全編カストロで通してくれたらもっと気楽に見れたかも。
まぁ、ファーストネームで呼ぶ場合とラストネームで呼ぶ場合の親密度のニュアンス
がそこには表現されてる事なんだろうけど。

問題は『39歳別れの手紙』を観に行くかどうかなんですが、きっと行くんだろうなぁ・・・。
Pea Shanさん [映画館(字幕)] 5点(2009-01-20 00:59:40)

8.チェ・ゲバラについて何も知らずに観に行ってしまったため、あまりよくわからないまま終わってしまった。
しかしベニチオ・デル・トロの格好良さやカリスマっぽい雰囲気に惹かれ、後編も観に行くつもり(それまでに少しは勉強して)。
未見の人は予備知識を仕入れてから観に行くことをお勧めします。 peroさん [映画館(字幕)] 7点(2009-01-20 00:09:15)

7.《ネタバレ》 おそらく裏設定で「モーターサイクルダイアリーズの続編として描いた」作品ではないかと思う。映画館に行く前にあの映画をレンタルビデオ屋で借りるとかなり面白くなる映画だと思った(保証は出来ないですよ^^:)。さて、アンチ・アメリカ的新自由主義という概念と聞くと「不思議の国ブータン」しか思い浮かばなかった私にとって、既存の弱い者いじめ社会を本気で変えてしまったチェ・ゲバラを知ったのは衝撃で、映画館に行く前に関連書籍やDVDを見た口です。でも映画を見て思った・・・何で神格化する必要があるの? 髭面のチェ・ゲバラが何か言うのをカメラが待っているのって、髭面のフォレスト・ガンプが何かを言うのを待っている人たちと何が違うんだろうと思いました。どうも「モーターサイクル」で見た、喘息持ちで血気盛んで純粋で暴走しがちな人間ゲバラはどこかに行っちゃったようです。作風が違うと言われれば確かにそれまでなんですが、彼とともに戦った人たちはゲバラを神だと思っていたわけではなく、人間ゲバラを信じたんだと思います。それなのに映画において唯一ゲバラの人間性を見られた所が、自分の信念を汚した部下を懺悔もさせないでぶち殺すシーンだけというのはいささか足りないです。 はち-ご=さん [映画館(字幕)] 4点(2009-01-18 03:41:33)

6.《ネタバレ》 ゲリラ戦とくに市街地での戦いは臨場感ありまくりで圧巻でした。キューバに渡ってから革命を成すまで忠実に描いてると思います。が私は映画の肝であるチェ・ゲバラの魅力を存分に感じることができなかったのが残念に思いました。いったら彼の思想はどこから芽生えたものなのか?なぜ彼は革命を起こそうとしたのか?そういったところがちゃんと描けてなかったのでこの映画にすっと入っていけませんでした。彼の思想は後のインタビューシーンで所々に描かれていますが足りないと思います。しかし次回作ならもっと人物に主眼がおかれてると思うので期待します。 しっぽりさん [映画館(字幕)] 5点(2009-01-15 17:32:53)

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【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 4.80点
000.00% line
112.22% line
224.44% line
3817.78% line
4715.56% line
51328.89% line
6715.56% line
748.89% line
836.67% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.33点 Review3人
2 ストーリー評価 2.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review2人
4 音楽評価 2.50点 Review2人
5 感泣評価 1.00点 Review2人

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