みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★169.10年以上ぶりに鑑賞。しみじみいいなあと思った。松田の演技は輝く。鉄工所の赤黄ぽい映像は秀逸。スタッフ、キャストも豪華だし。音楽もいいなあと思ったらハンスジマー。アンディガルシアだったんだ。前は知らなかったな。それにしても若い!お別れのシーンの高倉健の表情が好き 【タッチッチ】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-04-22 19:20:34) 168.《ネタバレ》 雰囲気はとても好きな映画である。 昭和の影が残る大阪の街(「ブレードランナー」風にだいぶアレンジされているが)が貴重であり、高倉健が英語を喋ったり、彼が歌うのも新鮮だ。松田優作や若山富三郎の迫力ある演技にも驚かされる。 しかし、本質的な部分は同意できないところがある。 「ラストサムライ」には日本の“根”を感じることができるため同意できるが、「ブラック・レイン」の本質はやはりハリウッド風な誤解が溶け込まれている。 アメリカ人が異国の日本の文化に戸惑いながら、“日本流”に慣れていく構図はとても似ている。マイケル・ダグラスと高倉健の関係は、トム・クルーズと渡辺謙の関係に置き換えることもできそうだ。 しかし、変わってしまったのは、マイケル・ダグラスではなくて、高倉健の方だというのは、いかにもアメリカ的である。 “個人”を重んじるアメリカと、“組織”を重んじる日本の差が上手く活かされておらず、“個人”を重んじるアメリカ流の暴走に高倉健が付き合うというオチは必ずしも好ましいものではない。 そもそも「ブラック・レイン」とは、第二次世界大戦時の日本への爆撃の影響によって、雨が黒くなることだというセリフがあった。 敗戦によって、日本的な仁義が失われて、佐藤のような仁義も忠義もないマネー第一のアメリカ的な男が生まれてしまったことを嘆く代名詞が「ブラック・レイン」ではないか。アメリカ的なものを否定しておきながら、アメリカ的なオチの付け方では本末転倒だ。 もちろん、マイケル・ダグラスが何も変わらなかったわけではない。 殺された相棒チャーリーの復讐のために佐藤を殺すこともできたはずだ。 100ドルの原版をアメリカに持ち帰り、大金持ちになることもできたはずだ。 それを放棄したのは、もちろん“日本流”や“恥”や“自己や仲間を汚す”という概念をマイケル・ダグラスが感じ取ることができたからだろう。 このマイケル・ダグラスの変化がいいオチとして活きてはおらず、むしろ後付け的な感覚を覚える。ダグラスが高倉健に空港で原版を返すというのは、そもそも持ち帰る気満々だったということではないか。 “日本流”に相容れないアメリカ人が相棒を失い、本当の意味で孤独となり、“日本流”に迎合していく。異種の文化と交わることで“日本流”の悪しき部分も少々影響を受けるという流れが理想的といえる流れだ。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-11 02:04:44) 167.松田優作のテクノカットに時代を感じました。 【くまさん】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-02-07 04:32:11) 166.スマステの松田優作特集を見て、この映画に興味をもちました。内容は所々Vシネっぽくて好きじゃないんだけど、機内で手錠されたまま両手を組むシーンは松田優作ワールドに引き込まれました。 日本を舞台にしたのだから銃撃シーンはもっと少なくてもいい気がします。現実味がないというか…。 低めの点数で、恐縮です… 【りりあ】さん [地上波(吹替)] 4点(2008-02-04 16:30:25) 165.《ネタバレ》 直ぐに頭に血が昇るマイケル・ダグラスと、人情的な高倉健という全く正反対の刑事が、お互いに刺激を受けて少しずつ認めていく過程が良かったです。日本人のキャストも非常に好演していましたし、20年前の少し懐かしい日本も観られて面白かったです。少し過度で強引な演出(日本のヤクザの描き方がありがちすぎ)と、厚みを感じない脚本には難がありますが、全体的に観れば、当時低迷していたリドリー・スコットが復活のきっかけを掴んだのも納得です。あと松田優作演じる佐藤を敢えて殺さずに逮捕したのは、ニックが松本と知り合って、自分の中の正義についての考えが何か変わったというのを見せたかったからだと思うし、あれで良かったと思います。個人的には若山富三郎とガッツが特に好演してたと思います。内田裕也はちょっと出番が少なくて気の毒でしたが・・・。別れの所で健さんが偽札の版型を貰った事に気づいて声をかけて、ニックとお互いに微笑むシーンがなんとも好きです! 【まさかずきゅーぶりっく】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-02-03 19:09:44) 164.優作さん、ほめる人が多いようですが、単純に目玉向いて、キレまくってるだけで、大した演技じゃないように見えます。最後も弱すぎるし。ハリウッドの俳優さんに比べると、日本の俳優人の表情の乏しさが目立ってますね。高倉さんらしいって言えばそうなんですが、もう少し、「お友達」になっていく気持ちの変化が表情に出てたら、おもしろかったのにと思います。 【かねたたき】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-02-01 21:55:44)(良:1票) 163.松田優作の格好良さと怪演が際立っていた。本当に素晴らしい俳優だったんだなあとしみじみ感じた。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 9点(2008-02-01 08:13:07) 162.腹立つわ、松田の頭。 ぶっ殺したいで...って死んでるか(笑) 【ガンジャマン】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-31 21:58:36) 161.アメリカから見た日本ということが今作品の一番の面白さと思えた。ブラックレインの 意味もなるほどなぁと思えた。 大阪ヤクザとアメリカ刑事は話の展開からすると ラストが大味で少しがっかりしたが総じて面白かった。 しかしながら今作品は松田優作の作品との銘が前面に出すぎている感じがある。 松田優作の何たるかは伝えにくいが今作品以外の(ドラマを含めて)もっともっとすばらしいものがあると思う。 【Jane.Y】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-02 09:36:25) 160.《ネタバレ》 とにかく日本の大阪の町が、洋画になるとこうなるのかとおもうほど、撮影が独特。日本特有のパチンコ屋や屋台など写して、日本描写を表現している。 マイケルダグラスより松田優作のほうがひかっていた。 やたら、画面の中にいろいろ詰め込むような撮り方をするのは、リドリースコットのやり方か。 【G&G】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-10-14 06:05:13) 159.《ネタバレ》 おもしろかったです。マイケル・ダグラスと高倉健の友情が凄く良かった。阪急梅田のコンコースや神戸の元町(市バスまで映ってた)とか身近な街や風景が出てきて嬉しかったなぁ。最後の松本警部補に渡したプレゼントが阪急の包装紙で包まれていてニックがあそこで買い物したかと思うとちょっと笑えた。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-03-06 20:18:57) 158.評価できるのは、松田優作の存在感とハンス・ジマーの音楽ぐらいで、他の部分は全くといっていいほど面白くない。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-01-28 16:05:12) 157.高倉健と松田優作がマイケルダグラスと共演しているということで観てみた。私は当時リアル世代で生きてないので、こんな映画が存在したことに驚いたし、松田優作も、名前は知っていたけど、動いて演技している姿を初めて見た。ストーリーとしてはハリウッドによくありがちな内容で、面白くはない。しかしながら、日本が舞台であることや日本語が多々出てくる(たまに棒読みな日本人俳優もいたが)とこ、きちんと現代の日本人の本質を表していたとこ、とにかく高倉健や松田優作を始め、日本人俳優がいい味出してるところに感動しました。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-15 09:07:57) 156.当時コメディタッチのテレビ番組の探偵物語が大好きでした。当時この映画は冷静には見ることができなかったです。10点をつけたいところですが映画の内容自体はたいしたことがないので差し引きこれです。 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-01-07 21:08:31) 155.《ネタバレ》 劇場で見ましたが、館内は異様な熱気に包まれていました。タイトルが縦書き描かれ、いきなりしびれました。高倉健、松田優作の名が出ると、場内に嵐のような拍手が起こりました。リドリー・スコットがメガフォンを取ってくれたことや、マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシアの出演もうれしいものでした。描き方に変なところもあるのだけれど、日本を舞台にしっかり娯楽作品を作ってくれたアメリカ映画界に感謝したいです。松田優作が若くして亡くなったのは本当に惜しまれます。日本人俳優がハリウッドに進出できる夢を与えてくれた傑作ですね。思い入れを込めて10点献上。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-01-07 14:23:51) 154.《ネタバレ》 マイケル・ダグラスの魅力が最も輝いている一本だと思います。汚職や暴力的な性格といった、人間臭い刑事の役どころは、当時のマイケル・ダグラスにぴったりで、存在感充分です。対するキャラクターとしては、高倉健演じる警部補で、この二人が対立を経てお互い理解しあうというストーリーの軸は、よくあるハリウッド刑事映画の基本パターンではあります。ですが、そこにアメリカと日本という要素を加えることによって、一段上の作品に仕上がっていると思います。 この作品が持つテーマとは、違う国の文化、習慣、考え方に対しての「敬意」ではないでしょうか。監督のリドリー・スコットや製作者は、日本を舞台にしながら、それまでによく見受けられた、忍者・芸者・腹切りなどといった見世物的要素を排し、日本人の「考え方」に眼を向けています。高倉健の役は、規則に縛られて上司の目を気にする警部補で、ケイト・キャプショーは「何年住んでも、日本人からみれば私も“ガイジン”」とセリフで語り、形見分けの習慣も劇中で使われるなど、「日本人とはどのような人間なのか」という探求心を、製作者側が持っていたことが感じられるのです。 アメリカ人と日本人が始めはぶつかり合うが、悪を倒すための捜査という行動を経て、お互いに敬意を払うようになる、という人間の可能性を描いた、単純ですが品位の高いストーリーだと思います。異なる宗教や民族の集まるアメリカが抱える問題に対し、一つの回答を提示した作品、と言ってしまうと過大評価になってしまうのでしょうか? 【塚原新】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-31 21:38:08)(良:2票) 153.《ネタバレ》 もはや語りつくされていますが、やはり松田優作は凄いと思いました。 初めてこの映画を見たのはテレビで、まだ小学生の頃でしたがレストランシーンから優作が発する"ヤバイ"オーラで息が詰まりそうなほど緊張してしまいました。 そして空港での合掌シーンはダグラスを完全に食っている。いま生きていたらアカデミー賞も夢じゃなかったんじゃないかと思います。つくづく惜しい人を亡くしました。 【osaosa】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-12-23 03:25:30) 152.松田優作、そんなにいいか? あんまり惹かれなかった。 【Skycrawler】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-18 00:46:35) 151.《ネタバレ》 ハリウッド映画に日本のトップ俳優達が大挙出演してる嬉しさはあるんですが、ストーリーとしてはそこそこな感じ。 まあ、6点ってとこなんだけど。 それよりも、「はっちゃけて出しゃばって文句ばっかり垂れて無茶やり放題のNY市警官」と「寡黙に規律正しく与えられた仕事を実直にこなす大阪府警官」という対比が面白かった。 エンターテインメント的に見れば前者の方がカッコイイんだろうし映画にもしやすいんだろうけど、ほんとに力量ある役者がやったら圧倒的に後者の方がカッコイイ。 日本的美意識の素晴らしさを実感させてくれたのが痛快。 松田優作や健さんの眼力、シブ味、凄み。。。M・ダグラスなんて目じゃないね。 健さんのカタカナ英語がめちゃかっこよかった! 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-05 23:15:26) 150.松田優作がかっこいいというか怖かった。 【十人】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-22 00:31:13)
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