みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
12.《ネタバレ》 相変わらずストーリーはめちゃくちゃ。あってないようなものです。このシリーズに整合性とか常識とかは存在しないもんだと割り切って見ています。・・・のつもりなんですが、夢にまで見た動物園に戻ってきたのに、『動物園ってこんなに小さかったっけ・・・』とか、『私とメルマンの間には檻があったっけ・・・』とか、ちょっとシリアスを挟むものだから混乱してしまいます。 まあ、それはともかく、3作品の中では圧倒的に映像と音楽を楽しめるのは間違いありません。 サーカスの公演で大成功を収めるシーンなんかもう理屈じゃない。原因不明の鳥肌が立つほど感動します。そういった意味では3作品のなかでは今作が一番好きかもしれません。 でも音楽と映像だけで押し切ってしまった感じもします。 アニメに限らず、昨今の映画はどうしてもこーゆーのが増えた気がします。映像技術の進歩とともに、そこにばかり力を入れる作品。ないがしろにされるキャラクターとストーリー。映画とアートの区別があいまいに。 映画にストーリーを、魅力あるキャラクターを求める私には、こーゆー映画を心の底から楽しいとは思えないのです。 映像技術の進歩を否定はしません。この時代だからこそ表現できる世界がそこにはあります。実際サーカスのシーンのアニメーションは最高に良かったし。でもそれに頼りきった作品ばかりになってしまうのは寂しいですね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2022-05-15 03:01:31) 11.《ネタバレ》 1作2作3作と連続で鑑賞。1作目はライオンのアレックスが肉食の本能と葛藤するという、ややダークで大人な要素があり、肩の力を抜いて楽しむにはスパイスが効きすぎている感もあった。2作目は動物たちの故郷であるアフリカが舞台で、これでもかという大量のモブは圧巻で見応え充分。宿敵?のお婆ちゃんとのやり合いもコミカルでナンセンス。ただ今回も少しばかり「闇」の部分をチラつかせていた点に歯痒さを感じた。 で3作目であるこの作品。ハッキリ言って完全に「闇」がなくなった。いやむしろその「闇」を逆手にとって実に上手く昇華している。そう、あの女性警官の存在だ。ディズニーでいうところのヴィランみたいなもの。信じられないくらいの執念は、見ていて痛快でまさにザ・強敵だ。 さらにカジノから街中を疾走するシーンはまさにエンターテイメントで、まさにこれぞアニメーションだ。宮崎駿を彷彿とさせる縦横無尽なカーチェイスは、このシリーズ最大最高の完成度と言えるだろう。そしてメインイベントであるサーカスシーンも工夫がされていて、単純な見せ方を排除し、MVのような演出は効果てきめん。クライマックスもサーカスを利用した救出・脱出劇は見ていて気持ちが良い。 ただど~しても引っ掛かってしまうのは、自分たちの本来の故郷であるアフリカをあっさりと捨てたこと。特にアレックスはお父さんお母さんもいて、リーダーの息子という立場でもあるのに。アフリカよりもニューヨークの図式がややボヤけていた。そこだけですねマイナスするとこは。あとはもう完璧ッスよ! ブラボー!! 【Dream kerokero】さん [インターネット(吹替)] 8点(2019-04-22 10:23:37)(良:1票) 10.《ネタバレ》 1作目をみたとき「あり得ねえ」と思い、2作目を見たとき「超あり得ねえ」と思い、3作目を見たとき、これはあり得るかあり得ないかということはもはやどうでもよくなっているとわかった。おもしろくて楽しい、だけどあり得なさすぎて、私はちょっと引いてしまった。特に、ド派手な上に絶対あり得ないサーカスの芸を見て、こりゃやりすぎだよ、と思って気持ちが冷えた。 【チョコレクター】さん [インターネット(字幕)] 7点(2015-12-03 21:32:15)(笑:1票) 9.でた!奇跡の続編。3はトイ・ストーリーもすごく良くなってびっくりだったけど、マダガスカル3も驚きの進化でした。デュボア警部とペンギンには笑ったなぁ。大きなクマちゃんにも口効いて欲しかったけど、あの方が味があるのかな。二輪の扱いはプロ級なのがミソだね。相変わらずメインキャラは色が薄いけど、今回はサーカスの毛皮パワーで大盛り上がりして助けられたみたいです。これは何度か見返したくなる作品。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-06-17 15:24:33) 8.《ネタバレ》 ストーリー自体は定番の運びで特筆するものではありませんが、テンポの良さ、そして終盤の楽しそうにサーカスしてみせるアニマル達の愉快さが印象深い。尋常でない嗅覚で動物たちを追いつめるデュボア警部は、アニマルよりもアニマルっぽい(笑)。ビターリ、ジア、ステファノといったキャラもそれぞれ魅力的ではあるが、一番ツボだったのはクマ。あの顔は、画面に映るだけで笑ってしまう。 【あろえりーな】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-01-06 22:35:57) 7.マダガスカルらしさを残しつつ、かなり梃入れして派手になってますね。 相変わらずメインキャラより脇役の方がいい味出してて、もうそっちがメインのつもりで楽しんでます。 ストーリーはどうでもいい感じで、ノリの良さと勢いだけで突き進む。 小ネタもいちいち秀逸で、特に頬タッチは斬新だった。 あと、アフロ行きます!は嵌り過ぎ。 元々は動物園の檻の中でぬくぬくと生活するのと大自然の中で自由に生きるのとどっちが幸せか?みたいなテーマらしきものがあったはずだけど、最終的にはサーカスに落ち着くわけですか。 これで一応の結論が出てシリーズ完結なのかな。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-12-29 19:15:18)(良:1票) ★6.前2作のもう一歩感を見事に越えた。ナイスな三作目。 「魅せる」事がかなり意識されていたようで、ショウムービーとしての面白味が増している。クレイジーな悪役を配置したことによる緊張感や、スペクタクル性も増量され、かなり贅沢に楽しめる作品となっています。しかも、上映時間は90分ちょっとと、ほぼ据え置きなのが偉い。サクっと満足できる良作。 【すべから】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-12-22 13:36:21) 5.マダガスカルを初めて観る者としてご容赦下さい。今回のお話はアレックスがサーカスに拾われてそこのダメダメサーカスを再生させる話ですけど、あんだけのものができるのに、何で今までしなかったの?と思いました。アレックスがやる気を出させたとはいえ、でき過ぎ。アクションもトムとジョリー風で、今いちノリきれなかった。こういうもんなのかもしれませんけど、マダガスカルファンの方すいません・・・ 【Yoshi】さん [映画館(吹替)] 4点(2012-08-23 16:31:36) 4.美しいアニメーションとテンポの良い展開で安心の子供向け作品だ。フランス系カナダ人が動物のいないサーカスをヒットさせていることなどにチクリと皮肉ったり子どもには分からないような笑いも盛り込まれており、大人が見ても楽しめる内容でもある。それにしても相変わらずペンギンズがかっこよくて面白い。ペンギンズ主役のスピンオフアニメが作られているのも良く分かる。この作品を見てますますペンギンズファンになってしまったよ。好み30/50、演出12/15、脚本10/15、演技7/10、技術9/10、合計68/100→7/10点 【chachabone】さん [映画館(吹替)] 7点(2012-08-19 23:56:29) 3.《ネタバレ》 いやあ、これは思わぬ拾い物!1作目から全部見てるという友達があまりにも絶賛しているものだから、本当?全く期待もしてなかっただけに凄い面白くてあっという間に終わってしまった気がする。何しろ私は最初の二つとも見てません。だからどんな話でどんなキャラクターが出てくるのかも全く知らなかった。正直、馬鹿にしていました。謝ります。ごめんなさい。この映画、とにかくテンポが良い。絵が綺麗。美しい。そして、何と言っても出てくるキャラクター達がどいつもこいつも面白い奴きりでとにかく面白かった。序盤の動物園から逃げ出したアレックスとその仲間達とそれを追いかけるあの恐い女警官との攻防のスピード感、画面全体からおう!てもうすぐそこにあるような3Dによる映像効果も相成って、凄い凄いとただただ食い入るように見入ってしまった。途中で仲間にしてもらうサーカス軍団の他の動物達との交流、サーカスの仲間であるといことを騙していたものの、騙した方も騙された方も一度は同じように力を合わせて見にきている人間達を楽しませた事の喜びを知るが故にもう一度、力を合わせて頑張る姿は感動的である。もう、余計な突っ込み、野暮な愚痴など言わずに楽しめばそれで良いのである。アニメなんだから子供が楽しめれば自然と周りの大人達も同じように笑い、感動して楽しむことだって出来るんだということをこの映画を満員の子供だらけの映画館の中で見ていて感じることが出来た。この祭、大人も子供も男も女も全く関係ない。大きなスクリーンの中で繰り広げられるユニークな動物達の会話、やりとりを見て楽しむ為の映画だと言いたい。大人にしか理解出来ないとか如何にも子供向けで大人が観る映画とは違うとか男なら解る。女なら解るというようにそういうアニメとは全く違う誰が見ても楽しめる映画としてこの夏一番のお薦め映画である。出来ることなら、いや、絶対に3Dで観ることをお薦めします。 【青観】さん [映画館(吹替)] 9点(2012-08-09 22:01:23)(良:1票) 2.《ネタバレ》 「アニメとは運動する絵である」。そんな当たり前の事が、このところのアニメからすっぽりと抜け落ちていたような気がします。絵が世界を説明し物語を運ぶための手段としてばかり機能していて、ピクサーやアート系作家の作品ですら物語の前で絵は道具としての役割以上のものを担っていないような、それだけアニメの表現法に停滞感が漂っているような。そんな中で目からウロコ、まさかの『マダガスカル3』。「運動する絵」の生み出す純粋な楽しさ美しさに溢れ、ドタバタカートゥーンから3DCGアートまでを駆け抜けてみせます。基本中の基本な追いかけっこの楽しさ、反復される飛翔と落下、推進力と重力の生み出す気持ち良さ、そしてサーカスシーンでのCGが生み出す動く絵の美。一本のアニメ映画にアニメが本来持つ魅力が網羅されているような状態。更には3Dが効果的である以上に3Dの視覚効果をアートとして成立させる見事なテクニック。ドリームワークスアニメーションの3Dは常に他より先を行っているのですが、遂にここまで来たか、という感じ。ファミリー向け娯楽アニメがアートでアート作品を圧倒し、先進性でアニメ先進国のアニメを圧倒してゆく、ハリウッドだの巨大資本だのと文句をタレる前にとにかくこの圧倒感を味わって頂きたいです。 【あにやん🌈】さん [映画館(吹替)] 9点(2012-08-09 15:58:07)(良:2票) 1.やべえ!超面白え!大人から子どもまで大満足できる素敵な娯楽映画です! 本作のストーリーの主軸は3つあります ①メインの4人の故郷のニューヨークに帰りたい!という願いのもとで繰り広げられる冒険 ②イカれた女刑事「デュボア」との攻防戦 ③落ちぶれたサーカス団の再建物語 そのどれもがお互いを邪魔することなく、むしろ相乗効果で各場面が面白くなっているのは見事。とってもボリューム感があって満足できます。 つーか、②の悪役のキャラがヤバいのなんのって・・・予告編でも相当なインパクトを残してくれましたが、映画本編ではそれをはるかに超える変態っぷりを見せてくれます。 そして本作の最も優れた要素は、迫力満点のアクション描写。 序盤のカーチェイスの面白さ、サーカスの練習シーンのワクワク感、終盤の伏線を生かしまくってくれた展開。 その全てが楽しいのですが、中盤にある予想もしなかったサーカスの映像は、観るものをとりこにするでしょう。 その美しさは「塔の上のラプンツェル」の名シーンを思い出させました。 自分は時間が合わず2D版で観ましたが、これは3Dで観ればよかった!と若干後悔。これから観る人は3Dをオススメしたいと思います。 音楽もこれまたハイセンス。 「Firework」「Wannabe」などの有名な曲とのシンクロっぷりも抜群です。 映画自体は前作を観ていなくても全く問題なく楽しめます。この夏のイチオシとして、オススメです! 【ヒナタカ】さん [映画館(吹替)] 9点(2012-08-09 00:59:31)(良:2票)
【点数情報】
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