みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
110.《ネタバレ》 偏執的な一方通行の愛を描いた内容。 内容そのものは衝撃的ではあるが、究極の純愛を描いている。 それも一方的な恐ろしいまでの愛を。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-11-04 06:20:56) 109.二回目の鑑賞です。情熱的な闘牛とハトの静かな悲しみが印象的で、スペインだなあと感心。 チャップリン女史、スペイン語もご堪能だったとは知りませんでした。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-10-09 01:12:47) 108.本作の面白さがわかりません? 生理的に受け付けないというのが本音ですが. 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 4点(2021-07-20 21:48:25) 107.《ネタバレ》 女性から見た感想と、男性から見た感想の違いがはっきり分かれる映画だと思います。 女性に言わせれば、植物人間になった彼女たちは、まるでモノ扱い。 それだけで気分が悪くなるのではないでしょうか。 でも男性である私から見ると、この変態野郎の介護士は、メチャクチャ面白い。 モチロン、全く共感はできないですよ。(笑) でも、こんなクズ野郎が母親の介護に青春時代を奪われ、隣のバレエ教室に通う女性に恋をする。 その女性が植物人間になったら、今度は介護士になって、毎日体を触りまくる。 女性の太ももを撫で回す介護士の男を不安げな表情で見ている父親の表情には、正直笑ってしまいました。 4年間介護して、それで植物人間になった女性を妊娠させてしまうというオチ。 途中のサイレント映画、縮んでいく男の本末が立派な伏線になっている本作の工夫はなかなか上質な映画見たなって思いました。 私の点数の付け方で、8点以上はダビングするかソフト購入をするようにしていますが、この映画、とても面白かったのですが、変態介護士の顔が気持ち悪すぎて、ソフト購入まではたどり着けませんでした。 だから7点。 一応オススメの作品です。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-16 16:43:39) 106.アルモドバルは好みじゃない。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-09-09 07:13:35) 105.《ネタバレ》 内容はとんでもないです。 こんな事は絶対に有ってはならないし、主人公の最期も止むを得ないと思えるもの。 でも、上手く説明出来ないのだが観賞しながら「ざわつく感情」と「切ない感情」が微妙に同居する感覚を味わえた、稀有な映画体験だったのは間違い無い。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-11 16:33:15) 104.「オール・アバウト・マイ・マザー」で驚かされたアルモドバルだったけど、この映画はもっと強烈、衝撃的だった。いつもながらついていけない部分は多々あるのだけど、美しい映像とすばらしい音楽が独特の雰囲気を作り出し、甘美なそして切ない世界へと引きずり込む。この際、ベニグノがとった行為についてどうこう言うのはよそう。それを遙かに上回る愛の深さを感じた。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-06-08 16:04:25) 103.《ネタバレ》 まさに変態純愛映画というジャンルを確立した(?)、ワンアンドオンリーな快作。事故により、意識不明の植物人間と化してしまった若く美しい女性を献身的に介護する孤独な看護師の男が、彼女を愛するがあまり一線を越えてしまう……。女性の人間性を徹底的に排除し、ただひたすら女の肉体のみを愛でるという、この川端康成晩年の傑作「眠れる美女」をも髣髴とさせるこの究極のフェティッシュな愛は、恐らく男にしか理解できない世界(いや理解できる男も少ないかもね)。そんな淫靡な世界を妖艶に美しく描き出している。そして、劇中劇として展開される、これまたまさに究極の変態サイレント映画も強烈だわ~。これは円熟期を迎えたころの、スペインが生んだ天才変態映画作家アルモドバルが創出した傑作だろう。もし、日本が世界に誇る変態大作家・谷崎潤一郎が生きていてこの映画を観たとしたら、是非ともその感想が聞いてみたい(笑)。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-04-26 15:33:39)(良:2票) 102.うーむ。アカデミー賞の非作品賞で脚本賞受賞のは好きなものが多いんだけどその分期待外れだったな。アリシア役の女優の乳首が凄いキレイってゆー感想 【amier】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-01-16 16:57:21)(笑:1票) 101.《ネタバレ》 昏睡状態の女性との恋愛、異色・異形の愛。スペインの奇才による重く深い渾身の代表作。後々まで強い刺激が残ります。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-02 01:16:02) ★100.至高の愛情を注ぐと同時に最低の変態行為が共存してしまっていて、もうなんて言ったらわからないモゾモゾ感に悩まされる。女性からしたら気持ち悪いこと、この上ないんではなかろうか。劇中劇が強烈で、うなされそう。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-09 23:02:40) 99.《ネタバレ》 普通に考えるとベニグノは精神的に問題があって最終的に犯罪まで犯しちゃったしょうもない奴ですけど、マルコのフィルターを通すことによりベニグノの愛のカタチが見えた気がしました。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-01-24 00:03:25) 98.《ネタバレ》 これはされる側だったら耐え難いほどの屈辱だけど、もしする側だったら…と考えると、私の中に眠るベニグノが興奮を押え切れない。 一切の拒絶も抵抗も、軽い口答えさえしない最愛の人。夫がもしそうなったとしたら、ベニグノのように献身的に看護する自信はあるが、もし夫が私の夫じゃなく恋人ですらなかったとすれば…うーんやっぱりどうしても変態チック。2時間かけて彼の自慰を見せられちゃったような気分。だけど不思議と不快感はない。 【りんす】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2010-01-19 20:49:07) 97.初見時はベニグノに全く不快感は覚えず普通に泣いて見てました。皆さんのレビューを読んでから2回目見ると、うーん、人々が「生理的に嫌い」というのもなんとなく分かったような気がします。ていうか嫌われるような書き方を監督はしてるわけですね。 【towa】さん [地上波(字幕)] 6点(2009-07-19 18:13:32) 96.《ネタバレ》 アルモドバルの集大成はこれでしょう。芸術的で且つ娯楽(惹きつける要素)を見事にブレンドさせた脚本。素晴らしい。評価分かれているようですが、完成度は高いと感じました。主題については自分の気持ちと似たようなことを書いてる方がおられたので、ベニグノについて。 彼は軽い嘘の言い訳をしたことで、レイプに対して罪悪感を感じているようにも見えますが、あれは純粋にただ怒られるからという理由なのだと思います。ベニグノが少女に犯した罪は、普通の感覚から見たらストーカーそのもので、気持ち悪いの一言でしかない。少女の視点から描いた作品だったら、まず間違いなく嫌悪の対象でしかなく『ソドムの市』的な作品になってたはずです。この監督はベニグノの視点から、特異な思春期をあえて事細かに描かず、少しの情報しか与えないで観客に境遇の悲惨さ想像させるような作りにしている。つまり説明不足なのですが、それが逆にこの映画では成功していたと思う。思春期の少年が、母親の下の世話などまでしていたのでしょうか。爪を磨いたり、メイクをしたり、身体を洗ったり。愛情というものはそうやって表現するのだということを母親から学んだのでしょう…。そして彼は彼女と相思相愛であるという結論にいきつく。あまりにも悲しすぎます。通常、どんなに親がおかしかろうと、社会と関わり合いの中で自己補正を行って大人になっていくのだろうが、それさえも彼には許されない。不幸の連鎖はこうやって生まれるのだと思った。彼は成人しているので、境遇を理由にはできないと主張する人もいることは分かりますが、明らかに社会に迷惑をかけてしまうパラフィリアで治療の対象であり、精神鑑定が必要な事例だと思います。途中、性の目覚めがサイレント映画を見た後に起こるのだが、ベニグノはそれまでオナ●ーすら経験したことなかったんじゃないだろうか…。これは考えすぎか・・・。などと色々な事を観客に考えさせてしまう悲しい映画でした。しかし、重い・・・重すぎますよ。これ。この話が実話でなくて良かった。 【Nujabest】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-06-24 15:56:35)(良:1票) 95.ストーカーは論外としてマルコも特段魅力無し。18禁?サイレント「縮みゆく恋人」は良くも悪くも印象に残る。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-05-05 21:40:45) 94.思いがけず、ピナ・バウシュのバレエを見ることができました。そのほかににも予想を裏切る展開で面白かったけれども、あの介護人さんはやっぱりイヤ。 【はるこり】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-03-02 21:17:43) 93.感動を期待したのがいけなかったですが、深さを感じることすらできませんでした。スペインの映画はあまり合わないなぁ。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-12-10 22:38:28) 92.《ネタバレ》 この監督はいろいろな愛の形を考えさせる、オールアバウト・・に比べると整理された映画だった。レオノール・ワトリングの美しい寝姿はこの世界を構築する上でなくてはならなかったものだと思う。ベニグノの行動は当然許されるものではない、この男をただの変態男としてくくってしまうのは簡単だが、劇中劇「縮む男」を観て、最後の心の箍が外れてしまった彼を頭ごなしに否定する事はできなかった。この映画がチープで卑猥なものになっていないのは、中性的なこの監督ならではの繊細な手腕によるものだと思う。ベニグノがもう少しでも普通の男だったり、アリシアがもう少しでも卑猥だったりしただけで崩壊していただろう。アリシアが昏睡から目覚めダンス教室に現れたときは素直に喜べたし、その後の、アリシアの事故前とは少し変わった柔和な表情は、ベニグノの行動を許してさえいるよう。ラスト観客席で見つめ合うマルコとアリシアに射す光は、二人の物語に明るい希望を感じさせた。 【ポテサラ頂戴】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-17 13:32:18) 91.《ネタバレ》 これは、すごい映画だ。そりゃあベニグノの行為を責めることは簡単だけれど、そんなことに意味はない。だって、彼は知らないのだから。アリシアとの結婚の考えをマルコにとがめられた時のベニグノの顔を見れば、彼が望み作り上げたアリシアとの関係が社会的には許されないものだということを、彼が本当に知らないのだということに僕らは気付かざるを得ないわけで、それは良いとか悪いとかいうことではなく、要するに客観的な「悲劇」でしかない。でもこの映画がすごいのは、単にそういう悲劇を描いていることではない。むしろこの映画のすごさは、たとえば「リア王」のようなシェイクスピアの悲劇ならば主人公は必ず最後に知らなかったということを知るわけで、その意味で悲劇は主人公に訪れるのに対し、この映画では主人公のベニグノが結局知らなかったということをことを知らずに死んでしまうということ、そのことにある。悲劇は主人公にとっての悲劇ではなく、残されたマルコやアリシア、そして観客に押し付けられるのだ。それはなんとも不快な出来事ではあるが、考えてみれば必ずしも人生にはカタルシスが用意されているわけもなく、押し付けられた悲劇とモヤモヤとした不快感は、僕らのリアルな世界をきわめて直接的に表現していると感じた。 【ぽん太】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-27 17:52:55)(良:2票)
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