みんなのシネマレビュー

宝島(1950)

Treasure Island
1950年【米】 上映時間:96分
アドベンチャーファンタジー小説の映画化
[タカラジマ]
新規登録(2003-11-10)【tantan】さん
タイトル情報更新(2017-10-17)【イニシャルK】さん
公開開始日(1951-12-27)


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監督バイロン・ハスキン
キャストボビー・ドリスコール(男優)ジム・ホーキンス
ロバート・ニュートン(男優)ロング・ジョン・シルヴァー
ベイジル・シドニー(男優)スモレット船長
フィンレイ・カリー(男優)ビリー・ボーンズ船長
ラルフ・トルーマン(男優)ジョージ・メリー
ジェフリー・キーン(男優)イズラエル・ハンズ
ジョン・ローリー(男優)ブラインド・ピュー
ジョン・グレッグソン(男優)レッドルース
玄田哲章ロング・ジョン・シルヴァー(日本語吹き替え版【DVD】)
中村秀利スモレット船長(日本語吹き替え版【DVD】)
池田勝トレローニー(日本語吹き替え版【DVD】)
辻親八ジョージ・メリー(日本語吹き替え版【DVD】)
千田光男ベン・ガン(日本語吹き替え版【DVD】)
宝亀克寿ブラック・ドッグ(日本語吹き替え版【DVD】)
寺杣昌紀リヴジー医師(日本語吹き替え版【DVD】)
藤本譲ビリー・ボーンズ船長(日本語吹き替え版【DVD】)
仲野裕ナレーター(日本語吹き替え版【DVD】)
磯辺万沙子ジム・ホーキンス(日本語吹き替え版【VHS】)
内田稔ロング・ジョン・シルヴァー(日本語吹き替え版【VHS】)
牛山茂ブラインド・ピュー(日本語吹き替え版【VHS】)
江原正士(日本語吹き替え版【VHS】)
原作ロバート・ルイス・スティーヴンソン
音楽ミュア・マシースン
クリフトン・パーカー
撮影フレデリック・A・ヤング
製作ウォルト・ディズニー
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【クチコミ・感想】

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8.ジム少年のいじらしさ、可愛らしさが良かった。
それと同じぐらい、ジョン・シルバー役のこってりした演技が光った。
本音のやり取りを体当たりで演じている、船員たちにもひき付けられた。 たんぽぽさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-03-16 20:39:26)


7.《ネタバレ》 誰でも御存じ、冒険小説の代名詞的作品だ。物語は文句なく面白い。
だが遺憾ながら、本作は演出が淡白で古臭く、興奮・忘我・熱中からは程遠い。著しく興趣に欠けるのだ。
冒険をしているのはジム少年なので、彼を中心に、彼の視線を通じて描かれるべきだ。
子役の少年の演技力量不足が原因なのかもしれないが、監督は客観的な視線で「宝島」という物語を過不足なく描こうとしているように見える。
だが、物語などは荒けずりでもよい。ジム少年の興奮や感動が伝わってこそ、観る者が共感するのだ。
観客が自己投影するのはジム少年であって、物語や筋立てではない。
ジムは何度も驚くべき体験をし、危機に直面し、大人顔負けの英雄行為を果たしている。
ビリー・ボーンズの死に遭遇し、宝の地図を発見し、宝探しの航海に参加し、ジョン・シルバーの悪巧みを盗み聴きし、船長のスパイとなり、銃撃戦を経験し、人質となり、脱出し、船を座礁させ、ナイフで刺されながらも敵を射殺したりと、まさに八面六臂の活躍だ。
特に、林檎樽の中に隠れて悪人共の姦計を盗み聴く場面と、ナイフで刺される場面は、観客の感情移入のしやすい場面で、もっと時間をとってじっくりを描くべきだろう。この二つの場面でハラハラ、ドキドキしなければ、映画は失敗だ。
原作は改変され、シルバーはジムとの交流を通じて、いくぶん人間らしい心を取り戻すラストになっている。それはそれでよいが、それなら伏線が欲しい。
シルバーの成長を描きたいのであれば、彼の過去や人間性を描いておく必要がある。彼に子供がいたとか、自分の子供時代をジムに重ねる場面があるとか、そういう細部にこだわってほしかった。ジムにしても、父親不在で育ったので、父親像をシルバーに重ね、彼を慕うようになるとか、そういう要素があれば感動的だし、一層真実味がでるというものだ。映画にリアリティが生まれるのはそういう瞬間だ。それがあれば、忘れがたい作品になる。この作品は、すぐに忘れてしまいそうだ。
よしのぶさん [地上波(邦画)] 6点(2013-09-10 01:47:22)

6.《ネタバレ》 これ、ディズニー初の実写長編映画なんですね、初めて知りました。もっとこう、わくわくロマン系の作りなのかと思ってましたが、あくまでもドラマが主体、特に海賊のボスと少年との交流が主軸でしたね。年代的な問題もあるのかもしれませんが、やっぱり今の目線で見るとアクションに乏しく、思っていたほどの派手さが感じられない。ついこの前、「トレジャーアイランド」というテレビ映画を見ましたがそちらのほうが全然良かったです。 あろえりーなさん [DVD(字幕)] 5点(2012-08-09 18:06:39)

5.スティーブンソンの「宝島」は、簡潔で流麗な文体と海賊シルヴァーの特異なキャラクターで評価されており、このディズニー映画は95分とコンパクトながら、原作ファンをまずまず満足させる出来。 冒頭のビリー・ボーンズのくだりが省かれているので、黒犬がベンボー提督亭に現れた時は彼がボーンズかと見誤ってしまいましたが。 ジム・ホーキンス少年は想像より年少なもののがんばっており、リブシー先生やトリローニさん、スモレット船長もそれらしい風情。 実質的な主役であるジョン・シルヴァー(ロバート・ニュートン)をラストでは大胆に書き変え、彼に残された人間らしさとジムとの絆を強調しており(アニメの「トレジャー・プラネット」も同様にアレンジ)、原作のままではシルヴァーの魅力が十分でないと考えたようで、本ではシルヴァーよりもリブシー先生の方が好きだった自分も納得。 シルヴァーは個性的でも好人物とはいいがたかったからです。 砦のセットなどは「宝島に来た!」と思えていいのですが、ドラマ中心でジムがベン・ガンの皮ボートで漂流したり、ヒスパニオラ号を操舵するシーンがないのはやや物足りない気がしました。 レインさん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-03 02:23:39)

4.《ネタバレ》 思っていた程「冒険感」はないですねぇ 途中からでてきた島のおじいちゃん(? 置き去りにされた人)もうちょっと活躍するかなぁ と思ったけど意外にしませんでしたね(笑) 銃撃戦・剣での戦いなどの場面はかーなーりソフトな印象で… まあ、製昨年を考えれば仕方ないかなー あ、でもオウムは可愛かったデス Kanameさん [DVD(字幕)] 5点(2009-10-30 16:07:33)

3.《ネタバレ》 子供の頃、私が最も好きだった文学小説は『宝島』で、一番のヒーロは清濁併せ呑むジョン・シルヴァーでした。その流れからこの作品を鑑賞。『宝島』は父親のいないジム少年が海賊シルヴァーと擬似親子体験をする事によって成長する物語ですが、本作ではその様子が良く描かれていると思います。ラストで周囲の人々を考え、少し気まずそうにシルヴァーに手を振るジム少年のシーンなんてなかなかですよ。ロバート・ニュートンは目ん玉ギョロつかせ老獪なシルバーを怪演していますし。ただマニアックな話をすれば大男のアンダーソンがあまり登場しなかったのが残念です。
 本作はディズニー作品ですから確かに残酷な部分は極力カットされ、適度な時間にまとまるように話も省かれ、戦闘シーンもちゃちです。でも近年のディズニー作品「パイレーツ・オブ・カリビアン」と比べれば、シルヴァーは実に狡猾ですし海賊たちも血気盛んな乱暴者ばかりでやわな部分はないんです。そして初めて観たのが子供の時で印象が良かった事と、やはり大好きな物語ですので高得点をつけさせて頂きます。
 余談ですが、海ものは当たらないというジンクスを「パイレーツ~」で打破したのですから「宝島」も再び映画化してくれないですかね。希望を言わせてもらえればシルヴァーはアル・パチーノあたりが良いのですが…えっ、背が低いって?大丈夫、義足ですので何とかなりそうな気がします。
ミスター・グレイさん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-02-22 18:14:46)(良:2票)

2.もはや何のために撮ったのかすらわからないほど単調でありきたりなディズニーの実写アドベンチャー。ディズニーならやっつけ仕事程度でもこの作品以上の海賊アニメを撮れるはずだ。ドラえもんやアラジンのほうがよっぽど大冒険である。 Arufuさん [インターネット(字幕)] 3点(2005-11-18 18:33:38)

1.ディズニー初の長編劇場映画。メインは宝島の地図を手に入れた少年と、片足が義足の海賊シルバーの心の交流。ファンタジーの世界が堪能できますが、刺激は少なめです。なんてったってディズニーですから、子供でも楽しめるファミリーものに仕上がっています。 tantanさん 6点(2003-11-10 11:29:01)

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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.00点
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3112.50% line
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5225.00% line
6225.00% line
7225.00% line
800.00% line
9112.50% line
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