みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
15.《ネタバレ》 上映2時間中、片時も目を離すことのできない傑作でした。音楽から脚本から映像まで、すべてが素晴らしく、良い緊張感が持続しました。 ロマンスとスパイという2つの要素が、1940年代の戦下の状況で融合。美しくもあり、切なくもあるサスペンスフルな展開が続いて、最後はやるせなさに涙する終焉を迎えました。 主演女優の演技が身震いするほどだったので調べたら、過去にアカデミー主演女優賞を受賞されているマリオン・コティヤールというお方でした。感服致しました。 【カジノ愛】さん [インターネット(字幕)] 8点(2017-10-28 13:55:54) 14.映画とは期待と満足度のバランスで決まると言われていますが、本作はまさにその典型。 ブラピにゼメキスという10年以上前に旬を過ぎた看板に、大作要素を微塵も感じさせない地味な宣伝と、積極的に映画館で見たいと思わせるような作品ではないものの、何となく見始めると2時間がアッという間に終わり、鑑賞後には良い印象が残ります。上手な監督、上手な脚本家、見栄えのする俳優が集まって作った映画は、やっぱりよく出来ていると思いました。 ただし突出した点もないので、数日経つと良かった点も思い出せないという、そんな映画。 【ザ・チャンバラ】さん [インターネット(吹替)] 7点(2017-10-14 01:38:24) 13.《ネタバレ》 マリアンヌはスパイのはずがないと思って観ていたので映画後半の展開はこれからどうなるのかと思いながら観ていました。マリアンヌ役の女性は幸せそうな日々の生活においても影を感じさせる印象でした。この映画については全然前知識はなかったので、思いがけず良作に出会った気持ちです。ブラッドピットの演技も良かったと思います。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-10-07 19:10:25) 12.《ネタバレ》 本当にロバートゼメキスは、どの作品観ても、映画の見せ方が上手い。飽きさせることなく、分かりやすい展開で最後まで見せる。安定した手腕だ。でも娯楽何でも屋って感じで、サスペンスの見せ方に特化して観ると、やはりサスペンス職人には敵わない。でも面白かった。最後までマリアンヌは裏切ってないと思ってた。注意深く演技を見ていたが、やはり情報を送っていたかぁ。女優さんは巧いね。ブラピもアンジーに毒を抜かれたか、裏の無い好青年になってしまったね。イングロリアスのブラピは、微塵も感じさせなかった。やはりこの人も陰で色々努力してんだろうなぁ。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-09-06 15:19:56) 11.《ネタバレ》 改めてブラピは良い俳優だと思った。良くも悪くも予想を大きくはずれないストーリーなので、二人のやり取りが際立つ。ピアノのシーンからの展開は祈りながら観てしまった。 【ラグ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-08-24 23:06:55) 10.《ネタバレ》 映画の入り口からまず上手いですよね。 砂漠の道を一台の車がやってくる。そこに乗り込む。荷物が用意されている。謎の会話。 そして街にやってきて、、、、この女性は?と少しずつ状況がわかっていく展開が実に小気味好いです。 スパイの二人が恋に落ち結婚。しかし実は彼女は、、、のどんでんから一気にサスペンスフル。 最後まで目が離せず、ラストは本当グッときましたねぇ。 さすがはエンターテインメントの巨匠、ロバート・ゼメキス。 いやまぁ、そもそもスパイ同士結婚しちゃダメだよなとか、身内に作戦のことぽろっと言っちゃうとか、 マックスの脇の甘さを感じちゃう展開もあってそこは気になるんですが、 全体としてはとてもよくできたシナリオ。大変感心いたしまた。 そしてブラピの演技にも関心。今までに見せない表情の役柄で、彼の役者としての幅の広さを垣間見ました。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-08-20 23:22:54) ★9.予告編を見てなんとなく敬遠していたが、R・ゼメキスが監督と知って視聴。前半、非常に良い流れだったが、後半はちょっとぐだぐだ。エンディングも今ひとつ。もっと面白くなる素材なのになあ。 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-06-30 23:53:57) 8.う~ん、手堅い。圧倒的に手堅い映画だ。 最高の俳優とスタッフ。上質な語り口と演出。 それだけでも観る価値はあるだろう。ただ惜しいかな、物語が面白くないのが如何ともしがたく。 【ヴレア】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-06-22 20:44:57) 7.《ネタバレ》 きっとこんなお話しだろうなと思ったら、本当にそんなお話。そういう意味では、サプライズはありません。でも、骨太の時代劇で見応えは充分。美男美女の悲しきラブストーリーは、やはりロマンス映画の王道ですね。さて、私の関心事は、妻の最期にあります。夫は、この結末を予想していた気がするのです。そのために、あえて銃を妻の手の届くところに置いたと。2人に課せられた2度目のミッションは、家族の幸せを守ること。そのためなら、何だってやります。そう、2人はプロフェッショナルですから。夫は、国を捨てる覚悟までしました。しかし、計画通りにコトは運ばぬもの。大使殺害の首尾が良すぎただけです。プロである2人が、プランBを考えていないはずがありません。同じ目的のため、2人は“暗黙の了解”で、次善策を選択したものと推測します。これが愛でなくて、何を愛と呼べばいいのでしょう。 【目隠シスト】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-03-10 20:47:28) 6.この映画は、予告見ちゃだめ。 私はただ、ブラピが好きで久しぶりに映画館に行って、 ひたすら涙流して、 映画終わって灯りがついて、 誰一人、何も語らず、席をたつ... そのあと、帰るときも、ずっと、涙止まらず。。。 いい映画だった。私は純粋にそう思う。 【新しい生物】さん [映画館(字幕)] 9点(2017-03-05 08:03:45) 5.《ネタバレ》 全編に漂う空気が往年の名画を彷彿させる、実に味わい深い映画でした。そして主演二人、圧倒的にスクリーン映えする二人の "美" をうっとりと見惚れる至福の2時間でもありました。(それにしても、B・ピットはSTINGのR・レッドフォードそっくりだ 笑) 二人の個性を一層華やかに際立たせた衣装、1940年代のカサブランカやロンドンを完璧に再現した街並みや美術も素晴らしく、ストーリーよりは "観ること" を楽しむべき映画なのかと。 個人的には、一つでも鮮明に記憶に残る絵があれば映画としては勝ちと思っています。砂塵舞う大砂漠、車中で抱き合う二人。これはもう、自分にとって絶対に忘れられない一画となりました。 本作は、「時間」をテーマに多くの傑作を生みだしてきたロバート・ゼメキスという巨匠が、長い時間を越えて往年の名画に認めた恋文だと思っています。 そして僕も大スクリーンを通して、シネマの歴史、そして時間というロマンに熱く思いを馳せるのだ。 【タケノコ】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-02-19 13:48:42)(良:1票) 4.《ネタバレ》 ○ゼメキスらしい手堅い仕上がりだが、面白くはなかった。ストーリーにあまり意外性はない。○主演の2人は10~20歳ほど若い役を演じていたが、そこまで違和感なくむしろ良い方であった。○ただこの時代に過去の名作の焼き直しのような映画が作られた意図は想像しがたいかな。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 5点(2017-02-18 22:16:47) 3.《ネタバレ》 とても上手い映画、なのだけれどもイコール面白い映画とはいかないのがなんとも。 カメラがお上手です。シネスコの横長フレームでの構図をキッチリとお手本のように作り、フレームを左右に分断する事で対比し、時としてダイナミックな画を1カットで見せ(空から飛来し、着陸した飛行機のコクピットにブラッド・ピットの顔を見せるとか、通過してゆく装甲車に榴弾を投げ、炸裂し、兵士が零れ落ちる様を見せるとか)。冒頭の砂漠のシーンなどはCGらしさがモロに出てしまっていて、かなり残念な事になっておりましたが、それはごく一部の事。 ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールの表情も印象的。スパイとして作られた表情と人としてのホンネの表情とを行き来する、その揺らぎの中に垣間見える感情の動きが謎とサスペンスを作り出して。 あと、ゼメキス作品お馴染みのアラン・シルヴェストリの音楽が今回は、そんなには「らしくない」点も良くて。毎度の音が鳴ると、それだけで現実に引き戻されてしまうわけで、日頃シルヴェストリにはそれがわりと顕著に見られる傾向があるので。 で、問題なのは物語。読めるんですよね。意外性のようなものはなくて、当たり前のように流れてゆくものを当たり前のように受け入れてゆく状態。見ていて沢山の既成作へのリンクがのんびりと頭の中に展開してゆく始末。映画では物語の創造っていうのも大切な要素な訳ですから、そこに更なるクリエイティビティが欲しかったのですが。 クラシカルな作りの中に異質なモノ(異物、かな)があるのもちょっと気になって(ブラピのおケツも異物ですな)、オーソドックスならばもっと徹底的にやってくれちゃえば、それはそれで楽しみ方があるのだけれど、と思ったのでした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-02-14 21:55:32) 2.《ネタバレ》 古典的ドラマの味わいと共に、それを語る古典的な映画表現の技が楽しめる。 二重スパイものと来れば、虚像と実像を仄めかす鏡の道具立ては外せない。 疑心暗鬼となる二人それぞれのスペースを縦に分断する後景の窓枠やドアの仕切りも必須だろう。 車の窓も、透過しているように見えながら外界と内側を遮断する壁である。 そして記念写真。 それらを幾度となく変奏させつつドラマを語る空間演出は、さすがゼメキスである。 居住空間内の構造を活かして様々な死角を造り、人物をフレーム内外で出入りさせる手捌きも見事なら、 カードを鮮やかに切る手からカメラを上げてブラッド・ピット本人の顔に繋げる、戦闘機の着陸からコクピットの彼へとワンカットで繋ぐ など、如何にも本人の実演である風にさりげなくアピールするカメラワークも巧みだ。 落ち着いたサスペンスとロマンスが主調かと思いきや、 監獄から車で逃走するB・ピットが、カーヴの遠心力を利用してで飛びのきつつ、手榴弾で装甲車を撃破するショットなどの しなやかなアクション感覚なども軽やかに織り交ぜて唸らせる。 映画ラストの回想シーン、B・ピットとマリオン・コティヤール二人の「最後の日曜日」のシーンだが、垂直のラインで分断されていた二人は、歩く愛娘を間に介して水平のラインによってしっかり繋ぎ合わされる。感動的だ。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2017-02-12 20:29:35) 1.《ネタバレ》 マリオン・コティヤールとブラッド・ピットを見たくて映画館に行ったので、そういう意味では大満足な美しさ&格好良さでした。衣装も素敵ですし。画も綺麗ですし。 でもやっぱり物語が面白くないとだめだと思うんです。 こんなに素晴らしい役者さんやスタッフさんが揃ったのに、つまらないのが勿体ない。物語が実話を基にしているから大筋の流れは変えられなかったのかもしれないですが、もっとスリリングな展開にはできたはず。 愛する妻のために傷つき暴走して手を血に染めるピット(あ、なんだか既視感……) 夫を真実愛しているけど自殺してしまう美しいコティヤール(あ、なんだか既視感……) これ以外にもなにか要素があっていいんじゃないですかね。友情とか、裏切りとか、魅力的な悪役とか、どんでん返しとか。序盤のスパイ活動部分で登場したコティヤールと仲が良かった奥さんとか、伏線になっても良かったんじゃないですかね。主人公の上司も兄妹も、みんな登場シーンはそこそこ印象的だったのに、そんなに活躍しないんですよね。 スパイは情け容赦なくどんどん殺す訳だから、同じように殺されても文句言えないなあ。正義なんてないなあ。スパイなんて打算だけで考えたらとても採算の合わない仕事だなあ。ああスパイにだけはなりたくない。戦争には巻き込まれたくない。平和が一番。恋愛映画を見ているはずなのにそんなことを考えながらエンドロールを眺めていました。 【kiryu】さん [映画館(字幕)] 5点(2017-02-10 22:56:37)
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