みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
11.《ネタバレ》 ジャッキーが自伝にて「ジャッキー・チェンが歩き回っているだけの映画を、金払って観ようという人はいない」と語っている通り、商業的には失敗した映画。 その原因は「燃えよドラゴン」(1973年)を手掛けたロバート・クローズ監督が、ジャッキーに「ブルース・リーのような魅力」を求めてしまったからに他ならない……なんてイメージがあったのですが、久し振りに再見し、それは間違いだったと気付かされましたね。 それというのも、本作は意外にもコメディ色が強くて「ジャッキーらしい魅力」を、ちゃんと描こうとしてた痕跡があるんです。 (これはブルース・リーっぽいな)と感じた場面なんて「敵の屋敷に侵入する場面」「友人を殺された仇討ちしようと、怒りの声を放つ場面」くらいでしたし。 少なくとも「ジャッキーにブルース・リーの真似事やらせたから失敗したんだ」って認識は間違ってたみたいで、大いに反省させられました。 ただ、映画として面白かったかどうかっていうと……やっぱり「微妙」「退屈」って印象の方が強いです。 ジャッキー当人はキレのある動きを見せているんだけど、肝心の相手側が「戦ってる」というより「事前の打ち合わせ通りに動いてる」って感じが見え見えで、迫力が伝わってこないんですよね。 ローラーレースの場面でもスローモーションを多用していてテンポが悪いし、演出も良くなかったと思います。 そして致命的なのが、脚本の拙さ。 何せ本作と来たら「ジャッキーが人質を取られてギャングの言いなりとなり、要求通りにストリートファイトの大会で優勝しました」ってだけの話なんです。 一応、途中で仇敵の一人は倒して溜飲を下げてるんだけど、肝心のギャングの親玉は無傷どころか、ジャッキーが言いなりになってくれたお陰で万々歳。 そんな親玉に「約束通り人質を解放する」って言われ、ジャッキーは笑顔になって終わるんだけど…… (それでハッピーエンドにして良いのか?)ってツッコむしか無かったです。 主人公の父親が料理店を経営してるとか、現実のジャッキーの生い立ちにリンクさせるような設定は悪くなかっただけに、どうにも着地の仕方に納得出来ない。 どんなにベタでも良いから「人質を取った卑劣なギャングに復讐するカタルシス」は描いて欲しかったですね。 「口笛を交えたBGMは良い感じ」とか「特訓の描写は頑張ってる」とか、一応褒めるべき点はあるし、何より自分は「ジャッキー・チェンが歩き回っているだけの映画」でも結構楽しめちゃう口なので、駄作と断ずる事は出来ないんですが…… 失敗作扱いされても、特に反論しようって気にはなれないです。 それと、後世の人間としては「紆余曲折を経て、ジャッキーはハリウッドで大成功を収めた」のを知ってるからこそ、余裕を持って鑑賞出来たけど…… もし自分が「公開当時のジャッキーファン」だったとしたら、相当キツかったと思いますね。 (違うんだ、ジャッキーは本当は凄い奴なんだ)(ハリウッドで通用しなかったのは偶々なんだ)って想いで一杯になってた気がします。 成功してくれて良かったです、本当に。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 5点(2022-05-18 03:49:19)(良:2票) ★10.《ネタバレ》 これはね。ジャッキー補正が掛からない貴重な作品なんだ。 【黒猫クック】さん [地上波(吹替)] 2点(2012-03-17 03:49:52) 9.うちの子供たちはジャッキーのファンらしい(よくわからんが)ので、本作ですらも熱心に観てます。傍で見てて、さすが、と感心するけど、何に感心しているのかは自分でもよくわからない・・・。あるいはむしろ、この映画のヌルさが、子供にとってはコワ過ぎず、ちょうどよく楽しめるのかも。でも私も別に、そんなヒドい作品とは思ってなくて(ヒドくない訳じゃないけど)、実は『燃えよドラゴン』よりもマシな映画なのでは、とも思います(あちらは神サマが出演している殿堂入りクラスの作品なので、比較自体が無意味ですが)。そして、ジャッキーが目指しているのは“新ブルース・リー”ではなくて、あくまでサイレント映画のスラップスティックであることが、この映画を見てもよくわかります。だから、子供でも楽しめる。これホント。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-02 08:28:11)(良:1票) 8.ジャッキーとアメリカ人との恋仲に違和感があった。これといった展開もないので最後まで見て思わずずっこけそうになった 【TWISTED SISTER CHRISTIAN】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-08-01 01:34:32) 7.ジャッキー・チェンのハリウッド初主演作で、 監督は「燃えよドラゴン」のロバート・クローズ。 キャラもアクションも中途半端で、ジャッキーの良さをまるで生かしきれていない。 というより、この監督さん。ジャッキーのこと自体全然わかっていなかったようだ。 もちろんストーリー自体がとてもつまらないというのが一番の要因だろうが、 興行的にも大失敗。ジャッキーも、しばらくはハリウッドからお声がかからなかった。 元々ロバート・クローズという人は、監督としての評価が低く、 「燃えよドラゴン」のアクション監督はブルース・リーがしていたということで、 ジャッキーにとっては運の悪い巡り合わせだったのかもしれない。 【MAHITO】さん [映画館(字幕)] 2点(2011-07-30 01:27:05) 6.これはもうドンマイとしか言えない。変にアメリカ受けを狙ったためか終始中途半端な感じになってますね。アクションもキレがなく、期待のジャッキーが観られずとても残念。ストーリーもよく分からなかったです。監督とソリが合わないとこんな感じになっちゃうんですね。どうでもいいけど、師匠が竹中直人に似てんな~ってずっと思いながら観てた。 【ピンフ】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-03-07 02:44:25) 5.話が陳腐だ。テンポはB級。けども、そこは許すの。いつもの香港作品と違ってちょっと面白い感じがしましたの、ハリウッド作品だけに。 しかし後半からのバトルシーン、なんじゃあれは バトルシーンに至ってはあまりにZ級、ヒドイ、ヒドイ!まるで深夜の八百長プロレス見せつけられてるみたいだ。ジャッキーはな~~んも悪くない。悪いのは図体デカイばっかの対戦相手だ なんやあのやる気の見えないへろへろパンチは 格闘演技は もうさ、(`□´)コラ-ッ!バカたれだあー! 【3737】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-06-12 03:26:19)(良:1票) 4.ジャッキー・チェンが『燃えよドラゴン』のスタッフと組んだアクション巨編!!…とこう言うと凄そうだけどロバート・クローズ自体がB級監督なので、結局はB級どまり。敵はデブ、ハゲ、ヒゲのいずれかが必ず特徴になってるようなメタボばっかで案の定緩慢なウスノロばっかだし、そのせいかジャッキーのカンフーもスピード感やキレなし。一番の欠陥点は心の底から「凄い!」と思わされるような危険なスタントシーンがまるで無いこと。ジャッキー・チェンのアクションの醍醐味が全く味わえないのにハリウッド進出じゃあへったくれもないでしょ。失敗したのも頷けるわな。 【カニ】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-01-22 01:51:11) 3.ジャッキー得意の大技アクションと、コミカルを封印し、ひたすらカンフーに徹したのがマイナスですかね。ハリウッドに進出させといて、金を出し渋ったって感じです。 【tantan】さん 5点(2005-01-20 13:15:34) 2.いろいろ規制があったんだろうな。敵がパワー型というのはハリウッド的。アメリカ進出失敗作。 【ロカホリ】さん 4点(2004-12-18 00:48:57) 1.《ネタバレ》 ジャッキー映画としては駄目作に入るかな。格闘シーンがマンネリしてイマイチぱっとしなかった。相手も強いのか弱いのかわかんないし。まあこの頃の素早いジャッキーの動きだけ拝めれただけだけでもいいかな。 【M・R・サイケデリコン】さん 3点(2004-06-09 18:44:02)(良:1票)
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