みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 現代劇とは思えない古臭さ! しかし、古臭くっても全ての人がしっかり人が息づいている山田洋次ワールドが僕はとても好きだ(東京者には体温が感じられなかったが)。 前半、中盤の笑いとシリアスさのバランスは絶妙で、ベタながら、人情喜劇のお手本とも言えるべき、安心感がある。 それだけに、後半はいわゆるお涙頂戴な流れになっていったのが大変不満だ。 確執を解決するのが不治の病だなんて、都合が良くてつまらん展開にはちょっとガッカリ。 野垂れ死にもできず、死を家族に看取られるなんてフーテンにあるまじき最期だ! 仮に寅さんのラストがこんなんだったら凄く嫌だと思う。 【すべから】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-02-12 00:20:43)(良:2票) 2.エリートと庶民の構成など絵に描いたようなベタな設定ではあったが昭和のホームドラマのような優しさがあったな。家族の絆、兄弟の絆、人生色々ありますが考えちゃいましたね。 鶴瓶が演じていたおとうと(おじさん)のような人は親戚に一人くらいいるんじゃないですかね。あまりにも自由奔放なため小さな子には面白がられ、大人には疎ましく思われる人。でもちゃんとそれを止められる人、怒る事も出来る人もいた。ちゃんとそれぞれ役割分担ができてたっけ。懐かしさを感じたなぁ。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 5点(2010-02-10 21:19:00) ★1.親戚に一人はいる「困ったおじさん」の物語。しかし主人公はその姉であり姪で、彼女たちの立場から「おとうと」「おじさん」が描かれている。 笑福亭鶴瓶演じる哲郎は傍迷惑で異常な行為・行動(アウトプット)を繰り返すが、反面、人の心が読めないわけではなく、周囲の人たちが自分の行為についてどのように感じているか、どのような影響・迷惑を掛けているかの理解(インプット)は正常である。これは車寅次郎と同類。 姉とその亡夫(哲郎の義兄)はその哲郎の心情(インプットの正常さ)を深く理解しているため、困惑しながらも深い愛情をもって彼に接しており、姪も微かにそれを感じ取っていく。 ただ2時間で描いていくには少々各エピソードのパンチが弱く、到底名作の域には達せず残念。 個人的には加瀬亮演じる青年がもう少し光るストーリーに仕上げて欲しかった。 姉の薬店に舞い戻って来る場面はまさに寅さんのそれで、自分で「男はつらいよ」のパロディをする山田洋次がお茶目。 【勝五郎】さん [試写会(邦画)] 6点(2010-01-25 20:50:12)
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