みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
10.《ネタバレ》 伝統的なダメダメ邦画SFの腐臭に満ちていました。ちょっと懐かしさを覚えるくらい。理屈が先行してストーリーを為さない腐った脚本を、演出がさらにドロドロにする感じです。酷評の嵐に興味を掻き立てられましたが、観て良かったです。「ガッチャマン」というタイトルで無ければ、平均点がもう少し高いのかもしれません。私がイチバン残念だったのはジュンのコスチューム。なんでパンツなの。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 1点(2013-08-30 10:42:43)(良:2票) 9.《ネタバレ》 という訳で、タツノコプロなら「みなしごハッチ」「タイムボカン」シリーズ、「新造人間キャシャーン」という40過ぎのおっさん…どうでもいいや。前評判からして「ひ~どいう~わさの、ガッチャマ~ン」である旨は聞いてたのだがここまでやっつけ仕事なのは如何なものか。名作アニメの実写化という時点でオリジナルを超えるのは難しいし、40年前のアニメなので2013年時の社会情勢との乖離があるのは仕方がない。正直配役も不満はあるが多分松坂桃李や剛力彩芽あっての企画なのだろう。問題は原作への愛着感がまったく見受けられないという事が素人目にもわかる、という事に尽きる。関係製作者にキャラクターに対する愛情や敬意があり、そのイメージを壊さないように設定や脚本・配役を立てるという当たり前の事を順守するという点、この「ガッチャマン制作委員会」というのはわかっていないらしい。出演者曰く、「世界観はこちら(演出や脚本)で構築するので、原作は見なくて良い」という指示をする製作者自体、この名作アニメは単なる金儲けの一環で「国内が駄目でも、ソフト化+他メディアの展開+海外上映等でカバーするもんね」という意図が見えて虚しささえ感じる。世界の半分を17日間で征服→13年後ってその間何してたのギャラクター。そんな人類の危機下にも関わらず東京はのんきな日々で白鳥のジュン両手ショッピング。ジュンの婚活。健とジョーとある人物の三角関係。戦闘直前まで「俺は…」みたいな語りを滔々とするガッチャマン。力不足のCG。水野晴郎先生が「シベ超」に掛けた情熱の1%位、あればなぁ…。 【Nbu2】さん [映画館(邦画)] 3点(2013-08-30 09:58:35)(良:4票) 8.《ネタバレ》 何が最低って、剛力彩芽とガキですよ。特に剛力です。あいつらの顔が映るたびにただでさえ希薄な緊張感が削がれるし、セリフを発するたびにラジオドラマになります。まあ、全編映像なしでも内容が理解できるという点では、ラジオドラマ風の映画なんですが。剛力のスーツの胸部分がやたらデカイのは皮肉なんですかね。剛力キャスティングに対するささやかな反抗でしょうか。他の俳優たちも噴飯物ですね。どうしようもない。ただでさえ下手なのに、さらに演出がおゆうぎ会いかなので、映されるスクリーンがかわいそうになってきます。全くセンスのない、ボリュームが壊れたBGMを流す音響もかわいそう。ガラガラの劇場もかわいそう。こんな映画がなぜ作られるんでしょうか。日本映画はどうなってんでしょう。日テレは桐島を作ったのに!でも、20世紀少年も作ってんだよな。納得。 【カニばさみ】さん [映画館(邦画)] 0点(2013-08-26 21:30:22)(良:2票) (笑:2票) 7.《ネタバレ》 この映画、あまりにも空っぽでした。まず主要キャラクターの恐るべき魅力の無さと薄っぺらさで誰一人にも感情移入出来なかったので、話に乗れる訳も無く・・役者の方達には申し訳ないですが一人残らず『大根』にすら見えてしまいました(これは監督の責任)。冒頭のアクションは変な所でカット割ったりゴチャゴチャしていて迫力を削ぎ、ショボさが際立つ始末です。それ以降はクライマックスも含めて本当に冗長!極端な事を描けば、中盤以降はキャラがグダグダ、ダラダラと説明台詞の垂れ流しするシーンの羅列のみ!しかも恐ろしく物語の『面白さ』として機能していない!(あ、パーティーシーンも物語上蛇足の極みでした)。そしてやっとクライマックスですがここで酷いのは最後で東京の危機が迫っていて時間が無い切迫した状態なのに、中身のないグダグダ、ウジウジ会話の間延び地獄・・『お前らいい加減にしろ!』と心で何度も叫んでイライラしてました。とにかく、ずっとスクリーンを通して作り手の熱量が微塵も感じられなかったです。恐らく作り手は『ガッチャマン』への思い入れ、愛情は大して無いんだろうなあ・・。そんなのがスクリーンから容易に汲み取れる映画が面白いなんて有り得ないですねぇ・・・ 【まりん】さん [映画館(邦画)] 2点(2013-08-26 20:37:06)(良:2票) ★6.《ネタバレ》 観終わった感想は「ひっでぇな、コレ」という感じでした。完全にブッ壊れてる映画ならネタにもなりますが、変に真面目振ってる所があるから、余計に救い様がない。 まあ監督がブッチャケ親の七光りの佐藤東弥、脚本が『二十世紀少年』三部作の渡辺雄介ですから(どちらもテレビドラマご出身の方です……)、碌な映画では無いだろうと思ってはいたのですが、想像以上でした。 私はガッチャマンに関しては何の思い入れも知識もなくて、珠に朝の「おはよう忍者隊ガッチャマン」を見てキャラの名前を知っている位のモンですが、映画が作られたコンセプトは分かります。スーツのデザインからして「ああ、日本版ダークナイトをやりたいのね」というのは丸分かりで、主人公が何が正義なのか悩む点も似ています。でも最後の結論が真逆なのでチャンチャラ可笑しいですが。最後に「俺たちは助けたいから助ける、やりたい様に(自由に)やる」って、それベルク・カッツェの主張と同じやん! 個人的には全編を支配しているご都合主義的展開、ディテールの甘さ、演出力の欠如、お世辞にも上手いとは言えない役者の演技等、笑える点が多かったので、バカ映画としては結構楽しめました。期待値が元からゼロだったのが良かったのかも知れません。 特に酷かったのが下らないテレビ屋的な、音楽が盛り上がれば観客の感情も上がるだろうと思っているであろう浅薄な演出で、物語の序盤でパーティー会場に潜入する(そもそも国際的な機関なんだからパスくらいあるだろ)場面で、指紋と人相が一致するかどうかでサスペンスを盛り上げようと思っているのでしょうが、音楽のボリュームを上げて緊張感を出そうとしているだけでコントみたいです。私は笑いました。その後にパーティーの参加者が全員マスクを着けてる衣装の理由も無いよなぁ。『ダークナイト ライジング』オマージュ?衣装と言えば適合者の子供たちが無駄にダボダボの服着せられてましたけど、何ですかコレ?『スター・ウォーズ』のパダワンのつもり?だっせえセンス。ちょっと考えるとこんなツッコミどころが無限に出てきそうなので止めときます。 それから剛力彩芽演じるジュンのキャラがマジで怖かったです。健に対して好き好きオーラ全開の上、甚平と竜もそれを囃し立てる。完全に外堀埋められてるし!こんなに働きにくい職場ってないぞ! 【民朗】さん [映画館(邦画)] 3点(2013-08-26 00:23:54)(良:1票) (笑:2票) 5.今年観た映画の中で現状ダントツのワースト1です。悪い映画の見本ような作品で、これを反面教師にすれば面白い映画が作れると思います。とにかく演出全般がクソ。個人的には、スーツのデザインは嫌いじゃありません。オリジナルに対して全く愛を感じませんし、カッコつけすぎてダサくなっている典型のデザインです。しかし、こういうデザインを活かしたギミックやアクション、そして世界観や物語が構築されていれば、別に構わないと思っていました。観る前までは。結果は、ただデザインが「カッコイイ」だけで、それをまったく活かしていないシロモノでした。スーツに限らず、画面に映るすべてがそんな調子。個々のディティールは悪くないと思ってます。CGだって、良い出来とは言えませんが、限られた予算と期間の中ではこんなもんでしょう(「ALWAYSの白組が制作」と宣伝で謳われてますが、エンドロールを見る限り、大半は別の会社がやってる模様)。ダメなのは、それらをストーリーテリングに活かす気が全く感じられない無能な演出です。美的感覚もゼロ。中野~新宿までの映像はなかなかのひどさです。オマエラは、この街のこの場所のこのアングルでヒーローや悪がアクションすれば、カッコイイ、美しいと、本当に思ったのか?監督を小突き回して聞いてみたいですよ。こういうダメな演出を観ると、なんだかんだ言って樋口真嗣って凄いんだなあ、と見直しました。ゴメンよシンちゃん。オレあなたのことを見くびってたよ。とまあ、ダメなところを取り出せば無限に出てくるので(良いとこないから)、そういう意味では面白い映画でした。予告編からしても凄いしね。「リーダーなら掟でなく、仲間を守れよ」「俺は1000万人を救うために一人を犠牲にする考え方を否定する」「全員救うぞ」うん、もう答え出たね。じゃあもう見なくていいよね。この映画を作った人たちは、ガッチャマンよりも大好きな「ダークナイト」「スカイフォール」「アベンジャーズ」の「見てくれ」とは違う「演出」をしっかり勉強してもらって、引退してください。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 1点(2013-08-25 03:40:52)(良:4票) 4.ひどい、ひどすぎる。 ①原作のスピリットなさすぎ 原作のガッチャマンは問答無用で悪をくじく正義のヒーローでした。 しかしこの映画は全く違い、まるで「ダークナイト」「ウォッチメン」のように正義についてウジウジ悩むシーンがたくさん登場します。 そういった傑作を模倣して善と悪に悩むヒーローを描きたいというのは理解できるのですが、そのニーズは「ガッチャマン」にはないでしょう。 「正義のゴリ押しっぷり」が作品のアツさのひとつであったのに、そこを否定している時点でどうかと思うわけです。 ②展開破綻しすぎ これがもう本当にひどい。 つぎつぎに「なんでそうなるの?」というツッコミが無尽蔵に出てきます。 そのツッコミどころは笑って済ませられるレベルじゃなく不愉快なレベルです。 ③セリフひどすぎ 自分は「登場人物が自分の心情をベラベラしゃべる」映画が大嫌いなのですが、この映画はKING OF 登場人物が自分の心情をベラベラしゃべる映画です。 役者の表情や展開で登場人物の想いを語ることは回避しまくって、登場人物は「私はこう思っているの!」と力説します。 中二病まっさかりなセリフは百歩譲って許せるのですが、全編こんな感じなので苦痛に感じるほどです。 ④剛力彩芽演じるヒロイン 台詞がひどいとは書きましたが、彼女の場合はひどいを通り越してマジで不愉快なレベルでした。 性格もかなり電波が入っていて、ことあるごとに主人公に好き好きアピールをする安いヒロインです。 そもそもガッチャマンに恋愛要素など不要ですし・・・ 剛力さんが悪いんじゃなく、事務所と脚本が悪いんだと思う。 どこかの映画のかっこういいシーンを模倣してあとはどうでもよさげで、敵を倒すとか言う前に仲間との内輪もめが続き、剛力彩芽がしゃべるたびに絶望するというやるせなさ。マジで見なくてもいいと思います。 【ヒナタカ】さん [映画館(邦画)] 1点(2013-08-24 23:42:56)(良:3票) 3.《ネタバレ》 ぼくがおたくになったのは『ヤマト』でも『ガンダム』でもなく、『ガッチャマン』のせいです。なのでぼくは『ガッチャマン』にとくべつなおもいいれがあります。『ガッチャマン』はいつもてつじゅうメカとたたかうおはなしでしたが、そのはいけいにはかなしいドラマがたくさんありました。それにすっかりみりょうされました。 そんな『ガッチャマン』がえいがになるというのでたくさんのふあんとちょっぴりのきたいをいだいていました。 今日見たえいがは、なんだかとてもざつでいいかげんなつくりでした。えいぞうやエピソードがとびとびでちっともつながってなくて、いちいちとうとつです。でもしんせつにセリフでぜんぶせつめいしてくれます。だからとてもセリフがいっぱいです。 あと、たいへんなときにラブラブなおはなしをしたり、ピンチのときになぜかてきから目をそらしたり、しんじゃいそうなぎりぎりの時までおはなしすることにむちゅうだったり、やっぱりゆとりせだいというのはちがうんだなぁってかんしんしました。 いろいろなことをつっこみたいえいがでしたが、なんといってもいちばんこまったのは、まったくちっともぜんぜんおもしろくないということでした。つくりてのあいがないというのはかなしいことなんだなあとおもいます。 やっぱりぜったい『ガッチャマン』のほうがおもしろいとおもいます。今日みたえいがはたぶん『ゆとり戦隊アホレンジャー』とかいうえいがだとおもいます。 それで『ガッチャマン』のえいがはどこでやっているのでしょうか? それともえいがになるってゆめで見たのだったかな? 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 1点(2013-08-24 22:50:50)(良:3票) (笑:6票) 2.《ネタバレ》 何これ?役者の演技がひどい。配役も酷い。ガッチャマン他4名(私の記憶ではガッチャマンは大鷲の健のことで、他の4人はガッチャマンではなかったはず。この映画では適合者全員がガッチャマンを名乗っている!)は何か面倒くさい奴らだし、こいつらに人類の未来を任せて大丈夫なのかと心配になる。ついでに言うと、ジョーのすね毛は勘弁してもらいたい。南部博士はうさん臭くてバッタモン臭もプンプンだし、ベルクカッツェは頭でかくてバランス悪いし、カークランド博士(何故こてこての日本人なの)は頭悪そうで科学者には見えないし、観ていてなんと居心地の悪いこと。次にコスチュームもひどいひどい。ガッチャマン達のヘルメットはかっこ悪すぎ。写真ではそう感じていなかったが、大画面でアップで見ていると全然スタイリッシュでなく、シルエットも美しくない。マントの生地も動きにくそうでアクションの邪魔をしているようにしか見えない。ベルクカッツェのマスクに至っては大爆笑もの。ナオミのベルクカッツェのボンテージ衣装も中途半端で全然色っぽくない。深田恭子のドロンジョ様の方が100倍良い。次に設定自体が意味不明。ウイルスXに感染したらギャラクターになるって何?バカじゃないの。おまけにガッチャマンたちは石の適合者?何それ。南部博士が未知の結晶体を石と名付けた!と威勢よく言っていたが、それってそのままじゃん。原作をここまで無視するのであれば、別にガッチャマン実写化じゃなくて、別キャラで新作映画とすれば良かったのでは。。。とにかくこの制作人たちは頭悪すぎ。お金もなかったのか、CG力不足。セリフも陳腐。脚本手抜き。セットも安っぽく、特にゴッドフェニックス内部が安っぽい背もたれ付きの椅子が置いてあるだけには、これはコントか?と苦笑してしまった。また、途中に回想シーンが多すぎてテンポが悪いのもマイナス。子供部屋の真ん中にトーテムポールだけがドカンとおいてあったら普通に引くぜ。本当に不愉快で面白くない映画だったので、絶対続編つくらないでね!!!ちなみに、ラストシーンでは隣のおっさんのいびきもボリュームアップして、その奥さんに起こされてました。 【リニア】さん [映画館(邦画)] 1点(2013-08-24 21:21:12)(良:3票) 1.《ネタバレ》 話のタネに見ました。思ったほどは悪くないです。少なくともデビルマンと並び評されるほどの作品じゃない。いくつか致命的にダメダメな点もあるが、全体的には普通に見れる作品になってます。 ダメダメな点 ・ギャラクター軍団とのビル街での戦闘シーン。ハエがブンブン飛び回ってるのかと思った。 ・ベルクカッツェの衣装デザイン。これはまごうことなき最悪。 ・最後の引き。次があると思ってる? 悪くなかった点 ・ストーリーがちゃんとあった。 ・カッツェの正体。これはさすがに予想してなかった。 【ぴのづか】さん [映画館(邦画)] 5点(2013-08-24 15:20:59)(良:2票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS