みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
22.《ネタバレ》 キアヌがかっこいいだけの映画。 ストーリーは至極簡単で大事な犬を殺されたので、マフィアを壊滅させる。というだけ。 アクションは最近のアクション映画を観まくって、使えそうな部分をまとめただけですが、 これで映画としてそこそこのクオリティを保てている点が恐ろしい。 多分、二流の俳優をキャスティングすれば大変酷いことになったのだろうが、 キアヌの説得力が半端なく、これでいいんだ。いやこれがいいんだったか。 とぐいぐい引き込まれていく、また主人公の強さが常識的でどうやっても無理なものは無理なあたりの抑制もよい。 まあ相手マフィアがもう少しちゃんとやれていれば壊滅まではしていないと思うけど、 爽快感があり暑苦しくない無双映画。 特に工夫無くそれなりにオリジナリティが出せている点を評価します。 【病気の犬】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-05-20 18:50:25) 21.一言で言うとカッチョいい映画。世界観がしっかり構築されています。なんとなく漫画っぽくて良い。登場人物がみんな生き生きしていて、その全員にどこか可愛げがあるんですよね。観ているうちに悪役たちにも妙な愛着が湧きました。 アクションシーンを自ら演じたキアヌには脱帽です。 【Y-300】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-05-17 12:55:09) 20.「容姿端麗」 それは映画スターにとっては最低条件とも言える素養の一つであるわけだが、そうであることが当たり前過ぎて、俳優としての評価においてしばしばないがしろにされがちだ。 その形容がもっともよく当てはまり、ハリウッドにおいて長くそれを担ってきた映画スター、それがキアヌ・リーヴスだと思う。 正直なところ、彼の出演作は当たり外れが激しく、そのビジュアル的な秀麗さのみが際立ってしまい、「キアヌ・リーヴスが格好いいだけの映画」という揶揄が生じる作品は数多い。 ただし、まず言及したいのは、「格好いいだけ」という感想を20年以上に渡って映画ファンに言わせているキアヌ・リーヴスという俳優の在り方は、圧倒的に正しいということだ。 キアヌ・リーヴスの出世作「スピード(1994)」から22年。彼はもう51歳である。 それでも尚、観客に「格好いい」という第一印象を持たせ続けていることは、スター俳優としての絶対的な資質と絶え間ぬ努力以外の何ものでもないと思う。 僕はただそれだけでも、この俳優は「エライ!」と思えるし、信頼できる。 主演俳優の世間的評価への不満が先行してしまったが、この最新作のキアヌ・リーヴスももはや当然のように格好良い。 今作においては、決して「キアヌ・リーヴスが格好いいだけ」の映画ではない。 アクション映画としての格好良さとユニークさ、そして主演俳優を筆頭としたつくり手の意欲に溢れている。 怒らせた相手(主人公)が殺人マシーンだった。というストーリー展開はこの近年特に多発されていて、ジャンル映画としての一つの流行りのようになっている。 今作についてもストーリー自体は、その流行りのままで、特別なオリジナリティがあるわけではない。 ただ主人公が織りなすアクション性には独創性があり、フィクショナルな映画世界にありながら圧倒的な説得力が備わっていた。 ありふれたストーリーテリングの中で、登場人物たちが生きる「世界」の設定の細やかな作りこみが、多くのこの手のジャンル映画とは一線を画する仕上がりを見せているのだと思う。 そして、何よりも、主演俳優の映画映えする類まれな風貌と、役づくりのための鍛錬が、「ジョン・ウィック」というニューヒーローを生み出したのだろう。 時折伝わってくる海外ゴシップで、一人寂しく路上で佇んでいたり、悪質なストーカー女による迷惑を被ったり、激太りしたりと、不憫な私生活の様を見聞きする限り、キアヌ・リーヴスという人は決して世渡り上手ではないのだろう。 でも、不器用ではあるが、映画人として誠実であることは、作品自体の善し悪しは別にして彼のフィルモグラフィーから伝わってくる。 そんな中でまさしく起死回生の一打となった「ジョン・ウィック」。続編の撮影も順調な様子。大いに期待したい。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-05-03 21:52:53) 19.《ネタバレ》 マトリックスなどと違うキアヌのアクションがキレているアクションが とても印象的でした。ヘッドショットしまくってたな~。 主人公が意外と抜けている部分が多くて 裏世界でそんなに名が広がるキャラなのかとちょいと疑問でした。 悪役側もジョンを何度も殺せるシーンはありましたような。 どうせなら終盤はプロ同士の対決とかのほうが面白かったかなぁ。 一番の演技派はワンちゃんでしたね。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-04-10 18:19:04) 18.《ネタバレ》 鉛筆一本で3人を殺せるジョンが寝起きとはいえあんなにやられてしまうのはどうなんですかね? とか、突っ込みどころ満載ですが、この映画はマンガチックなアクションを只々楽しむということでいいのではないでしょうか。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-03-26 00:11:57) 17.《ネタバレ》 分かりやすい復讐劇で楽しめました、ハリウッド映画って最後はどつきあい多いよね。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-03-13 19:06:15) 16.犬がめちゃくちゃかわいい。キアヌに懐いているところがすごくよく撮れています。 アルフィー・アレンの粋がったあげくに怯える演技も素晴らしい。『ゲーム・オブ・スローンズ』でも見事でしたが、この映画でもひたすら怯えています。 そして、「ひとりぼっちのキアヌ」がいいです。これだけ「ひとりぼっち」が似合う俳優はキアヌをおいて他にはいません。リーアム・ニーソンにもスティーブン・セガールにも出せない味です。 キアヌは新人監督と組むのがいいのかもしれませんね。 【ヒエログリフ】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-03-12 01:34:53) 15.《ネタバレ》 細かい事が気になるたちなので、まずペットを宅配便で送るとかどうなの?って思った。 また、言うほど凄い殺し屋?と疑問に感じる点も多い。 銃の腕はたしかだが肉弾戦に弱いし、不意打ちに弱くあっさり捕まるし。 「イコライザー」という映画を見た後だっただけに、あれと比較するとランクは数段落ちるなと思った。 悪の組織のボスもイマイチ甘っちょろい。捕まえたらすぐに殺せばいいのにね。 とにかく、アクションをただただ楽しみたい向きにはいいかもしれません。 【ヴレア】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2016-02-24 02:20:06) 14.《ネタバレ》 スタイリッシュでクール!だけどけっこうワイルド。ストーリーは単純明快。最愛の妻が他界した後に心の拠り所として送ってくれた一匹の犬。その犬を車欲しさに忍び込んだ強盗に殺され、そいつらに復讐していくお話。ただそれだけ。だからシンプルイズベスト!まどろっこしいことは一切ない!非常に潔いし気持ち良い。好きです、こういう映画。ただだからこそ、好きだから、好きだからこそ言いたい!細かな設定はこの手の映画には無用かもしれないけれど、やっぱ言いたい!まずジョン・ウィックさん。引退して4~5年だそうですが、めっちゃ凄腕の殺し屋だったんですよね。その頃に培った研ぎ澄まされた”カン”はそうそう簡単に消えないはず。なのにああもいとも簡単に侵入され、いとも簡単にやられちゃうってどうなのよ!凄腕だった面影皆無やん!ほんとそこだけ。ジョン・ウィックが目を離しているスキに犬を殺されちゃうとかにして欲しかった。それ以外はありません!ホテルで殺しをやってしまった女の末路とか個人的に好きです。蒔いた種をちゃんと回収してくれるのはやっぱ気分いいですからね。 【Dream kerokero】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-02-20 07:55:06) 13.《ネタバレ》 キアヌほどのビッグネームが出演しているのが不思議なくらいコンパクトな映画ですが、判りやすいストーリー展開なのであまり意識せずに見られました。序盤、床をハンマーで叩き割って復讐が始まるまでの流れは異様なほどに渋く、「ものすごい大物感」に身震いするほどです。 ただし、 復讐が始ったらぜんぜん大物じゃない。これほど粗が目立つ動きでよく今まで殺し屋として失敗しなかったなと、感心するほど(笑) さらに、大してスマートじゃないのに周りの人間がやたらとヨイショしまくるのも滑稽に感じました。あと他の方も書いていますが、音楽が致命的にやかましい感じなのと、殺しまくるわりに大ボスだけは逃がしてやる流れもイミフで色々と違和感を感じる映画です。 おそらく好きな人にはたまらない映画なんだろうなという雰囲気は醸し出していますが私には合いませんでした。(同種映画ではトムクルーズの「アウトロー」もリアル志向でなかなかお勧めです、未見の方は是非どうぞ!) 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2016-02-19 19:27:56) 12.《ネタバレ》 すごくシンプルなストーリーが逆に良かったですね。 嫁さんが亡くなって、愛車を盗まれ愛犬が殺されるまでがわずか15分というコンパクトさ。 早速家に殺し屋たちがやってくるも銃で瞬殺。このあまりの無双っぷりに、もしやセガール映画みたいに 無双っぷりを傍観するだけの映画なのかと思いきや、親友がきちんと助けてくれたり、かなりの重傷を負ったりと色々大変な復讐劇。 いいですね。ワンコを殺されたことに対する凄まじい怒り。そして親友を殺されたことに対する熱い怒り。 アウトローの考えや生き様がしっかりと描かれていたと思います。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-02-17 23:55:09) 11.《ネタバレ》 キアヌ・リーヴスはこういうことがあるから侮れない。そろそろ落ち目かなと思わせたときに「マトリックス」が来て今回はこれ。「マトリックス」ほどのインパクトはさすがに無いがシリーズ化できそうな作品だし今後も期待できるかもと思わせる。 「犬が殺されたくらいで」と言う人もいるだろうが犬はきっかけにすぎない。人には踏み入ってはいけない領域がそれぞれあるのだ。蹂躙するのなら蹂躙される覚悟をしておかなければならない。マフィアの息子ならなおさら。まあピンポイントで凄腕の殺し屋を襲撃してしまうという渾身のボケをやらかしたから仕方ないね。 売りはやはり銃撃戦。面白いようにヘッドショットを決めていく様はなかなか面白い。まるでゲーム感覚。スタイリッシュであると同時に確実にとどめを刺していく姿は現実的なアクションだと錯覚させる。さすがにガンアクションだけではもたないと感じたのか素手のアクションも挟むがこちらはガンアクションに比べると少々もたつく。これらをテンポ良く消化できるともっと良かった。 殺し屋の世界観、映像や雰囲気も良く一見の価値あり。しかし、こういう役をやっても「しぶい!」と思わせないキアヌ・リーヴス。年齢も50を越えているのにどこか「青年」を思わせる。この不思議な感覚がこの映画の雰囲気に妙に合っていると感じた。 【⑨】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-11-24 01:32:23) 10.《ネタバレ》 スタント指導出身の監督さんらしく、魅せるアクションに力を注ぎ、 そして殺し屋の掟、その世界観のディテールにもとことんこだわった快作! 「マトリックス」シリーズ以降、ヒット作に恵まれなかったキアヌでしたが、 本作で見事復活の兆しを見せはじめましたね。 妻の形であるワンちゃんを殺され、一度は足を洗った裏稼業の世界に舞い戻ってきたジョン。 伝説の殺し屋のわりには、そこまで無敵?とは思えない銃さばきや格闘術。 そもそも強盗に車を盗まれる時点でアウトだし、ワンちゃんと一緒に殺されてもおかしくなかった。 また、敵のアジトに乗り込む際や機関銃一丁で単身正面から突っ込みなど決して頭が良いとは言えない。 むしろ単細胞か?いやぁ殺し屋は頭がキレてないとやってけないでしょーに。 しかしながら、それはしゃーないかね。 復讐が物語の本筋であるものの、冒頭述べた通り、魅せるアクション、裏の世界観を披露することが大前提のため、 野暮ったいツッコミはこの際無しでいきましょう。 とはいえ、生前の妻の動画をみる湿っぽい終盤シーンをオープニングにもってくるんじゃなく、 ここはやはり、殺し屋稼業から足を洗うために行った最後の仕事を持ってくるべきじゃなかったかな。 それこそ、現役バリバリの凄腕を見せて、バッサバッサを苦戦することなくやり遂げる伝説の殺し屋らしい姿を 最初にみせるべき。その際に旧知の仲である殺し屋(ウィレム・デフォー)との関係性を示しておけば、 物語中盤の裏切りかと思わせるミスリードやジョンを救うシーンがもっと活きたはず。 演出面や脚本でもう少し捻りがあれば、我々観客を冒頭からもっともっと 映画の世界へのめり込ませることができたと思うと惜しい。 ただし、尺も丁度よくテンポもよい、キャラは個性的でライティングやカメラワークも良い。 エンタテイメントとしては充分次第点といえます。 続編に期待します。 【シネマブルク】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-11-09 07:52:41) 9.《ネタバレ》 「復讐の鬼」となったジョンウィック 慈悲のない殺しと、軽快なアクションを楽しめました。 また敵対するかと思った親友「マーカス」は実はジョンを守っていた友情にも心を打たれました。 しかし今回は「裏切り者は殺される」というのが身にしみましたね。 助けた人は次々殺されていくのは悲しいものでした。 また「掟絶対」というのも良かったです。 ホテルでの仕事は厳禁。それを破った「パーキンス」は射殺。 いかに殺し屋の掟が重要で大切なのか身にしみました。 そして復讐の鬼ジョンウィック。 情報を聞くためには生かすが、それ以外は即抹殺。 ずっと追っていたヨセフも会話をせず頭を貫きましたね。 まさに鬼でした。 そしてキアヌ・リーブスのガンアクションはとても楽しめました。 この作品は「アクション」なので、変に辻褄が合ってないとか気にしたい方が楽しめると思います。 高得点は出せないけれど、いい意味での6点にします。 【映画泥棒】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-10-30 16:38:38) 8.《ネタバレ》 撃ーて撃て撃て撃て撃て撃て撃てっ! 撃ーて撃て撃て撃て撃て撃て投げろっ! 撃ーて撃て撃て撃て撃て撃て関節決めろっ! にゃっはー♪(笑) 【JF】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-10-26 15:10:33) ★7.《ネタバレ》 最近徐々に支持者が増えているのか、若干政策ペースが上がってる所謂「ノワール物」。ニューヨークの摩天楼を見下ろすショットや、夜のクラブに溶け込む裏の世界の住人達、それらを切り取る影の映し方等、本当にド直球のノワール映画です。また、この手のノワール映画では主人公のキャラクター造形も、ハードボイルドになることが多いですが、そのキャラクターにキアヌ・リーヴスを起用している点が上手いと思いました。キアヌは正直繊細な演技が苦手な俳優だと思うので(確かトム・クルーズと同じく失読症を過去に患っていたと思う)、良くも悪くも自分に合ったキャラクターしか演じれないタイプです。なので、妻の身代わりであるワンちゃんを殺されて、再び殺人マシーンになってしまう主人公の雰囲気には抜群に合っていたと思います。 あとはラスト付近でマフィアのボスが逃亡の途中から恐怖というか諦念というか、そのせいで笑ってしまっていたのが非常にリアルっぽくてよかったです。あんな不死身の殺し屋にどこまでも付け狙われたら笑うしかねーわな。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-10-23 23:49:59) 6.《ネタバレ》 私にとってこれは出来不出来以前に「思ってたのと違う」ってギャップが最大の問題点で。 冒頭の、妻を失った男の心の色が映るような映像はいい雰囲気でした。だけどキアヌの元にワンコがやってきてから予告編にあったガソリンスタンド~夜の襲撃でワンコ死亡までがわずか1日半、ワンコが実はほんのちょっとの存在。 その上、キアヌは伝説の殺し屋みたいな扱いなハズが、なんかワリと弱いというか雑なヤツで。 そう、これは私が期待していたセガール映画のような、リーアム兄さん映画のような、「愛するワンコを殺された伝説の殺し屋が圧倒的パワーで組織を壊滅させる話」じゃなかったのでした。 ワンコは単なるきっかけに過ぎず、伝説の殺し屋が悪いヤツをボコりまくる痛快アクションではなく、この映画が描くのは「裏社会へようこそ」。 ロシアンマフィア、死体処理屋、事情を知っていて見て見ぬフリをする警官、裏に通じるホテルに集う人々、そんな裏社会に生きる色々な連中の世界、犯罪者の不思議の国のお話。 だから女殺し屋の末路などはキアヌとは別の流れの中にあったりしますし、肝心の復讐相手を倒すシーンではあっさりと辿り着いた上にロングで相手の表情すら見せずにさっさと片付けて復讐話をはぐらかしています。 期待とは違ったそれが、それでも面白かったかと言うと、うーん、そこそこ? キアヌの行き当たりばったりな行動はとてもデキる殺し屋には思えません。ヘッドショット基本はいいとして、すぐ格闘に持ち込まれて苦戦しますし、対象の眼前まで迫りながらドタバタを繰り広げた上に逃げられたりしてますし、何と言っても突撃状態の後に敵に捕まって縛られるって状況に陥った時点で失格でしょ。本来は殺されているハズなので、ここで実質的には終了、って状態。 で、そこを救うデフォー、しかし思わせぶりな過去の関係を匂わせつつも、実際にどんな間柄であったのか不明なので、クライマックスの更なる復讐劇もまた盛り上がらず。 でもワンコなんですよねぇ。問題は。ワンコ視点で見てたものだから。ええ。このテの映画で「妻が」とか「娘が息子が」とか言われてもワリとフーンって感じですが、「ワンコが、ニャンコが」ってなるとそりゃ許せん!って。それが実はあんまり重要じゃないなんて、浮かばれませんて。っていうかキアヌ、アンタ何ラストで浮気してんの? 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-10-22 21:48:02)(良:3票) 5.《ネタバレ》 都会的な映像が綺麗でした。ストーリー展開が特になく、単調なアクションを繰り返し発砲音も取って付けたような印象で気持ち良くなく101分がとても長く感じました。集中攻撃を食らっているのに車にも弾が当たらないので白けました。ロシアンマフィアを題材にしていますが、キアヌは元ロシアンマフィアに見えないし、「イースタンプロミス」や「イコライザー」と比べるとこだわりはない感じです。ボスの息子が元幹部の顔を知らない事に初っ端から違和感を感じました。ホテルやスタッフの設定は面白いですが、活かしきれてなくて勿体ないです。ジョン・レグイザモや女殺し屋の出番はもっと多くて良かったと思います。スタント出身の人物の初監督作という事ですが、凡作TPSといった感じでつまらなかったです。 【DAIMETAL】さん [映画館(字幕)] 1点(2015-10-21 13:35:19) 4.《ネタバレ》 ジョン・ウィックのキャラクターを初め、ウィゴ率いるマフィア組織、殺し屋御用達のホテル、死体を手際よく片付ける掃除屋、殺し屋専用のコインなど少し笑えて、また渋くてカッコいいこの世界観に惚れ惚れしました。下の方も書かれてますが、ニコラス・ウィンディング・レフンを彷彿とさせる映像美も良かった。一番テンション上がったシーンはクラブの中で白黒の模様をバックにキアヌが佇むシーンです。(もちろんアクションも良かったですよ笑)あと個人的に一番と言って良いほど気に入ったのがロシア語を話してる時に出る字幕です。強調する単語によって色やフォントが変化してるのがオシャレですごく気に入りました。日本語字幕がそれを邪魔していたので、字幕なしで見た方が楽しめると思います。 最後に、「犬殺されたぐらいでキレすぎ」というレビューを某サイトで見ましたが、犬飼ってる者からするとあれは許せない行為ですよ。同じ状況になったら多分僕もキアヌと同じ行動取りますね。瞬殺されるやろうけど。 【素晴らしき哉、映画!】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-10-20 12:40:08) 3.《ネタバレ》 犯罪者だらけのホテルのオーナーやフロント、旧友のマーカスや女殺し屋や掃除屋なんかはキャラが立ってるし、主役のジョン・ウィックもスタイリッシュないで立ちとアクションでカッコいいです。当然あるであろう他の組織なども匂わせて世界観は悪くないですね。ただ、『最強の伝説の殺し屋』、のわりに色々とスキがありまくるので予告編の圧倒的な強さを求めると「え?」と思うかもしれません。元雇い主だったロシアンマフィアのヴィゴなどから語られる伝説級の逸話や周囲の人間のジョン・ウィックへの畏怖を見せといてソレなので、ちょっと期待とは違った感じ。乱射して弾切れをしても連射しようとしてたり、格闘術では逆にのされたり最後まで何度も殺されておかしくない場面が多々あり、「あれ?話盛りすぎじゃね?」と。最後のヴィゴとの素手のタイマン勝負なんかも危うくやられそうだし、わざわざ格を落とす要素を入れなくていいのになと思いますね。やられるたびに「鉛筆で3人殺した」ってくだりを思い出してチャック・ノリス・ファクトが浮かんじゃいましたわ。復讐のターゲットだった息子はあっさりとワンショットで済ましてるんだから、あんな感じで冷淡に確実に処理する最強の殺し屋っぷりを観たかった。あと最後の犬泥棒もいらないな。関係ない犬を連れて行ってもねえ。まあ5年間でかなり錆び付いてたってことで、さっそく製作に入っているという続編に期待します。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-10-19 21:35:52)
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