みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
8.《ネタバレ》 航空救難団の新人が周囲に助けられながら試練を乗り越えて、最後に困難な任務をこなしたところで気分よく終わる話である。正直それほど大感動ということもないが、いざという時に頼らなければならない立場としては素直に応援したくなる。災害支援の面で自衛隊が本格的に国民の信頼を寄せられるようになったのは公開3年後の東日本大震災(2011)からだろうが、こうした人命救助の活動も長く続けて来ていたということのようで、劇中では阪神・淡路大震災(1995)で十分な働きができなかったことを悔やむ場面もあった。 主人公は初の女性ヘリパイロットという設定で、宿舎での女子会のような場面には和まされる。序盤では男に「二十歳そこそこの女」と言われていたが「女の子」と言われなかっただけまだましだ。この主人公のようにしっかりした志を持った人でも、結婚するとどうなるのかというのは素朴な疑問だが(劇中の飛行班長は独身ではないかと勝手に想像)、その辺は職業に関わらず女性が活躍する社会を作る上での共通課題と思うしかない。 なおヘリコプターの見せ場としては航行中の着艦よりも桟橋に降りた場面で驚いた(こんな所にも平気で降りるのか??)。 場所は小松基地という設定で、F15からの空撮(一瞬)や地上の街並みも映っていたようである。映像に出ていた猫橋銀座(ネコ橋銀座)というのは実在の場所らしい。宴会の場面では、ビールをラッパ飲みするのが航空自衛隊の風習なのかが気になった。 出演者に関しては、少々心許ない感じの役者もいるがベテラン俳優がきっちり押さえているところもある。しかし最後に出た護衛艦の艦長と副長は頼りなさげで自衛官らしくなく、特に副長はどういうキャスティングなのかと呆れた。 主演の高山侑子という人は当時15歳だったとのことで、見た目は大人っぽく見せているが「はいっ」とかいう声は可愛らしい。海上自衛隊のヘリコプターと交信したところが女の子っぽいので笑ってしまったが、それを聞いて向こうもひとこと言わずには済まなくなった感じだった。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 6点(2019-05-25 11:27:05) 7.《ネタバレ》 本当はもっと良い点数を付けたいのだが,せっかくの材料を台無しにしているのでマイナスしました。材料とは何か「航空自衛隊全面協力」「当時16歳の女の子のがんばり」であり,台無しにしているのは周りを固める脇役の人々である。もちろん脇役全員が悪いわけではない。しかし,ちょこちょこ出てくる人物があまりにも酷すぎる・・・・。中途半端にちょこっとかっこよくてお客さんを呼べそうな人をキャスティングするぐらいだったらオーディションで選んだ方がよほどいい。カメラを前に妙に緊張したセリフや歯の浮くようなセリフの言い方がいつまでもいつまでも耳に残る映画。 【蝉丸】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-07-30 15:28:07) 6.《ネタバレ》 ラストに山場らしきものはあるんだけど、特に感動するとかいう類いストーリーではなく、映画としては平板な印象。ありがちなエピソードの羅列だからだろう。どこまでリアルに描かれているのかは分からないけど、こんな仕事があることは分かりました。一種のリクルート映画です。素人目に見ても難度の高い操縦をしているシーンがいくつかあって、そこは自衛隊の熱心な協力が窺える。撮影当時15歳の高山侑子はとてもそんな歳に見えなかった。単なるフケ顔に終わって欲しくないので、今後に期待です。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-11-19 01:17:42) 5. 中高生の部活じゃないんだから、とツッコミを入れて見た人も多いと思います。それでも、後半はそれなりにハラハラするところもあるのですが、音楽の使い方が安っぽくて曲のかかり方だけでこれからどうなるのかわかってしまいます。見ながらネタバレしているようなものなので興味半減です。使われている飛行機や船は本物にこだわっているのだから、ちゃんとした脚本と監督がいればもう少しよい作品になったのではないかと思います。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-11-15 11:42:08) 4.DVDのパケ写真に惹かれて借りてみた。自衛隊全面協力だけあって、本物の迫力はある。内容は自衛隊の活躍と隊員の正しい青春のあり方だ。主人公が若いと思ったら女子高生か。実際には女子高生がパイロットというのはあり得ないのだが、映画だからどうでもいい。主演の高山侑子ちゃんは、なかなかかわいいと思う。時代劇も似合いそうなので彼女で「隠し砦の三悪人」のリメイクは作ってほしかった。一発屋の匂いもするし。でも化けて大活躍して欲しいっす。 【パオ吉】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-04 23:16:44) 3.自衛隊の広報映画という側面を持っている作品なので、ストーリーに見るべきところは少ない。役者の演技も揃いも揃って大根だらけでみな固い。まあ新人の役者だらけで登場人物を揃えたためにこうなってしまったのは仕方ないかもしれない。ただ一人、主役の高山侑子の存在感には驚いた。まさか15歳がこの役を演じているとは誰も思わないのではないか。本作が彼女の出世作になれば良いのだが。一方、期待されていた自衛隊全面協力故の実用兵器の大量登場はかなり迫力がある。監督は「戦国自衛隊1549」の手塚昌明が務めているわけだが、あれに比べて遥かに予算が少ないにも関わらず、重厚感溢れる兵器描写を行って予算以上のものを作っているのはすごい。見せ場の救出シーンもなかなか見応えのあるものに仕上がっていた。さすが日本で一番自衛隊を撮っている監督による映像だ。だがそれら兵器の凄さを一般人にもアピールできるようなシーンがもう少し欲しかった。ただそこまでやると、また朝日新聞に色々と叩かれちゃうのかねぇ……?? 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-05-20 00:52:42) ★2.《ネタバレ》 ストーリーが平坦なのがやや残念。出演者も若い人が多く、演技も固い感じ。中村雅俊や宮川一朗太らが出てきて、初めていわゆる役者のやる「ドラマ」らしい空気になります。車のヘッドライトを簡易灯火に見たてての夜の着陸、狭い堤防への着陸や護衛艦への着艦、波打ち際でのバイクとの併走など、実機を使用しての撮影は見応えがあります。U125の役割などもよく分かりますね。ストーリー仕立ての救難団PVといったところでしょうか。 【てらやん】さん [試写会(邦画)] 6点(2008-12-18 22:41:39) 1.《ネタバレ》 急病の母を救ってくれた航空救難団に憧れ、女性初の救難ヘリの新人パイロットとなった女の子が一人前に成長していく・・という話。 「レスキューウィングス」というコミックス原作を角川が映画化したわけですね。 主演は新進の高山侑子という女優ですが、ボーイッシュで気が強そうでいて可愛い感じ。脇は隊長役で三浦友和のほか、井坂俊哉、金子賢、木村佳乃など。 まー、墜落した戦闘機のパイロットを残燃料リミットぎりぎりで救助に向かうという展開が、「252生存者あり」となんとなく被る点でちょっと興行面で厳しいかもですが、男所帯な職場に整備士含めて女性が数人もいて、ちょっぴり恋愛モードを含んだりする点が売りでしょうかね。 確かにヘリコプターの免許なんか持ってたら民間でも就職に有利かも、なんてちょっぴり思ったりしましたw 【尻軽娘♪】さん [試写会(邦画)] 6点(2008-12-10 00:44:37)
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