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【クチコミ・感想】
★2.《ネタバレ》 伝説のカルト映画『狂わせたいの』や未だに熱狂的なファンがいるバラエティー番組『オーマイキー』などで知られる石橋義正の、なんと13年ぶりの監督作品です。自分はその13年前の『ミロクローゼ』しか観ていないのですが、これもかなりのオフビートで度肝を抜かれました。その後はなんの活動も耳にせず「どうしちゃったんだろう?」と訝っていたらまさかの13年ぶりの映画製作、ただただ驚きましたよ。しかも『ミロクローゼ』で一人何役も怪演した山田孝之が出演、この人はアイドル好きだったりするしユニークなことに対する審美眼の様なものを持っていて信頼できる俳優です。 とんでもない山奥で謎の六人の美女たちに囚われてなぜか森から脱出できない二人の男、私はこの不条理劇の様な前半パートが好みです。なかなかの美形を揃えたこの六人、うめき声の様なものは発するけど全編で無言・セリフなしというシュールさもいいですねえ。彼女らには一応はキャラ分けはされているけど、ずっとリクライニングチェアに横たわってただ足を上げたり下げたりするだけの女は際立ってわけが判らん存在でした。冒頭からしてやたら昆虫や蛇が出てくるので耐性がない人にはきついかもしれないが、思うに彼女たちは森に生きる昆虫や両生類などの化身というか精霊みたいな存在と解釈できるでしょう。伏線回収を図ってゆく後半部は、核廃棄物処理施設なんかが出てきて理屈っぽくなったのは自分としてはちょっと残念な感じ、もっと不条理性をつき通して欲しかったな。でも山田孝之や竹野内豊の最期にはリアルとファンタジーの境目が意識され、良い幕の閉め方だったかと思います。 この映画は石橋義正の三本しかない劇場映画の中では尺は最長だし、これでもその中でもっとも一般受けしそうな作品かと思います。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-10-25 21:55:53)
1.《ネタバレ》 主人公の男性が、父が死んで遺産的に田舎の山と家を相続するのですが、面倒なんでその家と土地をスパッと売ることにした帰り道、車の前に大きな岩があり、衝突事故→目が覚めたら、どっかの家に手を縛られて寝かされた状態で目覚め、そこには謎のモノ言わぬ女たちが住んでいて、しかも、その家は森の中にあり、その森からどうやっても抜け出せないループ状態、どーなる?って感じの映画です。前半は、異世界系のホラー?と思って観てたのですが、後半、色んな謎が解き明かされていくと、これホラーじゃないやんってなりまして、なるほどーと色々納得し、しかも映画観終わった後は、ちょっとホロってなりました。ホラーと思って観たら、期待外れになりますが、ファンタジーサスペンスと思い観たら、全然、いけるかも。家に住んでる女性たちが、みんな、不思議さをまとうベッピンさん的な魅力が出てて、妙に惹きつけられます。前半部分がじゃっかんダレましたが、後半はしっかり映画にのめり込めました。 【なにわ君】さん [インターネット(吹替)] 7点(2024-03-07 20:41:08)
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【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
6.50点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 50.00% |
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7 | 1 | 50.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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