みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★162.《ネタバレ》 色々工夫して見事に金を奪うのがよいが、たまたま成功した感があるように思う。 コンプトンの寂れた世界観をもっと際立たせてほしかった。 【チェブ大王】さん [インターネット(字幕)] 3点(2024-06-09 14:19:55) 161.デ・ニーロ、マイケル・キートン出演≧嫌いなタランティーノ作品と言うことで恐る恐るの鑑賞。 薄汚さの味付けは淡泊だったのにはホッとしたものの、タラタラした展開に集中できず閉口。 試着室のところから目が覚めた感じでリタイアせず良かったといったところ。 お目当て二人は存在感有るものの見せ場無く。 主演女優さんは横顔に美しさを見ましたが、正面での唇に卑しさを感じて辟易。 彼女の好みは私も好みというミドルの切ない思いを演じたロバート・フォスターに+1点。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 5点(2024-05-21 14:30:56) 160.《ネタバレ》 タラちゃんのパム・グリア―愛が迸る、こだわりの一作。 大金をせしめるテクニックは複数回観た方が理解が深まるのでお勧め。 キーマンを演じるロバート・フォスターが終始渋くて良い。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-04-01 15:57:00) 159.長~いけど、タランティーノとパム・グリアーのセンス溢れる作品。 中盤までデニーロとビキニの姉ちゃんの麻薬パイプだけでだらけそうだが、 得意のバイオレンスにユーモアを入れて中年役者が渋く演出。終盤はなかなかヨス。 パルプやレザボア、後期のイングロリアスには劣るが見て損は無いですね。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-22 23:30:42) 158.《ネタバレ》 傑作ではないが、展開もテンポも良し。ファーストシーンのパムのウォークシーン&109ストーリートの曲がかぶさっていく素晴らしさ。突然の殺戮シーン。ブリジッドのビキニ。暴力とエロと喜劇性が混在している佳作 【にけ】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-12-30 20:50:36) 157.当時、大学生のときに川越の小さな映画館で見ました。客は3人ほど。パム・グリアーに思い入れの無い日本人にはタランティーノの熱く語る「あのパム・グリアーだ!」というプラスαの部分は無く、純粋にストーリーの面白さではこのくらいかなと思いました。オープニングとPVはタランティーノテイストでかっこいいのでおすすめです。 【GRAPHER】さん [映画館(字幕)] 5点(2018-07-18 09:57:45) 156.鬼才と呼ばれる監督の作品なので身構えて見たのですが、意外にあっさり風味でした。つまらないわけではありませんが、インパクトには乏しい感じ。主人公の言動より、サミュエル・ジャクソンの〝編み込みヒゲ〟のほうが強く残っています。終盤、主要な登場人物たちをいとも簡単に殺してしまうあたりが、特徴的といえば特徴的でしょうか。 だいたい主人公の名がそのままタイトルになっていると、ひと昔前の朝の連ドラの影響か、散漫で冗長で中身のない作品を連想してしまいます。本作も当たらずとも遠からず、といったところかと。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-10-08 02:13:21) 155.《ネタバレ》 つまるところこの映画は、自分を悪用したサミュエルLジャクソンを抹殺しつつ、ヤツのお金もマックスおじさんのハートも奪った、したたかな女性の物語。この3大サクセスを、159分かけて段階的に成就させていくお話しです。 個人的には、オジサンのハートを奪っちゃったところが一番しびれましたた。それは、彼女がサミュエルLジャクソン抹殺やお金泥棒のように、完璧な計画を立ててやったことじゃないから。 マックスおじさんが彼女が同じ部屋にいたとき、彼女がデルフォニックスのLPをさりげなくかけ、その後日マックスがデルフォニックスのカセットをお店で買って車でかけている場面。人の恋心を表現する場面はいろいろな手法があるが、私はこういった”相手の好みに影響されている”という状況をもって、恋心を描くソフト表現のジワジワ感が大好きですよ。 最後の場面で、ジャッキーと一緒に行かないかと誘われていったん断ったマックスだが、きっとあの後黒人の相棒に話しをしてお店をどうするかの算段をしっかり着けてから、その黒人相棒にジャッキーの居場所をつきとめてもらい、ある日突然さりげなく彼女の家をたずねるんだろうな、と思う。 そんなジャッキー役の女優は、私が好きなジーナ・ガーションに似ていて、ニヤリとするときの唇のゆがみ具合がグっときました。 そしてブリジットフォンダという芸能一家の出である由緒正しき女優や脇役で光るクリスタッカーから大御所デニーロまで、ようしゃなくサラっと殺すタランティーノの心意気も素晴らしい。 確かにちょっとまどろっこしいところもあったけど、また数年後に時間があればまた見てみてもいいなと思える後味が爽やかな映画でした。 【フィンセント】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-25 09:00:25) 154.《ネタバレ》 役者さんのそれぞれの持ち味がいかんなく発揮された配役。 かつかつ歩くジャッキー・ブラウン。それだけで画になる。 シナリオも見事だし、やっぱりタラちゃんはすごいなと再認識いたしました。 かかってる音楽がどれも格好いいし、シーンが変わるとそのBGMをスパッと切るのがまた引き締まっていいよね。 パッケージからAcross110th Streetに至るまで70年代テイスト。 タラちゃんが見て育った作品たちへのオマージュなんだろうね。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-22 23:07:15) 153.特徴的な登場人物たちを配置し、視点や時間軸を自由に行き来する、というのは『パルプ・フィクション』では、物語を章立て構成にすることで、なされておりましたが、本作ではそれがさらに巧みに行われています。続く一連の物語の中で、画面分割を行ってみたり、現金受け渡しの場面を各登場人物の視点から何度も描いて見せたり、というお遊びを入れて、誰もが物語の中心に出てきうるし、また突然退いたりもしうる、その流動性が、自然な形で実現されています。 その分、物語はややモヤモヤしてくるし、さらにはそれが、あまり意味のない会話の連射で彩られ(例えば、クリス・タッカーが車のトランクに入るというだけのためにどれだけ会話を費やすか)、何となく取り留めない印象にもなるのですが---バイオレンスというスパイスもここでは抑制されているし---逆に、ふと見せるカメラの指向性(嗜好性?)、パム・グリアーの仕草やコスプレを強調したり、デ・ニーロをほったらかしにしたり、というのが妙にオモシロかったりします。まるで家具のように存在するブリジッド・フォンダ。しかし彼女がいるせいで、「電話」の存在も妙に気になったり。 ムダとか余白とか、というものは、それを省略する贅沢もあれば、過剰に取り入れる贅沢ってのもある訳で。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-01-22 08:50:10) 152.語り口と演出は今まで以上に洗練され、成熟した味わい。バイオレンス描写はタランティーノの中では一番控えめなので観やすい。しかし、登場人物をじっくり描き込んでの155分なのだが、1つのエピソードで引っ張るのはかなり厳しいかと。B級黒人映画へのオマージュが強いとは言え、良くも悪くも優等生的で突き抜けてない感じが否めない(正攻法も撮れることは後の作品でも証明済)。『レザボア~』『パルプ~』以降のプレッシャーと反動か。 【Cinecdocke】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-12-07 20:17:13) 151.《ネタバレ》 久しぶりの鑑賞です。 公開当時、劇場で見て、音楽がカッコ良くてサウンドトラックすぐに買いました。 忘れてましたが、ロバート・デニーロがこんなチョイ役で出てたんですね。 まるきりいいとこのない役で、よく引き受けたなと思いました。 こんなダメ男役、やってみたかったんでしょうか。 ストーリーは単純だけど面白いし、やっぱり音楽が良いし、今見てもパム・グリアが凄く綺麗です。 【nanapino】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-02-11 22:24:20) 150.タランティーノ監督の超贅沢なお遊び作品。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-01-30 20:49:29) 149.まず最初に とにかく長い。154分とリアルにも長い作品ですが、感覚的にも長さを感じてしまいました。私は映画観賞中に観客に時計(時間)を意識させてしまった時点で、映画としての評価は下がるものと考えています。 内容的には70年代風で「夏の日曜の午後の気だるい雰囲気」みたいな感じが上手く表現されています。タランティーノ監督が大好きだと公言しているパム・グリアーとロバート・フォスターが非常に”らしく”撮られていて、強く70年代風を意識させます。タランティーノ監督はこういった昔の(味がある)二流役者を発掘するのが本当に上手いです。しかしなかなかパルプフィクション時のジョン・トラボルタのようにリバイバルヒットにはつながっていません。 個人的に最もツボだったのはオデール(サミュエル・L・ジャクソン)の落ち武者ヘアー。日本びいきのタランティーノらしいシャレでした。また、ロバート・デ・ニーロの使い方がとてもウマかったです。デニーロ、デルトロ、ウォーケンなどはメインより脇役をやらせたほうが絶対光ると思いますので、タランティーノ監督はよく判っているなあと感じ入りました。 70年代を意識した野暮ったい脚本、タランティーノらしいシャレの利いたセリフ回し、夏の日曜の午後の気だるい雰囲気のようなテンポの悪いシーンの連続で、まあ、おそらくタランティーノ監督が狙った通りの映画になっていると思われます。当然ながら万人受けしにくい作風になっているのも事実で、仮にもっとテンポよくカット割りを削って120分くらいで納めてあればそれなりにヒットしたかもれません。最終的な印象としては、音楽的なセンスは120点でしたが明らかにヒットを狙っていない趣味映画・マニア映画だったということです。点数は監督のセンスに。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-22 11:35:05) 148.《ネタバレ》 長いです。長いことが苦にならない名作はたとえ2時間を超えても時間を気にすることはありませんが、残念ながら本作は、4回は時間を確認したかな・・・。さすがに中盤から後半にさしかかる辺り、つまりジャッキー・ブラウンが警察に取引をもちかけるあたりからは面白くなってきます。その辺りからは最後まで突っ走れますね。 『何も話すな』『わかった』バーン。で、メラニーが撃ち殺されるシーンや、ルイス(ロバート・デ・ニーロ)が撃ち殺されるシーンはなかなかの衝撃です。特にロバート・デ・ニーロがこんな扱い受けているのを見たことがなかったのでちょっとびっくりです。 まあそれもこれも散々時間をかけて、それぞれの人物をじっくり丁寧に見せてくれたことがこの衝撃を生み出しているのでしょう。ただ、映画ってのは限りある時間の中でドラマを見せてくれるから素晴らしいのであって、個人的には時間に頼った演出ってのはあんま好きじゃないです。 それから演出や脚本にちょっとした工夫があるのは面白いのですが、肝心のストーリーが結局のところ一本調子でひねりもサプライズもないんです。その分普通に最後まで、まあ多少はハラハラしながらストーリーを目で追って終わり、っていう安定感が感じられるのですが、こんな平凡なストーリーならやっぱこんなに時間は要らんでしょ。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-05-26 02:11:45) 147.音楽や雰囲気はいい。ジャッキー役がしっくりこない。 【ドンマイ】さん [DVD(吹替)] 5点(2014-04-16 01:43:49) 146.《ネタバレ》 つまんなくはないけど、タランティーノ作品ならばもう少しキレのある展開を期待してしまうところ。現状パム・グリアーもそれほど光り輝いているという印象でもないし。ロバート・フォスターは普通のおじさん過ぎるし、デ・ニーロもまたなんでこんなに冴えない役を。S・L・ジャクソンひとり気を吐いてあごから一本伸びた編みこみヒゲも凶悪に、人殺してます。映画全体的に淡白です。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-11 00:25:33) 145.《ネタバレ》 タランティーノ作品にしては、普通のアメリカ映画的な枠に収まっちゃっていたかなあ。何か起承転結のある物語を一つ見たなあって感じしかしなかったのだけど。 クレジットに「タランティーノ」ってなかったら、本当にただのアメリカ映画ですよ。 あとはデニーロが、何かコーエン兄弟作品に出てきそうなダメ男キャラで扱われてたのが個人的にはちと残念。 タランティーノの映画って必ず昔の映画のサンプルがあるとは知っていたけど、僕は口が裂けてもシネフィルなんて言えるほど映画鑑賞本数こなしてないので、いっつも元ネタに気づいてのニヤニヤ感が僕には共有できなくて悔しかったのですが、今回初めて気づけました。タクシードライバーのトラヴィスが銃を撃つ練習をするシーンですね。しかし、こんなダメンズ役を渡されたデニーロは、あのオマージュシーンをどんな思いで見ていたのでしょうか…笑。 結局ジャッキーは誰を騙し、誰との計画が本当なのか!?少なからずハラハラしながら見てましたが、最終的にはあっけなく終わっちゃいましたね。 でも最後の匂わせるラストはよかったです。行こうと思うけど一緒に行かない描写で終わる…。果たしてマックスはこのあとジャッキーを追いかけるのか…。いつものタランティーノのスカっとする感じではなく、おおっと余韻に浸らせるタイプの終わり方でした。 もう一回みたいとは正直思えなかったけど、また見る機会があったら、まあ見てもいいかなって感じの一本でした。 【TK of the World】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-24 00:17:57)(良:1票) 144.近年になって評価が上がってきた様な気がしますが、タラ映画の中でも最も不評な一篇みたいですね。初見の時から気にいった自分としては、どうしてそんなに評判悪いか判りませーん。 ムダ噺や時系列をいじくった演出がほとんど見られないなど、世間がタランティーノに期待しているところを見事に裏切ってくれたせいでしょうか。でもP・グリアやR・フォスターの絶妙な演技を観ていると、タランティーノは普通に映画を撮っても超絶的な技巧を持っていることは良く判ります。この映画ではとくに長回しが多くて、そうなると俳優の演技力の優劣が観客に良く判り、監督にとっても腕に自信がなくちゃチャレンジしたくないものです。 タランティーノはこの映画では真横からP・グリアを撮ったショットがやたら多いんです。確かに横から見ると彼女の黒人離れした堀の深い顔がとても美しく、タランティーの彼女に対するリスペクトが窺えます。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-10-04 22:32:50) 143.《ネタバレ》 前作「パルプ・フィクション」があまりにも傑作だっただけに、さすがに今作はプレッシャーに負けてしまったのだろうなという印象の作品。豪華な俳優陣を起用して、前作のようなスタイリッシュな映画を創ろうという気持ちは伝わってくるのだが、残念ながらそれが空回りしてしまっている。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-06-21 19:29:38)
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