みんなのシネマレビュー

2001年宇宙の旅

2001: A Space Odyssey
1968年【米・英】 上映時間:139分
SFアドベンチャーシリーズもの小説の映画化
[ニセンイチネンウチュウノタビ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-12-04)【イニシャルK】さん


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監督スタンリー・キューブリック
助監督デレク・クラックネル
リチャード・ジェンキンス〔助監督〕
キャストケア・デュリア(男優)ボウマン船長
ゲイリー・ロックウッド(男優)フランク・プール操縦士
ウィリアム・シルヴェスター(男優)ヘイウッド・フロイド博士
ダニエル・リクター(男優)月を見る者
レナード・ロシター(男優)スミスロフ
マーガレット・タイザック(女優)エレナ
ロバート・ビーティ(男優)ハルボーゼン
ショーン・サリヴァン(男優)マイケルズ
エド・ビショップ(男優)月面シャトル船長
ヴィヴィアン・キューブリック(女優)フロイド博士の娘
ダグラス・レインHAL9000
フランク・ミラー〔男優〕ミッション・コントローラー
堀勝之祐ボウマン船長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小川真司〔声優・男優〕フランク・プール操縦士(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林昭二ヘイウッド・フロイド博士(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大場真人ヘイウッド・フロイド博士(日本語吹き替え版【WOWOW追加録音】)
坂口芳貞スミスロフ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
阪脩ミラー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
金内吉男HAL9000(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
木下浩之HAL9000(日本語吹き替え版【WOWOW追加録音】)
大木民夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山内雅人(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
松下達夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
横尾まり(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大滝進矢(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
木下秀雄(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作アーサー・C・クラーク「前哨」
脚本スタンリー・キューブリック
アーサー・C・クラーク
作曲リヒャルト・シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」序奏部
ジョルジ・リゲティ「レクィエム」「ルクス・エテルナ」「アトモスフェール」「アヴァンチュール」
ヨハン・シュトラウス2世「美しく青きドナウ」
アラム・ハチャトゥリアン「ガイーヌ」アダージォ
撮影ジェフリー・アンスワース
ケルヴィン・パイク〈カメラ・オペレーター〉
ジョン・オルコット〈追加撮影〉
製作スタンリー・キューブリック
ヴィクター・リンドン〈共同製作〉
特殊メイクスチュアート・フリーボーン〈メイクアップ〉
コーリン・アーサー(ノンクレジット)
特撮ダグラス・トランブル
ウォーリー・ヴィーヴァーズ
コン・ペダーソン
トム・ハワード[特撮]
ゾーラン・ペリシック(視覚効果:ノンクレジット)
ブルース・ローガン[撮影](アニメーション・アーティスト ノン・クレジット)
美術トニー・マスターズ〈プロダクション・デザイナー〉
ジョン・ホーズリー〈アート・ディレクター〉
ハリー・ラング〈プロダクション・デザイナー〉
ロバート・カートライト〈セット・デコレイター〉(ノンクレジット)
アーネスト・アーチャー〈プロダクション・デザイナー〉
アンソニー・プラット(スケッチ・アーチスト)
ジョン・グレイスマーク(ノン・クレジット)
ブライアン・アックランド‐スノウ(ノン・クレジット)
衣装ハーディ・エイミース〈デザイナー〉
編集レイ・ラヴジョイ
録音A・W・ワトキンス
字幕翻訳木原たけし
あらすじ
人類の祖先ヒトザルは謎の黒石板(モノリス)の啓示を受けて道具を使うことを知る。やがて宇宙に進出した人類は月面上でモノリスに再遭遇するが、その事実は極秘とされた。18ヶ月後、コンピューター・ハル9000に制御された宇宙船ディスカバリー号が木星探索に旅立つ。ハルは乗組員と会話を交わし、感情さえ持つかに見える。しかし乗組員はハルの性能に疑問を抱き、その機能を制限しようとしたが…。木星探索の真の理由が知らされた後、ボウマン船長はモノリスに導かれて異空間を旅し、モノリスの監視下で新しい人類へと進化する。

】さん(2004-03-24)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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418.日曜日OS系午前10時で千円鑑賞。1回目満員。昼の2回目もあった様子。それもすぐに完売。3回目があったかは不明。ハリポタより人多かった。大人気でしたね。
序曲と退場曲付き&黒画面はDVDで鑑賞済みでしたが、映画館では初めて。
映画館ではシネラマ以外見ていません。(78年のリバイバルと91年梅田OSのサヨナラ上映)
シネラマ→70mmでのトリミングやら編集やらで、一部画面ゆがみあり。
しかし言われなくては気が付かない程度で、ほとんど問題なし。
それよりも音が少し痩せていたような気がします。上映器材の関係でしょうか?
内容は改めて言うべくも無し。やはりベスト1に選ばれるべき映画ですね。
監督も原作者も亡くなった今、あらためてしっかり見るべき映画です。
上映されて50年近くたった今、先入観無しで見れる人がうらやましい。。。
亜輪蔵さん [映画館(字幕)] 10点(2010-12-03 14:54:10)

417.20年ぶりくらいに映画館で見ました。冒頭暗がりで数分音楽が流れ、やっと始まります。途中に休憩があっておわったあとENDのあとにもながなが音楽がながれてやっと終了。約30年前に初めて見たとき同じスタイルでした。映画館で4回は見たはずですが、冒頭いきなり始まったり、休憩がなかったこともありました。(DVDや先日のBSーNHKはいきなり始まった)
CGよりリアルな映像はさすがですね。シネコンの画面は少々狭く、昔の大画面はもっとすごかったなと思います。私が始めてみたのは最初のリバイバル上映のはずですが、当時すでに伝説の映画で予備知識なしに見に行きましたが、猿のシーンが長く続きいったいどうなるのかと思った瞬間、例のカットで宇宙に切り替わります。CMなどでパロディによく使われていましたが、大画面ではじめてみたときの感動は終生忘れられません。よく考えてみるとワンカットがこれだけ印象に残っているは、私にはこの映画だけですね。 mtxさん [映画館(字幕)] 10点(2010-11-06 16:12:47)

416.《ネタバレ》 BSで放送されたので、久しぶりに見た。やはり唸らされるのは、これが1968年の作品だということ。機器類がタッチパネルではなくボタンだったりするなど、さすがにハード類の一部は古臭いが、それを割り引いても驚異的な未来世界の描写である。1968年といえば電卓がようやく出始めたころだから、この世界をつくり上げた創造性には驚くしかない。

宇宙のシーンのBGMにクラシック音楽を用いたというのもコロンブスの卵で、回転する宇宙ステーションと「美しく青きドナウ」は絶妙の組み合わせだ。心地よいイマジネーションに浸ることができる何度見ても飽きないシーン。ステーションや月に向かう宇宙船は「パンナム」となっていて、当時はまさかパンナムが消滅するとは、さすがのキューブリックも想像できなかったらしく興味深い。ヒルトンホテルは現存しているが。

この作品は「理解できる・できない」ということが一つのポイントとなっているが、私には完全に理解できなくても十二分に引き込まれる映画である。説明的な要素は極力省かれ、そういう意味では不親切きわまりないが、説明がない分、見る者の想像に委ねられ、各人各様の鑑賞が保全されているともいえる。また、説明がないこと自体が本作独特の乾いた魅力を生み出している面があり、物事は「わかればよい」とは限らないということを示しているようにも見える。それに、説明的な本作なんぞ見たくない気がする。

ところで余談的になるが、R・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」がメイン的な音楽として使われているためか、ニーチェの超人思想がテーマだとされることがあるが、私的には違うような気がする。ちょっと重箱の隅をつつくようで心苦しいが、ニーチャの説く「超人」とはそれまでの世界(あるいは神の存在)を否定したうえで、己の意思と力のみに依拠して生き抜こうとする人間のことである。モノリスによって誕生した本作のスターチャイルドは、それまでの世界をとくに否定しているわけでもないようだし、何より、己の力だけではなくモノリスという神のような存在の助けを得て生まれているのだから、「ツァラトゥストラはかく語りき」はあくまでも音楽的な効果として用いられたのではないかと思う。 delft-Qさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-10-14 13:00:42)(良:2票)

415.幼いころ初めて見てわけがわからなかった記憶があります。宇宙に興味を持ち始めた少年にとって、まさに興味を惹かれるタイトルなので、そりゃ見てしまいます。
その後、度々見ては、その都度挫折。
今回、久しぶりに見てやっと「面白い」と思えるようになりました。それでも、ラストの意味はよくわかりません。
初見でこの作品がわかった方は尊敬します。
とはいえ、ビジュアルやサウンド・・・SF映画として他の作品と一線を画すのではないかと思います。
鑑賞中に10点か9点をつける気分でしたが、やはり最後・・・難解なのは構わないですが、もう少し時間をかけてほしかったです。
それまで全体的にゆっくり進むのに、最後だけがやっつけ仕事のようにパッパッと終わった印象・・・そこだけ残念です。 午の若丸さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-10-13 20:21:37)

414.何がなんだか分からなくとも、凄いものを観たような気分になれる素晴らしい映画。 TAKIさん [DVD(字幕)] 9点(2010-09-21 20:55:49)

413.《ネタバレ》  SFにはやはり他のジャンルにおけるような「クラシカルな名作」はありえないんですね。どんな名作でも「制作年度を考えれば」という留保条件をつけなければなくなるということが、よくわかる映画でした。
 原始時代、あるいは宇宙船、宇宙ステーションの描写まではよかったんですが、コンピュータの描写とかどうしてもね。
 原始時代のモノリスをきっかけにしての進化は、随分考えるものがありあましたし、現代編のスペースシャトル、宇宙ステーション等は頑張って作ってるなと。
 ただ、自分などは原作読んでるから「あ、スターゲイト」「ほらスターチャイルド」と理解できたわけですが、原作未読の人にとってあのラストは?
いかに凝った画面であろうと映画単体だけで理解されないのは、いかがなものかと
あと、今回強く感じたのは、原作者、製作者の神に対する信仰。
 人類の理解を全く超えた存在があり、それが人間の進化に手を差し伸べる。
キリスト教社会に生まれ育った人間にとっては、何の無理もない発想なんでしょうが、
私のように全く無信仰の人間には、今三ピンときませんでいた。 rhforeverさん [DVD(吹替)] 7点(2010-09-20 11:21:44)(良:1票)

412.《ネタバレ》 「ツァラトゥストラはかく語りき」と「美しく青きドナウ」を聴くとこの映画の場面が無条件に目に浮かびます…。 幻覚@蛇プニョさん [映画館(字幕)] 9点(2010-08-31 17:11:59)

411.《ネタバレ》 「進化」という言葉はときどき耳にするが、目の当たりにすることは無い。それは比喩的に用いられることを除くと、我々が日常に使っている時間概念…「年」や「世紀」など…を超越したところで起こる生物の変貌だから。そんなものを描いているからこそ、本作は真のSF映画なのだとずっと思っている。宇宙に戦闘機が飛んでレーザー砲を撃つような作品とは次元が違うワンダーを秘めている。本作におけるヒトの進化は2段階に分けて行われる。猿人が道具を使う局面と、ボーマンがスターチャイルドになる局面。モノリスの役目とは進化の閉塞状況の打開だと思う。モノリスによって「道具」を与えられた猿人と月や木星宙域まで到達したヒトは、モノリス的な進化の系譜上では同レベル。そして、ボーマンを使ってモノリスは次の進化を提示した。HALの変心も一種の「進化」と解釈していた時期もある。進化には必然が必要なはずで、それがとても啓示的だ。つまり、現代のヒトは 「進化」の袋小路にいるという概念。それは私の実感だ。この100年ほどで急激に進んだ科学文明がどんなレベルに到達するかを見届ける前に私の寿命は尽きるが、このペースで技術が進んだ1000年後の世界に明るい未来を感じない。仮にあらゆるテクノロジーがとんでもなく進歩しても、それを操るヒトは何も変わっておらず、つまり「進化」しておらず、生物として幼稚なヒトとアンバランスに進んだ社会、というイメージしか持てないのである。スターチャイルドは、そんな閉塞概念に対するひとつの回答だと思う。随分と映画のレビューから逸れているが、何かを考える契機を与えてくれることも映画の機能だとすれば、それが最大限に発揮された作品が私にとっての「2001年」でした。学生時代から今日まで、もう何度観たか分からないし2001年も通過しましたが、今後も観るたびに現代や未来のヒトに想いを馳せることでしょう。 アンドレ・タカシさん [映画館(字幕)] 10点(2010-08-20 00:11:25)(良:3票)


410.中学生の時に見たため、すごく難解だったイメージがあったが、改めてみると特別難しくもないと思った。人類の進化、ニーチェの表現を借りれば超人の出現を圧倒的な映像美で描いたオデッセイ。 たっけさん [DVD(字幕)] 9点(2010-08-12 22:56:07)

409.《ネタバレ》 映画というのは客からお金を取って成り立つ商売であって、例えば、ピカソのような芸術作品を美術館に行ってお金を払い鑑賞すると、その絵を理解して納得する人は少ないと思いますが、ほとんどの人は満足し、鑑賞に費やしたお金と時間を後悔する人はほとんどいないと思う。さて、この映画はどうでしょうか。
この映画の余りの異質さに、なんでこんな映画が世に出たんだろうと思った。
この原作を読んだりして、この世界を表現したいと考えたクリエイターは他にもいたかもしれませんが、実際にその方法と資金の両方を持ち得たのは世界でキューブリックただ1人だったということ。この世界を表現してしまったのが、趣味で映像を撮る個人作家やイラストレーターや漫画家ではなくキューブリックだったということでしょう。
映画を見た後に皆さんのレビューを拝見してみると、映画の中に出てきたあの石板の役割や意味が少し理解できたような気がしたので再度鑑賞してみましたが、特に印象は変わることはなかったです。
つまり、面白くないものはどう逆立ちしても面白くないわけであって、原作を読もうが色んな解釈を聞こうが「だから何だ」で終わってしまうことがほとんど。
この映画に限らず、「原作を読んで評価が上がりました」とか「理解できない人は原作を読んだ方がいい」というレビューがあちこちで見受けられますが、映画の評価はあくまでも映画そのもので評するべきだと思います。
この映画の決定的にダメなところが、機械が人間に危害を加えようとするところなんですが、機械に対する考察や知識に欠けていると言わざるを得ません。多くは語りませんが、キューブリックは「ロボット3原則」についてもう少し勉強してからこの映画を作るべきで、それを知っていればHALが人間を陥れようとするくだりはこの映画の中に組み込まれなかったと思いますし、この映画の中でも肝となる部分ですので、ここでのリアリティのない安易な未来観のせいか、どうしてもこの映画に対して安っぽさを感じてしまいます。
それと、細かいところですが、船員二人が球体の中で作戦会議をする時に、スイッチを順々に切るシーンがありましたが、あのスイッチがいかにもアナログ的で笑ってしまった。キューブリックも未来に対しての先見があるようでいて、こんな映画を作って格好つけてはいるけども、やっぱりアナログの時代の人なんだなぁと思ってしまいました。 もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 6点(2010-08-01 20:05:19)(笑:1票)

408.昔、リバイバルをオールナイトで見ました。3回ぐらい連続で見たことになりますが、映画なのか夢なのかごっちゃになりそうな状態でした。狂ったコンピューターハルと船長との対決にうなされそうになった。 きーとんさん [映画館(字幕)] 8点(2010-07-18 16:20:08)

407.全く違和感の感じない映像はすごいと思います。どうやって撮影したかを想像しながら見ていました。リアルさと壮大さを追求して、逆にシュールになってしまったのが面白いと思いました。 色鉛筆さん [映画館(字幕)] 5点(2010-07-16 15:57:38)

406.本作品は映像美及びそれに適した効果的な楽曲、そして観る者が観るたびに色々な解釈を得ることの出来る飽きのこない出来となっている。この映画を観る人はディスカバリー号自体であり、観るたびに新しい発見を得ることが出来るであろう。敷かれたレールに乗って映画を観る人にはこれ以上の苦痛はない。難解とされているが、製作者の意図どおりだけの解釈を求めてもそれはそれでツマラナイと思う。 円軌道の幅さん [DVD(字幕)] 9点(2010-04-19 21:19:14)

405.何度観ても色褪せない大スペクタクル映画。この無限の世界観にただただ酔いしれる。 すたーちゃいるどさん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2010-03-21 01:03:29)

404.映像は賞賛に値すると思うが、いくらなんでも冗長すぎやしないか…。プラス、最後の方は洗脳されてる気分で少し怖くなった。 リーム555さん [DVD(字幕)] 3点(2010-03-03 17:32:23)

403.《ネタバレ》 やはりSF映画の頂点に君臨する作品であることに異論はありません。あまりにも美しい映像の数々に、人類を高みへと導く謎の存在、そして結果人類が到達する新しい境地。まさに宇宙の真理を描いていて、もはや畏敬の念さえわき起こります。
個人的にはやっぱりオリヴィエ・ムルグによる深紅のジンシリーズが映える真っ白い宇宙ステーションのシーンを観る度に心が躍ります。 HAMEOさん [DVD(字幕)] 8点(2010-02-10 21:00:32)

402.《ネタバレ》 映画館でのリバイバルで初めて観たとき、とっても感心したのは猿のメイクでした。着ぐるみかぶった人が演技してるんでしょうが、そう思えなかったんです。洞窟の中で口を大きく開ける姿を見て「え、どうやって作ってんの?」と、そればかり気になりました(笑) 『猿の惑星』とどっちが先か年代を見たら同じ年なんですね! 『猿の惑星』の猿は口が大きく開けられないマスクですが、『2001年宇宙の旅』の猿のマスクは驚嘆します。もしかして特殊メイクではない?? 未だに気になります。着ぐるみつけた人間が演技してるのだったら、ものすごいリアリティだし、本物の猿を使って演技指導したなら、それも驚愕だし。一番印象に残ったのはそれでした。でも、ラストはワケ分からなすぎで決してストーリー的には満足できません。【追記】ここでの過去レビューを読んでいくうちに『スタンリー・キューブリックが後にコメントしているのですが、 「殺す相手がいないので自分で自分を殺し始めた」という事らしいのです。』という情報を知り、これが本当なら作品にひどく幻滅です。バカバカしくて(というか、キューブリックはその場の思いつきで喋ってる気がして冷めてしまった)。ネットで調べていくうちにオリジナルを頼まれた作曲家の扱われ方、リゲティの曲の無断使用の疑惑、クラークが用意して削られたり変更されたエピソードの数々・・・げんなり。原案通りだったら『LOST』なみに面白かったかも。どのみち当時の技術じゃ無理だったろうけど。この映画、時々思うんですけど、ピカソの「アビニョンの娘たち」みたいな扱いに思えます。本気であの絵に「美的に」価値があると思ってる人どれだけいるの? みたいな。批評家が祭り上げた末に、鑑賞者たちが自己の解釈に酔って知的になれたつもりを味わうネタにされてる気がしてならないです。それでも天才の絵にいちゃもんつけたところで、ピカソが天才ってことになってるのはずっと変わらないし「分かる人だけ分かればいいんだ」と気取ってみせればすむみたいな。ホントのところは「シャイニング」に近いレベルの原作者冒涜作品なのかも。技術や予算の問題で削りに削ったあげくの「単なる難解」に対して、鑑賞者が、作者が思ってもいなかったgoodな解釈の数々でフォローして名作に祭り上げられただけなのかも。なんかズルい気がしてならない。けど、一度は大きな画面で見る価値ありです。 だみおさん [映画館(字幕)] 6点(2010-01-06 19:17:08)(良:2票)

401.《ネタバレ》 静寂な宇宙空間の映像と有名な挿入クラシック音楽が眠気を誘うほど心地いいSFファンタジー。ドラマの見所は宇宙船制御コンピュータ“ハル”とのやりとりくらい。突き詰めれば底なしに掘り下げられそうな作品だけどあまり感じることはなかったですね。 獅子-平常心さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-12-31 23:35:28)

400.《ネタバレ》 レンタルで初めて見てその芸術性に感動を覚え、すぐにDVDを買った。
その後何度も繰り返し見て、この間ついに映画館で見た。
オープニングの2分、「人類の夜明け」の猿が道具を使うことを覚えるシーン、そして骨が宙に舞って少しの無音の後ドナウが流れるシーン、次の宇宙船で食事を届けるシーン、もう後は書ききれない・・・。凄すぎるシーンが幾つもある! のははすひさん [映画館(字幕)] 10点(2009-12-23 01:05:26)

399.映像も音楽も良く名作だということは理解できるのだが、私には退屈な映画でした。 doctor Tさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2009-10-10 07:55:40)

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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 498人
平均点数 7.33点
071.41% line
1122.41% line
2173.41% line
3173.41% line
4244.82% line
5408.03% line
65410.84% line
7357.03% line
86813.65% line
99519.08% line
1012925.90% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.14点 Review47人
2 ストーリー評価 7.09点 Review53人
3 鑑賞後の後味 7.06点 Review61人
4 音楽評価 9.21点 Review64人
5 感泣評価 5.90点 Review32人

【アカデミー賞 情報】

1968年 41回
監督賞スタンリー・キューブリック候補(ノミネート) 
脚本賞スタンリー・キューブリック候補(ノミネート) 
脚本賞アーサー・C・クラーク候補(ノミネート) 
視覚効果賞スタンリー・キューブリック受賞 
美術賞ハリー・ラング候補(ノミネート) 
美術賞トニー・マスターズ候補(ノミネート) 
美術賞アーネスト・アーチャー候補(ノミネート) 

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