みんなのシネマレビュー

ハッピーエンドが書けるまで

Stuck in Love
2012年【米】 上映時間:97分
ラブストーリーロマンス
[ハッピーエンドガカケルマデ]
新規登録(2015-11-24)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2017-07-13)【S&S】さん
公開開始日(2015-06-27)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督ジョシュ・ブーン〔監督〕
キャストリリー・コリンズ(女優)サマンサ
ローガン・ラーマン(男優)ルイス
グレッグ・キニア(男優)ビル
ジェニファー・コネリー(女優)エリカ
リアナ・リベラト(女優)ケイト
クリステン・ベル(女優)
スティーヴン・キング本人
脚本ジョシュ・ブーン〔監督〕
撮影ティム・オアー
美術ジョン・サンダース(プロダクション・デザイン)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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6.《ネタバレ》 貞操観念ゼロなのにピュアなラブストーリーだったような気がしてくるのが不思議。
セフレの人妻がいい人で好感度が高い。
ヤク中のガールフレンドも魅力的。
ヤリマンのお姉ちゃんも純情で愛らしい。
いろいろと困難なことはあったけど、最終的には家族揃って良かったね。
でも、ヤク中だけはフェードアウトしたままというのがリアリティがあった。
やっぱり大麻以外はダメだなと思い知りました。 もとやさん [インターネット(字幕)] 7点(2023-03-07 15:34:59)


5.《ネタバレ》  邦題を見て映画を見ました。「ハッピーエンドが書けるまで、Stuck in Love」と英語の題名も書いてあるのですがおそらく多くの人は「ハッピーエンドが書けるまで」という邦題を見て鑑賞するのではないでしょうか?でもこの英語の「Stuck in Love」こそこの映画の主題でありしっくりきます。グーグル翻訳で「Stuck in Love」を翻訳すると「恋に立ち往生」と出てきます。ニュアンスとしては「Stuck」はStickの過去分詞で「動けないくする。はまりこむ」という意味あいになります。愛にはまり込み、動けないそのような感じの題名になります。この「Stuck in Love」という題名にこそこの映画の本質をついていると感じます。

 主軸となる家族が作家一家なので邦題の「ハッピーエンドが書けるまで」という邦題を見てしまうと私の場合は作家としての物語ということが全面に出てしまいました。しかしそうではなく作家一家がはまり込んだそれぞれの愛の形が恋愛を通してどう変化をしていくのかそのようなことを描いた映画ではないかと感じます。

 3年前に離婚をした有名作家の父ビルはあることをきっかけに元妻を待ち続け、長女は父の離婚を体験し「愛」や「恋愛」を否定、弟はイケイケ姉さんとは反対に控え目でロマンチストで大麻中毒というキャラクター達が異性との出会いによって変化をして行きます。
 そして最後にこの3人が見事にそれぞれのハッピーエンドを迎え思いもよらない清々しい感動が同時にやってきます。このようなところにとても洗練された脚本を感じます。

 随所にアメリカらしい感覚がありそれぞれの個性が際立っています。それぞれでいいんだとも感じさせてくれました。そして作家一家ということもあり文学的なことも随所に出てきてどこか知的に感じさせることでとても上品な映画に仕上がっています。

 父が娘のお祝いの席で「鼓動が聞こえた。みんなの鼓動が・・・誰一人動かない。部屋が暗くなっても」という自分の好きな詩を紹介します。そしてまさにこの描写がぴったりなラストシーンへと誘われて行きます。このラストシーンで「鼓動が聞こえた みんなの鼓動が・・・誰一人動かない。部屋が暗くなっても」というナレーションが流れます。この時「詩」というものはその情景や体験したものを「言葉にしているんだ・・・」と改めて言葉の深さを知りますした。その人の体験の深さで詩の味わいも別の次元に昇華して行くんだと感じました。

 個人的に好きなシーンは、ビルの娘の祝賀会に出席したビルの元妻に対して確執から一年以上話していない娘との対面のシーンです。ビルは元妻がなかなか娘に近寄れずにいる時、「勇気をあげよう」と言って娘のあるエピソードを話します。そして母と娘の久々の対面を果たします。しかし娘のつっけんどんな対応を受けてしまいます。
 そして今度はある日ビルは娘に対して母のあるエピソードを話します。この時娘は「今更そんなこといわないで、憎んだままでいいのに・・・」と困惑しながらも今まで自分は誤解していたことに気付かされるシーンです。
 人はなかなか認識や自分のスタンスを変えられないものです。でもこのような自分に変化を起こすことはとても勇気のいることだと気付かされます。そして一見何の取り柄もなさそうなビルの存在が際立ったシーンでもありました。これによって最初抱いていた「おバカ娘」的なイメージも払拭されそれぞれが成熟されたものへと変化を遂げたシーンでもありました。

 とても淡々とした中に飽きさせないストーリー展開があり見入ってしまう作品だと思います。音楽で言えば思わず聞き入ってしまう心地よいフォークソングのような感じです。この作品はおそらくまた見てしまうと思います。その時にはまた新たな違う見方ができそうなそんな深さもある作品です。
レスポーラーさん [インターネット(字幕)] 8点(2018-10-19 11:50:41)

4.《ネタバレ》 なにか何一つ面白くなく、アメリカの若者の病んだ姿を見ただけ。頑張って最後まで観たけど、、、まぁこれがある意味アメリカの若者の姿なら相当終わってる気がするんだけど、どうなんでしょ? まぁギリギリ、あのスティーヴン・キングのご本人のお声(らしいですねこれ)が聞けたことが良かったぐらい。なんじゃこりゃな邦題もダメですな。残念ですハイ Kanameさん [インターネット(字幕)] 2点(2018-09-05 10:20:40)

3.《ネタバレ》 何かこう、さらっと薄味すぎるんですよね。息子とその彼女のドラッグどうこうというのは、掘り下げたらもっと面白く展開できたんだろうけど、入口で「大麻はOK」みたいに言われちゃってるもんだから、その後の障壁や葛藤が少ない(結果、パーティー途中での彼女の失踪というせっかくのシーンも、逆に唐突になっている)。娘とその彼氏の方も、娘はちょっと特殊な性格設定っぽい雰囲気を漂わせていながら、特に何も起こらない。2冊目の本とかいうネタを提供しているんだったら、その内容から膨らませられなかったのかな?キニアとコネリーの夫婦関係は、地道に待ち続けた末の元サヤというのが逆に新鮮だったので、むしろここを全面的に軸にしてほしいところでした。 Oliasさん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-06-12 00:31:29)

2.愛すべき家族のメンバーたち!絶対リリー・コリンズとジェニファー・コネリーは眉毛で親子役を決められたような(笑)。本当にみんながはまり役で、誰も憎めなくて!音楽「Home」もぴったり!繰り返し聴いてしまいます。それとまさに、邦題にげんなり!どうにかしてほしいです。 HRM36さん [インターネット(字幕)] 8点(2017-04-20 11:47:50)

1. この作品のレビューがないとは驚きの気持ちで、書いています。
次作の「きっと星...」でも感涙致しましたが、こちらもなかなかの傑作です。
この監督は、キャストの描写が上手いですね。主人公だけでなく主要キャスト
のそれぞれをキチンと描き、無駄なカットがありません。
音楽のセンスも良く、ずっとフォローしていきたい。監督です。
もう少し気の利いたタイトル付けれなかったのかなー、配給の力不足が
残念です。全体的には、シナリオとしてはドラマ感覚で優雅な悩みが
多い様な気がしますがさらっと楽しむ映画としては、重すぎず良かったかな
と思います。出演者も良いです、絶対おススメ是非観てみて glxynt2さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-05-22 14:36:52)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.17点
000.00% line
100.00% line
2116.67% line
300.00% line
4116.67% line
500.00% line
600.00% line
7116.67% line
8350.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 7.50点 Review2人

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