みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
60.祖国のために勇気をもって行動した人たちを胸にとどめておきます。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-04-28 18:08:13) 59.《ネタバレ》 この作戦の誤算は作戦参謀のシュタウフェンベルクが 戦略家では有ったけれども戦術家では無かった事でしょう。 シュタウフェンベルクは明らかに大局だけを見つつ、この綻びだらけのクーデター作戦を成就しようとしていた。 空白地帯と化している本拠ベルリンにおいて予備兵を総動員し、重要拠点を力ずくで押さえ込む。 あとは出たトコ勝負の時の勢いを借りて、強引に全てをひっくり返してまおう。 確かにその大局的視点においては非常に素晴らしいクーデター作戦でした。 もし、シュタウフェンベルクが少しでも局地的な観点から物事を見れる人間なら ヒトラーが死のうが生き様が、狼の巣から伸びる電話線を全て切ってしまったはずで それは1個小隊ほどの私兵が居れば可能だったはずです。 決行後は事の成否に関わらず、オルブリヒトが直ちに予備軍司令官フロムを拘束し、即時作戦の実行へ移る。 実行後、宣伝相のゲッべルスと宣伝省を真っ先に押さえたのちに 伝令部を制圧して情報統制を図り、その後SS本部、ゲシュタポなどを各個襲撃して行けばもしかするとこのクーデターは成功していたかも知れない。 特に通信兵大将のフェルギーベルに通信遮断を依頼する事自体が間違っています。 彼からは狼の巣から伸びる電話線の位置を聞き出せばあとは事が足りたはず。 また、ヒトラーは自分が反ナチス派から再三狙われている事は、以前から分かっていました。 いま味方としている側近の中にも自分のやり方に対し、迷いが有る事を見抜いていたのかも知れません。 そう考えるとヒトラーは反逆者を炙り出す為に ワザと彼等を泳がせてこのクーデターをを決行させる事で一挙に事態の収拾を図ったのではないか? 実はこの作品はそれも暗に匂わせた作りに成っています。 トレスコウが取りに行ったリキュールを「ココで飲みますか??」と、意味有り気に笑うブラント大佐。拳銃を卓上に出したまま、反逆者の事にも触れています。 別荘で新任の予備軍参謀長であるシュタウフェンベルクを呼び、ギロリと見据え「ワーグナーを知っているな」と、言うヒトラー 「生かす者と死すべき者を選び。。。」この辺りは相当にキワドイシーンです。。。 事実、このクーデター失敗以後は反体制派の大粛清が行われ、敗戦まで1度も暗殺計画は起こってません。 歴史的事実は事実として記録される以上に、深く暗く横たわっています。。。。 【一般人】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-15 18:05:13)(良:1票) 58.《ネタバレ》 史実に基づいている(しかも有名な)だけに、結末はある程度分かってしまっているが見せ方がうまく面白かった。 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-11 23:23:55) 57.史実に沿う、という物語上の制約は確かにあります(クーデターは成功するのかしないのか、という「最後はどうなる?」的オモシロさを期待するのなら)。でもね。やっぱりこの映画のオモシロさって、映像そのものから伝わる凄み、ですよね。まさに力作、映像の凄みがドラマを生み、これによって映画が圧倒的な緊張感をはらみます。そもそも、私が本作のDVDを観ていたら、ロクすっぽ観てなかったカミさんがふと画面に目をやって(最近、DVD観賞に付き合ってくれないのです。ってこんなトコで愚痴ってどうする)、一言、「こういう制服姿って、カッコいいよね」と言ったのが、まさに、映画のストーリーとも、誰が善玉で誰が悪玉かという設定とも、全く無関係に発せられた、本作の本当の魅力を指摘した発言だと感じました(でもたまには一緒にちゃんと観ようぜ。だから愚痴るなっての)。トム・クルーズ演じる主人公、映画開始早々に爆死して「えーもう終わりなの」と心配させられるけど(んなアホな)、実は体に大きな障がいを受けつつも、九死に一生を得る。これまでの映画ではしばしば、肉体の欠損は、安直にも、悪人の象徴として描かれてきたフシがあるのだけど、この映画では、そういった“善悪”ではなく、“狂気”“凶暴性”を表しているかのような。時代の狂気に立ち向かう、それとは別の狂気、そう言って悪ければ、恐ろしいまでの信念。内なる凶暴性が、強固な「制服」の中に渦巻き、まるで嵐の前の静けさ、爆発寸前の緊張感、といったところ。体が不自由になった主人公は、確かにスーパーヒーローのように飛んで跳ねての大活躍、という訳にはいかないのだけれど、わずかに残された指があれば、電話を武器に戦うことはできる。残された指は、敵に対する武器であり、無くした指、手、眼球は、映画を観る我々に対する武器、とでも言えますか。静かで激しい、闘争の映画でした。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-23 04:31:39) 56.これは暗殺計画というよりもクーデター計画であって、殺すことが目的ではなく殺した後に政府を掌握することが目的なのだ。つまり単純な「殺し」ではなく「殺し」も含めた複雑な「謀(はかりごと)」なのだ。映画は断然単純なものを描く方が面白い。それでもブライアン・シンガーはこの「謀」を面白く見せようと奮闘する。反ヒトラー派といってもその思想や思惑は人それぞれであって、当然そこには確執やら葛藤やらというドラマがあって、政治的なあれこれも絡んでくるはずなのだが、そこんところはあんまり描かない。極力、シンプルに。極力、事象だけを見せようとする。結果、面白かった。でも物足りなさもある。ドキドキはいっぱいあった。計画はうまくいくのだろうか。などと思ってドキドキするわけではない。計画がうまくいかなかったことで何が起こるのかでドキドキするのだ。じゃあ何が物足りないのか。おそらく「謀」を面白く見せることとドキドキさせることに関して完璧に過ぎるのだ。怒りとか恐怖とか執念とか、そういった人間的な感情が希薄、、いや違う、そんなもんいらんか、もっと、この映画に不似合いないかがわしいものでこの完璧さにひびを入れて欲しい。って思うのは変か? 【R&A】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-12-17 16:40:14) 55.この映画の最大の欠点は、「ヒットラーは暗殺されない」ってことが歴史的事実として認識されていることだろう。暗殺計画の課程は良く知らないのでドキドキ感もあるが、結果は知っているのでいまいち盛り上がりに欠けてしまう。 ついで言うと、ドイツの話なのに英語でしゃべっているのと、トム・クルーズがドイツ人ぽっくない所もマイナス点だ。 --- 歴史に対して「たられば」は禁句だが、ヒットラー暗殺計画が成功していたら世界は、日本はどうなっていたのだろうか? 考えてしまう。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-09 00:27:09) 54.史実に基づいているということで、結果失敗することが判っていたのでスリルがなくて楽しめなかった。トムクルーズもドイツ人に見えなかったし。期待してただけにちょっと残念。 【ぽじっこ】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-11-02 20:17:59) 53.《ネタバレ》 ヒトラーは爆死したのである。 ヒトラーは死んでない、という情報は、ゲッペルスらが仕掛けたハッタリである。 爆発の後、ヒトラーは一度も画面に姿を現さない。 そして、ヒトラーが本当に存命なら、ゲッペルスが服毒自殺の準備なんかするシーンは必要ない。 なにより、受話器から総統の声が流れる短いシーンに満ちた異様な緊迫感が、逆にこのシーンに潜む虚構性を示している。人はフィクションと手を組まねば、物凄くなることはできない。「ユージュアル・サスペクツ」で描かれたのも、その「フィクションの物凄さ」だった。 「ワルキューレ計画」は、ある意味ではちゃんと成功したのである。ちゃんとヒトラーを吹っ飛ばした。しかし、その後の情報戦で失敗した。軍隊にヒトラーは死んだと信じさせれば大佐の勝ち、生きていると思わせればゲッペルスの勝ちである。ところで大佐にとって重要なのは、ヒトラーの現実的な生死である。爆発成功の後の情報合戦において大佐を支えたのは「爆発をこの眼で見た」という一事だった。一方ゲッペルスにとって大事なのは事の真贋ではなかった。彼はフィクションに賭けた。もし大佐に、ヒトラーが生きていようと死んでいようとヒトラーは死んだと言い切る神経があれば、「ワルキューレ計画」は完成したのだ。 情報戦を司るのは通信室の女子従業員たちである。「ワルキューレ」とは北欧神話で「戦死者を選ぶ乙女」という意味らしいが、通信室の女子従業員たちこそ、この映画のワルキューレなのではないだろうか。 冒頭の「これは史実に基づく物語である」というテロップのウラには、たんに史実をドラマ化せざるを得ない昨今のハリウッドのネタ不足を曝す以上の含みがあり、観客のミスリードに一役買っている。 この映画は、「ワルキューレ計画」はなぜヒトラーを殺すことに成功しなかったのか、全然描いてないがそんなものは描いてなくて当然である。だって反逆者はヒトラーを殺すことに成功しちゃったんだから。 この映画は、なぜヒトラーを殺すことに成功したのに首都掌握に失敗したのか、という問いをもって「ワルキューレ計画」を描き出す。描き方はなんつーかストレートすぎてナンだが、実はその問いは、前提からして結構イカレてる。実はすごく面白い映画なんじゃないかと思う。 副題を付けるなら「珍説!ヒトラーは死んでいた!?」とかなんとか。 【月世界婦人】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-28 17:16:27)(良:1票) 52.《ネタバレ》 キャスティングが素晴らしい。ネットで見たらそれぞれ良く似た人を充てているな~と思いました。もうちょっとハラハラ感のあるストーリーだともっと良かったと思います。 【TINTIN】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-26 01:28:22) 51.《ネタバレ》 史実の映画化ということで、クーデターの展開の甘さはしょうがないとして、シュタウフェンベルク大佐の決起にいたる心理的な描写がもう少し欲しかった。全体的にいまいち盛り上がりに欠けた印象。全体的には美術、衣装など空気感もよく最後まで飽きる事なく観れました。 【ポテサラ頂戴】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-10-10 16:39:38) 50.大作で雰囲気もマルなんだけども、やってることがお粗末ですね。大佐は自爆して一緒に死ねば良かったのでは?などと失礼ながら思ってしまいました。大佐の家族の描き方も少し薄いですね。雰囲気はいいので最後まで見られますが。。。惜しい。 【たかちゃん】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-22 08:07:47) 49.《ネタバレ》 実話もの、大好きです。失敗するのが、わかっていても結構ドキドキしました。ナチス政権に対するドイツ国防軍のクーデター。最後の裁判シーンや処刑シーンは実写が残っているそうでなるべく忠実に再現したようで、とても印象深かったです。それと、やはりゲッペルスの服毒シーン。 【ジブラルタの星】さん [レーザーディスク(字幕)] 8点(2009-09-21 21:13:04) 48.《ネタバレ》 実話物は好きなんですが、どうも英語というのがしっくり来ませんでした。 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-09-18 00:46:45) 47.トムはやっぱり絵になるね。言動一つ一つがカッコいい。展開も、後半になるにつれ、緊迫感が出ていた。トムが演じる信念が一貫しているが、どこか脆いシュタウフェンベルクだったら俺もついて行くかも。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-02 22:27:40) 46.《ネタバレ》 最後まで緊迫感の途切れない演出は良かったです。が、史実に基づいている為に、結果的に失敗し無残に殺されてしまうのは…仕方がないのでしょう(しかしあの爆発で生き残るのはスゴイ)。トム・クルーズの演技は素晴らしいのですが、個人的に、軍服や車両や銃などの装備品などよくできていて&ドイツらしさがいいだけに、英語というのは雰囲気が出ないというか、ちょっと残念だなぁという気持ちが残ってしまいマシタ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-01 22:06:58) ★45.全体を通して緊迫感がありましたが、もっと主人公が苦悩している部分とか内面を見せても良かったのではないでしょうか。ただ、主人公の家族を思う気持ち、国家を思う気持ちは伝わってきました。この時代の話をもっと詳しく知っていればもっとのめり込んで観れたかもと思いましたね。なので観終わったあとネットで色々調べました。 【サバミソマン】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-08-01 10:28:42) 44.《ネタバレ》 元々結果がわかっているストーリーなので、歴史に詳しい人には物足りない映画かもしれないが、一般的にはサスペンスもあり、シュタウフェンベルク大佐の家族との葛藤も表現しており、大佐の苦悩と決断に至る過程を良く描いていると思います。欲を言うならば、かのロンメル元帥も、この暗殺未遂事件にも係わったとされているので、この辺のストーリーも映画に挿入していたらおもしろいかなぁと、個人的には思います。 【なにわのジョージ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2009-07-30 23:22:22) 43.《ネタバレ》 あの爆発で死なないヒトラーは凄い(笑)。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-30 22:05:04) 42.《ネタバレ》 何でもっと強い爆弾使わなかったんだ!そして、仕事は「確認」が大事でしょう!ヒトラーが死んでいるのか、どうなのかはっきりさせないと。トム君演じる人物には名作「クライマーズハイ」の堤真一ような慎重さが欲しかった。ドイツ映画なのに、登場人物が喋る言葉が英語というのは「スターリングラード」でもそうだったから、さほど違和感なかった。しかし、ここに来て、創られる映画のタイトルが「ワルキューレ」とは、センスいいなあ、と感じてしまう。最近、タイトル聞いて、観たいと思う映画が少ない気がする。 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-28 21:45:55) 41.残念ながら 5点.. 真面目には創っているんだけど..映画として面白味が無く、なぜか薄っぺらい..脚本がイマイチなんですね..大事なものがスッポリ抜け落ちてしまっています..最悪なのが、“ 暗殺実行ありき ”の展開..登場人物の葛藤とか心情が全くと言っていいほど伝わってこない..当時のドイツ軍の世情も、ヒトラーの悪行も、ほとんど描かれていないので..主人公の行動に至る動機が曖昧で説得力に欠ける..作中のドラマ、エピソードも淡泊..現代では、ヒトラーが “悪” だと誰もが知っていて、暗殺されて当然、と大前提として観ているから..逆にそれが物語としての醍醐味を殺し、つまらなくしています.. やはり実話ものなら、「シンドラーのリスト」のような、骨太の設定と繊細な人物描写、あるいは、「エリン・ブロコビッチ」や「ホテル・ルワンダ」のような、巧みな脚本と演出、が必須条件..そこから生まれる説得力と、リアルさ..本作はそこが全然なってない..足元にも及ばない..見かけ倒しの力不足作品としか言えません... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-28 12:48:46)(良:2票)
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