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ゴッドファーザー PART Ⅱ

The Godfather: Part II
(Mario Puzo's The Godfather: Part II)
1974年【米】 上映時間:200分
ドラマシリーズもの犯罪ものヤクザ・マフィア小説の映画化
[ゴッドファーザーパートツー]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-12-18)【イニシャルK】さん
公開開始日(1975-04-26)


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監督フランシス・フォード・コッポラ
助監督ニュート・アーノルド
演出伊達康将(日本語吹き替え版【ソフト/リストア】)
キャストアル・パチーノ(男優)ドン・マイケル・コルレオーネ
ロバート・デ・ニーロ(男優)若き日のドン・ヴィトー・コルレオーネ
ロバート・デュヴァル(男優)トム・ヘイゲン
ダイアン・キートン(女優)ケイ・アダムス・コルレオーネ
ジョン・カザール(男優)フレデリコ・“フレド”・コルレオーネ
タリア・シャイア(女優)コニー・コルレオーネ・リッジ
リー・ストラスバーグ(男優)ハイマン・ロス
マイケル・V・ガッツォ(男優)ペンタンジェリ
ハリー・ディーン・スタントン(男優)FBI捜査官
ダニー・アイエロ(男優)トニー
ジェームズ・カーン(男優)サンティノ・“ソニー”・コルレオーネ
ドミニク・チアニーズ(男優)ジョニー・オラ
トロイ・ドナヒュー(男優)ジョンソン
ジョー・スピネル(男優)ウィリー
G・D・スプラドリン(男優)パット・ギアリー
リチャード・ブライト(男優)アル・ネリ
ガストーネ・モスキン(男優)ドン・ファヌッチ
レオポルド・トリエステ(男優)ロバート
エイブ・ヴィゴダ(男優)サル・テッシオ
ジャンニ・ルッソ(男優)カルロ・リッジ
フィル・フェルドマン(男優)上院議員
ロジャー・コーマン(男優)上院議員
ロマン・コッポラ(男優)子供の頃のソニー(ノンクレジット)
ソフィア・コッポラ(女優)船の上の少女(ノンクレジット)
リチャード・マシスン(男優)上院議員(ノンクレジット)
ゲイリー・カーツ(男優)庭の撮影師(ノンクレジット)
ブルーノ・カービイ(男優)ピーター・クレメンザ(青年時代)
山路和弘ドン・マイケル・コルレオーネ(日本語吹き替え版【ソフト】)
森川智之ドン・マイケル・コルレオーネ(日本語吹き替え版【リストア】)
山野井仁若き日のドン・ヴィトー・コルレオーネ(日本語吹き替え版【ソフト】)
田原アルノトム・ヘイゲン(日本語吹き替え版【ソフト】)
山像かおりケイ・アダムス・コルレオーネ(日本語吹き替え版【ソフト】)
牛山茂フレデリコ・“フレド”・コルレオーネ(日本語吹き替え版【ソフト】)
谷口節サンティノ・“ソニー”・コルレオーネ(日本語吹き替え版【ソフト】)
渡辺美佐〔声優〕コニー・コルレオーネ・リッジ(日本語吹き替え版【ソフト】)
大木民夫ハイマン・ロス(日本語吹き替え版【ソフト】)
稲垣隆史ハイマン・ロス(日本語吹き替え版【リストア】)
佐々木敏パット・ギアリー(日本語吹き替え版【ソフト】)
水野龍司サル・テッシオ(日本語吹き替え版【ソフト】)/パット・ギアリー(日本語吹き替え版【リストア】)
藤本譲ペンタンジェリ(日本語吹き替え版【ソフト】)
竹口安芸子ママ・コルレオーネ(日本語吹き替え版【ソフト】)
長島雄一ドン・チッチオ(日本語吹き替え版【ソフト】)
宝亀克寿ドン・チッチオ/アル・ネリ(日本語吹き替え版【リストア】)
内田直哉若き日のサル・テッシオ(日本語吹き替え版【ソフト】)
桐本琢也若き日のサル・テッシオ(日本語吹き替え版【リストア】)
稲葉実ドン・ファヌッチ(日本語吹き替え版【ソフト】)
西村知道アル・ネリ(日本語吹き替え版【ソフト】)
岩崎ひろし若き日のピーター・クレメンザ(日本語吹き替え版【ソフト】)
仲野裕ジェンコ(日本語吹き替え版【ソフト】)
石井隆夫ジョニー・オーラ(日本語吹き替え版【ソフト】)
杉本ゆう若き日のママ・コルレオーネ(日本語吹き替え版【レストア】)
定岡小百合(日本語吹き替え版【ソフト】)
辻親八(日本語吹き替え版【ソフト】)
木村雅史(日本語吹き替え版【レストア】)
大川透(日本語吹き替え版【ソフト】)
亀井芳子(日本語吹き替え版【ソフト】)
野沢那智ドン・マイケル・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
青野武若き日のドン・ヴィトー・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
鈴木弘子ケイ・アダムス・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
大塚国夫フレデリコ・“フレド”・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
穂積隆信サンティノ・“ソニー”・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
宮内幸平ハイマン・ロス(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
雨森雅司ペンタンジェリ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
石丸博也ジェンコ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
大宮悌二ドン・ファヌッチ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
兼本新吾ドン・チッチオ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
千葉耕市司祭(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
弥永和子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
沼波輝枝ママ・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
秋元羊介若き日のピーター・クレメンザ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
上田敏也サル・テッシオ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
笹岡繁蔵若き日のサル・テッシオ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
高島雅羅若き日のママ・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
内田稔パット・ギアリー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
木原正二郎アル・ネリ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
幹本雄之ジョンソン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
亀井三郎(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
高村章子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
平林尚三(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
片岡富枝(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
浅井淑子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
筈見純(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
松田洋治(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
仁内建之(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
荘司美代子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
水鳥鉄夫(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
嶋俊介(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
村松康雄(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
原作マリオ・プーゾ
脚本マリオ・プーゾ
フランシス・フォード・コッポラ
音楽ニーノ・ロータ
カーマイン・コッポラ(追加音楽)
撮影ゴードン・ウィリス
製作パラマウント・ピクチャーズ
フレッド・ルース(共同製作)
フランシス・フォード・コッポラ
配給CIC
美術ディーン・タヴォウラリス(プロダクション・デザイン)
アンジェロ・P・グレアム(美術監督)
ジョージ・R・ネルソン
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン)
衣装セアドラ・ヴァン・ランクル
ヘアメイクディック・スミス
編集バリー・マルキン
ピーター・ジナー
リチャード・マークス[編集]
録音ウォルター・マーチ
字幕翻訳菊地浩司(ソフト/リストア)
その他マイケル・S・グリック(プロダクション・マネージャー)
カーマイン・コッポラ(指揮)
ロナルド・コルビー〔製作〕(ロケーション・スーパーバイザー)
メリッサ・マシスン(ローケーション・アシスタント)
ジェームズ・カーン(サンクス)
ピーター・ジナー(海外ポスト・プロダクション)
あらすじ
ドン・ビトー亡き後、三男マイケルが後継者となったコルレオーネ・ファミリーの内部からの崩壊と若き日のドン・ビトーの生き様。シチリア生まれの孤児ビトーは移民としてNYに渡り、イタリア人街で次第にその頭角を現す。その三男マイケルはラスベガスを支配し、さらにキューバ利権を狙うが折りしもキューバでは革命が勃発し…。対照的な二つの時代、二人の男の物語を平行して描く大河ドラマ。

】さん(2004-03-23)
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【クチコミ・感想】

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299.《ネタバレ》 裸一貫でスタートしながらも、仲間を増やしつつトントン拍子で成功を収める若き日のヴィトーと、金も権力も持った状態でありながら、何かもがうまくいかないマイケルの対比。マイケルは優秀なビジネスマンではあるが、人間というものが見えていなかったのです。だから組む相手を間違えるし、身内のグリップにも失敗してしまう。そして、マイケルの行動原理は一貫してファミリーの合法化であったにも関わらず、事態を収拾しきれずに殺しでカタを付けざるをえなくなるという皮肉な結末。
本作はテーマの打ち出し方が素晴らしかったし、過去パートと現在パートを同時進行で見せるという製作当時としては掟破りの構成が監督の意図した通りの効果を上げているという点で、第一作並みに優れた作品だと思います。 ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2017-03-18 02:48:40)

298. マフィアの内幕を描きながら家族愛をテーマとした重厚な大河ドラマ。イタリア系移民街の実情を見事に再現しているが、観客の共感・感情移入を意識してかマフィアの暗黒面をかなりマイルド化した感は否めない。
 ヴィトーとマイケルの対比が鮮やかで、一族の発展・組織の拡大と裏腹な家族の離反は皮肉な展開。アメリカ人好みのルーツ探しにも通じ、退任したばかりの某前大統領が好んだ映画というのも頷ける。
 ヴィトーが犯罪に手を染めざるを得なくなる経緯は丁寧な描写だが、その後の成り上がりヒストリーが弱過ぎる。「これは家族の映画だからマフィアの怖さはあまり描かなくてよい」わけではないと思う。
 R・デ・ニーロのしわがれ声は前作のM・ブランドの声に似せたつもりだろうが、よく聴くと声が一定していない。そんな細工をせず地声でもよかったのではないか。A・パチーノの終始無愛想な表情はドンとしての孤独と苦悩を滲ませるが、一面的過ぎて味わい不足。時に発する怒声も単調さを覆すに至らない。 風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-01-22 14:32:54)(良:1票)

297.何がそんなに響くのか続編も立て続けに作品賞とは。策略をめぐらせた買収、裏切、報復の殺し合いにはそれなりに引き込まれるけど、1作目から延々と続けられると食傷気味になる。組織の為という重みもあまり伝わってこないので、家族や仲間への対応も打算的で薄っぺらに感じてしまう。 ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-01-17 23:21:48)

296.《ネタバレ》 パート1と同時に何度も観ているのですが、とにかく引き込まれます。パート1を観たあとパート2が観たくなり、逆にパート2を観たあとはパート1がまた観たくなるという不思議な映画です。2作を比較してみると、マーロン・ブランドはあくまで家族を大切にしながらも、それが組織の成功につながっていくという動きに対し、アル・パチーノは組織を優先にするも、家族は崩壊していくという皮肉を感じました。何だか今の世の中、会社組織を表しているようで怖いです。マーロン・ブランドの「家族を大切にしない奴は、男じゃない」という台詞がありましたが、まさにこの言葉がすべてのメッセージを含んでいるのではないでしょうか。また、年を重ねた段階でこの映画を観直そうと思います。 金田一耕助さん [DVD(字幕)] 9点(2017-01-05 17:55:00)

295.続編として素晴らしい出来だが、この映画単体での中身もとても濃い。
登場人物が分かりにくいところもあるが、ビトーとマイケルの時代の入れ替わりは分かりやすい。
最後の場面が回想シーンというのがまた効いている。映画を代表する映画だろう。 simpleさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2017-01-02 22:34:48)

294.《ネタバレ》 初代ゴッドファーザーが亡くなり、内部抗争の張本人の三男マイケル(アル・パチーノ)が、最初は頼りないながら、2代目ゴッドファーザーとなるのだが、修羅場をくぐるに連れて、迫力が出てくる。面白かったとしか言いようがない。 SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 9点(2016-04-16 07:40:04)

293.1ありきの2。数値を全振りしている。私にとって極上のエンタメです。 なさんなさん [DVD(字幕)] 10点(2016-03-19 01:19:58)


292.《ネタバレ》 映像から重厚さがよく伝わってくる。そしてアル・パチーノとロバート・デ・
ニーロが若い!若いのになんであんなに威厳や渋みを表現出来るのだろうか。
lalalaさん [DVD(字幕)] 8点(2014-11-12 10:03:32)

291.《ネタバレ》 今さらですが最高の続編です。父の若い頃と現在マイケルの描写を同時進行する事で1の補足、マイケルが経験を積んでファミリーを守っていく思いが伝わってきます。 zekeさん [地上波(吹替)] 10点(2014-08-10 03:41:53)

290.《ネタバレ》 文句無しに10点。2作目のつくり方としてまったく無駄がない。less is more aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 10点(2014-08-06 01:19:32)

289.人間模様が上手く描かれています。すばらしいですね。 cogitoさん [ビデオ(字幕)] 8点(2014-08-02 00:37:52)

288.前作に続き、ほんとよく練られた話だ。しかも2世代同時進行で魅せてくれるなんてねえ。そしてパチーノとデニーロの存在感が圧倒的すぎます…見た目もカッコよすぎるわけですが。さて、やはりと言うか2作目も普通に観終えただけではやや食い足りません。時間ない方は、1回通しで観た後にでもネットでネタばれ調べてみるのがお勧めです。いろいろと感づかされるところがあるやもしれません。そうするとまた通しで観たくなってきます。3時間以上もあるのに、ですよ。やっぱすごい映画だと思います。 ライトニングボルトさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-07-01 10:42:13)

287.《ネタバレ》 「ゴッドファーザー」は好きなシリーズだが、特に「PARTⅡ」はもう何度見たか解らない。
人によっては「PARTⅠ」こそ最高という人もいるだろう。
だが、俺は冒頭からヴィトの悲劇で始まり、ヴィトが栄光を掴んでいく“光”とマイケルが様々なものを失っていく“闇”が交錯する「PARTⅡ」が一番好きだ。ヴィトだけでなく、マイケルの過去も映されるんだ。ヴィトの思い出と混ざりながら。
初見の者にとって、ヴィトが今後どうなるかが気になって最後まで画面に釘付けにされたのだから。
シチリア島で葬儀が行われるシーンから物語は始まる。父、兄、母親まで地元のギャングに殴りこんで失ってしまうヴィトの悲劇。この瞬間からマイケルの復讐が始まり、同時に彼を救ってくれた島の人々の優しさがヴィトに生きる力と人を助ける愛情を育む。村の名前がヴィトを守る“偽名”となって。だから彼はシチリアに戻って来たのだと思う。困っている仲間や家族を守るために覚悟を決め、彼らの代わりに引き金を引いて。
彼らが奥さんの手作りパスタを美味そうに食べるシーンは和む。どうしてこの映画はあんなにも飯を美味そうに食うのだろうか。クレメンザとソニーは若い頃(物心つく前)からつるむ仲。
前半2時間のクライマックスを飾るのは、そんなヴィト自らが暗殺に向う場面だ。
ヴィトがどん底から這い上がり仲間や家族を得る一方、現代のマイケルは後半1時間30分をかけて最盛期からまた次々に最愛の仲間や家族を失っていく。フレドとコニーの何気ない会話が、別れの挨拶になるなんてさ。
華やかなパーティーですら暗い影が差し、寝室に銃弾の雨が振り込み安心して眠る事も出来ない。
議員も机の上の大砲をマフィアのボスに向けてケンカ腰。
痩せていたアル・ネリは亡きクレメンザの代わりを果たすかのように膨れ上がる。
数多の血みどろの殺し合いの後に、以前のマイケルたちが揃って食事をする場面なんかもう何回見ても泣きそうになっちゃうよ。ソニーは元気だし、コニーにブツブツ言ったりフレドとじゃれあう姿なんて・・・それが独りで煙草を吹かし、現在のマイケルの瞳に光が失われて幕を閉じる。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 10点(2014-06-26 19:38:01)(良:1票)

286.「パート2はコケる」というのが世間の定説ですが、この作品では徹底的なディテールと二代目と比較する形で初代の人生(前日譚)を綴っている点から、コケるどころかより良くなっている部分すらありました。

本作は二代目(アル・パチーノ=現在)と初代(ロバート・デ・ニーロ=過去)の「人生の比較」という非常に難しいことをやっていますが、本作ではパート1に負けないほどの重厚なエピソードとストーリー展開を見せます。細かく丁寧に描写された人間ドラマは、マフィアに興味がない一般人でも感情移入がしやすく、ただのやくざ映画に成り下がっていません。
やはり見所は二代目の強引な成り上がりぶりと比較される、若き日の初代の素敵なカリスマ性です。初代=(父)はやくざであっても魅力的で誠実、興味深い人間性がありましたが、二代目にはそれが一切ありません。時代の流れもありますが、組織を守るために極悪非道な二代目の振る舞いが兄弟、姉妹、嫁すらもファミリーから遠ざける結果になってしまいます。もちろん全てが二代目のせいではありませんが、ファミリーが内側から崩壊してゆく様が空しく、そして物悲しくも壮大に描かれています。

今作でも家族愛はしっかり描かれていて、普遍的で深いテーマ性は揺るいではいません。しかしながらパート1と異なりかなり強引で歪んだ家族愛が描かれていますので見ていて痛々しいです。(まあ、これも含めて家族なのかなぁと・・)

このシリーズはある程度精神年齢が高くなってから鑑賞すると、より深い感銘を受けると思います。折をみて繰り返し鑑賞したい映画ですが、時間に追われて鑑賞すると本質が理解できずに見終わることになりますので、慌てずゆっくり鑑賞してみてください。文句なしの大作映画に仕上がっています。 アラジン2014さん [ビデオ(字幕)] 10点(2014-05-03 13:30:19)(良:1票)

285.《ネタバレ》 公開当時は、「あんな完璧な映画に続編なんかあり得ない、冒涜だ」と頑なに観ることを拒んでいた自分が懐かしいです。PART.1で原作のほとんどの部分をなぞってしまったので、現代のマイケルの物語はコッポラで回想シーンは原作者のマリオ・プーゾと分担して脚本が書かれたそうですが、考えてみればやっぱり『ゴッドファーザー』はマイケルという人間のその後を描かなければならなかったということで、続編製作は正しかったんでしょうね。コッポラが担当した現代編はラッキー・ルチアーノやバグジー・シーゲルのエピソードをアレンジした実録ものの味わいで、古風なヴィトーが活躍する回顧編とはまるで違ったタッチなのですが、それが見事に融合してギリシャ悲劇の様な重厚なサーガにまで高められています。良くデ・ニーロの神がかり的演技が取り上げられるのでけど、私はアル・パチーノの凄味を通り越した鬼気迫る演技こそ称賛されてしかるべきだと思います。間違いなく彼の生涯最高のパフォーマンスで、こんな人が後年にはだみ声で演説する様な演技しか出来なくなるとは残念なことです。ケイに自分の子を堕胎されたと知った時のマイケル、自分はこんなに絶望する人間をスクリーンで観たことはありませんでした。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-03-01 21:16:13)(良:1票)

284.《ネタバレ》 最高です。色、音楽、ストーリー、映像。デ・ニーロがしぶい。 竜ヶ沢中段さん [DVD(字幕)] 10点(2014-02-06 22:15:18)

283.現在なら「ゴッドファーザー0」と「part2]に分けて製作され、それぞれそこそこの良作になったと思います。
この2つが合わさることで、人が集まってくる創業者と人が離れていく2代目のコントラストを充分楽しませてもらいました。
たたき上げの成功者にはもちろん、お坊ちゃんと見られてしまう2代目にも多大な苦労があるのは世の常。
会社、政治家、芸能人・・・事業承継はほんと難しいと思いますが、この作品のPART2への承継は何とかうまくいったようです。
デ・ニーロ贔屓のため先代のストーリー主体で見てしまいましたが、当時無名だったというには驚きの存在感でした。
後のことを考えれば、よくぞここで抜擢してくれたものです。 午の若丸さん [DVD(字幕)] 8点(2013-12-31 14:57:33)(良:1票)

282.《ネタバレ》 ○午前10時の映画祭にて1作目に続いて観賞。○どうしても1作目と比べてしまうが、娯楽性に富んだ1作目の方が面白く感じる。ストーリーとしてはロスとのやり取りをもう少し楽しみたかった。○アル・パチーノは1作目より眼力が増してマーロン・ブランド程とまではいかないが存在感を増している。また、デ・ニーロも1作目でマーロン・ブランドが見せたしゃがれ声を完全にマスターしさすがの存在感。○1作目と比べると落とし所がいまいちかな。 TOSHIさん [映画館(字幕)] 7点(2013-11-02 17:10:40)

281.《ネタバレ》 この映画は「楽しめる条件」がある。
1 PartⅠの内容を”しっかり”把握している
2 登場人物の多い洋画に慣れている

この2つの条件は必須

あとは
3 遠回しな言い方・直接は表現されない感情に気づける

これもほしいね。

で、この条件がないとひたすら苦痛の3時間20分が待ってる
この条件があれば最高傑作だな

私には2がなかった。調べないと分からなかった。

で、2回目見たら凄い良い映画!



欠点を上げるとすれば、長編小説が原作の映画特有の説明不足感は否めないってこと amierさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-07-10 14:58:51)(良:1票)

280.《ネタバレ》 ファミリーを守ろうとすればするほど、ファミリーは崩壊していく・・2代にわたるマフィアの隆盛と苦悩を描いた傑作。内容とは直接関係ありませんが、マフィアはスーツ姿もかっこいいんですよね。着こなしも勉強になります。 東京ロッキーさん [DVD(吹替)] 9点(2013-05-23 18:45:07)

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【点数情報】

Review人数 319人
平均点数 8.35点
000.00% line
110.31% line
210.31% line
320.63% line
410.31% line
5175.33% line
6216.58% line
73410.66% line
87021.94% line
97824.45% line
109429.47% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.61点 Review18人
2 ストーリー評価 8.03点 Review30人
3 鑑賞後の後味 7.78点 Review28人
4 音楽評価 8.74点 Review27人
5 感泣評価 6.84点 Review19人

【アカデミー賞 情報】

1974年 47回
作品賞 受賞 
主演男優賞アル・パチーノ候補(ノミネート) 
助演男優賞ロバート・デ・ニーロ受賞 
助演男優賞マイケル・V・ガッツォ候補(ノミネート) 
助演男優賞リー・ストラスバーグ候補(ノミネート) 
助演女優賞タリア・シャイア候補(ノミネート) 
監督賞フランシス・フォード・コッポラ受賞 
作曲賞(ドラマ)カーマイン・コッポラ受賞 
作曲賞(ドラマ)ニーノ・ロータ受賞 
美術賞ジョージ・R・ネルソン受賞装置
美術賞アンジェロ・P・グレアム受賞美術
美術賞ディーン・タヴォウラリス受賞美術
衣装デザイン賞セアドラ・ヴァン・ランクル候補(ノミネート) 
脚色賞マリオ・プーゾ受賞 
脚色賞フランシス・フォード・コッポラ受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1974年 32回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)アル・パチーノ候補(ノミネート) 
監督賞フランシス・フォード・コッポラ候補(ノミネート) 
脚本賞フランシス・フォード・コッポラ候補(ノミネート) 
脚本賞マリオ・プーゾ候補(ノミネート) 
作曲賞ニーノ・ロータ候補(ノミネート) 

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