みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
8.《ネタバレ》 TV版を除くシリーズ3作を続けて観ました。3作とも違う作品でした。そして、本作が最も見応えがありました。いくつか視点がありますが、まずタイトルの「リジェネレーション」はヴァン・ダム世代に終止符を打つ意図の表れと感じました。総合格闘家のアルロフスキーが演じた新世代ユニソルの方が明らかに強い。ストーリー上はヴァン・ダムが勝ちましたが、あれは花道ですね。そのアルロフスキーの戦いは見応えがありました。総合格闘技の迫力が初めて映画で取り上げられたという意見です。ナイフでとどめを刺す前に、これでもかとばかりに殴り続ける執拗さがリアルでした。そして、ヴァン・ダムとラングレン。初作で対決した二人の再戦はキレがあるという類いではなく泥仕合。かませ犬同士が取っ組み合っている様相。そもそもユニソルは死体を生き返らせた兵士で、戦うこと以外に意義を持たない存在。それはヴァン・ダムが精神のリハビリを断念して戦いに赴くことで念押しされる。衰えた肉体に鞭打って戦う両者とユニソルの宿命が絶妙にオーバーラップして、アクションシーンなのに寂寥感が募りました。「その男ヴァン・ダム」で感じた寂寥感も無意識に重ねていたのだと思う。ラングレンの最後なんて、悲しい存在以外のなにものでも無かったです。終始無表情で台詞の少ないヴァン・ダムは、3作目にして初めてユニソルの設定を正面から演じました。戦いの場から走り去る後姿が印象に残ります。ストーリーはシンプルというより陳腐に近い趣きですが、哀愁を感じさせるアクション映画として評価したいです。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-24 01:30:41) 7.《ネタバレ》 元の作品というか、そもそも『ユニバーサル・ソルジャー』というのがシリーズ物ということを全く知らずに鑑賞。ということでこのシリーズは今作が自分には初体験。そのせいかもしれませんが、まずユニバーサル・ソルジャーとは何ぞやというところで理解に時間を掛けてしまいました。 さて内容のほうはというと、アクションのはずなのになんかすご~く淡々と・・・。映像も全体的に暗い印象だし、盛り上がりは無かったかな。しかし誘拐犯側の兵士が、政府側の兵士4人を肉弾戦で制圧してしまうシーンは彼の圧倒的な強さに少し感動しました。 しかし自分的にはそれくらいでした。知らなかったとはいえシリーズを最新作から観てしまうという失態をやらかしてしまったので、もし今後機会があるならちゃんとシリーズを順番どおりに観直したいと思います。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-05-30 20:58:20) 6.本国ではDVDスルーの作品、しかも「Ⅱ」「Ⅲ」「リターンズ」をなかったことにするというお手軽な作り(都合の悪い続編をなかったことにする作品は、たいていロクでもないもの)だったので完全に舐めた目で鑑賞しはじめたのですが、冒頭の襲撃シーンの完成度の高さでいきなり面喰いました。ベテラン監督ピーター・ハイアムズが撮影に参加しているためか、見せ場の作り込みにおいて本作はかなり光っています。ユニソルvsユニソルのバトルには「人以上の者同士の死闘」という迫力があり、重量感やスピード感において、時にそこいらのアメコミ大作をも超えている瞬間がありました。ついに覚醒したヴァンダムがテロリストを片っ端から倒して回るアクションもこの上なくカッコよく、見せ場については大満足の仕上がりとなっています。しかし残念なことにお話の方が弱いため、映画としてはかなりつまらんです。90分足らずの作品ながら、途中で飽きてしまいます。そもそも、ロシア首相の娘・息子がチェチェン過激派に誘拐された事件において、その鎮圧に出動するのがロシア軍ではなく米軍という設定が理解不能で、さすがはワールドポリスとしか言いようがありませんでした。原発に仕掛けられた爆弾を72時間以内に解除しなければならないというタイムリミットを準備しながらそのタイムリミットが演出上ではまったく活用されていなかったり、人質の救出と爆弾解除というふたつのハードルを設けてしまったためにミッションの目的が分散してしまったりで、映画全体を貫くべき緊張感が致命的に不足しています。さらには、次世代型ユニソルを除くテロリストが異常なまでに弱く、さらにバカで、米軍の侵入を何度も許してしまうために状況の切迫感が皆無に等しい状況となっています。おまけにユニソルの悲哀を描こうとしたドラマ部分も弱く(旧ザクのような哀愁を漂わせていたヴァンダムは良かったのですが)、脚本上意図していた物語をまるで形に出来ていません。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 5点(2011-05-17 19:39:50) ★5.《ネタバレ》 これはユニソルのタイトルを使う必要もないと思った。しかもユニソルなのにユニソルが中心でまわっている気がしない。ジャン・C・ヴァンダムもドルフ・ラングレンもやはり歳には勝てないのか、魅せる格闘は見られずタックルなどの力技でゴリ押しばかり。全体的に銃撃戦や格闘シーンがあっけなさ過ぎる。ミッション終了と同時にストーリーは終わり、その後の経緯も語られずに尻切れとなってエンドロールが流れる。リターンでのリュックの子供にも全く触れられておらず、全く別物になってしまった。初代が好きだっただけに本当に残念。 【シバラク・オバマ】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-05-07 21:29:26) 4.《ネタバレ》 容赦なしに撲殺するシーンが多くて、ドキドキした。JCVDとドルフさんが大暴れするのはラストの30分くらいだけど、充分楽しめた。でも、やっつける順番逆のが良くないかね? 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-26 22:11:50) 3.《ネタバレ》 あの映画の3作目。ヴァンダムvsラングレン!!これが一番の売りであり目玉だったはずなのにわずか数分とは・・(泣)しかも二人・・あ、いやヴァンダムが暴れまくるのが後半30分のみ。ラングレンに至っては10分ほどの出演時間(アチャー)はもっと残念。二人の対決が何回か見たかったのに主役級の扱いであるアンドレイなんちゃらかんちゃらの鬼畜すぎる暴れっぷりに押されてなんか印象が・・。あんな結果になったのに作る気みたいの4作目でラングレンはどうやってカムバックするのかが気になってしゃーないです。あーモヤモヤ感がたっぷりだー!!! 【M・R・サイケデリコン】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-01-28 11:31:01) 2.ヴァンダム、そしてドルフ•ラングレン。 この両雄対決が再び観れた事にまず感激! でも流石に年老いた印象、頑張ってるけどアクションに キレがなくなったかなぁ。 2人の決闘もあっさりだし、ラングレンの最後のセリフ聞きたかったなぁ。 そもそもストーリーはありがちだし、シリーズの原点が10年以上昔なのだから ユニソルという兵士の設定自体が古くさい。 作戦は幼稚だし、クライマックスまで盛りあがらない。 せめてヴァンダムとラングレンが共闘して新世代ユニソルに向かうとか っていう方向性もありだったと思う。 正直、製作サイドからこの作品にかける意気込みが伝わってこないのは残念。 「その男ヴァンダム」を観て彼を応援したし、「エクスペンダブルズ」の 出演を断ってでもこの作品にかけた情熱は褒めたい。 それから、ヴァンダムとラングレンにこれだけは言っておきたい。 「エクスペンダブルズの続編は出てください。 けど映画会社の消耗品にはなるなよ!」 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-27 00:16:58)(良:1票) 1.《ネタバレ》 カーチェイス、銃撃戦、格闘とアクション映画としては充分に楽しめました。特に格闘シーンは本物の迫力で非常に楽しめました。が、ヴァン・ダムお得意のスーパージャンプキック&スローモーションがなかったのが少し残念。あとせっかくドルフ・ラングレンを復活させたなら、もう少しユニソル同士の悲しい対話を描いて欲しかったです。いきなり格闘、決着じゃもったいない。ヴァン・ダムと女性科学者との交流も含め、もう少しストーリーを掘り下げれば、もっと良くなったのにと思います。ヴァン・ダムは最近ずっとしかめっ面なので、たまにはハッチャけたヴァン・ダムも見たくなりました。 【バナナシェイク】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-06-28 18:43:47)
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