みんなのシネマレビュー

実験室KR-13

THE KILLING ROOM
2008年【米】 上映時間:94分
ホラーサスペンス
[ジッケンシツケイアールサーティーン]
新規登録(2009-09-27)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2010-11-30)【8bit】さん
公開開始日(2009-11-14)


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監督ジョナサン・リーベスマン
キャストニック・キャノン(男優)
クレア・デュヴァル(女優)
ピーター・ストーメア(男優)
ティモシー・ハットン(男優)
クロエ・セヴィニー(女優)
シェー・ウィガム(男優)
音楽ブライアン・タイラー〔音楽〕
編曲ブライアン・タイラー〔音楽〕
撮影ルーカス・エトリン
特殊メイクK.N.B. EFX Group Inc.
グレゴリー・ニコテロ
その他クリストファー・クリコウスキー(ポスト・プロダクション・スーパーバイザー)
あらすじ
ある心理実験に参加すべく応募した4人の治験者。一抹の不安を漂わせながらも静かに始まった実験。しかし、一発の銃声とともに、実験室は恐怖と戦慄で満たされることに…。かつてCIAが行っていたとされる恐ろしい実験が、今また闇の組織の手によって行われる。果たして、その目的とは?

タコ太(ぺいぺい)】さん(2010-07-18)
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【クチコミ・感想】

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18.《ネタバレ》 『es』と『CUBE』を足して面白味を差し引いた感じ。爽快感が低いのは、タネ明かしが加害者(科学者)サイドで行われたから。バッドエンドだとしても、被害者側から真相に辿り着いていたら多少はスッキリしたと思います。 目隠シストさん [DVD(字幕)] 4点(2014-03-21 22:09:14)

17.《ネタバレ》 ベースとなる設定はハリウッドで多く製作されているソリッド・シチュエーション・スリラーと同様のものなのですが、これを被害者の側ではなく、仕掛人の側から描いている点が本作の特色。視点を移動させただけで映画の印象には大きな変化がもたらされており、なかなか面白い切り口の映画だと思いました。科学者達が被験者を淡々と追い込んでいく様には、なかなか空恐ろしいものがあったのです。ただし、この切り口には大きな副作用もありました。厳しい状況からどうやって突破口を見つけ出すのかというサスペンスや、黒幕は一体誰なのかというミステリーが失われてしまうために、類似作とはまったく違う見せ場を準備しなければならなかったのです。。。
本作の監督を務めたジョナサン・リーベスマンは、『テキサス・チェーンソー/ビギニング』を、リメイク版第一作はおろか、トビー・フーパーのオリジナルをも凌駕する鬼畜ホラーの傑作に仕立て上げた人物。思えば『ビギニング』もまた、被害者が誰ひとり助からないことが明らかになっているという設定上の大きな制約条件を抱えていた作品であり、その点を考えると、彼は本作の監督についても最適任者であったと言えます。果たして彼は本作をどう料理するのかに注目していたのですが、残念ながら本作では『ビギニング』ほどの仕事を見ることはできませんでした。監督がスポットライトを当てたのはクロエ・セヴィニー演じる新人科学者であり、非人道的な実験を傍観する彼女の心境がどう変化するのかを映画のハイライトとしたのですが、この点がどうにも弱かったために、作品全体が締まらない結果に終わっています。彼女が抱えるジレンマを、もう少しわかりやすい形で観客に提示すべきだったと思います。。。
さらに本作を残念な結果に終わらせているのは、公開時期を完全に逃してしまったという点です。情報機関による米国民の盗聴や、グアンタナモやアブグレイブでの異教徒に対する拷問など、対テロ戦争に勝利するためには手段を選ばなかったブッシュ政権に対する批判が本作の根幹にはあると思うのですが、本作が公開された2009年にはすでに民主党のオバマ政権に代替わりしており、今さら感が出まくっています。 ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 5点(2013-04-24 00:51:26)

16.《ネタバレ》 ここ最近はこういう密室系スリラーみたいなものが多いですよね。なんだか、過去の歴史とか実際の実験めいた素振りをしているけど、純粋に娯楽作としてみればまずまずの出来なんじゃないでしょうか。MKウルトラ計画というものは本当にあったらしいけど、この作品のような内容とは全くの別物で、要はそういう事例を借りて今流行の密室スリラーをやりましたって言う事ですよ。 真面目に考えたら、「人間兵器」なる人材を発掘するために何人もの人が死ななきゃいかんわけで、全くもって非効率ですからね(汗)。「テキサス・チェーンソー ビギニング」の監督による作品ということで、「テキサス~」では荒れ狂うむき出しの狂気を描いたという感じだけど、本作は、もっと組織的で冷淡な狂気ですよね。人間というのは、個人個人では恐ろしいことは出来なくても、組織に組み入れられるとそれが可能になっちゃうみたいなところがあるんで、そういう狂気を描きたかったんじゃないかと思います。 あろえりーなさん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-19 14:14:31)


15.《ネタバレ》 序盤に紅一点の女性が殺される、誰も予想できない展開でこれはいける!と期待大であったが、その後の展開に…。この類は、心理描写、心理変化を描かないと…。 たこちゅうさん [DVD(吹替)] 5点(2012-04-15 23:16:12)

14.《ネタバレ》 効率悪いし、あの黒人さんは無理だと思う。 ベルガーさん [DVD(字幕)] 5点(2011-05-19 17:21:51)

13.《ネタバレ》 まとめると、一般市民から人間兵器となるべく人材を発掘するための実験ですよね。実際にあったのかもしれないけど、犠牲の大きさに比べてとんでもなく効率悪い。これ考えたやつは、頭いいかもしれないけど大バカ。 ライトニングボルトさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-04-18 02:54:48)

12.《ネタバレ》 ええと、ネタバレますけどもムスリムのスーサイドソルジャーに対抗するものを作るために、これだけのことをするというのは、ものすごく効率が悪いですね、という映画か。違うか。
ムジャヒディンを1人送り出すために、どれだけのお金と時間がかかっているのか私はよく知らないが、おそらくこの研究施設とは全く比べ物にならないほどであろう。
それを考えると、この映画でやっていることは、ものすごく効率が悪い。
そりゃそうだ、「平和」なところで「死んで来い」と言っても、「わかりました」という人はあまり居ないので、「平和」なところでそういうことを言わせるまでにはものすごい労力が必要だということなのですね。
すると、これだけのことを隠蔽しながらしなければならないのならば、新型兵器の研究開発のほうに金と人をかけたほうがいいのではないか、という当然の疑問になる。
すると、この映画にはほとんどリアリティが感じられないのであるなあ。
本来は「死んで来い」に「YES」と簡単に言わせるには、故郷が攻められるという切羽詰った状況さえあれば、「YES」が生まれるのである。キリスト教圏では、そうでない国よりちと難しいとは思うが。
日本では本土が攻められていなくても、「YES」と言った若者たちがおおぜい居て、わずかばかりの別れ酒と覚醒剤を与えられて、飛び立っていったのだ。この映画のような施設で長時間洗脳などされていなくとも。
…そんなことはもう思い出したくないし、考えたくないが。
クロエはいい女優さんだと思うが、ホラーとかスリラー向きではないのではないだろうか。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-04-12 23:01:39)

11.《ネタバレ》 やっぱりアメリカではこういう実験ってあるんですかね。心理学的実験とか薬物実験とか。そういうの総称して"治験"なんでしょうが、いやはや恐ろしいものです。映画の出来はどうあれ、こういう実験があっても自分は絶対に志願するまいと強く思いました。治験の報酬相場が一日拘束で70~100ドルくらいって言ってましたが、自分なら間違っても報酬250ドルくらいで「ヒュ~♪」とか言わないであろう。実験の度合いにもよるが、5万は欲しい。

映画の感想と言うより治験に関する興味を引き立てられるような内容でした。まあつまり、映画自体はあんまり記憶に残らなかったと言う事なんですが。
「本当にこんなことをしてるのかもしれない」と思わせるような要素がもっとあれば、観てる側にも緊張感が伝わるのですが。 TANTOさん [DVD(字幕)] 5点(2011-03-08 13:57:04)

10.《ネタバレ》 どこから面白くなるのかとじりじり観ていたら終わってしまった。観る者の忍耐力を試す実験か?ネタバレを傍観するシチュエーションを面白く見せるのは相当難しいことが分かる。 lady wolfさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-10-20 12:19:51)

9.《ネタバレ》 主観的だけではなく客観的に見られてる部分に落ち度があるという感想が多いが、自分はそれが逆によかった。これは一連の密室シリーズと違ってあくまでも実験を、客観的(観察室、観客)と一緒に見、一緒に感情を揺さぶられていく映画なんだと思う カップリさん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-16 01:34:01)

8.《ネタバレ》 まずリアリティーが薄い。これは致命的で本気でこの実験をしていると観る人に思わせないかぎり駄目でしょう。
それに警告の意味合いが含まれない限りこの映画の存在意味すら感じないですね。
まあ、こういうの考える人の愚かさが出ているという感じがします。
森のpoohさんさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-08-22 23:51:49)

7.《ネタバレ》 「es」的な実験を題材にしたソリッドシチュエーションスリラーかと思って期待したのだが、大きく期待はずれ。いきなり被験者の一人が射殺されて始まる物語は、面白くなりそうなシチュエーションなのだがね。被験者たちの視線だけで物語を進めれば、何が起こっているのか分からない不安感や緊張感を観客も共有できるのに、ご丁寧にも観察者側の視点もしつこくしつこく挿入するため、すぐネタバレしてしまい、被験者・観察者のどちらにも感情移入できないのが×。また、これといった起伏もなく淡々と物語が進むため、中だるみが激しく途中で眠くなること必至で×。非常に惜しい作品。 しぇんみんさん [DVD(吹替)] 4点(2010-07-22 23:45:33)

6.《ネタバレ》 酷評をするほど面白くないとも言えず、さりとて特筆すべき秀逸さもない、なんとも中途半端な消化不良感溢れる作品。
類似シチュエーションの作品が多々ある中、しかも、複数の先行ヒット作がある中、どうしても工夫が必要。この作品は、工夫し間違えてしまいましたね。
感情ある観察者の存在と治験者への直接関与、過度の説明行為、観察者もまた観察されているという余計な設定等々。実験の目的の意外性を演出出来ないばかりか、ぜ~んぶオープンにしてしまってる。ネタを明かして尚且つ観客を惹きつける、なんてのは至難の技なのに挑んでしまい、結果、素材を生かしきれませんでしたね。
ただ、結構真剣に観てしまったのでオマケの5点献上です。 タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 5点(2010-07-18 01:49:27)

5.《ネタバレ》 この映画を表すと「面白くない理不尽」
ソウやエス、キューブなどの似たような映画は理不尽であっても面白い。
なぜなら、それらには観客を納得させる要素が含まれているからだ。
ソウならば黒幕の動機、エスならば実体験とリンクさせられる説得力、キューブなどは理不尽さそのものが映画の根幹をなす。
しかし、この映画は観察者が最初から出ずっぱりで、ご親切なことに同情までしてくれる。
はっきりとした目的こそ明かさないものの、国家が関わっていることも、仕掛けを発動させるタイミングも、観客に教えてくれる。
何せ、被験者たちが取る行動まで細かく教えてくれるのだ。
「(音を出して)刺激を与える」とか「ヒントに気づいた」とか。
なにせ通気口から逃げ出せるかも、と被験者が視線を飛ばした瞬間「逃走路発見」と来る。
これでは被験者側に感情移入など出来ようはずもない。
では、観察者側はというと。
まず苛々するのが、女博士のフラッシュバックと妄想。
何回もするほどのことだろうか。
次に伏線の張り方。
9.11をそんな早くから匂わせたら興ざめというものだ。
質問文が堅い文面で外国人を思わせる、というのも、女博士に説明させたら駄目だ。
せっかくイスラムっぽい話し声が聞こえるという仕掛けがあるのだから、被験者が質問文と併せて、アルカイダに拉致されたと推理させるべきではないか。
そして、ラスト近くで実験の目的が明らかにされるのだが、幾つか首をかしげるところがある。
まず、実験であるのにいつのまにか育成になっている。
作中で実験とされているものははどちらかというと育成、もしくは判別プログラムである。
次に、黒幕の男が生存者に対して放った一言である。
どう考えても軽率極まりない行動、言葉であろう。
なにせ、実験(と称するもの)はまだ終わっていないのだから。
そして、最後にあの被験者が黒幕の望む人間になれるのかということ。
むしろ誰も傷つけたくないと自殺してしまうような気がするのだが。
というか私なら9.11の遺族をそういう存在に仕立て上げる。
こっちのほうがより効率よく、かつ間違いがないような気がする。
倫理的には大いに問題があるが、いまさらな話である。
そもそも、アルカイダ側のそれは、そういう人達が多いのではないだろうか。
アルカイダがKR計画を実行しているとは思えないし。 いぬきよさん [DVD(字幕)] 3点(2010-07-16 05:54:18)(良:1票)

4.《ネタバレ》 うん、黒人さん、厳選された一人というかヘタレにしか見えなかったっす。8時間の実験をおよそ1時間ちょいでまとめちゃう展開の早さは違和感を感じましたが同じシチュエーション系の「SAW」と「CUBE」のいいとこを取って低予算でやっちゃいましたー感は否めません。なので先が読めるのはつらい。何かちょっとした捻りがありゃよかったんだけどなぁ・・。まぁ低予算・舞台が変わらないという点はサンダンス映画祭が好きそうな映画でしたね。 M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 4点(2010-06-02 01:28:57)

3.《ネタバレ》 『MKウルトラ』という実際にあった実験を題材にしたのはいいんだけど、いまいち面白さが足りないかな。もっと謎っぽくすればよかったんですけど。あと人数が少ないせいか展開がスローに感じました。 あんどりゅ~さん [DVD(字幕)] 3点(2010-04-26 00:10:07)

2.《ネタバレ》 実際あったということで、人体実験のようなこのテーマ自体はおもしろいと思う。でも、映画としてのパンチ力はないように感じた。女の人が、助けるか、助けないかの葛藤を描くシーンも今まで使い古された感じで、誰でも思いつきそう。初期のSAWの雰囲気を出したかったのかな思いますが、完敗な感じがしました。

あの黒人の方がビビリ役というのも、しっくり来ませんでした。

密室サスペンスが好きで、実際にあったという気持ちを持ち続けながら観られる人はいいかもしれません。 コショリンさん [DVD(字幕)] 3点(2010-04-19 03:07:08)

1.予告編の出来があまりにも良かったものだから期待していたのだが、見事に裏切られた。最初の緊張感も徐々にダレてしまったし。事実?サスペンス?よくわからない。これが実話だとすると怖いけれど、映画としては面白くなかった。 はりねずみさん [DVD(字幕)] 4点(2010-04-18 17:34:17)

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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 4.28点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
3527.78% line
4422.22% line
5844.44% line
615.56% line
700.00% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.50点 Review2人
2 ストーリー評価 3.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 1.50点 Review2人
4 音楽評価 2.50点 Review2人
5 感泣評価 0.00点 Review2人

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