みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
60.悪い人間がほとんど出てこなかったり、 倒れた馬は見せても死ぬ瞬間を見せないのが、スピルバーグ映画って感じ。 きれいにまとまっているように見えるけど、リアリティーはあんまり感じない。 馬の演技は迫真で良かったけど、 人間のエゴに振り回されている様は、見ていて気持ちよくはなかった。 【2年で12キロ】さん [DVD(字幕)] 6点(2022-06-05 09:16:05) 59.《ネタバレ》 外国のおとぎ話を観ているような印象。 馬好きの人にはどうかわからないけど、特に大きな感動も得られず。 戦争は不毛だなとか人間のエゴでいいように利用される馬が気の毒、という薄っぺらい感想に。 過度に馬を擬人化したりするところと脱走した兄弟を射殺するシーンが個人的にNG。 そして、射殺した後馬を探さずに帰ったのが不可解。 製作がスピルバーグとかジョン・ウィリアムズとか本当なのかな。 【banz】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-10-30 13:22:51) 58. 絵はきれいだし、馬にも乗ってみたいと思いました。が、それぞれのエピソードがうまくつながっていない気がしました。スピルバーグの映画にしては緻密さが足りないと言えるかもしれません。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-01-25 22:07:19) 57.よくできてるとは思うんだけど、その分逆にアザトイというか。戦争と動物で「これでもかっ!」って所がね。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-01-02 21:02:30) 56.《ネタバレ》 長い、長すぎる。最後になって、こういうことだったのかとわかったが、それにしてももう少し短くまとめられなかったのか。あと、戦争に馬を使っていたというのがカルチャーショックでした。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2015-11-27 13:45:48) 55.第1次世界大戦を背景に、軍用馬として徴用されたサラブレッドを主人公とし、その数奇な運命と、戦時下における人間と馬の交流を絡めて描くロードムービー。故に長い。全体的に感動要素テンコ盛りで少々ゲップが出る。逆光を活かした撮影は絵画的画面の連続で、時には影絵のような効果も。特に室内シーンはフェルメールの絵画を思わせる。ヨーロッパの牧歌的な時代を舞台にしてヴィスコンティを意識したか?塹壕内での毒ガスによるアルバートの目の負傷は終盤への伏線であり、口笛を吹いてジョーイと再会する場面へと繋がる。クライマックスは鉄条網に絡まれた馬の救出をめぐる英独の休戦シーン。敵味方を超えての会話やカッターを一斉に投げるシーンなど出来過ぎの美談の感もあるが、第2次世界大戦におけるリリー・マルレーンの例もあり、決してメルヘンとも言い切れない。特筆すべきは馬の表情の豊かさで、擬人的な演出が随所にみられる。ラストの帰郷シーンは、遠景ショットのシルエットが印象的な、余韻の残る場面だった。 【風小僧】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2015-11-08 14:54:40) 54.馬の力強さ、美しさはよく伝わりました。あとは特に・・・。やっぱり登場人物の魅力が今一つなのが残念。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-04-22 21:03:24) 53.《ネタバレ》 冒頭、馬の姿と、馬を見つめる少年の視線とが提示され、やがて馬と少年とを同じショットに収めるシーンが提示されることで、両者の距離が縮まっていくことが表現される。なんてのは、映画の定石なのかも知れないけれど、全編にわたって、登場人物たちが、馬への視線を介して何らかの形でつながっていくというのが、やっぱり感動的なんだな。しかも、馬があくまで生き延びていくのに対し(そりゃ途中で死んじゃったら映画が繋がらないので)、人間たちは戦争下、アッサリと、実にアッサリと命を落としていく、この残酷さ。馬が生き延びていくことが、我々に残された数少ない希望となります。少年もやがて兵士として戦場にやってきて、毒ガスにより目を負傷してしまう。愛馬と距離的には近づいていながら、少年はかつて愛馬に注いだ眼差しを一時的に失っている、というハラハラさせられる場面で、今度は「音」が効果的に使われるのが印象的です。そしてまた、包帯で目隠しされた彼の代わりに、周りの者が、そして我々が、泥まみれになった馬の汚れを落とし、馬への視線を送る役目を担うことになる、というクライマックス。怖い場面はひたすら怖く(『プライベート・ライアン』と同じ撮り方はしない。“同じ”は、怖くないから)、それだけに優しい場面がどこまでも優しい、この素朴な計算高さが、スピルバーグの魅力だなあ、と。このヒトには逆らえん……。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-12-30 06:43:31) 52.ストーリーなんかはかなりどうでもよくて、スピルバーグならではの映像や美術関係の美しさ、そして何より躍動し続ける(弱っている場面でも)馬の肉体の撮り切りをひたすら鑑賞し続ける作品。要するにスピルバーグは、とにかく馬が動き、止まり、走る絵を撮りたかったのであって、逆に脚本も演出も全部それのためにあったのだ。もっとも、役者の演技がみんなことごとく低調なのは気になった。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-12-04 03:40:33) 51.馬がとても可哀相なお伽話っぽい映画です。馬への深い愛情を描いているシーンも、所詮道具としかみていないような人間の本質が垣間見えて、改めて馬の従順さに感心させられます。人が創り出した最高の芸術品とも呼ばれているそうですが、サラブレッドよもっと怒れ! 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-18 17:32:36) 50.最初から「大作」感が漂う映画。 戦争に巻き込まれる「奇跡の馬」の物語であり、観ているうちにとても愛しい存在になっていく。 特に印象に残るのは最後の風景(シーン)で、凄く美しい。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-16 20:58:24) 49.《ネタバレ》 馬を通して神話的に詩情豊かに描かれるのは 戦争の悲惨さや無意味さ、 またそこに監督が抱いてるであろう騎士道であったり憧憬的なものであったりだと思います。 戦争に憧憬やロマンを抱いても、結局は人からすべてを奪う状況でしかないのだと思う。 そういった状況に放り出された若者たちの悲惨さだとか戦争の怖さや残酷さが伝わってくる場面があった。 リアルな戦場の場面があってその状況をちゃんと伝えてたと思う。 スケールの大きな話なのに状況が分かり易かったり、 馬の表情がよく撮れていたりと、 やっぱスピルバーグはプロだなぁと思った。 大作主義の中に親しみやすさとエンターテイメント性も含まれていたと思う。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-02-13 21:51:02) 48.《ネタバレ》 ○スピルバーグらしい絵作り、展開なのだが全体として可もなく不可もなくといった印象。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-31 23:54:41) 47.《ネタバレ》 私、映画も好きなんですが、競馬も好きなんです。競馬を見始めてかれこれ20年以上。その関係でリアルな馬に接した事も何度もあります。意外と知られてませんが、馬って犬とか猫くらいには頭いいんです。この映画に出てくる馬は「サラブレッド」という競走に特化した品種の馬です。脚の速さは馬の中でもピカ1ですが、脚が弱く気性が激しいので農耕にも向いてないし軍馬にもまったく向いてません。(まぁ豚に羊の面倒みさせるよりは向いてるかもしれませんが)そのあたり劇中でも台詞等で説明がありますが、やはり知識として頭に入っている方が、これがどれくらい馬にとって酷な話なのか理解しやすいかな、と思います。この映画で馬を好きになった方は、ぜひ府中(東京)競馬場にお越しください。府中競馬場ではタダで体験乗馬とかやっていて気軽に馬と接する事ができます。それに改装されて設備もきれいですし。馬券を買う事だけが競馬場の楽しみではないのです。 あと、戦車好きとしては劇中に登場するリアルなⅣ型オス戦車にもドキドキで…(Ⅳ型戦車のオスは6ポンド砲。メスは機関銃を積んでるので見分けられるのです…ってもうマニアしかわからないw) 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-24 16:05:40) 46.やっぱり上手いなあ、感動のさせ方が。技巧的ではあると思うけど、この手練れ感はさすが巨匠。ジョーイをめぐる様々な人々のドラマを、細切れではあるけれど目一杯きちんと描きこんで消化不良にさせない。馬が相手だと、イギリス人もドイツ人もフランス人も分けなく愛を持って接する描写が多く、そのたびにああ、ありがとう、とほっとする。馬にあれだけの演技をされては、飼い主とめぐり合う場面すら「どんだけ驚異的な確率だ」と茶々を入れる気も失せる。馬すごいな。これは特撮なのかしら。馬同士の友情にぐっとくるなんて初めてだ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-10-04 00:44:17) 45.《ネタバレ》 しなやかな馬の肢体と疾走感だけでも充分に見どころがあるのですが、随所に挟まる描写に「きれいごと」を感じて個人的評価を下げました。ジョーイの人間的な献身や戦線均衡地帯での英独兵士の遣り取りなどです。本来は感動ポイントなのでしょうけど。有刺鉄線のバリケードをいくつも引きずって暴れまわったら、あの程度じゃ済まないことはかつての大仁田厚を見ていれば分かることで、そのあたりも「きれいごと」でした。裂傷だらけの馬が見たいのでは無く、傷口を見せない演出が見たかった。スピルバーグは思い切った冷徹な描写も出来る人ですが、本作ではそれを封印してファンタジックにまとめています。そのスタンスが本来のスピルバーグとも言えますが、私は物足りなさを覚えました。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-09-15 01:51:51) 44.《ネタバレ》 二日酔いに苦しみながら見に行って、あまりにも感動してしまいさらに体調を崩してしまった思い出の映画です。故郷に凱旋した馬の崇高な姿に涙がぼろぼろと…王の帰還だ!と思いましたね。馬だけど。 【カニばさみ】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-08-18 16:12:29) 43.《ネタバレ》 私は映画に夢を観たいので、スピルバーグが愛情いっぱいに監督したこの作品の展開と結末大好きですよ。ぜんぜん話違うけど「名犬ラッシー」大好きな方なら共感してもらえるんじゃないかなと。イギリス兵とドイツ兵が有刺鉄線に絡まった馬を共に助けるシーン、ベタかもしれないけど、それでもいいじゃないですか、美しいです。馬の純粋さに人間の愚かさがより際立ったとしても、その愚かさにどこかで嫌悪し、またどこかで共感しながら作品を楽しめる今の世の中がなんだかんだで幸せなんだなって思いました。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-07-09 15:14:08) 42.《ネタバレ》 決して動物が嫌いなわけじゃない。家で犬を飼ってそれなりに可愛がったこともあるし、あるいは目前で酷い動物虐待が行われてたら、やめさせるために何らかの手段をとると思う。 ただ、人間の命よりも動物の命を大事にするようなのは、ちょっとどうかと引いてしまう。毒ガスまで駆使して、お互いの国家のためと自分たちの生存のために戦ってる敵同士が、馬一匹救うために命をかけ、救った後はまた殺し合いを再開するのが、どこが美談かちっともわからない自分にはこの映画は無理ですね。(映画には、全く関係ないんだけど、そこらへんでホームレスが餓死してても眉一つ動かさない人が、クジラが打ち上げられると大騒ぎして、命を救うために懸命に働くのも、自分的には理解不能の現象です) 【rhforever】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-04 06:08:21) ★41.《ネタバレ》 さすがはスピルバーグ。淡々とした展開も、見事な演出でグイグイと引き込んで離しません。アッ!という間の2時間とちょっとでした。少し引っ掛かったのは、主人公の父親のこと。戦友を助けていても、人を殺していることで決して誇ろうとはしない。そんな立派な父親なのになぜ簡単に馬を殺そうとしたのか?惚れ込んで無理して競り落とし、息子が愛情込めて育て上げたというのに。感情が高ぶっていたとはいえ、どうしても理解出来なかったですね。何であんな演出をしたのか?スピルバーグに聞いてみたいです。それと作風が牧歌的なためか、プライベートライアンのような戦争の悲惨さはあまり伝わってきません。なんてったって馬が主人公であり、その馬の目線からの戦争、なのですから。その馬が有刺鉄線に絡まって動けなくなっているのを、イギリス兵とドイツ兵が助けるシーン。一番好きなシーンです。戦争がなければこうして分かり合えるのに。友にだってなれるのに。映画の中である将校が言います、戦争は大事なものをすべて奪っていく、と。それは物だけでなく、人と人の繋がりなんかもそうなんだと、痛く胸に突き刺さってきました。ラストシーンは出来れば、エミリーに会いにいくシーンで終わって欲しかったかな。もちろ馬に乗って・・・。 【Dream kerokero】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-07 16:43:10)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS