みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.《ネタバレ》 たしかに人間の王とオークの族長はムダ死にだ。次に繋がらない。 【TERU】さん [インターネット(吹替)] 5点(2023-02-24 21:13:25) 5.《ネタバレ》 CGは確かに見応えあり。 劇場の大画面だったら尚更だろう。 ポーラ・パットンがハロウィンの仮装をしている様で最後まで馴染めなかった。 ストーリーは、、、正直良く判らず。ゲームの映画化って難しいんでしょうね。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-05-24 10:29:24) 4.《ネタバレ》 俺たちオークの故郷は滅びつつあり、生き残るためには新天地が必要だった――。ここは人間やドワーフ、エルフや魔法使いがそれぞれに同盟を結び、平和的に暮らす異世界。絶大な信頼を受ける国王の下、長い間平穏な暮らしを送ってきたこの世界にある日、邪悪な影が忍び寄る。森の奥深くに突如として開いた緑色の光を放つゲートから、凶悪なオークの一族が侵入してきたのだ。邪悪な魔術の使い手である呪術師に率いられたその軍勢は目の前にあった人間の村を瞬く間に焼き払うと、王国の中枢部を目指して突き進んでゆく。一方、いち早く危機を察知した王国の騎士団長であるローサーは落ちこぼれ魔法使いカドガーとともに、国の守護者として強大な力を有するメディヴという男の元を訪れる。彼に王国が存亡の危機に立たされていることを知らされたローサーは、オークの軍勢を撃退するために彼らのうちの反逆者と密約を交わすのだったが…。人気ファンタジーゲームを基に、SF界の俊英ダンカン・ジョーンズ監督が壮大なスケールで映像化したヒロイック・ファンタジー。細部にまで拘ったこの濃厚な世界観や、ふんだんにお金をかけただろう迫力の映像は充分評価に値すると思います。人間の何倍もの力を有するオーク族たちの巨大な身体なんて、今にも汗の匂いが漂ってきそうなほどリアル。こいつらが巨大な狼に跨り、群れを成して迫りくる様はなかなかの迫力でした。青と緑の鮮やかな光で表現された魔法シーンもジョーンズ監督のセンスが冴えていて、とても格好良かったですね。と、この造り込まれた世界観は確かに素晴らしかったのですが、肝心のお話の方は僕は首を傾げざるを得ませんでした。ゲームをやったことのある人には常識なのかもしれませんが、何の予備知識もない人間にとってはこの当然のように語られる邪悪な魔術〝フェル〟や、何故か国の守護者となっている謎の男の存在、オークの交雑種である捕虜となった女、魔法使いの聖地らしきキリン・トア…。この一見さんお断りな感じ、僕は正直途中から付いていくのがしんどくなりました。それに続編があるのか知りませんが、物語を投げっ放しのままで終わるこのラストもいかがなものか。せめて何らかのカタルシスを与えてほしかったです。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-06-29 00:08:11) 3.「月に囚われた男」や「ミッション 8ミニッツ」を撮ったダンカン・ジョーンズ監督が描くファンタジー作品とくれば、 否が応でも観ないわけにはゆきません。 人間とオーク、両種族のドラマ性を絡めた世界観の構築は見事、ただオチも含めて全体的に消化不良は否めない。 恐らくシリーズ作品を見越しての作りだとは思うので仕方ないのですが、期待させるわりに伏線が機能しておらず、終盤の盛り上がりに欠けた。 題材としては魅力的なオリジナリティがあるわけでなく、そこそこ知名度ある地味なゲームがバックボーン。世界基準で興行を考えるとリスキーなのは確か。二作目はデュロタンとドゥンガの息子(誰に拾われた?)。新たな守護者とそれに纏わるフェルの謎が話の軸になるのかな?このところファンタジー映画は元気ないので頑張ってシリーズ化して欲しいところでですが、期待と希望を込めても6点献上が関の山。 最後に一言。 ウーヴェ・ボルだけは絶対に監督やらせちゃダメです。ゲームの映画化といえば俺様だろっとしゃしゃり出て来られても困ります。 ウーヴェさん、あなた演出の才能ないですから。笑 【シネマブルク】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-01-28 16:40:08) 2.《ネタバレ》 まずウーヴェ・ボルがゲーム会社に映画化を持ち掛けたものの、「お前にだけは絶対に撮らせない」と門前払いを受けたというちょっと良い話もあるこの企画。代わって高い評価を受けているダンカン・ジョーンズが脚本と監督を引き受けたことで、本作はかなりレベルの高い作品となっています。中世風の世界におけるファンタジー作品は『ロード・オブ・ザ・リング』関連を除けばほぼ失敗作ばかりであり、ハリウッドにとっては鬼門ともいえるジャンルなのですが、ジョーンズは原作ゲームのデザイナーを多数起用するとともに、ポストプロダクションに20か月もかけてビジュアルを練り上げ、なかなか見ごたえのある世界観を構築しているのです。 話の内容もかなりの熱量を持っています。テンションの高い合戦シーンに、多くの登場人物が誰かしら身内を失うという情念の入り混じったドラマ。また、きっかけは善意とは言え、禁忌とされる力に手を出して世界を危機に陥れたことを後悔しながら死ぬメディヴと、一度は責任から逃げ出したものの、師匠の臨終の場で守護者としての自覚に目覚めたカドガーのドラマには胸を打たれるものがありました。これまでセンス良い系として通ってきたジョーンズが、これほどストレートな娯楽作を作ったことは意外でした。 ただし問題点もあります。主人公の一人であるデュロタンはいち早く闇の陰謀に気づき、不毛な戦争をさせられそうになっているオークと人類を和解させようと奔走し、最後には非業の死を遂げるものの、彼の死が大勢にまるで影響を与えていないのです。彼が命をかけて挑んだ決闘ではオーク達の心を動かしたかのように見えたものの、結局は何も変わらないまま戦争が始まってしまう。同様に、人間側の王の自己犠牲もまるで報われておらず、一部のドラマがうまく流れていません。これらは続編へ向けた伏線なのかもしれませんが、単独作品としての満足度を下げる方向に作用しているのでは元も子もありません。またポリティカルコレクトネスへの配慮からか、ヨーロッパ風の甲冑を来た軍勢の中に黒人や東洋人が混じっていたことは、せっかくの世界観をぶち壊しにしています。有色人種の姿が見えないと脊髄反射的に難癖をつけてくる一部のクレーマーのせいで、映画の完成度が損なわれていることは残念でした。 以上の問題点が祟ってか批評家からは否定的なレビューが目立ち、興行成績は損益分岐点ギリギリという期待外れの結果に終わりましたが、これだけ素晴らしい世界観や高い技術、張り巡らされた伏線を捨てるには惜しい企画です。ダンカン・ジョーンズも続投を切望していることだし、お願いだから続編を作ってね、トーマス・タル。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-01-14 21:43:11)(良:1票) ★1.《ネタバレ》 この手のファンタジーものはどれだけその世界観、その設定を受け入れられるかで感じ方が変わってくると思う。本来なら荒唐無稽な空想世界なわけだから、頭空っぽで楽しめばいいだけのはず。しかし日本の漫画・アニメ文化は何年も前から、独自の世界感を徹底した細かな設定で構築し、私たちに提供し続けてきた。その結果、世界中にマーケットが拡大し、今や日本経済の一端を担うまでに発展した。このことからも分かるように、どっぷりとその繊細で神経質なほど細かな漫画・アニメ文化に浸かってしまった私は、そうそう簡単にノー天気モードにシフトチェンジしにくい体質になってしまっていたんです。 で今回のこの「ウォークラフト」ですが、ファンタジーもののお決まりのごとく人間・ドワーフ・エルフ・魔法使いたちが一つの世界で共存共栄しているわけです。そこに別世界の住人であるオークたちが侵略をしてきます。人間たちは他の種族に共に戦おうと呼びかけますが、誰も彼もが自分の身は自分で守れと言って協力しません。不思議なことにオークに襲撃されてるのは人間の村だけなんです。でも国王が死んだら急に共に戦うと言い出す始末。なんだかな~。 納得がいかないというか消化不良なことは他にもあります。オークたちを率先してリーダー的立場に居るのが魔法を使える奴なんです。コイツの魔法は生き物の生命力・命を吸い取って自分の力にしてしまうというトンデモな能力。こんな恐ろしい能力はいずれ仲間をも破滅しかねないと、オークの中のある種族の長が反発します。そしてこの長が魔法使いに1対1の決闘を申し込みます。しかしピンチになった魔法使いは反則である魔法を使って勝利してしまい、多くの反発を買うことに。自らの命を捨ててまでみんなに魔法使いの恐ろしさを伝えたかった長の努力が報われた、と思いきや反発した連中の命を吸い取って、これでもまだわたしに逆らうか!と脅したらみ~んなあっさりと従う。えぇぇ!!??ですよ、マジで。そりゃ~ないっしょ。 そもそもそんだけすごい魔法があるんなら、なにも戦士に戦わせなくてもその魔法で敵なんかいくらでも倒せちゃうでしょ。いやマジで。 てな具合に細かなことを気にしすぎてしまったせいか、思いのほかドハマリするまでにはいかなかったです。ただね、やっぱり個人的にこういう毛色の作品は好きなので、ど~しても甘甘になっちゃいますね。なのでサービスして6点です。はい! PS:国王の安っぽさは何とかして欲しかったな~・・・www 【Dream kerokero】さん [映画館(字幕)] 5点(2016-07-02 00:17:13)
【点数情報】
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