みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
16.《ネタバレ》 最初の設定、そして小人生活が始まるくらいまでは面白いのだが、後半若干宗教じみてきて、ノアの方舟的な話に。 もう少し、小人の利点、小人の楽しさと、普通の人間との差をつかってコメディにしてくれた方がよほど面白かったと思う。 【シネマファン55号】さん [インターネット(吹替)] 5点(2021-10-05 12:10:26) 15.《ネタバレ》 SFらしい着想は素晴らしい。 オープニングタイトルに至るまでの描写から「おぉ、これから何が始まるのか?!」と言う ワクワク感はなかなかのものだった、が... 物語中盤から話の方向が妙にシリアスなものとなり、ダウンサイズした事など殆ど関係ない展開へ。 あれ、いったいどうしちゃったの?と混乱している私を横に置いて映画は終了しておりました。 何がどう作用したのかわかりませんが、恐らく監督さん本人が途中で訳が判らなくなってしまった様な。 物凄くちぐはぐで変な作品です。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2019-09-25 12:15:58) 14.《ネタバレ》 いまや危機的状況にある環境汚染を劇的に改善させるために編み出された、究極の手段。それは人間の身体を10センチ程度のミニサイズに縮めてしまうこと。そうすれば人口爆発も食糧危機も地球温暖化も全て根本的に解決されるはず!そんな理想(妄想?)を掲げた科学者が、研究に研究を重ね、ついにその方法を実現したのだった。主人公であるポールは経済的な理由もあって、妻とともにそんなミニサイズ化を決断する。だが、無事に施術が終わりミニ人間となって目覚めてみるとそこに妻の姿はなく…。文字通り小人サイズとなってしまった人々が巻き起こす様々なドラマを軽妙に描いたヒューマン・コメディ。前半、ミニサイズとなってしまった人々が直面するであろう様々な問題をあくまで科学的経済的な視点でリアルに描いた部分は、全体的にクスリとさせられるユーモアもあってなかなか面白かったですね。全身の毛を抜いたり、歯を抜いたりしてようやく小さくなった人々を大きいままの人間がスコップみたいなものですくっていくとこなんて思わず笑っちゃいました。そして、髪の毛全そり眉毛が片方だけしかない妻からの電話で彼女の裏切りを知った主人公の半狂乱ぶりなんて凄く面白かったです。このまま「ミニサイズになった夫とでかいままの妻の痴話げんか」とか、なかなか面白そうな展開になりそうじゃん!とワクワクしながら観ていたのですが、本作の残念なのはここから大幅に迷走しちゃうところ。こんなに面白そうな素材なのに、どうしてこんな展開にしちゃったんでしょう。正直、ベトナム人女性とのラブロマンスやカルトと化したノルウェー人のコロニーでの話なんて興味ないですって!『アントマン』みたいなハチャメチャな展開にしろとまでは言わないですけどさ、このミニサイズ人間という設定をもっとこう活かせなかったんでしょうか。ミニ夫とデカ妻の泥沼離婚裁判劇とかにしてくれたら絶対面白くなったはずなのに、後半の展開があまりにも勿体ない。あと、全体的に長すぎ!さすがのこのお話で二時間越えは途中でダレます。うーん、前半がすこぶる良かっただけに残念! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2019-08-13 23:30:39) 13.前半はなかなか面白かったんです、テイクアウトの食事を買って帰る相手がいつの間にか母親から奥さんに変わってたり、さりげなく笑えるところが所々あったり、どういう展開でどんなラストなのかもちょっと予想がつかないという面白さがあったんですが、ノルウェーに行く前後から途端につまらなくなってしまいました。 あのコロニー、なんだかヒッピーのコミューンみたいだし。ちょっと考えの偏った人たちという感じで興味が薄れてしまいました。 まあ、風刺コメディなんだろうとは思うんですけど、これだっていうようなメッセージが感じられなくてラストも締まらなかったです。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-05-14 18:20:24) 12.小さくなった人間が従来通りの住環境で暮らしているところの違和感が最後までついてまわりました。物語は途中から迷走して結局何が言いたいのか分からない尻すぼみな作品。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 5点(2019-02-18 00:13:12) 11.主人公は10年の間、テイクアウトの食事を食べさせる相手が母親から妻に変わっただけという生活から抜け出したかったのではないか。もし自分にそのチャンスがあれば変わる決意はできただろうか。また、新しい世界で人を助けることをするだろうか。。。いつか滅亡するであろう(明日か、来年か、10億年後か・・・)に杞憂し行動すべきか・・・いろいろ詰め込みすぎているのか、忙しかったです。ホン・チャウ(タイ出身女優)が存在感をだしていた。クリステン・ウィグがコメディを捨てている。吹き替え版を見たことを後悔。など。。。 【HRM36】さん [インターネット(吹替)] 6点(2019-01-13 12:03:34) 10.《ネタバレ》 前半はとてもよく考えられたSFです。税金や選挙権などの人権、そして経済に与える影響など、ミニサイズの人類が登場したらどういう問題が起きるかということを、社会科学的な視点で見せようとする意図の脚本です。その代わりダウンサイズのテクノロジー面の描写はけっこう雑で、注射を打たれてから縮小されるまでのあっけなさには思わず笑っちゃいました。疑問なのはミクロ社会の建物や車などの人工物で、あくまで生体の細胞を縮小するテクノロジーだからモノには通用しないはず(ミニサイズの馬がいるのは納得できます)、じゃあ彼らはそれらのモノをコミュニティ内で製造したことになるけど、そんなことできるわけないでしょう。とすると、あの建造物などは通常サイズの世界で作られて持ち込まれたものじゃないとおかしいということになりますが、車や携帯電話をあのサイズで製造するのは無理でしょう。つまり論理的にはこの映画のプロットは破綻しているわけですが、このお話しのキモは全人類がダウンサイズするわけではなく、ミクロサイズと通常サイズの二種類の人類というか社会が併存する世界であることでしょう。つまりダウンサイズ人間社会は通常サイズの人類なしでは存在することができず、一種の棄民された人類とも言えます。 この映画が迷走し始めるのはノルウェーに舞台を移す後半です。あの地下に潜る選択をする人々は、私にはカルト集団としか思えません。この人たちを揶揄するわけでなく、最後まで善意に満ちた集団として描いているので違和感が半端ないです。マット・デイモンは全編を通して「人生流されて生きてきました」という感じのジェイソン・ボーンとは対極のキャラでしたが、まあ最後の決断は良しとしておきましょう。 余談ですがホン・チャウが演じた元政治犯を刑罰としてダウンサイズした国家はベトナムということになっていますが、なんか違和感があります。たしかにベトナムも今でも共産党独裁国家ですが、ここはやはり中国としたほうがしっくりきませんか。ひょっとして脚本段階では中国だったのかなと邪推したりしますが、これもまたハリウッドを毒しているチャイナ・リスクなのかもしれません。これはあくまで私の勘で、根拠はないですけどね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-01-03 20:50:30)(良:1票) (笑:1票) 9.《ネタバレ》 思っていた内容と違っていましたがそれなりに楽しめました。 以下、私のことごとく外されたストーリー予想を…。夫婦二人で新たな世界でのコメディ?。新しい伴侶を探すラブストーリー?。大富豪との駆け引きもの?。テロリストを巻き込んでのバトルもの?。サークルの外が外部に侵入されてのミクロキッズ展開?。ハルマゲドンもの? で、何が言いたかったのかよく分かりませんでしたが、小さい人になると日常的にはこんな風になるよ?的な話だったのでしょうか? 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-03 20:46:01) 8.《ネタバレ》 不思議な映画である。何を伝えたかったのかを考えてみた。 タダ単に小さくなることをやろうとしたのであろうか?そうではないだろう。確かに人口問題など、世界を滅ぼしかねない事象はある。あのアベンジャーズのサノスは、強制的に人口を半分にする方法を選んだ。ここでは、小さな人間になることで解決しようとしている。ただし、虫やカエルなど、恐ろしいものが山ほどいる。しかし、ここでは登場しない。つまり、小さくなることにそれほど固執していないのだ。 それでは、何を? 最後に主人公が、迷って、迷って、結局戻ってきた場面を思い出す。これは、先を考えたってしょうがないのだから、今を精一杯生きることが重要ではないかというメッセージのように思えた。 トランプ大統領は、地球温暖化はないといい、中国はいまさら覇権を拡大しようとしている。ロシアは昔の様を見せ、日本の首相は明治時代に戻そうと画策している。地球は、いや、人間は滅びるかもしれないのに、のんきなものである。しかし、今を精一杯生きるしかないのではないかというメッセージに思える。 この意見には、私は賛成しない。私達の義務は、300年後の世界を描き、後世の人々に残してあげることだと思うからだ。 【matan】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-09-24 07:20:02) 7.《ネタバレ》 見る前の予想→○ダウンサイズした事によって物価やコストもダウンし、豪邸に住んで優雅な暮らし○新しい世界で繰り広げられる大冒険○何か危機が巻き起こっても基本は「ジェイソン・ボーン」だから余裕 実際は→●豪邸に住めるが、実は戸建てではなく、上の階の住人と騒音トラブル。やっぱり格差はある●大冒険も何もパートナーの裏切りにより出鼻をくじかれており、初っ端から後悔しかないテンションの低い主人公●ボーンの見る影も無い、腹の出たただのオッサンになっていた為、出来ることは少ない と、まあ予想は裏切られたけど、そこそこは楽しめたかな。後半、小人達だけの世界で展開される為、せっかく小さいという利点を活かせていないように思う。やはり普通のサイズの世界と対比させてこそ面白くなると思うので。 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-09-10 17:41:24) 6.《ネタバレ》 人類の持続可能性のために、人間そのものを小型化していくと言う斬新なアイデア。 そして小さい世界であれば、自分も貴族のような生活が送れるという。 最初の方は結構コメディ要素が強くて、ケラケラ笑いながら観てました。 特に、全身の毛を剃って全裸になって台の上で小さくされて丁寧に回収されていくシーンは すごくシュールで爆笑しちゃいました。ところが後半になると、ベトナム女性が登場してきて、 なんだかヘビーな展開になっていくわけですね。 湖や集落、巨大なタンポポやトンボ、、、美しい風景が印象深かった。 そしてラストのトンネル、、、。 エンタメ作品だけど、なんだか考えさせるところもあって深く記憶に残る一本でした。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-08-21 00:36:40)(良:1票) ★5.《ネタバレ》 小さくなった世界の小さいなりのワクワクドキドキを楽しめるのかと思っていたら、そんなでもなく、普通サイズの時と大差のない描写ばかりで、正直言って肩透かしだった。地球がもうすぐ滅びるかも知れないから地下シェルターに逃げるという展開も、別に小さくなくったっていいわけで、例えそれが燃料や食糧問題が絡んでいたとしても、あ~そうだね程度にしか感じられない。結局この作品て、小さくなった主人公が奥さんに逃げられた心の隙間を埋めつつ、本来の自分を見つめ直す、という人生再スタート物語なわけで、SF的要素なんてほぼ不必要。体は小さくなっても心は寛大でありたい。それが言いたいんでしょう。だからあえてヒロインも、めちゃくちゃ魅力的な感じにしなかったのかも。見た目じゃない中身なんだと。でもね、そういった作品の趣旨を読み取れたとしてもこの作品に対してな~んの魅力も感じなかったし、感情移入もできなかった。主人公の心の葛藤がこっちまで今一つ伝わってこなかった。そこら辺が残念でした。 【Dream kerokero】さん [DVD(字幕)] 3点(2018-08-06 21:41:20)(良:1票) 4.《ネタバレ》 コメディかと思って観たら違いました。小さくなって恩恵を受けるのは大きい人がいるからで、みんな小さくなったら現状と同じですよね? というシンプルな疑問も。ともあれテーマは面白いがそれを最後まで生かせなかった感じでしょうか。 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-07-23 16:50:01) 3.《ネタバレ》 人間を縮小するというキテレツな設定ゆえに、配給会社は「おバカ・コメディ」を装って 宣伝してましたが、ぜんぜん違います。 そもそもアリエッティのスペクタクルを期待してはいけない。ビジュアル的な面白さを狙ってる作品ではないという事を、使用上(鑑賞上)の注意として明記したい。ピンポーン! 構造としてはビルドゥングスロマン(教養小説)的に見えるのですよね。時代の流れとともに産業構造、経済状況、人口動態、価値観、ライフスタイル・・・等々、モロモロの変化によって都市部の人間たちは青少年期がぐぐーっと延びて、いつまでも「成熟しない」万年青年が増えたんだろうと。だからイイ年して自分を見失っちゃう“ミッドライフ・クライシス”なんてことに陥る。だから、中年のおじさんが主人公の「成長物語」(教養小説)が成立する。 フツーの男が、なんとなく鬱々として、悩んで、悪あがきして、そんな中で、「自分の強みを生かしながら、今の自分のままで生きていけばいいよね」ってちょこっとブレイクスルーを果たす。・・・まぁ、アメリカ人にはウケないだろうな(笑)。 クリストフ・ヴァルツがフランス人をやってるってのも可笑しくて堪らない。ずっとフランス語なまりの英語しゃべってる。小人になって荒稼ぎしてるC・ヴァルツが「ここ(ミニサイズの社会)は西部開拓時代だよ」って言うのも面白い。従来の世界では、すでに搾取できる「辺境」が無くなってしまったが、小人の世界は新たなる辺境(ニューフロンティア)を出現させたと言う事か。 主人公は、このフランス人と仲良くしつつも、偶然出会ったベトナム人女性を通して、社会の底辺で生きる人々のことも知る。桃源郷のように謳われてたミニの世界でも格差社会は厳然として存在していたのだ。やがて、彼女が身を投じている社会奉仕活動を手伝うようになった主人公は、また、更なる旅と出会いによって自己変革を遂げていく。 うーむ、こうやってプロットを書いていくとホントに生真面目なハナシだねー(笑)。この辛気臭いナイーヴさは万人ウケしないでしょうなぁ。とほほ。 最後のトンネルなんて、すごくイイんですけどね。「未知との遭遇」(1977)のラストに近い感慨が。 【ポッシュ】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-07-09 19:57:08) 2.《ネタバレ》 「ウルトラQ」の「1/8計画」が元になったコメディ映画かと思っていたのですが、一足先に試写を見ていた知り合いから「コメディじゃないよ」と言われての鑑賞。 「1/8計画」を入り口に「渚にて」になっちゃうの?と思わせながら、そこそこジーンとくるラストにたどり着きます。 ローラ・ダーンの存在感を消した出演と、海賊のようなヒロインの義足、そして頭髪を剃ったマット・ディモンが正に「1/8計画」なのが見どころの怪作ですが、芸達者な俳優たちの共演で見ごたえのあるSF映画でした。 【こんさん99】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-03-08 01:59:24) 1.《ネタバレ》 ○途中まではダウンサイズした世界での暮らしに想像をめぐらせたが、中盤以降話がどこへ向かうのかある意味先が読めない展開に。○終盤には無理矢理話を大きくしているが、もはや話が迷子状態。序盤にダウンサイズした意味はどこへやら。○ポールがオードリーに裏切られるシーンがこの映画のハイライト。○ホン・チャウも存在感あり、ポールとのやり取りも少しはニヤリとさせてくれた。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 3点(2018-03-05 00:41:14)
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