みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 SFコメディ・ファンタジー。裏の世界でおばけを図鑑に収めて仲間にしちゃう。まるで「ポケモンゲットだぜぃ」やな。4人のお子様と新垣結衣センセ。入手したおばけの能力も使いながら笑いあり、涙ありの大冒険。最後のジズリ戦で見せた身代わりの術、まるで忍者やな。CG技術を駆使したSF映像とよくまとめられたストーリーは山崎貴監督の真骨頂。良作。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 7点(2024-02-25 23:41:03) ★4.《ネタバレ》 たしかに子供向け映画ではあるけれど、それでも大人でも十分に楽しめるクオリティ。CGやセットも手抜きがない! 色んなオバケを捕まえて、それを1回だけ契約して頼み事を引き受けさせるアイデがちゃんと活かされていたのが良かった。特に感心したのは、身代わりオバケの使い方。てかあそこで使われるまですっかりその存在のこと、忘れてたけど。 山崎貴監督のデビュー作「ジュブナイル」を思い出させてくれるような、原点回帰的作品のようにも思えた。ラストを見るとシリーズ化もありそうで楽しみが増えました。 主題歌...星野源さんって...(´∀`*) 観て良かったです。 【Dream kerokero】さん [インターネット(邦画)] 6点(2023-12-28 18:57:35) 3.《ネタバレ》 小学生に人気の児童書を映画化した山崎貴監督の映画。山崎監督は現在ではすっかり泣かせ映画の巨匠みたいになっているが、本作は紛れもない夏休みの子供向け映画になっていて安心して見ていられるし、山崎監督のデビュー作が同じく子供たちの冒険を描いた「ジュブナイル」であったこともあり、原点回帰の映画ともいえ、本来はこういう作品にこそ手腕を発揮する監督なのではと思えてくる。(本作でも「ジュブナイル」で主役を演じていた遠藤雄弥と鈴木杏が主人公の両親を演じていたり、主人公の家にテトラが置いてあったりして山崎監督の「ジュブナイル」への思い入れを感じられる。久しぶりにまた見たいなぁ。)主人公たち三人と新しく赴任してきた新米の代用教員(新垣結衣)が迷い込んだ異世界でクラスメイトの少女と出会う展開は「学校の怪談」の岡本綾を思い出してなんとなく結末が読めてしまうものの、その予想を外してくれたのは嬉しかった。図鑑の試練で主人公たちがおばけたちを図鑑に集めていくのはこの年になって見ると微笑ましくもあり、どこか懐かしさも感じることができた。最後のおばけであるジズリが最強というのも王道的で、最後はしっかり盛り上げていて本当に子供を飽きさせないつくりになっているのが良い。図鑑坊のキャラも可愛らしいが、この図鑑坊がカレーを食べるシーン(このカレーがおいしそう。)はやっぱり三丁目の夕日を意識してるんだろうなぁ。それにしても本作を見ると山崎監督が三丁目の夕日で変に評価されてしまったのは果たして良かったのかなとも思え、「ジュブナイル」、「リターナー」の後に同じ路線でもう一本やっていたら、映画監督として今とは違う道もあったのではと感じてしまう。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2023-12-07 23:55:59) 2.サニーマックレンドン以外にも教室にはハーフっぽい子がいましたね、こういう特に題材上必要でない場合でも多人種的なキャスティングはこれからどんどん増えていくでしょうしそうあるべきですね。学校の怪談の現代版…と思わせて作品の雰囲気が一番近いのは平成モスラかもしれませんねー。内容は子供向けなんですがその辺りに映画の原体験がある方はすごく楽しめるのではないでしょうか。山崎貴監督は昭和ノスタルジー作品はずっと作ってきたのですが、この頃の懐かしさを感じさせる作品も作れたんだなと感心しました。まあデビュー作がジュブナイルですからね、ようやく初心に帰れたとも言えます。山崎貴監督はこういう作品ばっかり作っていれば誰も不幸にならずに済んだのに、こういう作品ばかり作り続けられないのが不幸な時代ですね。確かに陳腐で新鮮味のない描写だなーと思うところもありますが、劇中に出てきたカレーや麦茶が美味しそうだったり、ところどころでクスリと笑えたり終盤盛り上がるところで盛り上がってちょっと切ない感じで終わる、映画ってのはそれで十分なんです。残念ながらこの映画はあまりヒットしなかったみたいですが、去年劇場で小さなお子さんがお母さんにこの映画のグッズを買ってもらう場面を見かけました。届くべき人に届いたならそれでいいんだと思います。 【Сакурай Тосио】さん [DVD(邦画)] 7点(2023-08-12 18:38:56)(良:1票) 1.《ネタバレ》 ラストのガッキーの涙、アレって2006年に製作されたタイムリープもの、2013年に製作されたラブファンタジー、2本の邦画と全く同じシチュエーションなのよね(各作品のネタバレになるのでタイトル伏せるわ)。三番煎じ。そういうとこだぞ山崎貴監督。安易にアレ好きコレ好きって反映させ過ぎなのよ。いっつも他人の借り物ってカンジが強いわ。この人、オリジナリティで勝負!ってあんまり無いわよね。 とは言え『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』で一切信用できなくなった山崎貴監督作品だけど褒められるモノは褒めるわ。勿論お金払わず貯まったポイントで見たけど。 『学校の怪談』を期待しちゃうとかなり違うかしらね。感覚としては『地獄堂霊界通信』に『くちびるに歌を』と『妖怪大戦争』(2005年版)混ぜたようなカンジかしらねぇ。『地獄堂霊界通信』、見た人ほとんどいないと思うケド。 映画は雑な作り。映画の中に存在してるハズの作品世界のルール、法則、それをちゃんと説明できてなくて、わざわざ神木くんがゴーストブックについて説明し損なう描写を入れてるのだけど、そういう問題でなく冒頭から延々と動機も目的も世界の成り立ち、カタチも語られないために前半はひたすらに空回りした混乱劇が続く状態で。 子供たちのキャラは良いけれどセリフは聴き取りづらいし演技のタイミングがぎこちないのよね。異世界に気付くのやたら遅いかと思うと馴染むのやたら早いわ。 登場するゴーストもなんだか一貫性、統一感に欠けてて古典的なモノやらオリジナルなモノやらモンスター系やらバラバラ。毎度のCGっぷりもまあ相変わらず。 ただ、それでも子供向け実写邦画として良い在り様を示していると思うの。夢と冒険、わくわくハラハラ、そしてほのかな恋。そういうのはアニメに任せておけばいいってモンじゃないでしょ? アニメは超人、天才の物語ばかりだし(それはマンガの実写化にも及んじゃってるけど)。等身大の子供の物語って必要だし、これはそこをちゃんと押さえてると思うわ。個性的な普通の子供たちが織り成す子供の世界、そこに大人のガッキーが良いアクセントになって絡んで。ガッキーはホントに魅力的ね。コミカルっていうかそこまでやっちゃう?みたいな状態だったりするケド。 なんだかんだと楽しい映画になってるので夏休みのお子様たちと親御さんにお薦めね。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 6点(2022-07-24 19:00:42)(良:1票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS